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17話 愚か
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私たち3人は家の下敷きになりかなりのダメージを背負った。
だが、ガイラスとの勝負が始まってしまった。
どうすれば勝てるのか?
まったく、愚かなこと極まりない。
「ライズ、ドラ、すまない。あの時にテレポートを使っていれば...... 」
「なんだ、お前たちまだ、知らないのか。レインの前でテレポートは使えない」
ガイラスやレインの前でテレポートが使えない。
そんなおかしな話があるのか?
「な、なぜだ? 」
「はっはっはっはあ」
ガイラスは大声で笑い始めたがレインがテレポートを使えない理由を答え出す。
多分、呆れたのだろう。
「使ったところで我々が君たちをすぐに見つけられる。だから、使っても何も変わらないよ 」
そうだったのか。
確かに使うだけMPの無駄だな。
「ライズ、ドラ、出来る限りのことをして、抗おう」
「レインよ、楽しみだな」
早速、崩壊した家から抜け出した私達。
いよいよ、戦闘態勢に入る。
ガイラスは大剣を地面に刺し、余裕をかもしだしている。
「ほら、どこからでも、かかってきな! 」
ます、アリオンはロングソードを何もなかった空間から出す。
そのロングソードは黒いが所々に赤いオーラが出ている。
そして、ライズだが空間から10センチほどの金属を出し、魔力で剣を作り出した。
「ほう、魔力剣か。常に魔力を注入しなければならないが大丈夫なのか? 」
「えぇ、もちろんですよ」
やけに強気なライズ。
また、ガイラスも相変わらずの強者の余裕だ。
魔力剣、見た目は金色をしている。
「さぁ、次はドラだよ」
「はい! 」
私は腰回りに携えた鞘からロングソードを出す。
「ふざけてるのか?そんな鉄の塊で勝てると思ってるのか?笑わせてくれるじゃねぇか」
だが、これはただの鉄のロングソードではなく。
スキルによってロングソードそのもののステータスをMAXまで上げた。
それだけではない。
鍛治スキルによってロングソードに魔力をありったけにつめたうえに攻撃を無力化にする素材も鍛治スキルで加えた。
これは、誰にも知られたくなかったから、言わなかった。
「そうね。じゃあ、戦ってみる? 」
「なら、行かせてもらうぞ! 」
ガイラスは地面に刺さった大剣を抜き手に持ち、こちらに斬りかかる。
私もロングソードを構え、攻撃をしにガイラスの方へ向かう。
「ダメだドラ。危ない! 」
アリオンの言葉を無視し、突き進む。
そして、大剣とロングソードがぶつかる。
「どーーーーーーーーーーん!! 」
かなり激しい音を立てて煙が立つ。
私は何もなっていないが、ガイラスは大剣を持っていた両腕が吹き飛んでいた。
「ウァーーーーーーン」
ガイラスがあまりの痛さに叫ぶ。
血が広範囲に飛び散っている。
また、体からも流れていて悲惨だ。
「ガイラスよ、なぜだ? 」
レインの表情が悪くなる。
それもそう。
ただの鉄で作られたロングソードが大剣に斬られずにガイラスの腕だけが吹っ飛んだことがあまりに衝撃的だからだろう。
「ガイラス! あたしが治癒します。耐えてください」
「すまないな、サラよ」
サラはガイラスの側近の女性だ。
サラはガイラスの怪我を治癒するが中々治らない。
これは私達にかなり有利だ。
だが、ガイラスとの勝負が始まってしまった。
どうすれば勝てるのか?
まったく、愚かなこと極まりない。
「ライズ、ドラ、すまない。あの時にテレポートを使っていれば...... 」
「なんだ、お前たちまだ、知らないのか。レインの前でテレポートは使えない」
ガイラスやレインの前でテレポートが使えない。
そんなおかしな話があるのか?
「な、なぜだ? 」
「はっはっはっはあ」
ガイラスは大声で笑い始めたがレインがテレポートを使えない理由を答え出す。
多分、呆れたのだろう。
「使ったところで我々が君たちをすぐに見つけられる。だから、使っても何も変わらないよ 」
そうだったのか。
確かに使うだけMPの無駄だな。
「ライズ、ドラ、出来る限りのことをして、抗おう」
「レインよ、楽しみだな」
早速、崩壊した家から抜け出した私達。
いよいよ、戦闘態勢に入る。
ガイラスは大剣を地面に刺し、余裕をかもしだしている。
「ほら、どこからでも、かかってきな! 」
ます、アリオンはロングソードを何もなかった空間から出す。
そのロングソードは黒いが所々に赤いオーラが出ている。
そして、ライズだが空間から10センチほどの金属を出し、魔力で剣を作り出した。
「ほう、魔力剣か。常に魔力を注入しなければならないが大丈夫なのか? 」
「えぇ、もちろんですよ」
やけに強気なライズ。
また、ガイラスも相変わらずの強者の余裕だ。
魔力剣、見た目は金色をしている。
「さぁ、次はドラだよ」
「はい! 」
私は腰回りに携えた鞘からロングソードを出す。
「ふざけてるのか?そんな鉄の塊で勝てると思ってるのか?笑わせてくれるじゃねぇか」
だが、これはただの鉄のロングソードではなく。
スキルによってロングソードそのもののステータスをMAXまで上げた。
それだけではない。
鍛治スキルによってロングソードに魔力をありったけにつめたうえに攻撃を無力化にする素材も鍛治スキルで加えた。
これは、誰にも知られたくなかったから、言わなかった。
「そうね。じゃあ、戦ってみる? 」
「なら、行かせてもらうぞ! 」
ガイラスは地面に刺さった大剣を抜き手に持ち、こちらに斬りかかる。
私もロングソードを構え、攻撃をしにガイラスの方へ向かう。
「ダメだドラ。危ない! 」
アリオンの言葉を無視し、突き進む。
そして、大剣とロングソードがぶつかる。
「どーーーーーーーーーーん!! 」
かなり激しい音を立てて煙が立つ。
私は何もなっていないが、ガイラスは大剣を持っていた両腕が吹き飛んでいた。
「ウァーーーーーーン」
ガイラスがあまりの痛さに叫ぶ。
血が広範囲に飛び散っている。
また、体からも流れていて悲惨だ。
「ガイラスよ、なぜだ? 」
レインの表情が悪くなる。
それもそう。
ただの鉄で作られたロングソードが大剣に斬られずにガイラスの腕だけが吹っ飛んだことがあまりに衝撃的だからだろう。
「ガイラス! あたしが治癒します。耐えてください」
「すまないな、サラよ」
サラはガイラスの側近の女性だ。
サラはガイラスの怪我を治癒するが中々治らない。
これは私達にかなり有利だ。
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