異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

32 新防具と宝飾

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 アライアの町へ転移してきたのだが、やはり人目が気になる。

 早くウェザリアに向かおう。





「来たわね、アスト。本人不在だけれど、まずはレインの防具からよ」

「あ、どうも。それでは早速・・・」



【虚影狼の革鎧】防具アイテム レア度5
 物理防御力+5 魔法防御力+2 
 平均速力+3 品質7
 ファングラビットとクレイジーハウンド。
 二体の皮を合わせて使った革鎧。



《熟練度が一定に到達し【分析】スキルがLv2になりました》


 分析が上がったのは、解析の経験値も流れ込んでいるからだろうか?

 防具の方は魔法防御力がプラスされている。

 レア度も上がっているし、いい仕事だ。


「ありがとうございます。レインが来たらお礼を言っておいてください」

「分かったわ。それで、次の話なのだけれど・・・」

「私の出番!私は宝飾師なんだけど、原石をお持ちと聞いて!」


 金髪で元気な女性が話しかけて来た。

 同い年くらいか?



 名前 シエラ

 種族 人間 Lv4
 職業 宝飾師 Lv4



 話を聞いてみると、磨く宝石が無くなって暇なのだとか。

 原石を拾った件は掲示板に報告したのだが、芳しくないようだ。

 まあ、ゴミ拾いなんてやりたくないよな。

 多分、ディアスみたいなやつへの救済措置の意味合いもあるんだろうが。


「それじゃあ、よろしくな?」

「了解、すぐに取り掛かる!」


 シエラには原石を渡しておいた。

 始まりの町に落ちている物なので、あまり期待は出来ないが。


「あ、そう言えば、木材があるんですが・・・」

「それは本当!?買い取るわ!」

「ア、アリアさん、落ち着いてください・・・!」


 アリアさんに詰め寄られてしまった。

 まあ、木工師なら当然の反応なのだろう。


「あっ・・・ゴホン。失礼したわね」


 耳がピコピコ動いており、そこから興奮が伝わってくる。

 表面上はすましていても、興味津々ということか。

 指摘したらえらい目に合いそうなので、見なかったことにしよう。


 僕は、影森の木と狼影森の虚木を取り出す。

 ついでに影狼や虚影狼の毛皮も売却で。


 アリアさんの勧めで、虚影狼の魔石は残しておくことになった。

 確かに、色々と特殊なアイテムだからな。

 値段が高すぎるというのも一つの判断材料。


「どちらも良さそうな木ね。全部合わせて・・・これくらいでどう?」

「それでいいですよ。かなり高いですけど良いんですか?」

「ええ、良いのよ。木材は不足気味だから」

「ああ・・・なるほど」


 発見のスキルで最後に習得したのが木材発見だからな。

 自然な事だろう。


 防具の代金を引いて、100000ゴールドほど受け取る。

 ギルドでも報酬を受け取らないといけないが、後回しで良かろう。

 虚影狼らの依頼は、まだ張り出されては居ないのだ。


「それで、ですね。何故魔石がこんなに高いのでしょうか?」

「・・・分からないわ。まさか100万もするなんて・・・」


 そう、虚影狼の魔石は、100万ゴールドとシステムに判断された。

 値段を見た時は、危うく声を漏らす所だったぞ・・・。

 アリアさんも顔を引き攣らせていたしな。


「兎に角、持っておいた方が良いわよ?」

「ええ。ご親切にどうも」


 そんなことを言わずに買い取る手もあるだろうに、優しい人だな、アリアさんは。

 お返しとして、アリアさんが気づいていないだろうことを教えてあげよう。


「アリアさん、一つだけ」

「何かしら?」

「木材が手に入って嬉しいのは分かりますが、表情を引き締めた方が良いですよ?」

「・・・!?」


 アリアさんの表情は、微妙に緩んでいたのだ。

 それはそれで良いと思うのだが、アリアさんは気にするだろうし。


「・・・ありがとう、アスト。恩に着るわ」

「いえいえ、どういたしまして」


 耳についてはどうにもならないだろうし、言わぬが花だろう。

 そう思った時、聞きなれた声が。


「あっ、アスト兄!ゲームで会うのは久しぶりだね!」

「おお、ミレアか。久しぶり。そちらの人は・・・?」


 ミレアの隣には同じ赤髪の槍使いが居た。

 何となく心当たりはあるが、一応初対面なので。


「この人はフラン!今パーティーを組んでいる槍士・・・いや、中級槍士だよ!」

「紹介にあった通り、私はフランだ。よろしく」


 やはりそうだったか。

 掲示板で名前があった人だな。



 名前 フラン

 種族 人間 Lv10
 第一職業 中級槍士 Lv1
 第二職業 火魔法使い Lv2


 名前 ミレア

 種族 人間 Lv10
 第一職業 暴風魔法士 Lv1
 第二職業 水魔法使い Lv3



 二人ともクラスアップしているようだ。


「僕はアスト。こちらこそよろしくな」


 フランに手を差し出されたので、軽く握手をする。


「ミレアから話は聞いている。一度会ってみたいと思っていた」

「会いたかった、というと?」

「最初の頃から、一度アストと戦ってみたかったのだ」


 戦ってみたい、ということは、つまり・・・。


「フランは戦闘狂なのか?」

「違う!純粋に競い合ってみたかっただけだ!」


 クールな感じだったのだが、雰囲気が崩れている。

 こっちが素なのか?

 ・・・いや、どちらも素だと見た。


「・・・それで、一戦どうだろうか?」

「うーん・・・構わないが、場所を変えよう。ここだと迷惑になるしな」

「了解した」


 決闘のルールとして、賭けるものは無し。HP半減で決着。

 こんな内容に決まった。


「フランとアスト兄の勝負!どっちが勝つかなぁ・・!」


 何故かミレアがとても楽しそうだ。


「あっ、アリア!例の木材で杖をお願いね!」

「了解よ。これからとりかかるわ」


 フランとルールを話し合っている間に、ちゃっかりと依頼していたらしい。

 ちなみに、貸していた2000ゴールドも返って来た。





 町の広場へ移動して、フランと向かい合う。


 決闘開始10秒前・・・5、4、3、2、1、決闘開始!








 名前 アスト

 種族 人間 Lv14
 第一職業 中級剣士 Lv5
 第二職業 火炎魔法士 Lv3
 スキルポイント7

 アナザースキル
 加速Lv4

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕

 スキル
 中級剣術Lv7 火炎魔法Lv5 解体Lv11
 中級錬金Lv3 気配察知Lv6 大発見Lv3
 分析Lv2 予見Lv3 影魔法Lv7

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者 開放者
 ジャイアントキリング

 基礎能力値

 物理攻撃力 16(+13)
 物理防御力 16(+13)
 魔法攻撃力 16(+ 2)
 魔法防御力 14(+ 2)
 平均速力  14(+20)

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