27 / 129
第2章 辺境編
第27話 帰郷
しおりを挟む
街へ戻り、探索者協会で魔獣討伐の報告を行い報酬を受け取ると商人の人達から大いに感謝された。
なんでも王都に向かう途中だったが足止めされて困っていたらしい。
「もし倒した魔獣の素材が不要であれば、高めに買い取りますがいかがでしょうか?あと私共で提供可能なものがありましたら格安でお譲りいたしますよ!」
お礼と称してはいるものの、自分達の仕事を忘れていないところに好感が持てた。
「倒したのはヒュージベアなのですがいかがでしょうか?爪や牙や一部の毛皮や魔石は武具の素材に残しておきたいですが、他の部分であれば特に必要ないので買い取っていただけると助かります。あとはポーションなどの薬類がありましたら見せていただけますか?」
「ヒュージベアであれば肉・皮・骨など使えるところも多いので高く買い取らせていただきますよ。特に掌は高級料理の素材になるとかで価値が高いんですよ。これくらいでいかがでしょうか?
薬はこういった品揃えがございます。あとこんな消耗品も取り扱っております。」
こちらの要望を伝えると、即座に買取金額を提示してくれ、こちらが望む薬だけでなく消耗品の一覧も見せてくれた。
何が求められているかの需要を調査する力、素早く精度の高い計算能力、相手が望む情報をわかりやすく+αで伝える力など商会での仕事であればぜひ引き抜きたいと思わされる流れるような仕事ぶりであった。
「薬はこれとこれいただけますか?あとナイフや矢、煙玉などのこの辺りの消耗品一式お願いします。ヒュージベアの金額はそれで良いので、代金分を差し引いていただけますか?」
「ありがとうございます。私はネゴニアと申します。王都へ向かわれるのでしたらまたお会いすることもあるかと思いますので、今後ともご贔屓にどうぞ。」
商談が早々に纏まると品は後で商会に届けてくれるとのことだった。
魔獣討伐の後処理が完了した後、商会に顔を出して街道の脅威が消えたことも伝えておいた。
バルトロ兄さんとアリシアと話し、翌日は1日休息と装備の見直しに当てた。
魔獣の素材はすぐに武具にすることは難しいとのことだったので、王都で考えることにしよう。
そして準備が出来て再度王都へと出発した。
その後王都までの間で大きな問題が起きることもなく、順調な道程であった。
「早く王都につかないかな、ずっと移動しているだけっていうのもつまらないよね。」
「まぁ毎日訓練していたあの頃よりは良いんじゃないかな。それにつまらないならいつでも練気して自分を追い込めば良いじゃないか。」
「そんなことするのはアルクスくらいだよ!でも、飛んでる鳥に当てるのは上達したよ。」
「あぁ、おかげで食料には困らないし助かってるよ。」
アリシアはつまらないと言いつつも頭上を飛んでいる鳥を見つけると、拾っておいた石などを闘気を纏って投げつけて撃ち落とすという技を身につけていた。最初の頃は外れることも多かったが、最近では百発百中の腕前に上達していた。
「アルクスもなんだか熱心に魔術を使っているよね。不授はみんな魔術を使えないのにずるいよ。」
「僕は元々は不授じゃなかったからね。それにラピスがなくても基礎魔術は使えるんだよ。以前は魔力を練る訓練も結構やっていたから忘れない様にと思ってね。水を出したり火を起こしたり便利でしょ?」
「そうだな。探索者としてやっていく上で、野営をする必要も多くあるだろうし、アルクスが基礎魔術を使えるのは大きいな。俺達は魔術を使えないし。」
バルトロ兄さんが急に話に入ってきた。
「そうね、少し訓練してみたけど素質がないから闘気に集中した方が良いってネモ先生に言われたもんね。」
「戦いに使えると良いんだけどね。魔力量は多いから水とか結構いっぱい出せるんだけど、攻撃には使えないからね。いつか魔術が得意な仲間を増やせると良いんだけど、僕達は不授だから難しいだろうなぁ…」
「別の国へ行けば不授に偏見を持たない人に会えるかもしれないな。まぁ気長に行こう。」
「まだ私達の冒険は始まったばかりだもんね!」
まだ見ぬ仲間に出会えたら良いなぁという思いを胸にのんびりとした王都への旅は続いていった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「あー、やっと着いたのね!」
行きと同様に1月程の道程を終えて王都へと着いた。
僕達を乗せてきた馬車は商会の王都の支店で荷物を積んで、また辺境へと戻るらしい。
世話になった礼をして、家に戻ることにした。
「ウィル兄さんやルーナちゃんに会うのは久しぶりね。私達のこと覚えているかしら?」
「まぁ兄様やルーナとは手紙のやり取りをしていたし、2人のことは話したから覚えてはいるよ。僕もこの2年間で結構強くなったつもりだけど、兄様は更に強くなったんだろうなぁ…」
久しぶりに見た王都の街並みは以前とあまり変わっていなかった。
家の前に着くと2年前に辺境に旅立った時のことを思い出した。
あの時は不授とわかり自分の目指す道が断たれ、諦めの気持ちでいっぱいだった。
でも辺境では自分には可能性が溢れていることを教わり、磨き、新しい夢を手に入れた。
父様に自信を持ってこれからのことを報告しようと思えた。
正面の門を開けるとそこにはルーナとモラが待っていて出迎えてくれた。
ルーナは珍しく走って駆け寄ってくると、抱きついてきた。
「お兄さま、お帰りなさい!」
「ルーナ、元気だったかい?」
「はい、お兄さまに会える日を楽しみにしておりました♪」
「モラも久しぶり。いつもルーナの面倒を見てくれてありがとう!」
「いえ、お嬢様も成長されて最近は割と健康になってきたんですよ。」
手紙のやり取りをしていたとはいえ、久しぶりにルーナとルナに会えて目頭が熱くなってきた。
「そうそう、手紙でも話したと思うけどバルトロ兄さんとアリシアだよ。」
「ルーナちゃん久しぶり!私のこと覚えてるかな?」
「もちろんです!」
誤魔化すように2人を紹介した後、家の中に入り、昔の話から、これから探索者としてやっていくという話をした。
「そういえば父様は出かけているのかな?」
「はい、夕方には戻ってくると思いますよ。お兄さまはどれくらい王都にいらっしゃるんですか?」
「そうだね、父様に報告したら学園の時の友人にも顔だけ見せて、あとは兄様にも会えたら良いなと思っているよ。図書館で今後のために調べたいこともあるし大体1週間くらいかな。」
「それでしたら家にいる時は勉強を教えていただいてもよろしいでしょうか?私も来月から教会学校に通う予定ですので最後の仕上げをしておきたいと思ってて。」
「もちろん、じゃあ毎日夕方は勉強の時間としようか。アリシアも参加する?」
「うーん、私はいいや。兄さんと一緒に商会に顔出して、少し手伝わないと行けないからさ。」
しばらくして父様が帰宅した。
「アルクス久しぶりだな。辺境はどうだった?」
「色々な経験ができました。そして、自分が進もうと思う道が見つけられたので報告に戻りました。僕は探索者になって世界を旅しようと思います。」
「そうか。自分で決めたのであれば何も言うことはない。ただルーナのためにもどこに居ようとも手紙だけは出してくれると嬉しい。あとはわかっていると思うが、この都にお前の居場所はもうない。おそらく滞在している間に実感することになるだろう。この数年でより一層不授の排斥も進んだ。正しいとは思わないが、この国をよく表している姿でもある。」
「わかりました、よく見てまわりたいと思います。あと叔父さんからこれを預かりました。」
「あぁ、ありがとう。ウィルにも近いうちにここに顔を出す様に伝えておいたから楽しみにしておくと良い。あいつはどんどん出世してあと数年で蒼天十二将にでもなるんじゃないかな。」
「さすが兄様です…」
父様への報告は思ったよりもあっさりしたものになった。
探索者になるということに対してもう少し反応があると思っていたけれど…
辺境に引きこもるのも、探索者で旅をして回っているの王都にいる身からするとあまり変わらないのかな。
その後数日間図書館に籠り王国近辺の国家や帝国、連邦などの地理や歴史・政治・経済・文化などこれから旅をするであろう各地の情報を調べられるだけ調べて、まとめることにした。
「この辺りの国は問題ないけど、帝国と連邦に行ったら文化の違いで困るかもなぁ…」
帝国に行けば雷吼狼牙の様に獣人族が多いし、連邦には亜人と呼ばれるエルフ、ドワーフなどの種族がいるらしい。
ヴォルナーさん達は探索者なだけあって、食事以外はこちらに合わせてくれていたけど、今度は自分達が合わせないといけないからなぁ。
「お兄さま、調べ物は順調ですか?」
帰宅後ルーナに勉強を教えている時に、調査の状況を聞かれた。
おそらく少しでも調べ物が長引いて滞在期間が延びることを期待しているのだろう。
「そうだね、順調だよ。ルーナの勉強も順調じゃないか。入学前にこれだけ理解していれば学校で首席も取れるんじゃないかな?」
「お兄さまの妹として恥ずかしく無い様に頑張ります!」
満更でもない表情だった。
そういえば今になって気がついたけど昔はこういうなんでもない、幸せな時間も多かった気がする。
長く続かないとわかっているからこそ、今の時間を大切にしよう。
なんでも王都に向かう途中だったが足止めされて困っていたらしい。
「もし倒した魔獣の素材が不要であれば、高めに買い取りますがいかがでしょうか?あと私共で提供可能なものがありましたら格安でお譲りいたしますよ!」
お礼と称してはいるものの、自分達の仕事を忘れていないところに好感が持てた。
「倒したのはヒュージベアなのですがいかがでしょうか?爪や牙や一部の毛皮や魔石は武具の素材に残しておきたいですが、他の部分であれば特に必要ないので買い取っていただけると助かります。あとはポーションなどの薬類がありましたら見せていただけますか?」
「ヒュージベアであれば肉・皮・骨など使えるところも多いので高く買い取らせていただきますよ。特に掌は高級料理の素材になるとかで価値が高いんですよ。これくらいでいかがでしょうか?
薬はこういった品揃えがございます。あとこんな消耗品も取り扱っております。」
こちらの要望を伝えると、即座に買取金額を提示してくれ、こちらが望む薬だけでなく消耗品の一覧も見せてくれた。
何が求められているかの需要を調査する力、素早く精度の高い計算能力、相手が望む情報をわかりやすく+αで伝える力など商会での仕事であればぜひ引き抜きたいと思わされる流れるような仕事ぶりであった。
「薬はこれとこれいただけますか?あとナイフや矢、煙玉などのこの辺りの消耗品一式お願いします。ヒュージベアの金額はそれで良いので、代金分を差し引いていただけますか?」
「ありがとうございます。私はネゴニアと申します。王都へ向かわれるのでしたらまたお会いすることもあるかと思いますので、今後ともご贔屓にどうぞ。」
商談が早々に纏まると品は後で商会に届けてくれるとのことだった。
魔獣討伐の後処理が完了した後、商会に顔を出して街道の脅威が消えたことも伝えておいた。
バルトロ兄さんとアリシアと話し、翌日は1日休息と装備の見直しに当てた。
魔獣の素材はすぐに武具にすることは難しいとのことだったので、王都で考えることにしよう。
そして準備が出来て再度王都へと出発した。
その後王都までの間で大きな問題が起きることもなく、順調な道程であった。
「早く王都につかないかな、ずっと移動しているだけっていうのもつまらないよね。」
「まぁ毎日訓練していたあの頃よりは良いんじゃないかな。それにつまらないならいつでも練気して自分を追い込めば良いじゃないか。」
「そんなことするのはアルクスくらいだよ!でも、飛んでる鳥に当てるのは上達したよ。」
「あぁ、おかげで食料には困らないし助かってるよ。」
アリシアはつまらないと言いつつも頭上を飛んでいる鳥を見つけると、拾っておいた石などを闘気を纏って投げつけて撃ち落とすという技を身につけていた。最初の頃は外れることも多かったが、最近では百発百中の腕前に上達していた。
「アルクスもなんだか熱心に魔術を使っているよね。不授はみんな魔術を使えないのにずるいよ。」
「僕は元々は不授じゃなかったからね。それにラピスがなくても基礎魔術は使えるんだよ。以前は魔力を練る訓練も結構やっていたから忘れない様にと思ってね。水を出したり火を起こしたり便利でしょ?」
「そうだな。探索者としてやっていく上で、野営をする必要も多くあるだろうし、アルクスが基礎魔術を使えるのは大きいな。俺達は魔術を使えないし。」
バルトロ兄さんが急に話に入ってきた。
「そうね、少し訓練してみたけど素質がないから闘気に集中した方が良いってネモ先生に言われたもんね。」
「戦いに使えると良いんだけどね。魔力量は多いから水とか結構いっぱい出せるんだけど、攻撃には使えないからね。いつか魔術が得意な仲間を増やせると良いんだけど、僕達は不授だから難しいだろうなぁ…」
「別の国へ行けば不授に偏見を持たない人に会えるかもしれないな。まぁ気長に行こう。」
「まだ私達の冒険は始まったばかりだもんね!」
まだ見ぬ仲間に出会えたら良いなぁという思いを胸にのんびりとした王都への旅は続いていった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「あー、やっと着いたのね!」
行きと同様に1月程の道程を終えて王都へと着いた。
僕達を乗せてきた馬車は商会の王都の支店で荷物を積んで、また辺境へと戻るらしい。
世話になった礼をして、家に戻ることにした。
「ウィル兄さんやルーナちゃんに会うのは久しぶりね。私達のこと覚えているかしら?」
「まぁ兄様やルーナとは手紙のやり取りをしていたし、2人のことは話したから覚えてはいるよ。僕もこの2年間で結構強くなったつもりだけど、兄様は更に強くなったんだろうなぁ…」
久しぶりに見た王都の街並みは以前とあまり変わっていなかった。
家の前に着くと2年前に辺境に旅立った時のことを思い出した。
あの時は不授とわかり自分の目指す道が断たれ、諦めの気持ちでいっぱいだった。
でも辺境では自分には可能性が溢れていることを教わり、磨き、新しい夢を手に入れた。
父様に自信を持ってこれからのことを報告しようと思えた。
正面の門を開けるとそこにはルーナとモラが待っていて出迎えてくれた。
ルーナは珍しく走って駆け寄ってくると、抱きついてきた。
「お兄さま、お帰りなさい!」
「ルーナ、元気だったかい?」
「はい、お兄さまに会える日を楽しみにしておりました♪」
「モラも久しぶり。いつもルーナの面倒を見てくれてありがとう!」
「いえ、お嬢様も成長されて最近は割と健康になってきたんですよ。」
手紙のやり取りをしていたとはいえ、久しぶりにルーナとルナに会えて目頭が熱くなってきた。
「そうそう、手紙でも話したと思うけどバルトロ兄さんとアリシアだよ。」
「ルーナちゃん久しぶり!私のこと覚えてるかな?」
「もちろんです!」
誤魔化すように2人を紹介した後、家の中に入り、昔の話から、これから探索者としてやっていくという話をした。
「そういえば父様は出かけているのかな?」
「はい、夕方には戻ってくると思いますよ。お兄さまはどれくらい王都にいらっしゃるんですか?」
「そうだね、父様に報告したら学園の時の友人にも顔だけ見せて、あとは兄様にも会えたら良いなと思っているよ。図書館で今後のために調べたいこともあるし大体1週間くらいかな。」
「それでしたら家にいる時は勉強を教えていただいてもよろしいでしょうか?私も来月から教会学校に通う予定ですので最後の仕上げをしておきたいと思ってて。」
「もちろん、じゃあ毎日夕方は勉強の時間としようか。アリシアも参加する?」
「うーん、私はいいや。兄さんと一緒に商会に顔出して、少し手伝わないと行けないからさ。」
しばらくして父様が帰宅した。
「アルクス久しぶりだな。辺境はどうだった?」
「色々な経験ができました。そして、自分が進もうと思う道が見つけられたので報告に戻りました。僕は探索者になって世界を旅しようと思います。」
「そうか。自分で決めたのであれば何も言うことはない。ただルーナのためにもどこに居ようとも手紙だけは出してくれると嬉しい。あとはわかっていると思うが、この都にお前の居場所はもうない。おそらく滞在している間に実感することになるだろう。この数年でより一層不授の排斥も進んだ。正しいとは思わないが、この国をよく表している姿でもある。」
「わかりました、よく見てまわりたいと思います。あと叔父さんからこれを預かりました。」
「あぁ、ありがとう。ウィルにも近いうちにここに顔を出す様に伝えておいたから楽しみにしておくと良い。あいつはどんどん出世してあと数年で蒼天十二将にでもなるんじゃないかな。」
「さすが兄様です…」
父様への報告は思ったよりもあっさりしたものになった。
探索者になるということに対してもう少し反応があると思っていたけれど…
辺境に引きこもるのも、探索者で旅をして回っているの王都にいる身からするとあまり変わらないのかな。
その後数日間図書館に籠り王国近辺の国家や帝国、連邦などの地理や歴史・政治・経済・文化などこれから旅をするであろう各地の情報を調べられるだけ調べて、まとめることにした。
「この辺りの国は問題ないけど、帝国と連邦に行ったら文化の違いで困るかもなぁ…」
帝国に行けば雷吼狼牙の様に獣人族が多いし、連邦には亜人と呼ばれるエルフ、ドワーフなどの種族がいるらしい。
ヴォルナーさん達は探索者なだけあって、食事以外はこちらに合わせてくれていたけど、今度は自分達が合わせないといけないからなぁ。
「お兄さま、調べ物は順調ですか?」
帰宅後ルーナに勉強を教えている時に、調査の状況を聞かれた。
おそらく少しでも調べ物が長引いて滞在期間が延びることを期待しているのだろう。
「そうだね、順調だよ。ルーナの勉強も順調じゃないか。入学前にこれだけ理解していれば学校で首席も取れるんじゃないかな?」
「お兄さまの妹として恥ずかしく無い様に頑張ります!」
満更でもない表情だった。
そういえば今になって気がついたけど昔はこういうなんでもない、幸せな時間も多かった気がする。
長く続かないとわかっているからこそ、今の時間を大切にしよう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる