異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

61 解体と昼食

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「みんなーっ!アイテムが欲しいかーっ!?」

「イエーッ!」


 ミレアとディアスが何かやってるが、僕たち四人は無視。
 巨大猪ことギガダッシュボアーに解体を使用。
 すると、あの巨体がこじんまりと纏まってしまった。
 いや、それでもかなりの量なのだが、微妙に納得がいかない。



【巨大突進猪の大牙】素材アイテム レア度4
 ギガダッシュボアーの大牙。
 硬度が高く、丈夫。一級品の武器などに加工可能。

【巨大突進猪の肉】食材アイテム レア度4
 ギガダッシュボアーの肉。
 とても美味であり、シンプルに食べるが吉。

【巨大突進猪の皮】素材アイテム レア度5
 ギガダッシュボアーの皮。
 とても軽いうえに丈夫。軽戦士の防具にはピッタリ。

【巨大突進猪の尻尾】装飾アイテム レア度5
 平均速力+8 物理攻撃力+2 品質8
 ギガダッシュボアーの力が宿った尻尾。
 フルパーティーボスを想定人数以内で打倒した者の証。

【イウェスティアの封印石】特殊アイテム レア度ー
 イウェスティアの町にかかる封印を解くための石。
 封印壁に投げつけることで封印を解除可能。



 見ての通り、素材自体はそれなりにあるのだが、尻尾は一つしか無いので分配法に迷うところだ。
 平均速力が上がって損する人は居ないので、誰もが欲しがるのもまた分配を難しくしている。

 そんなわけで、ミレアの叫びに繋がるのだ。
 ここは正々堂々じゃんけんで勝負、ということだ。こうなることを予想していたのかね?
 ディアスはノリに乗っただけだと思うが。


「あの、私は辞退しておきます。ご迷惑をお掛けしましたので・・・」

「それは駄目よ。ある意味、あなたのおかげで討伐の機会が回ってきたのよ?」

「その通り。俺も全くの同意見だ」


 僕もそう思うので頷いておく。


「それに、俊足隠密ヒーラーには必要なアイテムだよねっ!」

「しゅ、俊足隠密・・・?それは私のことでしょうか・・・?」


 ミレアの言葉にブランシュが困惑している。うちの妹がすみませんね。


「あ、僕は辞退するからそのつもりでいてくれ」

「え?アスト兄、要らないの?」

「ああ。その替わり、イノシシ肉の分配を多めにしてくれると・・・」


 僕がそう言うと、みんな納得したような表情だ。何故に?


 結局、巨大突進猪の尻尾は、申し訳なさそうに参加したブランシュが獲得した。
 さらに申し訳なさそうに縮こまってしまったが、誰も怒ってないから安心してくれたまえ。


「あああっ!なんてこった、空腹度パラメーターがっ!?」

「えっ?あ、私もヤバいわね・・・」

「俺もだな」

「あわわわっ!?もう危険域に突入して基礎能力値が下がってます・・・!」


 うん、すっかり忘れていたな。
 僕は・・・まだ大丈夫そうだが、そろそろ作り始めようか。


「アスト兄!昼食休憩する予定だった丘の所まで戻ってきてるよ!」

「なぬ?」


 言われてみればそうだな。何という偶然。
 ・・・ほんとに偶然か?

 ミレアの方を見つめるも、いつもと変わらない普通のミレアだ。


「・・・どうしたのアスト兄、そんな熱い視線を向けて?・・・まさかっ!?」

「もうそのくだりはいいから。早く移動しよう」


 途中で止められてブー垂れるミレアと一緒に丘の上に移動。何故か他の四人もついてくるが、まあいいだろう。









《熟練度が一定に達し【中級料理】スキルがLv4になりました》



【上質猪肉の牡丹鍋】料理アイテム レア度4
 空腹度-60% 平均速力+4 品質8
 ギガダッシュボアーの肉などを使用した牡丹鍋。
 食事後四時間、平均速力が上昇する。



 大雑把に作ったせいか品質は低めだが、許容範囲内だろう。


「・・・何故こっちを見ているんだ?」

「・・・美味しそうだからよ」


 セレナが代表して答えたが、ディアスとアラン、ブランシュもこちらを見ている。取り出していた生姜焼き丼を仕舞うのは何故だ。
 あ、お買い上げありがとうございます。


「生姜焼き丼もいいが、出来立ての料理も食いたいんだ!」

「沢山作ったのはお前たちに食わせるためではないぞ?」

「・・・・・・」


 いや、そんな無言の圧力をかけられても困るのだが。


「アスト兄!私は食べていいよね!?」

「おう、召し上がれ」

「「「「「いただきます!」」」」」

「おい」


 明らかに声の数が多いぞ!


「はぁ・・・。まあいいか。どうぞ召し上がれ。・・・ディアス以外は」

「なんでだっ!?」


 理由が必要かね?ディアスはそういうキャラでいいと思うんだ。


「とりあえず、ブランシュ優先で。今にも死に戻りそうだし」

「感謝いたします・・・!」


 そこまで危険になる前に、生姜焼き丼を食べようとは思わなかったのか?
 そんなに牡丹鍋が食べたいと思ってくれたのなら、料理人冥利に尽きるが。

 ・・・そこ、料理人じゃないとかいうツッコミはいらん!



 ♢♢♢



「「「「「ごちそうさまでした!」」」」」

「お粗末様でした」


 結局食い尽くされてしまったな。
 大層美味しそうに食べてくれたので、何度にやけそうになったことか。


「アストは料理が上手いな!めっちゃ美味しかったぜ!」

「うむ。生姜焼き丼のときも思ったが、実に美味い」

「その分、女としての自信が喪失しそうだけれどね・・・」

「えっへん!」


 ディアスとアランはともかく、セレナは微妙に落ち込んでいるな。
 どこかで見たような反応だ。
 そしてミレア、何故お前が誇らしげなんだ?


「アスト様の御料理、大変美味しく頂けました。ありがとうございました」

「・・・ブランシュ。様づけはやめてもらえると嬉しいんだが・・・」

「あっ、すみません・・・!ついうっかり・・・!」


 わざとではなかったのか。
 自然に出た呼び方を変えさせるのは嫌だが、流石に、な?


「アスト兄、少し照れてる?」

「照れてない!!」


 





 名前 アスト

 種族 人間 Lv22
 第一職業 中級剣士 Lv13
 第二職業 火炎魔法士 Lv11
 第三職業 舞踏家 Lv11
 スキルポイント14

 アナザースキル
 加速Lv6  

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
 料理Lv10〔Master〕
 中級剣術Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕    
 暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
 迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
 軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 火魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕 
 視覚強化Lv10〔Master〕
 火傷耐性Lv10〔Master〕

 マスタースキルⅢ
 影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕

 スキル
 上級剣術Lv1 火炎魔法Lv17 解体Lv15
 中級錬金Lv9 気配察知Lv15 大発見Lv12
 分析Lv14 予見Lv19 立体機動Lv16 
 見切りLv17 舞踏Lv17 受け流しLv17
 軌道予測Lv15 反応Lv15 疾駆Lv15 
 中級料理Lv4 縮地Lv6

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
 ジャイアントキリング

 基礎能力値

 物理攻撃力 18(+18)
 物理防御力 16(+21)
 魔法攻撃力 18(+ 8)
 魔法防御力 23(+ 8)
 平均速力  17(+20)

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