11 / 27
11※
しおりを挟む
痛い。くすぐったい。気持ちが良い。痛くない。もどかしい。
寝室に冷房の風が流れる。清慈の興奮した声と修一のくぐもった声が、室内に浮遊する。次第に言葉は激しくなり、四方の壁にぶつかっては霧散する。
「君は美しい、どこもかしこもきれいで……」
仰向けに寝かされた修一の腹に、清慈の濡れたままの髪が這う。水滴は蒸発した。
「以前から想像していたんだ、修一の肌はどんな触り心地なのか、どれ程になまめかしいのかと夢想したよ、はぁ……修一が小さい頃は体を見ないようにしてきた、俺は修一相手だと簡単に勃起するからね、怖がられないよう、欲情していると気が付かれないようにしたんだ」
清慈は過去の努力に感極まったのか、修一の露わになった体に恐る恐る手を伸ばした。手のひらで触れ、鼻で嗅ぎ、舌で味わう。壊れ物を扱う手つきだ。慎重な目つきの清慈によって、修一の全身はくまなく品評される。
実験台に上がった気分だ。
天井からつり下がったスズラン型のライトが、修一の体を慎ましやかに浮かび上がらせていた。修一は自分だけがモルモットでは面白くないから、清慈の様子を監視して気を楽にした。
清慈の小麦色の肌は薄い筋肉で覆われており、肩まである黒髪と合わさるとアンバランスだ。本来の肌はピンクがかかった健康的な白さだ。そう言えば、夏はいつもそうだった。清慈は修一に関して事細かく指示してくるのに、いざ自分の生活となると案外無頓着な面を見せた。日焼け止めを塗るのが面倒だとぼやいていたし、その長い髪も伸ばしっぱなしなだけだろう。
思い出の中の清慈はどこか儚げで、目の前で修一の太ももの裏を舐める男とは似ても似つかない。
顔を上げた清慈は笑っていた。口周りを唾液で汚しているのに、絵画のように静かな笑顔だった。
「変わらない、ああ、肌が瑞々しくて発光しているな、しっとりして毛穴も開いていない、弾力もある、二の腕と胸、下腹部、太もも、足の裏までやわらかい……くすぐったいのか、かわいいな」
清慈は片手でたやすく修一の体を押さえた。
「そうやって体をひねると骨が浮かび上がるのか、足は細くて真っ直ぐだ、足を組んだりサイズの違う靴を履かなかったんだ、偉いよ、体毛の薄さは相変わらずだ、陰毛も薄くて細い、今度きれいに剃ってあげる、怖がらないで、修一を傷つけたりしないから、たとえ俺でも君に傷を作るような真似をしたら許さない……でも、この薄い肉と細い骨を揉みくちゃにしたらどうなるのかな」
清慈の手が全身を這いずり回る。修一の頭蓋骨の丸みを、低い喉仏と平らな鎖骨、あばら骨、肩甲骨と骨格に手を這わす。清慈の興味は修一の肉体に注がれる。
「こんなに美しいのに、よく俺以外に捕まらなかったね」
捕まったら良かったみたいな口ぶりが気に入らない。
「清慈がそうしたんじゃないか、清慈以外に興味を持ったら不潔だと」
そんな会話をした。それは修一に言い聞かすように。
清慈の切れ長の目がすうっと細められた。
「覚えていてくれたのか」
「もちろんだよ、でも捕まった方がいいなら、どこかで清慈以外を選べば良かったのかな」
売り言葉に買い言葉みたいで好きではないけれど、つい口が出ていた。言ってしまって気付いた。中途半端に遠慮する清慈に苛立ちを募らせていたことに。
それを見抜いたかのように清慈がまた小さく笑った。
「修一が選ぶことだ、俺が指図することではない」
一方的に支配しておいて、決断は修一に任せる。その弱さが逃げに思えた。
「そんなの卑怯だ」
「そうだよ、俺はね、自分から修一を閉じ込めない、修一自ら俺の元に落ちてくるのを待つような卑怯者だ、でも手に入ったら修一が逃げようとしてもその足をつかんで引きずり落とす」
暖色系のぼんやりとした光に照らされた清慈の顔が悲痛に歪む。
清慈が嘘を吐いていると知り、訳も分からず叫び出したくなった。この人は修一に逃げ場を用意してくれている。それが卑怯なのに、人一倍臆病に見えて、同時にその優しさに感謝したくなった。
「そこは快適なあり地獄なんだろうね」
「ああ、そうだよ」
清慈は神妙な顔をさせて、修一の二の腕の柔らかい肉を口で食み、舌でそっとなぞった。
「人を愛するということは、その人の奇跡に気が付くことだ、この世に大勢の人間がいるけれど、誰も虫眼鏡を使ってまで一人ずつを観察しない。その人が生きているだけですごいことなのに……だから、愛する人がいたらその人の毛穴の数まで数えるくらいの心配りを持たなければ、人と通じ合うなんて不可能なんだ」
わきの下に鼻を押し付けながら言う台詞ではない。偏執的に愛を向けてくる人と哲学者は紙一重なのだろうか。
「清慈らしいね」
そんなに気を詰めていたら清慈はいつか疲れてしまう。修一は清慈にそこまで愛されるのならうれしいし、清慈の神経質な性格を熟知しているつもりだから驚かないけれど。
「全部、修一を怖がらせないための建て前だけれどね」
修一は発作的に目元を隠した。これから楽しい時間なのに、しみったれた涙は流したくない。
寝室に冷房の風が流れる。清慈の興奮した声と修一のくぐもった声が、室内に浮遊する。次第に言葉は激しくなり、四方の壁にぶつかっては霧散する。
「君は美しい、どこもかしこもきれいで……」
仰向けに寝かされた修一の腹に、清慈の濡れたままの髪が這う。水滴は蒸発した。
「以前から想像していたんだ、修一の肌はどんな触り心地なのか、どれ程になまめかしいのかと夢想したよ、はぁ……修一が小さい頃は体を見ないようにしてきた、俺は修一相手だと簡単に勃起するからね、怖がられないよう、欲情していると気が付かれないようにしたんだ」
清慈は過去の努力に感極まったのか、修一の露わになった体に恐る恐る手を伸ばした。手のひらで触れ、鼻で嗅ぎ、舌で味わう。壊れ物を扱う手つきだ。慎重な目つきの清慈によって、修一の全身はくまなく品評される。
実験台に上がった気分だ。
天井からつり下がったスズラン型のライトが、修一の体を慎ましやかに浮かび上がらせていた。修一は自分だけがモルモットでは面白くないから、清慈の様子を監視して気を楽にした。
清慈の小麦色の肌は薄い筋肉で覆われており、肩まである黒髪と合わさるとアンバランスだ。本来の肌はピンクがかかった健康的な白さだ。そう言えば、夏はいつもそうだった。清慈は修一に関して事細かく指示してくるのに、いざ自分の生活となると案外無頓着な面を見せた。日焼け止めを塗るのが面倒だとぼやいていたし、その長い髪も伸ばしっぱなしなだけだろう。
思い出の中の清慈はどこか儚げで、目の前で修一の太ももの裏を舐める男とは似ても似つかない。
顔を上げた清慈は笑っていた。口周りを唾液で汚しているのに、絵画のように静かな笑顔だった。
「変わらない、ああ、肌が瑞々しくて発光しているな、しっとりして毛穴も開いていない、弾力もある、二の腕と胸、下腹部、太もも、足の裏までやわらかい……くすぐったいのか、かわいいな」
清慈は片手でたやすく修一の体を押さえた。
「そうやって体をひねると骨が浮かび上がるのか、足は細くて真っ直ぐだ、足を組んだりサイズの違う靴を履かなかったんだ、偉いよ、体毛の薄さは相変わらずだ、陰毛も薄くて細い、今度きれいに剃ってあげる、怖がらないで、修一を傷つけたりしないから、たとえ俺でも君に傷を作るような真似をしたら許さない……でも、この薄い肉と細い骨を揉みくちゃにしたらどうなるのかな」
清慈の手が全身を這いずり回る。修一の頭蓋骨の丸みを、低い喉仏と平らな鎖骨、あばら骨、肩甲骨と骨格に手を這わす。清慈の興味は修一の肉体に注がれる。
「こんなに美しいのに、よく俺以外に捕まらなかったね」
捕まったら良かったみたいな口ぶりが気に入らない。
「清慈がそうしたんじゃないか、清慈以外に興味を持ったら不潔だと」
そんな会話をした。それは修一に言い聞かすように。
清慈の切れ長の目がすうっと細められた。
「覚えていてくれたのか」
「もちろんだよ、でも捕まった方がいいなら、どこかで清慈以外を選べば良かったのかな」
売り言葉に買い言葉みたいで好きではないけれど、つい口が出ていた。言ってしまって気付いた。中途半端に遠慮する清慈に苛立ちを募らせていたことに。
それを見抜いたかのように清慈がまた小さく笑った。
「修一が選ぶことだ、俺が指図することではない」
一方的に支配しておいて、決断は修一に任せる。その弱さが逃げに思えた。
「そんなの卑怯だ」
「そうだよ、俺はね、自分から修一を閉じ込めない、修一自ら俺の元に落ちてくるのを待つような卑怯者だ、でも手に入ったら修一が逃げようとしてもその足をつかんで引きずり落とす」
暖色系のぼんやりとした光に照らされた清慈の顔が悲痛に歪む。
清慈が嘘を吐いていると知り、訳も分からず叫び出したくなった。この人は修一に逃げ場を用意してくれている。それが卑怯なのに、人一倍臆病に見えて、同時にその優しさに感謝したくなった。
「そこは快適なあり地獄なんだろうね」
「ああ、そうだよ」
清慈は神妙な顔をさせて、修一の二の腕の柔らかい肉を口で食み、舌でそっとなぞった。
「人を愛するということは、その人の奇跡に気が付くことだ、この世に大勢の人間がいるけれど、誰も虫眼鏡を使ってまで一人ずつを観察しない。その人が生きているだけですごいことなのに……だから、愛する人がいたらその人の毛穴の数まで数えるくらいの心配りを持たなければ、人と通じ合うなんて不可能なんだ」
わきの下に鼻を押し付けながら言う台詞ではない。偏執的に愛を向けてくる人と哲学者は紙一重なのだろうか。
「清慈らしいね」
そんなに気を詰めていたら清慈はいつか疲れてしまう。修一は清慈にそこまで愛されるのならうれしいし、清慈の神経質な性格を熟知しているつもりだから驚かないけれど。
「全部、修一を怖がらせないための建て前だけれどね」
修一は発作的に目元を隠した。これから楽しい時間なのに、しみったれた涙は流したくない。
1
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学で逃げ出して後悔したのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞に応募しましたので、見て頂けると嬉しいです!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
転移先で辺境伯の跡継ぎとなる予定の第四王子様に愛される
Hazuki
BL
五歳で父親が無くなり、七歳の時新しい父親が出来た。
中1の雨の日熱を出した。
義父は大工なので雨の日はほぼ休み、パートに行く母の代わりに俺の看病をしてくれた。
それだけなら良かったのだが、義父は俺を犯した、何日も。
晴れた日にやっと解放された俺は散歩に出掛けた。
連日の性交で身体は疲れていたようで道を渡っているときにふらつき、車に轢かれて、、、。
目覚めたら豪華な部屋!?
異世界転移して森に倒れていた俺を助けてくれた次期辺境伯の第四王子に愛される、そんな話、にする予定。
⚠️最初から義父に犯されます。
嫌な方はお戻りくださいませ。
久しぶりに書きました。
続きはぼちぼち書いていきます。
不定期更新で、すみません。
【bl】砕かれた誇り
perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。
「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」
「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」
「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」
彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。
「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」
「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」
---
いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。
私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、
一部に翻訳ソフトを使用しています。
もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。
【完結】番になれなくても
加賀ユカリ
BL
アルファに溺愛されるベータの話。
新木貴斗と天橋和樹は中学時代からの友人である。高校生となりアルファである貴斗とベータである和樹は、それぞれ別のクラスになったが、交流は続いていた。
和樹はこれまで貴斗から何度も告白されてきたが、その度に「自分はふさわしくない」と断ってきた。それでも貴斗からのアプローチは止まらなかった。
和樹が自分の気持ちに向き合おうとした時、二人の前に貴斗の運命の番が現れた──
新木貴斗(あらき たかと):アルファ。高校2年
天橋和樹(あまはし かずき):ベータ。高校2年
・オメガバースの独自設定があります
・ビッチング(ベータ→オメガ)はありません
・最終話まで執筆済みです(全12話)
・19時更新
※なろう、カクヨムにも掲載しています。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる