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プロローグ
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夕日が沈んでいく。そのさまは巨大な火球が地の影に沈んでいくようであった。今まで見てきた夕日よりずっと大きく見えたのである。どこか禍々しささえ感じるほどの濃い赤味をしている。
少年は涙で歪む視界にその陽をとらえていた。毒々しいほどの夕日に照らされ浮かび上がった自分の影に目をやらぬように膝を抱えながらうずくまっていた。まだ十歳にも満たない小柄な少年はなぜこのようなことになったのだろうとこの場所に至るまでの経緯を思い出してみた。
家に帰る途中だった。家といっても家族のいる家ではない。いわゆる児童養護施設だ。少年は生まれてすぐに天涯孤独の身となり、やがて施設で過ごすようになったのだった。
施設でも学校でも問題なく育った彼は泣くことのめったにない少年に育っていた。どことなく感情表現の希薄さがあったが問題行動を起こすわけでもなかったため誰も気にすることはなかったのである。
これといって好きなものも嫌いなものもない少年は趣味もなく、友達に誘われれば遊びに行くくらいで基本的には学校と施設の往復しかしていなかった。
今日もいつもと同じ道を通って帰るはずだった。あそこの角を曲がればその先に施設の門が見える、はずだった。
少年が角を曲がると、また角があったのだ。彼はぼうっとしていて道を間違えたのかなと思い踵を返した。しかし戻ろうとして角を曲がるとまた同じ場所に戻ってきてしまうのだ。彼はこの一角に閉じ込められてしまっていた。
何度か試してどうにもならないと悟ったとき、彼は力が抜けたように電柱の傍にへたりこんでしまった。やがて目に涙が溢れてくるのを感じたのだった。
久方ぶりの涙を感じながら、混乱する頭を抱えて彼は考えていた。この先、自分はどうなるのだろう。誰にも発見されず、自力で脱出することも叶わず一人この場所で死ぬまでいなくてはならないのかと。
少年の心は心細さに悲鳴を上げていたが、喉からは絞り出す声さえ出てはこなかった。
生まれてすぐ肉親を喪った彼だったが孤独に苛まれたのはこの時が初めてだったといえる。
ここに居て、どれくらいの時間が経過しただろうか。気味の悪いことに夕日は沈まず、時間が止まったようにその赤い陽の光で少年を照らし続けていた。周囲の建物も今や影絵のように真っ黒になりそこにある。今や精根は尽き、涙も枯れた少年はただただ膝を抱えて俯いていた。
「なんだ坊主、こんなところでどうした」
ふいに頭上から降ってわいた声に少年は一拍おいて勢いよく顔を上げた。助けてと言おうとしたがその声が喉から放たれることはなくただ口を開けてぽかんとしてしまったのだった。
「迷子か?」
低い、大人の男性の声の主は呆然としている少年に柔らかい口調で語りかけてくるが少年は声の主の顔を見上げたまま固まっていた。
無理もない、その姿はひどく異様なものだったのだ。まず頭部がウサギのそれである。アニメ調のものではなく極めてリアルなウサギの頭部が首から上に鎮座している。赤い開襟シャツに真っ白な上下スーツを纏い両手をスラックスのポケットに突っ込みながら少年を見下ろしている。
何も言わない少年にその謎の人物はため息をつく少年の目線に合わせるようにしゃがんでまた声をかけた。
「おい、ひょっとして話せないのか?」
見れば見るほどウサギの顔である。学校の飼育小屋にいるウサギは見下ろす形になるからよくわからないがこうやって真正面にあると少し怖い。当初は被り物かと思っていたが口が話すたびに動くし鼻もひくひくしていて作り物とは思えなかった。
不審者とは話してはいけない、と散々言われていたが今は少年にとって自分以外の誰かがそこにいるならどうでもよかった。
「あ、あの」
少年は声を絞り出した。膝小僧を掴む手が震えている。
「助けてください、帰れなくなっちゃったの」
「道がわからねえのか?」
少年は首を振って事情を説明した。ウサギ頭は顎に手をやり、頷いて聞いている。
少年が話し終えるとウサギ頭は少し俯いて「なるほどな」と呟き少年にまた向き直った。
「お前は迷い子か。噂には聞いていたがまさか本当にいるんだな」
迷い子とは迷子のことだろうか。今まで聞いたことのない言い方に少年は心の中で首を傾げていたが迷子なのは確かである。
ウサギ頭は唸りながら悩んだのち意を決したように少年に言った。
「坊主、残念だがな。お前は家には帰れない。俺がお前を帰してやる方法を知らないんだ」
少年は愕然とした。あまりにも唐突に住み慣れた世界から切り離されたことに絶望した。
わかりやすく顔色が悪くなった少年にウサギ頭は続ける。
「だがな、俺のいる街には来れる。お前にとってなにもかも初めて見ることばかりだろうが、少なくともここよりはマシだと思う。さて、どうする?」
「連れてって」
少年は食い気味に答えた。ウサギ頭は少々面を食らったようだったがすぐに「そうか」とだけ呟いた。
少年はウサギ頭に手を引かれて、赤い夕日を背に歩いていく。不思議とあれだけ進めなかった道がウサギ頭に手を引かれ導かれているとどんどんと拓けていった。
ウサギ頭がポケットから出した手はやはりというかウサギの毛皮の質感だったが形は人間のものに近くて手を握ると不思議な感覚がした。
「俺はトウガという。ただこの名前では呼ばれなくてアニキって呼ばれてることのが多いけどな」
「アニキ、さん」
「アニキでいい」
少年は頷いて、小さく反芻するように「アニキ」と呟いた。
「それでお前の名前は?」
少年ははっきりと、落ち着いた声色で言った。もうその姿に怯えは見えない。
「ハヅキ。葉っぱの葉にお月様の月で葉月」
「そうか葉月っていうんだな。これからお前が行く街にも月っていう文字がついてるぜ」
「なんていう所?」
「下月町っていうんだ。お月さんが似合う賑やかな街だぞ」
下月町、それがこの葉月という少年がこれから暮らしていく街の名である。
トウガに手を引かれながら葉月は不安と寂しさと少しの興奮を携えて新しい世界へと踏み出していったのだった。
少年は涙で歪む視界にその陽をとらえていた。毒々しいほどの夕日に照らされ浮かび上がった自分の影に目をやらぬように膝を抱えながらうずくまっていた。まだ十歳にも満たない小柄な少年はなぜこのようなことになったのだろうとこの場所に至るまでの経緯を思い出してみた。
家に帰る途中だった。家といっても家族のいる家ではない。いわゆる児童養護施設だ。少年は生まれてすぐに天涯孤独の身となり、やがて施設で過ごすようになったのだった。
施設でも学校でも問題なく育った彼は泣くことのめったにない少年に育っていた。どことなく感情表現の希薄さがあったが問題行動を起こすわけでもなかったため誰も気にすることはなかったのである。
これといって好きなものも嫌いなものもない少年は趣味もなく、友達に誘われれば遊びに行くくらいで基本的には学校と施設の往復しかしていなかった。
今日もいつもと同じ道を通って帰るはずだった。あそこの角を曲がればその先に施設の門が見える、はずだった。
少年が角を曲がると、また角があったのだ。彼はぼうっとしていて道を間違えたのかなと思い踵を返した。しかし戻ろうとして角を曲がるとまた同じ場所に戻ってきてしまうのだ。彼はこの一角に閉じ込められてしまっていた。
何度か試してどうにもならないと悟ったとき、彼は力が抜けたように電柱の傍にへたりこんでしまった。やがて目に涙が溢れてくるのを感じたのだった。
久方ぶりの涙を感じながら、混乱する頭を抱えて彼は考えていた。この先、自分はどうなるのだろう。誰にも発見されず、自力で脱出することも叶わず一人この場所で死ぬまでいなくてはならないのかと。
少年の心は心細さに悲鳴を上げていたが、喉からは絞り出す声さえ出てはこなかった。
生まれてすぐ肉親を喪った彼だったが孤独に苛まれたのはこの時が初めてだったといえる。
ここに居て、どれくらいの時間が経過しただろうか。気味の悪いことに夕日は沈まず、時間が止まったようにその赤い陽の光で少年を照らし続けていた。周囲の建物も今や影絵のように真っ黒になりそこにある。今や精根は尽き、涙も枯れた少年はただただ膝を抱えて俯いていた。
「なんだ坊主、こんなところでどうした」
ふいに頭上から降ってわいた声に少年は一拍おいて勢いよく顔を上げた。助けてと言おうとしたがその声が喉から放たれることはなくただ口を開けてぽかんとしてしまったのだった。
「迷子か?」
低い、大人の男性の声の主は呆然としている少年に柔らかい口調で語りかけてくるが少年は声の主の顔を見上げたまま固まっていた。
無理もない、その姿はひどく異様なものだったのだ。まず頭部がウサギのそれである。アニメ調のものではなく極めてリアルなウサギの頭部が首から上に鎮座している。赤い開襟シャツに真っ白な上下スーツを纏い両手をスラックスのポケットに突っ込みながら少年を見下ろしている。
何も言わない少年にその謎の人物はため息をつく少年の目線に合わせるようにしゃがんでまた声をかけた。
「おい、ひょっとして話せないのか?」
見れば見るほどウサギの顔である。学校の飼育小屋にいるウサギは見下ろす形になるからよくわからないがこうやって真正面にあると少し怖い。当初は被り物かと思っていたが口が話すたびに動くし鼻もひくひくしていて作り物とは思えなかった。
不審者とは話してはいけない、と散々言われていたが今は少年にとって自分以外の誰かがそこにいるならどうでもよかった。
「あ、あの」
少年は声を絞り出した。膝小僧を掴む手が震えている。
「助けてください、帰れなくなっちゃったの」
「道がわからねえのか?」
少年は首を振って事情を説明した。ウサギ頭は顎に手をやり、頷いて聞いている。
少年が話し終えるとウサギ頭は少し俯いて「なるほどな」と呟き少年にまた向き直った。
「お前は迷い子か。噂には聞いていたがまさか本当にいるんだな」
迷い子とは迷子のことだろうか。今まで聞いたことのない言い方に少年は心の中で首を傾げていたが迷子なのは確かである。
ウサギ頭は唸りながら悩んだのち意を決したように少年に言った。
「坊主、残念だがな。お前は家には帰れない。俺がお前を帰してやる方法を知らないんだ」
少年は愕然とした。あまりにも唐突に住み慣れた世界から切り離されたことに絶望した。
わかりやすく顔色が悪くなった少年にウサギ頭は続ける。
「だがな、俺のいる街には来れる。お前にとってなにもかも初めて見ることばかりだろうが、少なくともここよりはマシだと思う。さて、どうする?」
「連れてって」
少年は食い気味に答えた。ウサギ頭は少々面を食らったようだったがすぐに「そうか」とだけ呟いた。
少年はウサギ頭に手を引かれて、赤い夕日を背に歩いていく。不思議とあれだけ進めなかった道がウサギ頭に手を引かれ導かれているとどんどんと拓けていった。
ウサギ頭がポケットから出した手はやはりというかウサギの毛皮の質感だったが形は人間のものに近くて手を握ると不思議な感覚がした。
「俺はトウガという。ただこの名前では呼ばれなくてアニキって呼ばれてることのが多いけどな」
「アニキ、さん」
「アニキでいい」
少年は頷いて、小さく反芻するように「アニキ」と呟いた。
「それでお前の名前は?」
少年ははっきりと、落ち着いた声色で言った。もうその姿に怯えは見えない。
「ハヅキ。葉っぱの葉にお月様の月で葉月」
「そうか葉月っていうんだな。これからお前が行く街にも月っていう文字がついてるぜ」
「なんていう所?」
「下月町っていうんだ。お月さんが似合う賑やかな街だぞ」
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トウガに手を引かれながら葉月は不安と寂しさと少しの興奮を携えて新しい世界へと踏み出していったのだった。
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