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1章
6.レベルアップ
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~宿屋~
「今日は依頼を受けてレベルアップと魔物図鑑を買うためのお金を貯めよう!」
「キュルゥ!」
「キュッ」
僕達はこれからやるべき事を宿屋で確認していた。
レベルは戦闘において最も重要になるため優先事項だ。
そして魔物図鑑。基本的に魔物の情報はギルドの職員に聞くことが出来るが、最近目撃された魔物や、過去に出現した魔物の一部しか分からない。
そのため多数の魔物の情報が詳しく載っている図鑑が必要だと判断した。
「じゃあ出発・・・の前に、"鑑定"、"従魔鑑定"」
僕は"鑑定"と、"テイミング"と同じくテイマーになった時に使えるようになる"従魔鑑定"を発動した。
lv5 アイン テイマー
・汎用スキル
鑑定 収納 ヒール
・固有スキル
テイミング 従魔鑑定
lv5 ライム スライム
素質(7/10)
・スキル
無し
lv3 ルゥ ホーンラビット
素質(5/10)
・スキル
無し
これが今の僕達のステータスだ。
従魔にだけ表示される「素質」の項目は、その個体の潜在能力が10段階中どの程度かを表している。
魔物は表示されないが、同じ種族・レベルの魔物が戦った場合、素質が高い方が有利となる。
しかし、レベルほど能力に影響を与えないため、絶対の目安ではない。
スキルはレベルが上がる事で覚えたり、遺跡から発見される<スキルの書>でも覚えることが出来る。
しかし<スキルの書>で覚える場合、スキルに応じた適性が必要なため、全てのスキルを無条件で覚えることはできない。
「今日はルゥのレベルを上げようかな。ライムもよろしくね!」
「キュルゥ!」
「キュッ!」
~草原~
僕達は依頼を受けて草原に来ていた。
今日受けた依頼は、
・スライムの討伐 (Fランク)
・ホーンラビットの討伐 (Fランク)
・ゴブリンの討伐 (Fランク)
の3つだ。討伐の依頼はギルドが出している常設依頼の場合、討伐数に制限はない。
討伐数の記録は依頼書の情報を魔導具を使って冒険者カードに自動で記録されるようにするらしい。
高度な技術のため、魔導具職人しか理論はわからないという。
「倒した分報酬が貰えるとは言っても無茶はしたくないなぁ。今日は1体ずつ倒せたら帰ろうかな」
そうして僕達は魔物を探し始めた。
「・・・いたね。"鑑定"」
lv2 スライム 中立
「レベル2だから僕とルゥで戦うね。ライムは他の魔物が来ないか見張っててほしいな」
「キュルゥ!」
「キュッ」
僕達は事前に決めていた通りに動くことにした。
僕とルゥはタイミングを少しずらして、交互に攻撃を仕掛けた。
「えいっ!」
「キュルルルゥ!」
「・・・!?」
スライムは僕達に気づいていなかったのか攻撃をまともに受けて、光の粒に変わっていった。
「よしっ、ルゥ、お疲れ様。ライムもありがとう!」
「キュルゥ!」
「キュッ!」
スライムを倒した僕達は再び探索を始めた。
しばらく探索していると
「キュッ!」
「ん?あれは・・・ゴブリンだね。もう僕達に気づいてるみたいだ。"鑑定"」
lv4 ゴブリン 敵対
「レベルも4だからみんなで戦おうか。革で出来た盾を持ってるけど、一体しかいないのは運が良かったね」
ゴブリンは人間の子供ほどの大きさで、人の言葉を喋ることは出来ないが、道具を扱えるほどに知能が高い。
また、群れでいることが多く、稀にゴブリンの集落が作られることがあり、その際は大勢の冒険者で対処することになる。
ランクはF。群れ・集落だとE以上。
どう戦うか考えていると僕達の方に「何か」が飛んできた。
「あぶない!よけて!」
「キュッ!」
「キュルウッ!」
僕達はそれぞれ横に飛んで回避した。
地面に落ちた「何か」を確認する。
「石!?遠くにいたら投げてくるのか・・・ライムは回り込んで。僕とルゥは正面から行こう」
「キュルゥ!」
「キュー」
僕達は行動を決めて動き出す。
「ゲギャッ!?」
ゴブリンは聞き慣れない声を出しながらどちらに対応するか迷っているようだ。
「ギャッ!」
僕達の方に石を投げてきた。しかし手で投げているせいか精度はそこまで良くないようだ。
石は僕達の横を飛んでいった。
「これなら怖くないね。行くよ、ルゥ!」
「キュルウッ!」
僕は剣で突きを放って、ルゥは体当たりをする。
「ふっ!」
「キュルルルゥッ!」
「ギャギャッ!」
僕の突きは盾を使って防がれたけど、ルゥの攻撃はまともに当たった。
「キューッ!」
そのとき背後に回り込んだライムが思い切り体当たりした。
「ゲ・・・」
ゴブリンはその攻撃を耐えきれなかったのか光の粒に変わった。
「ん?何か落ちてる?」
ゴブリンがいた場所には持っていた革の盾が落ちていた。
「盾かぁ。使うの苦手だから買い取ってもらおうかな?ライム、ルゥ。お疲れ様!」
「キュッ!」
「キュルゥッ!」
「あとはホーンラビットだけだね。頑張ろう!」
ホーンラビットを探している途中でさらにスライムを2体見つけたため、僕とルゥで倒したらルゥのレベルが上がった。
「おめでとう。ルゥ!」
「キュルゥ!」
それから少しして、
「ようやく見つけた。でも2体いるね・・・"鑑定"」
lv4 ホーンラビット 中立
lv5 ホーンラビット 中立
「レベル4と5か・・・逃げる心配はないけど、勝てるかな?」
「キューッ!」
僕の不安を感じ取ったのか、ライムが励ましてくれる。
「そうだね、頑張ろう。僕とルゥでレベル5のホーンラビットを倒すから、ライムはもう1体の足止めをお願い」
「キュッ!」
「キュルゥッ!」
僕達が動き出した時にはホーンラビットも僕達のことに気づき、臨戦体勢に入っていた。
「ルゥ、お願い!」
「キュルゥ!」
僕はルゥにホーンラビットの動きを止めてもらい、確実に攻撃を当てれるようにした。
「ここだ!」
「キュゥッ!」
攻撃がうまく当たったのか、ホーンラビットはかなり弱っている。
「よし、一気に決めよう。ルゥ!」
「キュルルゥ!」
「キュ・・・!」
僕の攻撃を警戒していたのか、ホーンラビットはルゥの攻撃を避けることが出来ずに光の粒に変わった。
「よし!急いでライムを手伝おう!」
「キュルゥ!」
僕達が視線を向けると攻めずに防御に徹しているライムと攻撃を続けるホーンラビットの姿があった。
「ライム。手伝うよ!」
「キュルゥ!」
「キュキューッ!」
「キュゥ!?」
僕達が加勢したことで、時間も掛からずに2体目のホーンラビットも倒すことが出来た。
「ライム、ルゥ今日もお疲れ様!帰ろうか!」
「「キュー!」」
~冒険者ギルド~
依頼達成の報告をした僕達は、革の盾の買い取りと報酬の精算を待っていた。
「お待たせしましたアインさん。こちらが今回の依頼の報酬になります」
「マオさんありがとうございます」
「それにしても結構な数を倒しましたね。無理をしてはだめですよ」
「あはは・・・成り行きで・・・。そうだ、マオさん、ギルドで販売している魔物図鑑を購入したいんですけど大丈夫ですか?」
「魔物図鑑ですか?大丈夫ですよ。ただ専門的な物は置いてないので、そういった物は本屋などでお願いします」
「わかりました。ありがとうございます」
「それでは差額分の報酬がこちらになります。図鑑を持ってきますね」
「はい、お願いします」
~宿屋~
報酬と魔物図鑑を受け取った僕達は宿屋に戻って来ていた。
「図鑑は明日見るとして・・・寝る前にステータスの確認をしようか。"鑑定"、"従魔鑑定"」
lv6 アイン テイマー
・汎用スキル
鑑定 収納 ヒール
・固有スキル
テイミング 従魔鑑定
lv6 ライム スライム
素質(7/10)
・スキル
自己再生
lv4 ルゥ ホーンラビット
素質(5/10)
・スキル
無し
「僕とライムのレベルも上がってたんだね。自己再生は自分の体力を少し回復するスキルかな?よかったね。ライム!」
「キュッ!!」
「疲れたけど・・・ルゥのレベルも上がったし、図鑑も手に入ったからいい一日だったね。お疲れ様!」
「キュッ」
「キュルルゥ!」
そうして僕達は眠りについた。
「今日は依頼を受けてレベルアップと魔物図鑑を買うためのお金を貯めよう!」
「キュルゥ!」
「キュッ」
僕達はこれからやるべき事を宿屋で確認していた。
レベルは戦闘において最も重要になるため優先事項だ。
そして魔物図鑑。基本的に魔物の情報はギルドの職員に聞くことが出来るが、最近目撃された魔物や、過去に出現した魔物の一部しか分からない。
そのため多数の魔物の情報が詳しく載っている図鑑が必要だと判断した。
「じゃあ出発・・・の前に、"鑑定"、"従魔鑑定"」
僕は"鑑定"と、"テイミング"と同じくテイマーになった時に使えるようになる"従魔鑑定"を発動した。
lv5 アイン テイマー
・汎用スキル
鑑定 収納 ヒール
・固有スキル
テイミング 従魔鑑定
lv5 ライム スライム
素質(7/10)
・スキル
無し
lv3 ルゥ ホーンラビット
素質(5/10)
・スキル
無し
これが今の僕達のステータスだ。
従魔にだけ表示される「素質」の項目は、その個体の潜在能力が10段階中どの程度かを表している。
魔物は表示されないが、同じ種族・レベルの魔物が戦った場合、素質が高い方が有利となる。
しかし、レベルほど能力に影響を与えないため、絶対の目安ではない。
スキルはレベルが上がる事で覚えたり、遺跡から発見される<スキルの書>でも覚えることが出来る。
しかし<スキルの書>で覚える場合、スキルに応じた適性が必要なため、全てのスキルを無条件で覚えることはできない。
「今日はルゥのレベルを上げようかな。ライムもよろしくね!」
「キュルゥ!」
「キュッ!」
~草原~
僕達は依頼を受けて草原に来ていた。
今日受けた依頼は、
・スライムの討伐 (Fランク)
・ホーンラビットの討伐 (Fランク)
・ゴブリンの討伐 (Fランク)
の3つだ。討伐の依頼はギルドが出している常設依頼の場合、討伐数に制限はない。
討伐数の記録は依頼書の情報を魔導具を使って冒険者カードに自動で記録されるようにするらしい。
高度な技術のため、魔導具職人しか理論はわからないという。
「倒した分報酬が貰えるとは言っても無茶はしたくないなぁ。今日は1体ずつ倒せたら帰ろうかな」
そうして僕達は魔物を探し始めた。
「・・・いたね。"鑑定"」
lv2 スライム 中立
「レベル2だから僕とルゥで戦うね。ライムは他の魔物が来ないか見張っててほしいな」
「キュルゥ!」
「キュッ」
僕達は事前に決めていた通りに動くことにした。
僕とルゥはタイミングを少しずらして、交互に攻撃を仕掛けた。
「えいっ!」
「キュルルルゥ!」
「・・・!?」
スライムは僕達に気づいていなかったのか攻撃をまともに受けて、光の粒に変わっていった。
「よしっ、ルゥ、お疲れ様。ライムもありがとう!」
「キュルゥ!」
「キュッ!」
スライムを倒した僕達は再び探索を始めた。
しばらく探索していると
「キュッ!」
「ん?あれは・・・ゴブリンだね。もう僕達に気づいてるみたいだ。"鑑定"」
lv4 ゴブリン 敵対
「レベルも4だからみんなで戦おうか。革で出来た盾を持ってるけど、一体しかいないのは運が良かったね」
ゴブリンは人間の子供ほどの大きさで、人の言葉を喋ることは出来ないが、道具を扱えるほどに知能が高い。
また、群れでいることが多く、稀にゴブリンの集落が作られることがあり、その際は大勢の冒険者で対処することになる。
ランクはF。群れ・集落だとE以上。
どう戦うか考えていると僕達の方に「何か」が飛んできた。
「あぶない!よけて!」
「キュッ!」
「キュルウッ!」
僕達はそれぞれ横に飛んで回避した。
地面に落ちた「何か」を確認する。
「石!?遠くにいたら投げてくるのか・・・ライムは回り込んで。僕とルゥは正面から行こう」
「キュルゥ!」
「キュー」
僕達は行動を決めて動き出す。
「ゲギャッ!?」
ゴブリンは聞き慣れない声を出しながらどちらに対応するか迷っているようだ。
「ギャッ!」
僕達の方に石を投げてきた。しかし手で投げているせいか精度はそこまで良くないようだ。
石は僕達の横を飛んでいった。
「これなら怖くないね。行くよ、ルゥ!」
「キュルウッ!」
僕は剣で突きを放って、ルゥは体当たりをする。
「ふっ!」
「キュルルルゥッ!」
「ギャギャッ!」
僕の突きは盾を使って防がれたけど、ルゥの攻撃はまともに当たった。
「キューッ!」
そのとき背後に回り込んだライムが思い切り体当たりした。
「ゲ・・・」
ゴブリンはその攻撃を耐えきれなかったのか光の粒に変わった。
「ん?何か落ちてる?」
ゴブリンがいた場所には持っていた革の盾が落ちていた。
「盾かぁ。使うの苦手だから買い取ってもらおうかな?ライム、ルゥ。お疲れ様!」
「キュッ!」
「キュルゥッ!」
「あとはホーンラビットだけだね。頑張ろう!」
ホーンラビットを探している途中でさらにスライムを2体見つけたため、僕とルゥで倒したらルゥのレベルが上がった。
「おめでとう。ルゥ!」
「キュルゥ!」
それから少しして、
「ようやく見つけた。でも2体いるね・・・"鑑定"」
lv4 ホーンラビット 中立
lv5 ホーンラビット 中立
「レベル4と5か・・・逃げる心配はないけど、勝てるかな?」
「キューッ!」
僕の不安を感じ取ったのか、ライムが励ましてくれる。
「そうだね、頑張ろう。僕とルゥでレベル5のホーンラビットを倒すから、ライムはもう1体の足止めをお願い」
「キュッ!」
「キュルゥッ!」
僕達が動き出した時にはホーンラビットも僕達のことに気づき、臨戦体勢に入っていた。
「ルゥ、お願い!」
「キュルゥ!」
僕はルゥにホーンラビットの動きを止めてもらい、確実に攻撃を当てれるようにした。
「ここだ!」
「キュゥッ!」
攻撃がうまく当たったのか、ホーンラビットはかなり弱っている。
「よし、一気に決めよう。ルゥ!」
「キュルルゥ!」
「キュ・・・!」
僕の攻撃を警戒していたのか、ホーンラビットはルゥの攻撃を避けることが出来ずに光の粒に変わった。
「よし!急いでライムを手伝おう!」
「キュルゥ!」
僕達が視線を向けると攻めずに防御に徹しているライムと攻撃を続けるホーンラビットの姿があった。
「ライム。手伝うよ!」
「キュルゥ!」
「キュキューッ!」
「キュゥ!?」
僕達が加勢したことで、時間も掛からずに2体目のホーンラビットも倒すことが出来た。
「ライム、ルゥ今日もお疲れ様!帰ろうか!」
「「キュー!」」
~冒険者ギルド~
依頼達成の報告をした僕達は、革の盾の買い取りと報酬の精算を待っていた。
「お待たせしましたアインさん。こちらが今回の依頼の報酬になります」
「マオさんありがとうございます」
「それにしても結構な数を倒しましたね。無理をしてはだめですよ」
「あはは・・・成り行きで・・・。そうだ、マオさん、ギルドで販売している魔物図鑑を購入したいんですけど大丈夫ですか?」
「魔物図鑑ですか?大丈夫ですよ。ただ専門的な物は置いてないので、そういった物は本屋などでお願いします」
「わかりました。ありがとうございます」
「それでは差額分の報酬がこちらになります。図鑑を持ってきますね」
「はい、お願いします」
~宿屋~
報酬と魔物図鑑を受け取った僕達は宿屋に戻って来ていた。
「図鑑は明日見るとして・・・寝る前にステータスの確認をしようか。"鑑定"、"従魔鑑定"」
lv6 アイン テイマー
・汎用スキル
鑑定 収納 ヒール
・固有スキル
テイミング 従魔鑑定
lv6 ライム スライム
素質(7/10)
・スキル
自己再生
lv4 ルゥ ホーンラビット
素質(5/10)
・スキル
無し
「僕とライムのレベルも上がってたんだね。自己再生は自分の体力を少し回復するスキルかな?よかったね。ライム!」
「キュッ!!」
「疲れたけど・・・ルゥのレベルも上がったし、図鑑も手に入ったからいい一日だったね。お疲れ様!」
「キュッ」
「キュルルゥ!」
そうして僕達は眠りについた。
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