異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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2章

15 森の終わりと境界ボス

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「日が暮れてしまった・・・」


 森は殆ど踏破したのだが、時刻は既に夜。

 空腹度の設定が無くて助かった。


 そして、そんな中で襲って来たのが、コイツ。


 ミドルベアー Lv1
 魔物 上位種 格上
 スキル 剛力 ???


《熟練度が一定に到達し【解析】スキルがLv6になりました》


 スモールベアーよりも力が強く、速度も高い。

 加速を使う前に一撃喰らってしまい、HPバーは一気に四割減。

 レインの作ってくれた防具が無ければ、半分以上削られていただろう。


 熊って怖い。

 そしてレイン、ありがとう!あっ、ミアも良い武器をありがとう。


「アクセラレーション!スラッシュ!ダブルスラッシュ!」

「グマー!?」


 もう鳴き声にはツッコまない。

 クリティカルコンボ5HITという文字が躍っており、残りHPはあと少し。


《熟練度が一定に到達し【剣術】スキルがLv10になりました》
《【剣術】Lv10アーツ『サークルスラッシュ』を習得しました》
《【剣術】スキルが最大値になりました》
《【中級剣術】【短剣術】【大剣術】スキルが派生しました》


 おや?

 スキルが派生した?


 ・・・っと、今は後回しで。

 熊の攻撃を回避して、スラッシュを叩き込む。


 熊のHPバーは無くなり、無事に勝利した。


《熟練度が一定に到達し【回避】スキルがLv5になりました》
《【回避】Lv5アーツ『回避Ⅱ』を習得しました》


 回避スキルのアーツは自動で発動するので、悩む必要が無くて良い。

 AP消費もゼロに等しいので、消耗も気にならない。



【森熊の爪】素材アイテム レア度2
 ミドルベアーの爪。
 スモールベアーの爪よりも大きい。



 このアイテムも売却になるな。


 僕はステータスの確認をする。

 すると、システムアナウンス通り、三つのスキルが派生していた。

 どのスキルも、取得するにはスキルポイントが2必要のようだ。


 ほとんど悩むことも無く、中級剣術を取得。

 中級剣術Lv1アーツは、パワースラッシュ。

 スラッシュの強化版で、クールタイムは程々。



 ステータス画面を閉じて、軽く剣を振ってみる。

 おお・・・剣術のときよりも上手く振れている実感がある・・・!



 ポーションを幾つか使用し、試し斬りもしつつ先へ進むと、森の出口に到着。


 ちなみに、ポーションの効果はこんな感じ。


【HPポーション】回復アイテム レア度1
 HPを10回復する。品質5
 連続使用可能。



 森の出口に陣取っている魔物が居るのだが、ボスか何かだろうか。


 ビッグベアー Lv1
 境界ボス 魔物 上位種Ⅱ 格上
 ??? ??? ???


 解析の結果では、境界ボスとなっている。

 プレイヤーのレベルで言うと、20辺りになる・・・はず。

 システムのことは分からないので、確実ではないが。


 端的に言って、勝てる気がしない。

 格上の二文字が、かつてない程に濃い赤色なのだ。

 殆ど深紅と言ってもいい色合いではないか。


 どうしたものかな・・・。





 HPとAPが全快するまで休んだところで、戦うことを決めた。

 境界から離れて襲い掛かってくるようだったら、早々に撤退していただろう。


 そんな訳で、戦闘開始。

 加速を最大限使用して、危なくなったら撤退で。


「ファイアボール!」


 まずは火魔法で様子見。

 熊が移動できる範囲外からだと効果が無いのは確認済みだ。


《熟練度が一定に到達し【火魔法】スキルがLv4になりました》


 火の玉を喰らった熊のダメージは、HPバーが微減しただけ。

 熊が怒って突撃してきた。


「アクセラレーション!」


 加速を発動して、こちらからもビッグベアーに接近。

 僕と熊の間にあった距離はすぐに縮まり、交錯。

 すれ違いざまに、中級剣術Lv1アーツを叩き込む。


「パワースラッシュ!」

「ゴガァァァ!」


 溜めの時間は移動中に確保できたので問題なし。

 クリティカルヒットとなり、敵のHPバーが少し減った。

 まだ一割も削れていないが、比較的順調か?


 熊が振り返って再度突撃をかけてくる。

 すれ違うには勢いが足りないので、回避だな。


 加速を発動し、熊の爪による一撃を回避。


「スラッシュ!ダブルスラッシュ!」

「ゴガッ!」


 クリティカルコンボ4HIT!


 それ以上の追撃は危険と判断して、一度後退。

 熊はダメージを喰らって直ぐに攻撃してきたので、正しい判断だったようだ。






 ダメージを喰らうことも無く、順調に進んでいた戦いだったが、熊のHPバーが残り半分になった時、それは起こった。


「ゴガァァァァァァッ!!」

「っ!?」


 熊が突然叫んだかと思ったら、周囲からミドルベアーが集まって来た!

 数は全部で三体なんだが、これは流石に不味くないか・・・!?







 名前 アスト

 種族 人間 Lv8
 職業 剣士 Lv8
 スキルポイント2

 アナザースキル
 加速Lv2

 マスタースキル
 剣術Lv10〔Master〕

 スキル
 中級剣術Lv1 火魔法Lv4 解析Lv6
 解体Lv6 錬金Lv6 発見Lv5
 索敵Lv6 照準Lv5 回避Lv5

 称号
 開拓者 冒険者 使徒

 基礎能力値

 物理攻撃力 15
 物理防御力 15
 魔法攻撃力 10
 魔法防御力 10
 平均速力  14

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