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3章
75 変装と戦闘
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「それは恐らく変装スキルね。掲示板で報告があったわ」
「変装スキル、ですか」
アリアさんの話では、そういうスキルがあるらしい。
間違いなくPK用のスキルだよな。
それと、PKたちの名前を教えたら、以前襲ってきたプレイヤーだと判明した。
「変装のことは分かりました。それで、どうしますか?」
「倒すしかないのだけれど、アストの力を借りることになるわよ?」
「僕は構いませんよ?プレイヤーでも経験値は入りますし」
土台、数的不利な状況だ。
応援を求めても何も問題ないだろう。
過度なサポートは毒になるが、今回は当てはまるまい。
「そう・・・。なら、二人ほどお願いするわ」
「了解です。倒したら応援に行きますから」
「アストさん、お気をつけて・・・!」
レインが心配してくれるが、二人なら大丈夫だろう。
勿論油断はせずに全力で倒しにいくが。
「では、火炎魔法で先制しますので・・・健闘を祈ります」
そう言うと同時にフレイムエクスプロージョンを使用。
PKたちの真ん中に着弾した。
悲鳴が聞こえた気がするが知らん。
まずは回り込んで境界地帯の方に逃がさないようにしよう。
手近な木の上に飛び乗って、別の木へ飛び移りながらPKたちの背後に回り込んだ。
ズザザザッという音とともに勢いを殺しつつ着地。
案の定逃げてきた奴がいたので相手をする。
「なっ!?どうして後ろに!?」
「挟み撃ちかっ!?」
「くそっ!だが敵は一人だ!やっちまえ!」
三人も居るじゃないか。
先手必勝ということで、アクセラレーションを発動。
縮地とトリプルダッシュを併用して一番近くに居る男へ接近。
「パワースラッシュ・ドライブ!」
悲鳴すら上げられずにポリゴンの欠片となって爆散。南無。
剣を仕舞って槍を取り出し、二人目の男へ刺突を繰り出す。
「ダブルスラスト!スラスト!」
「ぐあああああっ!?」
槍だとクリティカルを狙いやすいな。
状況に応じて使い分けていこう。
再び剣に変えて攻撃。
「パワースラッシュ!」
「ぐはっ!」
二人目の男もポリゴンの欠片になって爆散。
「くそがっ!フレイム『ダブルスラスト!』があっ!?」
再度武器を変えて攻撃したんだが、随分スムーズに決まったな。
舞踏家あたりが効いているのかもしれないが、よくわからん。このゲームは所々説明不足が目立つ気がする。
誰か調査してくれないかな。
二刀流ができれば更に幅が広がりそうなんだが、流石に無理だろう。
掲示板でも無理だという報告があったし。
挑戦して夢破れた者たちには大いなる乙を。
「スラスト!パワースラッシュ!」
「ぶへあっ!?」
三人目も爆散。
あんまり強くはなかったな。加速無しでも勝てたと思う。
《熟練度が一定に達し【縮地】スキルがLv16になりました》
《熟練度が一定に達し【アクロバット】スキルがLv11になりました》
《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv8になりました》
《取得可能なスキルに【連携】が追加されました》
このタイミングで新スキルだと・・・!?
でもスキル枠が一杯なんですが!?
状況から察するに、武器の交換とかにも影響がありそうなスキルなのに!
身から出た錆と諦めるしかないな・・・。
と、アリアさんたちはどうなったかな?
「ちっ!三対四だと不利だ!あいつら勝手に逃げやがって!!」
「バースト!そんなこと言ってねぇで早くそいつを倒せよ!」
「分かってる!!」
現状、ミアがバーストと戦っており、シエラがもう一人の前衛と交戦中。
後衛の魔法使いらしき男はレインとアリアさん二人がかりで牽制しつつ倒そうとしている。
拮抗状態だが、先に人数を減らした方が敗色濃厚か?
「ガード!」
「しゃらくせぇ!!パワースラスト!」
「うっ・・・!」
バーストという男は結構強いな。ミアがかなり押し込まれている。
というより、レベル差と実力差がありながらも、よく持ちこたえている。
シエラと男の戦いは・・・互角。火傷のスリップダメージがあるぶん、シエラの方が有利かもしれない。
後衛同意の戦いは、数的有利もあってアリアさんとレインが優勢。
これは、どっちに転ぶか分からんな。介入するべきだろうか。
「アリアさん!アストさんの方に三人行ってしまったのでは・・・!?」
「アストなら大丈夫よ。あの人外染みたプレイヤースキルなんだから、そう簡単に負けはしないはずだから」
「そう、ですよね・・・。アストさんなら、きっと・・・!」
なんか随分と好き勝手言ってくれてるな。
僕が聞いていないと思っているんだろうけど。残念、聞いてました。
誰が人外だコラ!
何故聴こえるのかというと、近くにある木の上で待機しているからだ。
ミアがそろそろ危なそうなので介入しよう。
バーストの死角へ飛び降りて、攻撃。
「パワースラッシュ!」
「っ!?うおおっ!?」
げっ、クリティカルを外した。しかし、よく気づいたな。直感スキルか?
「アスト!?」
「お待たせ。こいつは僕が戦うから、回復してシエラの援護を」
「分かった・・・!」
ミアはシエラの方へ走り出した。
それを見届けて、バーストへ向き直る。
「バースト・・・じゃない。あほ、僕と戦ってもらうぞ」
「なんでわざわざ言い直した!?」
だって名前がそうなってたし。
「ちっ!スラスト!」
フラン程ではないが、中々速い刺突だな。
問題なく紙一重で回避・・・からのカウンター。
「パワースラッシュ!」
「ぐはっ・・・!パワースラスト!」
「おっと危ない」
ダメージを喰らいながらも攻撃してくるとは、やりおる。
「てめぇ本当に人間かよ!?なんで今のが回避できんだよ!」
「失礼な!よく見れば回避できるぞ!」
「嘘吐くんじゃねぇ!無理に決まってんだろ!?」
為せば成るという言葉を知らないのかね。
父親がよく言っていた言葉なんだが。
しかし、左手だと右手より剣の使い方が下手になるな。
僕は両利きだから、慣れの問題か。
右手に持ち替えて、イエローステップを挟んで攻撃。
「ダブルスラッシュ!トリプルスラッシュ!」
「なっ!?ぐは・・・!てめぇ・・・右利きだったのか・・・!?」
「いや?両利きだが、左はまだ慣れてないんだ」
「くそっ!せめて一矢報いてやる!ハイディング!」
お?バーストの姿が消えた。隠密系のアーツか。
気配察知では・・・左方向。サーチⅢを使用して正確な位置を特定。
「ダブルスラスト!」
「はぁっ!?げはっ・・・!」
左手に握った焔牙の槍で二連刺突。
クリティカルポイントを二回穿たれ、火焔のダメージも発生。
バーストのHPバーは消滅し、ポリゴンの欠片となって爆散した。
《第一職業が中級剣士Lv16になりました》
《熟練度が一定に達し【見切り】スキルがLv19になりました》
《熟練度が一定に達し【反応】スキルがLv17になりました》
《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv9になりました》
結構強かったと思うぞ。フランの三分の一くらい。比べる相手が悪かった。
残りの二人も、直にやられるだろう。
後は、のんびり観戦といこうか。
名前 アスト
種族 人間 Lv23
第一職業 中級剣士 Lv16
第二職業 火炎魔法士 Lv12
第三職業 舞踏家 Lv12
スキルポイント13
アナザースキル
加速Lv7
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv1 火炎魔法Lv19 解体Lv15
中級錬金Lv11 気配察知Lv16 大発見Lv15
分析Lv17 立体機動Lv18 見切りLv19
舞踏Lv19 受け流しLv19 軌道予測Lv18
反応Lv17 疾駆Lv17 中級料理Lv6
縮地Lv16 アクロバットLv11 槍術Lv9
梟の目Lv2 遠見Lv2
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者
基礎能力値
物理攻撃力 18(+18)
物理防御力 16(+21)
魔法攻撃力 18(+ 8)
魔法防御力 25(+ 8)
平均速力 17(+20)
「変装スキル、ですか」
アリアさんの話では、そういうスキルがあるらしい。
間違いなくPK用のスキルだよな。
それと、PKたちの名前を教えたら、以前襲ってきたプレイヤーだと判明した。
「変装のことは分かりました。それで、どうしますか?」
「倒すしかないのだけれど、アストの力を借りることになるわよ?」
「僕は構いませんよ?プレイヤーでも経験値は入りますし」
土台、数的不利な状況だ。
応援を求めても何も問題ないだろう。
過度なサポートは毒になるが、今回は当てはまるまい。
「そう・・・。なら、二人ほどお願いするわ」
「了解です。倒したら応援に行きますから」
「アストさん、お気をつけて・・・!」
レインが心配してくれるが、二人なら大丈夫だろう。
勿論油断はせずに全力で倒しにいくが。
「では、火炎魔法で先制しますので・・・健闘を祈ります」
そう言うと同時にフレイムエクスプロージョンを使用。
PKたちの真ん中に着弾した。
悲鳴が聞こえた気がするが知らん。
まずは回り込んで境界地帯の方に逃がさないようにしよう。
手近な木の上に飛び乗って、別の木へ飛び移りながらPKたちの背後に回り込んだ。
ズザザザッという音とともに勢いを殺しつつ着地。
案の定逃げてきた奴がいたので相手をする。
「なっ!?どうして後ろに!?」
「挟み撃ちかっ!?」
「くそっ!だが敵は一人だ!やっちまえ!」
三人も居るじゃないか。
先手必勝ということで、アクセラレーションを発動。
縮地とトリプルダッシュを併用して一番近くに居る男へ接近。
「パワースラッシュ・ドライブ!」
悲鳴すら上げられずにポリゴンの欠片となって爆散。南無。
剣を仕舞って槍を取り出し、二人目の男へ刺突を繰り出す。
「ダブルスラスト!スラスト!」
「ぐあああああっ!?」
槍だとクリティカルを狙いやすいな。
状況に応じて使い分けていこう。
再び剣に変えて攻撃。
「パワースラッシュ!」
「ぐはっ!」
二人目の男もポリゴンの欠片になって爆散。
「くそがっ!フレイム『ダブルスラスト!』があっ!?」
再度武器を変えて攻撃したんだが、随分スムーズに決まったな。
舞踏家あたりが効いているのかもしれないが、よくわからん。このゲームは所々説明不足が目立つ気がする。
誰か調査してくれないかな。
二刀流ができれば更に幅が広がりそうなんだが、流石に無理だろう。
掲示板でも無理だという報告があったし。
挑戦して夢破れた者たちには大いなる乙を。
「スラスト!パワースラッシュ!」
「ぶへあっ!?」
三人目も爆散。
あんまり強くはなかったな。加速無しでも勝てたと思う。
《熟練度が一定に達し【縮地】スキルがLv16になりました》
《熟練度が一定に達し【アクロバット】スキルがLv11になりました》
《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv8になりました》
《取得可能なスキルに【連携】が追加されました》
このタイミングで新スキルだと・・・!?
でもスキル枠が一杯なんですが!?
状況から察するに、武器の交換とかにも影響がありそうなスキルなのに!
身から出た錆と諦めるしかないな・・・。
と、アリアさんたちはどうなったかな?
「ちっ!三対四だと不利だ!あいつら勝手に逃げやがって!!」
「バースト!そんなこと言ってねぇで早くそいつを倒せよ!」
「分かってる!!」
現状、ミアがバーストと戦っており、シエラがもう一人の前衛と交戦中。
後衛の魔法使いらしき男はレインとアリアさん二人がかりで牽制しつつ倒そうとしている。
拮抗状態だが、先に人数を減らした方が敗色濃厚か?
「ガード!」
「しゃらくせぇ!!パワースラスト!」
「うっ・・・!」
バーストという男は結構強いな。ミアがかなり押し込まれている。
というより、レベル差と実力差がありながらも、よく持ちこたえている。
シエラと男の戦いは・・・互角。火傷のスリップダメージがあるぶん、シエラの方が有利かもしれない。
後衛同意の戦いは、数的有利もあってアリアさんとレインが優勢。
これは、どっちに転ぶか分からんな。介入するべきだろうか。
「アリアさん!アストさんの方に三人行ってしまったのでは・・・!?」
「アストなら大丈夫よ。あの人外染みたプレイヤースキルなんだから、そう簡単に負けはしないはずだから」
「そう、ですよね・・・。アストさんなら、きっと・・・!」
なんか随分と好き勝手言ってくれてるな。
僕が聞いていないと思っているんだろうけど。残念、聞いてました。
誰が人外だコラ!
何故聴こえるのかというと、近くにある木の上で待機しているからだ。
ミアがそろそろ危なそうなので介入しよう。
バーストの死角へ飛び降りて、攻撃。
「パワースラッシュ!」
「っ!?うおおっ!?」
げっ、クリティカルを外した。しかし、よく気づいたな。直感スキルか?
「アスト!?」
「お待たせ。こいつは僕が戦うから、回復してシエラの援護を」
「分かった・・・!」
ミアはシエラの方へ走り出した。
それを見届けて、バーストへ向き直る。
「バースト・・・じゃない。あほ、僕と戦ってもらうぞ」
「なんでわざわざ言い直した!?」
だって名前がそうなってたし。
「ちっ!スラスト!」
フラン程ではないが、中々速い刺突だな。
問題なく紙一重で回避・・・からのカウンター。
「パワースラッシュ!」
「ぐはっ・・・!パワースラスト!」
「おっと危ない」
ダメージを喰らいながらも攻撃してくるとは、やりおる。
「てめぇ本当に人間かよ!?なんで今のが回避できんだよ!」
「失礼な!よく見れば回避できるぞ!」
「嘘吐くんじゃねぇ!無理に決まってんだろ!?」
為せば成るという言葉を知らないのかね。
父親がよく言っていた言葉なんだが。
しかし、左手だと右手より剣の使い方が下手になるな。
僕は両利きだから、慣れの問題か。
右手に持ち替えて、イエローステップを挟んで攻撃。
「ダブルスラッシュ!トリプルスラッシュ!」
「なっ!?ぐは・・・!てめぇ・・・右利きだったのか・・・!?」
「いや?両利きだが、左はまだ慣れてないんだ」
「くそっ!せめて一矢報いてやる!ハイディング!」
お?バーストの姿が消えた。隠密系のアーツか。
気配察知では・・・左方向。サーチⅢを使用して正確な位置を特定。
「ダブルスラスト!」
「はぁっ!?げはっ・・・!」
左手に握った焔牙の槍で二連刺突。
クリティカルポイントを二回穿たれ、火焔のダメージも発生。
バーストのHPバーは消滅し、ポリゴンの欠片となって爆散した。
《第一職業が中級剣士Lv16になりました》
《熟練度が一定に達し【見切り】スキルがLv19になりました》
《熟練度が一定に達し【反応】スキルがLv17になりました》
《熟練度が一定に達し【槍術】スキルがLv9になりました》
結構強かったと思うぞ。フランの三分の一くらい。比べる相手が悪かった。
残りの二人も、直にやられるだろう。
後は、のんびり観戦といこうか。
名前 アスト
種族 人間 Lv23
第一職業 中級剣士 Lv16
第二職業 火炎魔法士 Lv12
第三職業 舞踏家 Lv12
スキルポイント13
アナザースキル
加速Lv7
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv1 火炎魔法Lv19 解体Lv15
中級錬金Lv11 気配察知Lv16 大発見Lv15
分析Lv17 立体機動Lv18 見切りLv19
舞踏Lv19 受け流しLv19 軌道予測Lv18
反応Lv17 疾駆Lv17 中級料理Lv6
縮地Lv16 アクロバットLv11 槍術Lv9
梟の目Lv2 遠見Lv2
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者
基礎能力値
物理攻撃力 18(+18)
物理防御力 16(+21)
魔法攻撃力 18(+ 8)
魔法防御力 25(+ 8)
平均速力 17(+20)
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