262 / 264
4章
261 クラスアップと悪ふざけ
しおりを挟む
新アーツ『ジ・オールスタンス・カウント』を使ってみたところ……体が重くなりましたとさ。
……なんで?
非常に動きづらいので今すぐやめてほしい。
急な変化のせいで、次々と攻撃してくるプレイヤーをいなすのも一苦労だ。
「コイツ、聞いてたより強くねぇ!」
「俺達でもやれるぞ!」
「四方を囲んで一斉に攻撃すればっ……!」
おかげさまで、自信を持った敵たちが勢いづく状況に繋がった。
向こうは互いにバフをかけ合っているし、身体能力の差はかなり縮まっているはず。思いがけず余裕がなくなってしまった……。
仕方ない。
多少のダメージは許容してでも、確実に仕留めていこう。
○○○
《第四職業が<土石魔法士>Lv20になりました》
《条件を満たしました。クラスアップが可能です》
《熟練度が一定に達し【土石魔法】スキルがLv20になりました》
《【土石魔法】Lv20呪文アーツ『ストーンメガフォール』を習得しました》
《【土石魔法】スキルが最高値になりました》
《【岩石魔法】スキルが派生しました》
《熟練度が一定に達し【空間機動】スキルがLv5になりました》
《熟練度が一定に達し【城塞】スキルがLv19になりました》
《熟練度が一定に達し【筋力強化】スキルがLv6になりました》
人数が減って余裕ができたので、『ジ・オールスタンス・カウント』の効果を流し読みする。少しずつ体が軽くなってきている気がするのだ。
すると、このアーツが五分かけて効果を発揮するのだと分かった。
アーツ発動時に基礎能力値が二割減。そこから二分半で元通りの基礎能力値へと戻っていき、その先は徐々に上昇していく。最終的には元値の二割増しになり、五分ほど継続する。
使えるような使えないような……。
強敵の前での弱体化は、できれば遠慮したい。
「おいっ、コイツの動き、段々速くなってねーか!?」
「手加減してたのかよクソが! 余裕こきやがって! ぶっ殺してやる!」
「あー、これからもう少し早くなるぞ。多分、二割増しくらい」
ある意味当然の解釈をされてしまったが、都合がいいので誤解されたままにしておく。弱体化中だと知って、躍起になって攻められても嫌だし。
「探索班はまだフラッグを見つけられないのか!」
僕のHPは二割近く削れているが、焦りはない。むしろ、未だに十倍以上居る相手の方が焦燥感に満ちている。
パーティーを組んでいるアリアさんのHPが、視界の端に表示されているが……一割しか減ってない。
向こうも大丈夫そうだな。
第二拠点のミレア&シエラは心配ないし、第三拠点のミア&レイン&援軍一名も……まあ、大丈夫だろう。今回、僕は顔を合わせていないが、実力は確かだ。
にしても、まさかあいつが、クレアのギルド《虹色独奏》に入っていたとは。大会期間限定とはいえ、闇鍋御膳はよく勧誘を成功させたものだ。
さて。
完全に勢いが死んだ彼らには、この魔法をプレゼントしよう。
純粋な威力では、ランク2魔法スキル中最高と名高い――。
「――『ストーンメガフォール』!」
「げっ!? 【土石魔法】も使うのかよ!?」
「やべっ、全員避けろーーーっ!!」
戦闘区域が暗くなり、頭上から三メートル超の石が三つ落ちてきた。マスタースキルになっても、この数が限界らしい。
今の今まで魔法を使わなかったおかげか、不意を打たれた三人を下敷きにする。大石はプレイヤーの脱出を許さず、上からかかる重力にてそのままHPバーを削り切った。
……いや、もはや岩だろう、これは。石と岩の明確な差なんて知らないけども。
そんな中、城内部を走り回っていた探索班が外に出てきた。四人から二人へと、その数を減らしている。
さんざん苦悩していたアリアさん、戦うことに決めたんだな。
レベル的に同格の相手を二人も倒すとは、やるじゃないか。
「おい、フラッグは!?」
「ダメよっ、どこを探しても見つからない! あと探してないのは、見通しの良い城の外くらいしかないわ! 本当に、エリア内に設置されてるのっ!?」
当たり前だ。
エリア内になければ反則扱いになってしまうからな。
ルール違反はしていないが……普通に探していたら、まず見つからないだろう場所だ。仮に見つけたとしても、何が変わるわけでもないのだけど。
足止め班十人+探索班二人の計十二人は、アイコンタクトを交わして一斉に散り散りになった。僕の注意を分散させつつ、旗探しと撤退をする方針に切り替えたのだろう。
悪くない判断。
だが、実のところ、もうお前たちは詰んでるんだよなぁ……。
僕は槍を収納してから【灼銀獅子のナイフ】を八つ取り出し、背を見せて逃げる敵たちへ投擲。
二人の背中に四本ずつ刺さり、クリティカルコンボの上乗のおかげでHPを全損させることに成功した。
視界に〔クリティカルコンボ 40HIT!〕のメッセージが浮かび上がる。
いつもありがとう。
毎度毎度、コンボによる加算ダメージに助けられてます。
さらに二人を仕留めたところで追うのをやめた。
これは諦めたのではなく、一人も生かして帰さないための下準備。坂の上にある落石装置に身を隠し、のこのこと現れるプレイヤーを待ち伏せする。
この砦に出口は一か所だけ。外に逃げようする者は、必ず装置の横を通るのだ。
陰に僕が潜んでいるとは知りもせず。
出口がち目に入ると気が緩むし、奇襲するには持ってこいの場所だと思う。
プレイヤーをたまげさせる様子を思い浮かべ、密かに胸を高鳴らせる。
性格が悪いのは否定できないが、驚かせる相手が襲撃者なのだし、こちらの罪も軽くなる、といいなぁ……。
待っている時間で、スキルポイントを2消費して【岩石魔法】を取得。
さらに、第四職業を<岩石魔法士>へとクラスアップさせておく。
ミレアの話が正しければ、<火焔魔法士>と<岩石魔法士>のLv30で、<赤魔法士>の職業にクラスアップ可能だったはず。
同じく、【岩石魔法】と【火焔魔法】Lv30で【赤魔法】を取得可能、と。
現状では、【火焔魔法】でさえ折り返しを迎えていないし……道のりは遠い。
とかなんとか、今後の楽しみについて考えていると、時間はあっという間に過ぎ去ったようで、一人目のお客さんがやってきた。
「なんでフラッグが見つからねぇんだよ、クソがっ! こんな絶対おかしい! 間違いなくチートだ! 運営に報告して――ひゅべっ?」
《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【気配遮断】スキルがLv12になりました》
なにやら不穏な内容を口走っていたので、最後まで言わせず陰から抹殺した。
転送される前の、「は?」みたいな間抜けな顔が……ごちそうさまでした。
さあ、どんどんいこう。
「もうっ……! フラッグもマップに映ればいいの――にゃうっ!?」
《熟練度が一定に達し【魔力遮断】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【奇襲】スキルがLv11になりました》
まだまだこれから!
「疲れた……。上手く逃げ切れたみたいだし、小休止――」
「やあ」
「(ギギギギギギ……)」←無言で少しずつ振り向く音。
《熟練度が一定に達し【魔力感知】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力制御】スキルがLv9になりました》
今のは中々の反応。八十五点!
「ふぅ……。ここまでくれば、あの化け物も追っては――」
「――わああああああっ!!」
「うおおおおおおおっ!?」
《熟練度が一定に達し【空間機動】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に達し【筋力強化】スキルがLv7になりました》
化け物呼ばわりした奴には厳しく!
「はぁ……レインちゃんがいないとか、ハズレかよ。追いかけて涙目になるのが見たかったのに。ちっ、無駄骨こいた――」
「……抹殺」
《熟練度が一定に達し【消音】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【集撃】スキルがLv11になりました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能なスキルに【潜伏】が追加されました》
《取得可能なスキルに【隠形】が追加されました》
邪な目でレインを見られていたせいか、頭をぶち抜いてやっても怒りが冷めやらない。深く考えもせずに【潜伏】と【隠形】を取得してしまい、今になって後悔。
スキルポイント5点は地味に痛い……。
○○○
「そこに潜んでいるのは分かっているわ! 諦めて出てきなさい!」
「…………」
「……居ないみたいね。心配しすぎだった――」
《熟練度が一定に達し【未来視】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【奇襲】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv7になりました》
今の微妙に用心深い女性エルフで六人目。
八人居たはずだから、残るは二人だ。
そして、アウトローなスキルがガンガン上がっていく件について。
うーん……【潜伏】はまだしも、【隠形】などやっている覚えがない。木と似た色のバスタオルを頭から被っているだけなのに。
……っと、【気配感知】に近づく反応アリ。
次は……ネタ切れだし、普通に驚かせてみよう。
三、二、一、今ッ!!
「わっ!!」
「きゃあああっ!?」
クールでしゃきっとした見た目に似合わぬ可愛らしい声を上げ、怯えた顔つきでへなへなと座り込むアリアさん。
……えっ。
これは……やっちまったかもしれない。
―――――――――――――――――――――――――――――――
『ギルド対抗「攻城戦」開催中!』 <残り十七時間二十分>
・参加ギルド 302ギルド
・残りギルド 179ギルド/302ギルド
・獲得フラッグ59 喪失フラッグ0
・獲得ポイント59 喪失ポイント0
・総合ポイント59
・広域マップ確認
・周辺マップ確認《ウェザリア》《第二拠点》《第三拠点》
・空き陣地争奪戦
・―――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
……なんで?
非常に動きづらいので今すぐやめてほしい。
急な変化のせいで、次々と攻撃してくるプレイヤーをいなすのも一苦労だ。
「コイツ、聞いてたより強くねぇ!」
「俺達でもやれるぞ!」
「四方を囲んで一斉に攻撃すればっ……!」
おかげさまで、自信を持った敵たちが勢いづく状況に繋がった。
向こうは互いにバフをかけ合っているし、身体能力の差はかなり縮まっているはず。思いがけず余裕がなくなってしまった……。
仕方ない。
多少のダメージは許容してでも、確実に仕留めていこう。
○○○
《第四職業が<土石魔法士>Lv20になりました》
《条件を満たしました。クラスアップが可能です》
《熟練度が一定に達し【土石魔法】スキルがLv20になりました》
《【土石魔法】Lv20呪文アーツ『ストーンメガフォール』を習得しました》
《【土石魔法】スキルが最高値になりました》
《【岩石魔法】スキルが派生しました》
《熟練度が一定に達し【空間機動】スキルがLv5になりました》
《熟練度が一定に達し【城塞】スキルがLv19になりました》
《熟練度が一定に達し【筋力強化】スキルがLv6になりました》
人数が減って余裕ができたので、『ジ・オールスタンス・カウント』の効果を流し読みする。少しずつ体が軽くなってきている気がするのだ。
すると、このアーツが五分かけて効果を発揮するのだと分かった。
アーツ発動時に基礎能力値が二割減。そこから二分半で元通りの基礎能力値へと戻っていき、その先は徐々に上昇していく。最終的には元値の二割増しになり、五分ほど継続する。
使えるような使えないような……。
強敵の前での弱体化は、できれば遠慮したい。
「おいっ、コイツの動き、段々速くなってねーか!?」
「手加減してたのかよクソが! 余裕こきやがって! ぶっ殺してやる!」
「あー、これからもう少し早くなるぞ。多分、二割増しくらい」
ある意味当然の解釈をされてしまったが、都合がいいので誤解されたままにしておく。弱体化中だと知って、躍起になって攻められても嫌だし。
「探索班はまだフラッグを見つけられないのか!」
僕のHPは二割近く削れているが、焦りはない。むしろ、未だに十倍以上居る相手の方が焦燥感に満ちている。
パーティーを組んでいるアリアさんのHPが、視界の端に表示されているが……一割しか減ってない。
向こうも大丈夫そうだな。
第二拠点のミレア&シエラは心配ないし、第三拠点のミア&レイン&援軍一名も……まあ、大丈夫だろう。今回、僕は顔を合わせていないが、実力は確かだ。
にしても、まさかあいつが、クレアのギルド《虹色独奏》に入っていたとは。大会期間限定とはいえ、闇鍋御膳はよく勧誘を成功させたものだ。
さて。
完全に勢いが死んだ彼らには、この魔法をプレゼントしよう。
純粋な威力では、ランク2魔法スキル中最高と名高い――。
「――『ストーンメガフォール』!」
「げっ!? 【土石魔法】も使うのかよ!?」
「やべっ、全員避けろーーーっ!!」
戦闘区域が暗くなり、頭上から三メートル超の石が三つ落ちてきた。マスタースキルになっても、この数が限界らしい。
今の今まで魔法を使わなかったおかげか、不意を打たれた三人を下敷きにする。大石はプレイヤーの脱出を許さず、上からかかる重力にてそのままHPバーを削り切った。
……いや、もはや岩だろう、これは。石と岩の明確な差なんて知らないけども。
そんな中、城内部を走り回っていた探索班が外に出てきた。四人から二人へと、その数を減らしている。
さんざん苦悩していたアリアさん、戦うことに決めたんだな。
レベル的に同格の相手を二人も倒すとは、やるじゃないか。
「おい、フラッグは!?」
「ダメよっ、どこを探しても見つからない! あと探してないのは、見通しの良い城の外くらいしかないわ! 本当に、エリア内に設置されてるのっ!?」
当たり前だ。
エリア内になければ反則扱いになってしまうからな。
ルール違反はしていないが……普通に探していたら、まず見つからないだろう場所だ。仮に見つけたとしても、何が変わるわけでもないのだけど。
足止め班十人+探索班二人の計十二人は、アイコンタクトを交わして一斉に散り散りになった。僕の注意を分散させつつ、旗探しと撤退をする方針に切り替えたのだろう。
悪くない判断。
だが、実のところ、もうお前たちは詰んでるんだよなぁ……。
僕は槍を収納してから【灼銀獅子のナイフ】を八つ取り出し、背を見せて逃げる敵たちへ投擲。
二人の背中に四本ずつ刺さり、クリティカルコンボの上乗のおかげでHPを全損させることに成功した。
視界に〔クリティカルコンボ 40HIT!〕のメッセージが浮かび上がる。
いつもありがとう。
毎度毎度、コンボによる加算ダメージに助けられてます。
さらに二人を仕留めたところで追うのをやめた。
これは諦めたのではなく、一人も生かして帰さないための下準備。坂の上にある落石装置に身を隠し、のこのこと現れるプレイヤーを待ち伏せする。
この砦に出口は一か所だけ。外に逃げようする者は、必ず装置の横を通るのだ。
陰に僕が潜んでいるとは知りもせず。
出口がち目に入ると気が緩むし、奇襲するには持ってこいの場所だと思う。
プレイヤーをたまげさせる様子を思い浮かべ、密かに胸を高鳴らせる。
性格が悪いのは否定できないが、驚かせる相手が襲撃者なのだし、こちらの罪も軽くなる、といいなぁ……。
待っている時間で、スキルポイントを2消費して【岩石魔法】を取得。
さらに、第四職業を<岩石魔法士>へとクラスアップさせておく。
ミレアの話が正しければ、<火焔魔法士>と<岩石魔法士>のLv30で、<赤魔法士>の職業にクラスアップ可能だったはず。
同じく、【岩石魔法】と【火焔魔法】Lv30で【赤魔法】を取得可能、と。
現状では、【火焔魔法】でさえ折り返しを迎えていないし……道のりは遠い。
とかなんとか、今後の楽しみについて考えていると、時間はあっという間に過ぎ去ったようで、一人目のお客さんがやってきた。
「なんでフラッグが見つからねぇんだよ、クソがっ! こんな絶対おかしい! 間違いなくチートだ! 運営に報告して――ひゅべっ?」
《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【気配遮断】スキルがLv12になりました》
なにやら不穏な内容を口走っていたので、最後まで言わせず陰から抹殺した。
転送される前の、「は?」みたいな間抜けな顔が……ごちそうさまでした。
さあ、どんどんいこう。
「もうっ……! フラッグもマップに映ればいいの――にゃうっ!?」
《熟練度が一定に達し【魔力遮断】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【奇襲】スキルがLv11になりました》
まだまだこれから!
「疲れた……。上手く逃げ切れたみたいだし、小休止――」
「やあ」
「(ギギギギギギ……)」←無言で少しずつ振り向く音。
《熟練度が一定に達し【魔力感知】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力制御】スキルがLv9になりました》
今のは中々の反応。八十五点!
「ふぅ……。ここまでくれば、あの化け物も追っては――」
「――わああああああっ!!」
「うおおおおおおおっ!?」
《熟練度が一定に達し【空間機動】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に達し【筋力強化】スキルがLv7になりました》
化け物呼ばわりした奴には厳しく!
「はぁ……レインちゃんがいないとか、ハズレかよ。追いかけて涙目になるのが見たかったのに。ちっ、無駄骨こいた――」
「……抹殺」
《熟練度が一定に達し【消音】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【集撃】スキルがLv11になりました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能なスキルに【潜伏】が追加されました》
《取得可能なスキルに【隠形】が追加されました》
邪な目でレインを見られていたせいか、頭をぶち抜いてやっても怒りが冷めやらない。深く考えもせずに【潜伏】と【隠形】を取得してしまい、今になって後悔。
スキルポイント5点は地味に痛い……。
○○○
「そこに潜んでいるのは分かっているわ! 諦めて出てきなさい!」
「…………」
「……居ないみたいね。心配しすぎだった――」
《熟練度が一定に達し【未来視】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【奇襲】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv7になりました》
今の微妙に用心深い女性エルフで六人目。
八人居たはずだから、残るは二人だ。
そして、アウトローなスキルがガンガン上がっていく件について。
うーん……【潜伏】はまだしも、【隠形】などやっている覚えがない。木と似た色のバスタオルを頭から被っているだけなのに。
……っと、【気配感知】に近づく反応アリ。
次は……ネタ切れだし、普通に驚かせてみよう。
三、二、一、今ッ!!
「わっ!!」
「きゃあああっ!?」
クールでしゃきっとした見た目に似合わぬ可愛らしい声を上げ、怯えた顔つきでへなへなと座り込むアリアさん。
……えっ。
これは……やっちまったかもしれない。
―――――――――――――――――――――――――――――――
『ギルド対抗「攻城戦」開催中!』 <残り十七時間二十分>
・参加ギルド 302ギルド
・残りギルド 179ギルド/302ギルド
・獲得フラッグ59 喪失フラッグ0
・獲得ポイント59 喪失ポイント0
・総合ポイント59
・広域マップ確認
・周辺マップ確認《ウェザリア》《第二拠点》《第三拠点》
・空き陣地争奪戦
・―――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
魔境育ちの全能冒険者は異世界で好き勝手生きる‼︎ 追い出したクセに戻ってこいだと?そんなの知るか‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
15歳になり成人を迎えたリュカは、念願の冒険者ギルドに登録して冒険者になった。
そこで、そこそこ名の知れた冒険者Dランクのチームの【烈火の羽ばたき】に誘われる。
そこでの生活は主に雑用ばかりで、冒険に行く時でも荷物持ちと管理しかさせて貰えなかった。
それに雑用だけならと給料も安く、何度申請しても値段が上がる事はなかった。
ある時、お前より役に立つ奴が加入すると言われて、チームを追い出される事になった。
散々こき使われたにも関わらず、退職金さえ貰えなかった。
そしてリュカは、ギルドの依頼をこなして行き…
【烈火の羽ばたき】より早くランクを上げる事になるのだが…?
このリュカという少年は、チームで戦わせてもらえなかったけど…
魔女の祖母から魔法を習っていて、全属性の魔法が使え…
剣聖の祖父から剣術を習い、同時に鍛治を学んで武具が作れ…
研究者の父親から錬金術を学び、薬学や回復薬など自作出来て…
元料理人の母親から、全ての料理のレシピを叩き込まれ…
更に、母方の祖父がトレジャーハンターでダンジョンの知識を習い…
母方の祖母が魔道具製作者で魔道具製作を伝授された。
努力の先に掴んだチート能力…
リュカは自らのに能力を駆使して冒険に旅立つ!
リュカの活躍を乞うご期待!
HOTランキングで1位になりました!
更に【ファンタジー・SF】でも1位です!
皆様の応援のお陰です!
本当にありがとうございます!
HOTランキングに入った作品は幾つか有りましたが、いつも2桁で1桁は今回初です。
しかも…1位になれるなんて…夢じゃ無いかな?…と信じられない気持ちでいっぱいです。
親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します
miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。
そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。
軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。
誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。
毎日22時投稿します。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる