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午後の授業は『毒物学・基礎』だった。
エルは午前の授業の振る舞いをこっぴどく叱られたようで、「次は本当にないぞ」と念を押されたらしい。全単位をマイナスにされ、一つでも取りこぼせば即留年という厳しい処罰が下っていた。
そのおかげで、今の彼の席はここにはない。ユナは心からホッと落ち着くのを感じていた。
教壇に立った講師は、顔の半分を大きなフードで隠した不気味な中年女性だ。
教室には「毒」という言葉が持つ独特の緊張感が漂っていた。
「……今日の講義は『無味無臭の遅効性毒』についてです。ここに三つの無色透明な液体があります。一つはただの水、一つは即効性の痺れ薬、そして最後の一つが……命を奪う毒です。見分けてみなさい」
生徒たちの間に緊張が走る。魔力を込めた特別な虫眼鏡や、毒に反応する銀の匙を取り出しす者に「先ずは触れずに、見た目だけで判断してみなさい」と、注意が入る。恐る恐る瓶を凝視する周囲に、ユナは座ったまま三つの瓶を見て直ぐに分かった。
(……簡単ね。あの一番右の瓶、毒チューリップの球根だわ。痺れ薬は真ん中ね。一番左は砂糖水)
ユナにとって、毒とは「植物の悲鳴」に近い。過剰に濃縮された成分が、瓶の中で暴れているのが視覚的に分かるのだ。
(可哀想に。毒チューリップは量を調節すれば良い香辛料になるのに。お通じも良くなるし、最高なのにね)
「誰か、答えが分かる者はいる?」
講師の問いに、一人の生徒が手を挙げた。
「中央の瓶です! わずかに粘り気があるように見えます」
「……不正解。それはただの砂糖水です。はい、シャッフル」
五人中三人が間違い、ようやく一人の正解者が出た。そして順番が回ってくる。
(エル様に怒られるわね。わざと間違えた方がいいのかしら……?)
リサがわざわざ言いつけたりはしないはず。それに、今はエルもいないのだ。
「では最後に、ユナ。答えて」
午前の実習でのフラストレーションが限界だったユナは、開き直った。
ええい、言ってしまえ!
「今の位置で猛毒は一番左です。毒チューリップの球根十個分を濃縮したものですね。真ん中が砂糖水、そして左は痺れ薬です。これは電撃草を元に作られています」
教室中が静まり返った。講師はフードの奥の目を大きく見開く。
「……正解よ、ユナ。毒の正体どころか、個数まで的中させるなんて……驚いたわ」
周囲から「おおーっ」と拍手が沸き起こった。
「やっぱり、午前中の失敗は放蕩王子が邪魔したからだったんだな」
「まぐれじゃないのか?」
「馬鹿言え、まぐれで個数まで当てられるかよ」
ヒソヒソ声が心地よく耳に届く。ユナは見返してやった満足感に浸っていた。
放課後、校門の前で待っていたユナの元へ、貴族法の座学を終えたエルが走ってきた。
「お待たせ、ユナ。退屈な授業だったよ」
ユナの腕を優しく引くエルは、エスコートして馬車へと乗せる。
それは誰が見ても優雅な仕草だった。
「君は、ずいぶんと楽しんだみたいだね」
隣に腰を下ろしたエルの囁きに、ユナは一瞬で青ざめた。
「僕がいないと思って、言いつけを破ったね。毒の瓶を当てるまではいい。けれど、中身の正体と個数まで当てるのは『普通』じゃない。駄目なことだよ。僕はね、いつでもどこでも君のことを見ているんだ。覚えておいて」
「わ、私を監視しているんですか……?」
「君にリサがいるように、僕にも『影』がいるんだよ。彼らが報告してくれるのさ」
エルはフフッと、獲物を追い詰めた猛禽のような笑みを浮かべた。もちろん、影の報告など嘘だ。彼は魔法を使い、ただずっとユナを盗み見ていただけなのだから。
「約束を破ったユナには、罰を与えなきゃね」
「罰……?」
ユナの体は、恐怖で小さく震えた。
屋敷に帰宅したエルは、有無を言わさぬ口調で下女たちにユナを浴室へ連れて行くよう命じた。
言われるがままに磨き上げられたユナは、湯上がりに用意された着替えを見て言葉を失う。それは寝室でしか纏わないような、薄く透ける素材のネグリジェだった。
「これでは、ほとんど下着と変わりません……」
ユナの抗議も虚しく、リサさえ不在の空間で、下女たちはエルの指示通りにユナを食堂へと連行した。
広々とした食堂の主賓席には、すでにエルが深く腰を下ろしていた。
ユナは羞恥心で顔を真っ赤にし、震える手で肌を隠そうとする。しかし、エルはその様子を、極上の芸術品を鑑賞するかのような熱っぽい瞳で見つめていた。
「ユナ。罰だよ。今日は初日だから、軽くしてあげる」
エルは優雅に脚を組み、自分の膝を軽く叩いた。
「僕の膝においで」
「そ、そんな……座れません」
「おいでと言っているんだ。まだ優しい罰の内に言うことを聞いておいた方が良いよ。僕は良いけど、君が言うことを聞かないなら罰が増えるだけだよ」
穏やかな声の中に、拒絶を許さない氷のような響きが混じる。ユナは喉を鳴らし、一歩、また一歩と、死刑台へ向かうような足取りでエルに近づいた。
恐る恐るエルの膝に腰を下ろすと、即座に逞しい腕がユナの細い腰を抱き寄せた。薄い布地越しに、エルの体温が直接伝わってくる。ユナは心臓が口から飛び出しそうなほど激しく打つのを感じていた。
「いい子だね。……さて、夕食の時間だ。でも、君は手を使ってはいけないよ。僕が食べさせてあげる」
エルは銀のスプーンを手に取り、美しく盛り付けられたベリーのコンポートを一口分すくい上げた。
「さあ、あーんして」
「……自分で食べられます」
「ダメだよ。これは罰なんだ。……ユナ、君が僕の知らないところで、僕の知らない誰かを驚かせるたびに、僕は君を閉じ込めたくなる。このまま、誰にも見られない場所へ連れ去ってしまいたくなるんだ。分かるかい?」
エルの自由な方の手が、ユナの項(うなじ)から背中へと這い上がる。その指先は獲物の急所を確かめるような危うさを持っていた。
「君の賢さは、僕だけが知っていればいい。君の美しさも、僕だけが愛でればいい。……学園での君は、僕に守られるだけの、無力で無能な宝石でなきゃいけないんだ」
ユナは無理やり口に運ばれた果実を飲み込んだ。甘いはずの蜜は、今の彼女には苦い毒のように感じられた。
「美味しいかい?」
エルはユナの頬を撫で、そのまま耳たぶを優しく、けれど逃がさないように甘噛みした。
「……っ!」
「明日の授業では、絶対に正解を言っちゃだめだよ。もしまた目立ってしまったら、今度は食事だけじゃ済まないからね」
エルの独占欲という名の檻が、一回り小さくなったような気がした。
ユナはエルの腕の中で、じっと耐えることしかできなかった。まるで、美しい宝石箱に閉じ込められた一点物のコレクションのように。
エルは午前の授業の振る舞いをこっぴどく叱られたようで、「次は本当にないぞ」と念を押されたらしい。全単位をマイナスにされ、一つでも取りこぼせば即留年という厳しい処罰が下っていた。
そのおかげで、今の彼の席はここにはない。ユナは心からホッと落ち着くのを感じていた。
教壇に立った講師は、顔の半分を大きなフードで隠した不気味な中年女性だ。
教室には「毒」という言葉が持つ独特の緊張感が漂っていた。
「……今日の講義は『無味無臭の遅効性毒』についてです。ここに三つの無色透明な液体があります。一つはただの水、一つは即効性の痺れ薬、そして最後の一つが……命を奪う毒です。見分けてみなさい」
生徒たちの間に緊張が走る。魔力を込めた特別な虫眼鏡や、毒に反応する銀の匙を取り出しす者に「先ずは触れずに、見た目だけで判断してみなさい」と、注意が入る。恐る恐る瓶を凝視する周囲に、ユナは座ったまま三つの瓶を見て直ぐに分かった。
(……簡単ね。あの一番右の瓶、毒チューリップの球根だわ。痺れ薬は真ん中ね。一番左は砂糖水)
ユナにとって、毒とは「植物の悲鳴」に近い。過剰に濃縮された成分が、瓶の中で暴れているのが視覚的に分かるのだ。
(可哀想に。毒チューリップは量を調節すれば良い香辛料になるのに。お通じも良くなるし、最高なのにね)
「誰か、答えが分かる者はいる?」
講師の問いに、一人の生徒が手を挙げた。
「中央の瓶です! わずかに粘り気があるように見えます」
「……不正解。それはただの砂糖水です。はい、シャッフル」
五人中三人が間違い、ようやく一人の正解者が出た。そして順番が回ってくる。
(エル様に怒られるわね。わざと間違えた方がいいのかしら……?)
リサがわざわざ言いつけたりはしないはず。それに、今はエルもいないのだ。
「では最後に、ユナ。答えて」
午前の実習でのフラストレーションが限界だったユナは、開き直った。
ええい、言ってしまえ!
「今の位置で猛毒は一番左です。毒チューリップの球根十個分を濃縮したものですね。真ん中が砂糖水、そして左は痺れ薬です。これは電撃草を元に作られています」
教室中が静まり返った。講師はフードの奥の目を大きく見開く。
「……正解よ、ユナ。毒の正体どころか、個数まで的中させるなんて……驚いたわ」
周囲から「おおーっ」と拍手が沸き起こった。
「やっぱり、午前中の失敗は放蕩王子が邪魔したからだったんだな」
「まぐれじゃないのか?」
「馬鹿言え、まぐれで個数まで当てられるかよ」
ヒソヒソ声が心地よく耳に届く。ユナは見返してやった満足感に浸っていた。
放課後、校門の前で待っていたユナの元へ、貴族法の座学を終えたエルが走ってきた。
「お待たせ、ユナ。退屈な授業だったよ」
ユナの腕を優しく引くエルは、エスコートして馬車へと乗せる。
それは誰が見ても優雅な仕草だった。
「君は、ずいぶんと楽しんだみたいだね」
隣に腰を下ろしたエルの囁きに、ユナは一瞬で青ざめた。
「僕がいないと思って、言いつけを破ったね。毒の瓶を当てるまではいい。けれど、中身の正体と個数まで当てるのは『普通』じゃない。駄目なことだよ。僕はね、いつでもどこでも君のことを見ているんだ。覚えておいて」
「わ、私を監視しているんですか……?」
「君にリサがいるように、僕にも『影』がいるんだよ。彼らが報告してくれるのさ」
エルはフフッと、獲物を追い詰めた猛禽のような笑みを浮かべた。もちろん、影の報告など嘘だ。彼は魔法を使い、ただずっとユナを盗み見ていただけなのだから。
「約束を破ったユナには、罰を与えなきゃね」
「罰……?」
ユナの体は、恐怖で小さく震えた。
屋敷に帰宅したエルは、有無を言わさぬ口調で下女たちにユナを浴室へ連れて行くよう命じた。
言われるがままに磨き上げられたユナは、湯上がりに用意された着替えを見て言葉を失う。それは寝室でしか纏わないような、薄く透ける素材のネグリジェだった。
「これでは、ほとんど下着と変わりません……」
ユナの抗議も虚しく、リサさえ不在の空間で、下女たちはエルの指示通りにユナを食堂へと連行した。
広々とした食堂の主賓席には、すでにエルが深く腰を下ろしていた。
ユナは羞恥心で顔を真っ赤にし、震える手で肌を隠そうとする。しかし、エルはその様子を、極上の芸術品を鑑賞するかのような熱っぽい瞳で見つめていた。
「ユナ。罰だよ。今日は初日だから、軽くしてあげる」
エルは優雅に脚を組み、自分の膝を軽く叩いた。
「僕の膝においで」
「そ、そんな……座れません」
「おいでと言っているんだ。まだ優しい罰の内に言うことを聞いておいた方が良いよ。僕は良いけど、君が言うことを聞かないなら罰が増えるだけだよ」
穏やかな声の中に、拒絶を許さない氷のような響きが混じる。ユナは喉を鳴らし、一歩、また一歩と、死刑台へ向かうような足取りでエルに近づいた。
恐る恐るエルの膝に腰を下ろすと、即座に逞しい腕がユナの細い腰を抱き寄せた。薄い布地越しに、エルの体温が直接伝わってくる。ユナは心臓が口から飛び出しそうなほど激しく打つのを感じていた。
「いい子だね。……さて、夕食の時間だ。でも、君は手を使ってはいけないよ。僕が食べさせてあげる」
エルは銀のスプーンを手に取り、美しく盛り付けられたベリーのコンポートを一口分すくい上げた。
「さあ、あーんして」
「……自分で食べられます」
「ダメだよ。これは罰なんだ。……ユナ、君が僕の知らないところで、僕の知らない誰かを驚かせるたびに、僕は君を閉じ込めたくなる。このまま、誰にも見られない場所へ連れ去ってしまいたくなるんだ。分かるかい?」
エルの自由な方の手が、ユナの項(うなじ)から背中へと這い上がる。その指先は獲物の急所を確かめるような危うさを持っていた。
「君の賢さは、僕だけが知っていればいい。君の美しさも、僕だけが愛でればいい。……学園での君は、僕に守られるだけの、無力で無能な宝石でなきゃいけないんだ」
ユナは無理やり口に運ばれた果実を飲み込んだ。甘いはずの蜜は、今の彼女には苦い毒のように感じられた。
「美味しいかい?」
エルはユナの頬を撫で、そのまま耳たぶを優しく、けれど逃がさないように甘噛みした。
「……っ!」
「明日の授業では、絶対に正解を言っちゃだめだよ。もしまた目立ってしまったら、今度は食事だけじゃ済まないからね」
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ユナはエルの腕の中で、じっと耐えることしかできなかった。まるで、美しい宝石箱に閉じ込められた一点物のコレクションのように。
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