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リュース

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3章

74 ウェザリアの戦い

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 アライアの町の東門から出て、イスタリアの町へ出発。

 出発直前に槍術スキルを取得しておいた。
 道中の戦闘はアリアさんたちに殆ど任せるつもりなので、丁度いいだろう。
 レベルが停滞気味の火炎魔法と一緒に鍛えよう。


「・・・アスト、いつから槍士になったのかしら?」

「職業は槍士になってませんよ?枠が一杯ですし」

「そういうことが聞きたかったのではないのだけれど・・・」

「うん?」


 よく分からないが、文句も無さそうなのでこのままでいいか。
 アリアさん、ミア、レイン、シエラ、僕の五人で戦闘をこなしながら進む。









《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv5になりました》
《【槍術】Lv5アーツ『ダブルスラスト』を習得しました》
《熟練度が一定に達し【火炎魔法】スキルがLv19になりました》
《第二職業が火炎魔法士Lv12になりました》


 火炎魔法を使っていないのに、火炎魔法のレベルが上がっている件。
 何となく予想はつくが・・・焔牙の槍のおかげか?
 槍を使うことで熟練度に加算されているのかもしれない。
 だとしたら、槍術スキルは取得して正解だったな。

 まあ、それはいい。
 今はアリアさんたちの戦闘を見学だ。


「ガード!」

「クレイボール!」

「ダブルスラッシュ!」

「ダブルアロー!」


 ミアが盾士、レインが土魔法使い、シエラが剣士、アリアさんが弓士。
 前衛二人と後衛二人でバランスは悪くない。
 ファングラビット相手に上手く戦っている。

 強いて言うなら、盾役のミアが少し辛そうだな。
 これでもう一人盾役が居れば、交互に相手することで余裕が出来そうだが。
 回復薬の後衛も居れば、さらにいい。


「これでとどめ!スラッシュ!」

「グゥッ・・・!」


 シエラの一閃でファングラビットは力尽きて倒れた。

 うん、いい戦いぶりだったと思う。
 確か、同レベルの魔物をパーティーで狩るのが普通なんだっけ。
 アリアさんたちは生産職で、まだ戦闘系職業がクラスチェンジしていない。
 レベル平均が13の四人で倒せたなら、十分ではないだろうか。


「お疲れ様です、アリアさん」

「ありがとう。それで、どうだったかしら?」

「良い感じだと思いますよ?連携も上手かったですし」

「そう・・・」


 アリアさんは心なしか安堵した雰囲気だ。
 レインたちも差はあれど、似たような雰囲気に。
 生産職だから自分たちの戦い方に自信が無かったのかもしれないな。










《熟練度が一定に達し【大発見】スキルがLv15になりました》
《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv6になりました》


「アスト、森の中での注意事項はあるかしら?」

「そうですね・・・ここからは蛇と熊が出ますので、蛇の隠密が厄介です。索敵スキルを持っている人は・・・?」

「あっ、私が取得してるよ!」


 シエラが手を挙げた。
 戦闘ではオーソドックスな剣士のようだな。


「サーチのアーツを多用して、常に警戒し続けた方がいい」

「分かった。頑張ってみるね」


 初めは大変だろうけど、コツを掴めば大丈夫だろう。
 僕も気配察知は絶やさないけどな。









「後ろから蛇が来てる!」

「っ、ヴァイパーはシエラが相手をして。私とミア、レインは引き続き熊のリトルベアーの相手を」

「「「了解!」」」


 良い感じに戦えているな。
 最初はシエラの索敵が上手くいかず、サーチの合間を縫って蛇に襲われていた。
 その時は僕がしとめたが、皆冷や汗ものだっただろう。
 今ではその心配は殆ど無い。


「ガード!っ・・・攻撃が重い!」

「ミア、大丈夫!?クレイアロー!」

「アローショット!」

「クマー!!」


 相変わらず奇妙な鳴き声だな。

 ・・・うん?サーチⅢに魔物が引っ掛かったな。これはシャドウヴァイパーか。

 縮地とダッシュで接近し、加速したのちに刺突をお見舞いする。


「スラスト!ダブルスラスト!」

「・・・・・・!?」


 蛇はHPバーを呆気なくゼロにした。
 刺突で蛇を狙うなんて、我ながら物好きなことをするものだな。
 目標は、加速無しで正確に蛇を貫くこと。

 そうしている間にシエラがヴァイパーを倒し終わった。
 リトルベアーも程なくして倒されて、勝利。


「あー、追加の蛇には驚いた・・・!」

「アストが居てくれて助かったわね・・・」


 シャドウヴァイパーは初見殺しだからな。
 僕も初めて戦ったときはギリギリで回避したのだった。










《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv7になりました》


「アストさん、あれが境界地帯ですか?」

「そうなんだけど・・・待ち伏せだね」

「えっ?」


 境界地帯に入る目前で待ち構えているプレイヤーが六人。
 遠いうえ、暗くてよく見えないし、ここからでは解析できないな。
 それでも諦めずに目を凝らすんだけど。


《マスタースキル【暗視】【視覚強化】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【梟の目】が追加されました》
《取得可能スキルに【遠見】が追加されました》


 簡単に条件を満たし過ぎじゃないか?
 ミレアの話ではそう簡単にプレイヤースキルの条件を満たせないということだったんだが・・・。

 ま、取得しやすくなるぶんには良いか。
 両方とも1ポイント消費して取得で。
 そろそろ幻影魔法とかも興味がでてきたんだが、スキルポイントがな。


《取得可能スキルが上限に達しました》


 はい?
 上限なんてあったのか・・・。
 これは失敗したかもしれない。もう少し慎重になるべきだったか?

 いや、これまで取得してきたスキルはどれも必要だったし、失敗ではない。
 そう思っておこう。



 では、改めて梟の目と遠見のスキルを発動させる。



 名前 アホ

 種族 人間 Lv14
 第一職業 中級槍士 Lv5
 第二職業 闇魔法使い Lv9



 なんか、一人だけ特徴的な奴が居た。
 これは偽名か?そんなことがシステム的に可能なのか?
 そして喧嘩を売られていると捉えてもいいのか?

 残りの五人についても全員クラスチェンジしている。

 偽名だと思って名前を眺めていると、名前に変化が起きた。


《熟練度が一定に達し【分析】スキルがLv17になりました》
《熟練度が一定に達し【梟の目】スキルがLv2になりました》
《熟練度が一定に達し【遠見】スキルがLv2になりました》



 名前 バースト

 種族 人間 Lv12
 第一職業 中級槍士 Lv3
 第二職業 闇魔法使い Lv9



 これは一体どういうことだろうか。







 名前 アスト

 種族 人間 Lv23
 第一職業 中級剣士 Lv15
 第二職業 火炎魔法士 Lv12
 第三職業 舞踏家 Lv12
 スキルポイント13

 アナザースキル
 加速Lv7  

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
 料理Lv10〔Master〕
 中級剣術Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕    
 暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
 迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
 軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 火魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕 
 視覚強化Lv10〔Master〕
 火傷耐性Lv10〔Master〕
 予見Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅢ
 影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕

 スキル
 上級剣術Lv1 火炎魔法Lv19 解体Lv15
 中級錬金Lv11 気配察知Lv16 大発見Lv15
 分析Lv17 立体機動Lv18 見切りLv18
 舞踏Lv19 受け流しLv19 軌道予測Lv18
 反応Lv16 疾駆Lv17 中級料理Lv6
 縮地Lv15 アクロバットLv10 槍術Lv7
 梟の目Lv2 遠見Lv2

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
 ジャイアントキリング レイドボス討伐者

 基礎能力値

 物理攻撃力 18(+18)
 物理防御力 16(+21)
 魔法攻撃力 18(+ 8)
 魔法防御力 25(+ 8)
 平均速力  17(+20)

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