25 / 34
第2章「伝説の剣の行方」
情報収集へ
しおりを挟む
俺はウィルに何事もなく右腕を再生してもらい、色々と考えながらナナの部屋を片付けた。
「ふう、やっと終わったね」
「お、おう」
ナナが額の汗を腕で拭いながら、微妙な顔をしている俺へと話かけてくる。
急に話しかけられたので空返事しか返す事が出来なかった。
時間は丁度昼頃を回ったあたりだろうか、お腹の中に何か食べ物が欲しいぞと訴えかけられている気がする。
そういえばナナとクレアはさっきの俺達の会話を聞いて何か思わなかったのだろうか?
俺とウィルの話がぶっ飛び過ぎていて内容について来れていない様子だったので、何か情報を聞いてくるかと思ったのだが2人は片付けに必要な事以外は一切なにも雑談さえもしていなかった。
こちら的にはあまり知られたくない内容ではあったので、聞いてこないのであれば有難いのだが……。
そんな事を少し考えているうちに、突然と自分の下腹部が唸りを上げて叫びだす。
しばらくの間、部屋に静寂が訪れた。その間に俺達3人は目を丸くしながら交互に目を合わす。
そして、程なくして部屋いっぱいに朗らかな笑い声が広がった。
最近、張り詰めた空気ばかりだった気がするので、こんな感じで和む時間がとても心地いいな。
「ひと段落したからセカン街まで行って食事してその後に伝説の剣の情報収集でもしようか」
その後、率先するようにナナがこの後の方針の案にして喋ってくれる。
その案には賛成だ。2人は気づいていないだろうが、なにせ俺の腹が頷くように軽く唸ったのだ。異論はない!
俺とクレアは深く頷くと、全員でナナの部屋を後にしようとした時だった。
バタッ……。
後方で何かが倒れる音がして、振り向くとその場にクレアが倒れ込んでいた。
突然の事にかなり焦る。
「クレア!」
俺とナナは同じトーンでクレアの事を呼び、同じタイミングで傍に駆け寄った。
心配そうに見つめて、俺は彼女の肩を抱きかかえる。
「大丈夫か!?」
「ご、ごめんね……ただ立ち眩みが起きただけ。まださっきの疲れが残ってるみたいなの……だから街へは2人で行って来て」
力なさそうにクレアは呟いた。
無理もないか……先程、門左衛門との一件があったばかりだと言うのに、何事もなく部屋の片付けをしていたのだ。
クレアは責任感が強く自分が関わった事だと、休めと言っても大丈夫だと一点張り。
やはり無理にでも休ませるべきだったな。
俺は彼女の体を抱きかかえると、そのままナナのベッドへと寝かせた。
流石にクレアを置いてナナと2人で行くのは何か違う気がする。
俺は一言補足するように喋りだしたのだが。
「いや、ここは3人で行く方が……」
ぐぅ~。
俺が発した声と共に、空気を読まない俺のお腹の音がハーモニーを響かせる。
おいおい、いくらお腹減っていても今ぐらい空気を読んでくれよ……俺のお腹。
それを聞いたクレアは、少し微笑みながら優しい口調で喋りだした。
「それに少しでも伝説の剣の情報があった方がいいでしょ?私なら大丈夫だから2人で行って来て」
「じゃぁ、私も残るよ。だからトモキ兄ちゃんは、安心して情報を仕入れてきて!」
クレアの言葉に被せるようにしてナナは、私に任せてと自信満々に言葉を投げかけてきていた。
それなら心配はいらないと思うが俺は3人で行きたいんであって1人で行きたいわけじゃ。
すると突然、クレアは壁に指を差してナナに言葉を掛ける。
「ねぇさん……あそこの壁に仕込みましたね」
その瞬間にあからさまに表情が読み取れる程、ナナが動揺を始めた。
ん?どういう事だ?
俺は純粋にナナに問い掛ける。
「どうした?」
「い、いや、何もないよ?」
ナナの動揺している回答に、クレアがニコっと微笑みを掛けていた。
何だろうか、少し悪意がある微笑み方だな。気になる。
それにしてもあの壁に何があると言うのだ。とても興味が湧いてくる。
俺はその壁に引き付けられるように無意識に歩いていた。
それを見たナナは血相を変えて俺の腕を掴むと、そのまま俺を引き連れて部屋を出ようとしている。
「お、おい!ナナ?」
「やっぱりトモキ兄ちゃんとセカン街に行く事にした!クレア!無理せず私のベッドで安静にしとくのよ!」
ナナは部屋を出る数秒間でクレアにとてつもない早口を言って、さらっと要件を伝えると俺と一緒に廊下へと出た。
廊下をスタスタと走る俺達の後ろから、クレアのいってらっしゃいと言う声が聞こえていた。
俺は突然のナナの行動に戸惑う事しか出来ない。
「おい!急にどうしたんだよ」
「べ、別に何もなかった!何も見てない!何も気にしちゃだめだからね!」
そんなにあの壁の向こうに、見られてはいけない物があるのか。
個人的にはすごく気になるから、後で調べてみようかな。
などと考えていると、俺の考えなどお見通しとナナは釘を刺してきた。
「この手は使いたくなかったけど、あの中の物を見たらお父様に今朝の事を言うから!絶対見ちゃだめだから!」
そう言われるとぐうの音も出ないのだが。
だが気になる。俺は渋々と言った表情を作り。
「わかったよ!」
ナナは俺の顔を疑いの目で見ながら、徐々に走るスピードを落としていった。
そのまま歩くスピードまで落ちて、自然にその場に止まる。
「じゃぁ、指切り」
「お、おう」
俺とナナは小指と小指をつなぎ合わせて、約束の契りを交わしたのである。
その後、俺達は成り行きとは言えど半強制的にセカン街に行く事となったので、アジトの外へと繋がっている抜け道までたどり着いた。
ナナから移動途中に抜け道は誰にも見つからないようにと、速やかに移動する事を言われているがどんな場所か想像が出来ないままだった。
そろそろ出口も近いみたいだ。
百閒は一見に知かず!と一本のロープをよじ登って警戒しつつ外に出ると。
予想の遥か上をいっていた目の前の光景に、思わず自然と声が出てしまった。
「マ、マジかよ……」
しかも出てきた場所は、何の意図もなく自分がここに設置していたただの井戸だった。
なんの策略もなく設置した井戸がこんな風に使われているとは、思いがけない事である。
いや、そこに驚いたわけじゃないのだが。
俺の様子を先で見ているナナが、手招きしながら小声で呟いていた。
「何を立ち止まってるの!確かに驚くかもしれないけど、早く行かないと敵に悟られちゃうよ」
「あ、あぁ……」
俺はナナに促されるままその場を移動をした。
敵に悟られないように足音を極力抑えつつ全力でその場所から走りだす。
何故、予想を遥かに超えて驚いてしまったかと言うと、アジトを出た先がサド王国と目と鼻の先だったからである。
昔はアンティエーゼ家が納めていた王国だったが、2年前の大事件が起こってから直ぐに魔王の手によって瞬く間に国は滅ぼされたと聞く。
そりゃ急いでここを離れないと魔王配下の者に見つかってしまう訳だな。
そんな事を思いながら俺は少し首だけ振り返って城をチラっと脇見する。
そこは昔も今も変わらない立派な外装が目に入ってきた。
本当に変わらないな……。
脳裏には楽しかった城内の記憶がポツポツと蘇る……しかし、今は魔王ディスガスが支配している城。
噂では国王や女王は生かされているらしいと聞いたが、酷い扱いをされているのは魔王が支配している現状を見れば何となく察しが付いた。
すべて自分が犯した過ちだと思うと、心にナイフが突き刺さったような痛みが込み上げてくる。
俺は心臓の辺りを手でグッと握りしめて、耐えるようにして唇を噛みしめ、無意識的に移動速度が上がっていく。
そのまま下を向きながら走っていると、俺はナナをいつの間にか追い越していた。
「え?ちょっ、ちょっとトモキ兄ちゃん?」
俺は無心のまま……ナナは俺に追い付こうとしながら、俺達はセカン街へ向かったのである。
「ふう、やっと終わったね」
「お、おう」
ナナが額の汗を腕で拭いながら、微妙な顔をしている俺へと話かけてくる。
急に話しかけられたので空返事しか返す事が出来なかった。
時間は丁度昼頃を回ったあたりだろうか、お腹の中に何か食べ物が欲しいぞと訴えかけられている気がする。
そういえばナナとクレアはさっきの俺達の会話を聞いて何か思わなかったのだろうか?
俺とウィルの話がぶっ飛び過ぎていて内容について来れていない様子だったので、何か情報を聞いてくるかと思ったのだが2人は片付けに必要な事以外は一切なにも雑談さえもしていなかった。
こちら的にはあまり知られたくない内容ではあったので、聞いてこないのであれば有難いのだが……。
そんな事を少し考えているうちに、突然と自分の下腹部が唸りを上げて叫びだす。
しばらくの間、部屋に静寂が訪れた。その間に俺達3人は目を丸くしながら交互に目を合わす。
そして、程なくして部屋いっぱいに朗らかな笑い声が広がった。
最近、張り詰めた空気ばかりだった気がするので、こんな感じで和む時間がとても心地いいな。
「ひと段落したからセカン街まで行って食事してその後に伝説の剣の情報収集でもしようか」
その後、率先するようにナナがこの後の方針の案にして喋ってくれる。
その案には賛成だ。2人は気づいていないだろうが、なにせ俺の腹が頷くように軽く唸ったのだ。異論はない!
俺とクレアは深く頷くと、全員でナナの部屋を後にしようとした時だった。
バタッ……。
後方で何かが倒れる音がして、振り向くとその場にクレアが倒れ込んでいた。
突然の事にかなり焦る。
「クレア!」
俺とナナは同じトーンでクレアの事を呼び、同じタイミングで傍に駆け寄った。
心配そうに見つめて、俺は彼女の肩を抱きかかえる。
「大丈夫か!?」
「ご、ごめんね……ただ立ち眩みが起きただけ。まださっきの疲れが残ってるみたいなの……だから街へは2人で行って来て」
力なさそうにクレアは呟いた。
無理もないか……先程、門左衛門との一件があったばかりだと言うのに、何事もなく部屋の片付けをしていたのだ。
クレアは責任感が強く自分が関わった事だと、休めと言っても大丈夫だと一点張り。
やはり無理にでも休ませるべきだったな。
俺は彼女の体を抱きかかえると、そのままナナのベッドへと寝かせた。
流石にクレアを置いてナナと2人で行くのは何か違う気がする。
俺は一言補足するように喋りだしたのだが。
「いや、ここは3人で行く方が……」
ぐぅ~。
俺が発した声と共に、空気を読まない俺のお腹の音がハーモニーを響かせる。
おいおい、いくらお腹減っていても今ぐらい空気を読んでくれよ……俺のお腹。
それを聞いたクレアは、少し微笑みながら優しい口調で喋りだした。
「それに少しでも伝説の剣の情報があった方がいいでしょ?私なら大丈夫だから2人で行って来て」
「じゃぁ、私も残るよ。だからトモキ兄ちゃんは、安心して情報を仕入れてきて!」
クレアの言葉に被せるようにしてナナは、私に任せてと自信満々に言葉を投げかけてきていた。
それなら心配はいらないと思うが俺は3人で行きたいんであって1人で行きたいわけじゃ。
すると突然、クレアは壁に指を差してナナに言葉を掛ける。
「ねぇさん……あそこの壁に仕込みましたね」
その瞬間にあからさまに表情が読み取れる程、ナナが動揺を始めた。
ん?どういう事だ?
俺は純粋にナナに問い掛ける。
「どうした?」
「い、いや、何もないよ?」
ナナの動揺している回答に、クレアがニコっと微笑みを掛けていた。
何だろうか、少し悪意がある微笑み方だな。気になる。
それにしてもあの壁に何があると言うのだ。とても興味が湧いてくる。
俺はその壁に引き付けられるように無意識に歩いていた。
それを見たナナは血相を変えて俺の腕を掴むと、そのまま俺を引き連れて部屋を出ようとしている。
「お、おい!ナナ?」
「やっぱりトモキ兄ちゃんとセカン街に行く事にした!クレア!無理せず私のベッドで安静にしとくのよ!」
ナナは部屋を出る数秒間でクレアにとてつもない早口を言って、さらっと要件を伝えると俺と一緒に廊下へと出た。
廊下をスタスタと走る俺達の後ろから、クレアのいってらっしゃいと言う声が聞こえていた。
俺は突然のナナの行動に戸惑う事しか出来ない。
「おい!急にどうしたんだよ」
「べ、別に何もなかった!何も見てない!何も気にしちゃだめだからね!」
そんなにあの壁の向こうに、見られてはいけない物があるのか。
個人的にはすごく気になるから、後で調べてみようかな。
などと考えていると、俺の考えなどお見通しとナナは釘を刺してきた。
「この手は使いたくなかったけど、あの中の物を見たらお父様に今朝の事を言うから!絶対見ちゃだめだから!」
そう言われるとぐうの音も出ないのだが。
だが気になる。俺は渋々と言った表情を作り。
「わかったよ!」
ナナは俺の顔を疑いの目で見ながら、徐々に走るスピードを落としていった。
そのまま歩くスピードまで落ちて、自然にその場に止まる。
「じゃぁ、指切り」
「お、おう」
俺とナナは小指と小指をつなぎ合わせて、約束の契りを交わしたのである。
その後、俺達は成り行きとは言えど半強制的にセカン街に行く事となったので、アジトの外へと繋がっている抜け道までたどり着いた。
ナナから移動途中に抜け道は誰にも見つからないようにと、速やかに移動する事を言われているがどんな場所か想像が出来ないままだった。
そろそろ出口も近いみたいだ。
百閒は一見に知かず!と一本のロープをよじ登って警戒しつつ外に出ると。
予想の遥か上をいっていた目の前の光景に、思わず自然と声が出てしまった。
「マ、マジかよ……」
しかも出てきた場所は、何の意図もなく自分がここに設置していたただの井戸だった。
なんの策略もなく設置した井戸がこんな風に使われているとは、思いがけない事である。
いや、そこに驚いたわけじゃないのだが。
俺の様子を先で見ているナナが、手招きしながら小声で呟いていた。
「何を立ち止まってるの!確かに驚くかもしれないけど、早く行かないと敵に悟られちゃうよ」
「あ、あぁ……」
俺はナナに促されるままその場を移動をした。
敵に悟られないように足音を極力抑えつつ全力でその場所から走りだす。
何故、予想を遥かに超えて驚いてしまったかと言うと、アジトを出た先がサド王国と目と鼻の先だったからである。
昔はアンティエーゼ家が納めていた王国だったが、2年前の大事件が起こってから直ぐに魔王の手によって瞬く間に国は滅ぼされたと聞く。
そりゃ急いでここを離れないと魔王配下の者に見つかってしまう訳だな。
そんな事を思いながら俺は少し首だけ振り返って城をチラっと脇見する。
そこは昔も今も変わらない立派な外装が目に入ってきた。
本当に変わらないな……。
脳裏には楽しかった城内の記憶がポツポツと蘇る……しかし、今は魔王ディスガスが支配している城。
噂では国王や女王は生かされているらしいと聞いたが、酷い扱いをされているのは魔王が支配している現状を見れば何となく察しが付いた。
すべて自分が犯した過ちだと思うと、心にナイフが突き刺さったような痛みが込み上げてくる。
俺は心臓の辺りを手でグッと握りしめて、耐えるようにして唇を噛みしめ、無意識的に移動速度が上がっていく。
そのまま下を向きながら走っていると、俺はナナをいつの間にか追い越していた。
「え?ちょっ、ちょっとトモキ兄ちゃん?」
俺は無心のまま……ナナは俺に追い付こうとしながら、俺達はセカン街へ向かったのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる