異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

93 三次職

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「アスト!どうしたんだ?そんなに考え込んで」

「うん?実は・・・三次職へのクラスアップで複数候補があってな・・・」


 こちらにやってきたディアスが何事かと聞いてきたので無難に堪えておく。


「おおっ、もう三次職か!ちっとも差が縮まらないぜ・・・!」

「ディアスは武器のロストが痛かったな、間違いなく」

「それを思い出させないでくれよおっ!?」


 頭を抱えられても反応に困る。
 まあ、なんにせよ・・・戦闘勝利だな。


「ディアス、ほれ」

「あん?・・・おう!」


 パーンッ!


 頭上で手が合わさる音が綺麗に響いた。
 ハイタッチって悪くないな。実に心地いい。








 さて、クラスアップ候補なのだが・・・三つある。

 一つ目は<上級剣士>。
 これの説明は必要ないだろう。そのまま中級剣士の上位職にあたる。

 二つ目は<中級火剣士>。
 この職業は中級剣士と火魔法使いの職業レベルが最高値になっており、かつ、中級剣術と火魔法のスキルが最高値でなければ就くことができないらしい。
 それと、魔剣士スキルを取得している必要がある。
 職業アーツを習得できるらしいが詳細は不明だ。

 三つ目は<刺突剣士>。
 これは純粋なクラスアップではなく、一度、剣士と同じレベルまで落ちる職業だ。
 中級剣士か中級槍士、どちらかの職業が最高値になっており、かつ、中級剣術と中級槍術のスキルが最高値になっていれば選択できるようだ。

 まず、三つ目の刺突剣士は外した。
 何と言っても刺突剣そのものが無いので。
 ミアに聞いてみたが、現段階での作製は難しく、碌なものが作れないとか。

 残り二つの職業だが・・・迷った末に上級剣士を選んだ。
 現状では魔剣術スキルの効果で、魔法と剣の連携に不満がない故の選択だ。

 では・・・上級剣士にクラスアップ。


《第一職業が<上級剣士>Lv1になりました》
《基礎能力値が変化しました》

《称号『上級剣士』を獲得しました》


 基礎能力値

 物理攻撃力 21(↑1)(+26)
 物理防御力 17(↑1)(+24)
 魔法攻撃力 19    (+14)
 魔法防御力 25    (+10)
 平均速力  19(↑1)(+22)


 基礎能力値が上昇するのは分かっていたが、合計で+3か。
 プラス数値が少ないのは、まだまだ一人前になったばかりということだろうな。

 称号の方は・・・



 上級剣士
 上級剣士の職に就いた者の証。
 胸を張って一人前を名乗れる。



 とくに追加効果はなしか。残念。

 戦闘中に聴覚強化、嗅覚強化、触覚強化のスキルが取得可能になったんだが・・・スキル枠が逼迫しているので自動的に保留だ。
 いざという時にスキル枠が無くて取得できないというのは御免なのである。

 ステータスの確認が済んだところで、ドロップアイテムの確認。



【マジックタブレット】使用アイテム レア度4
 とある製法により作製可能なタブレット。
 使用してから一定時間、魔法の威力を高める。
 火属性なら赤いタブレットを使用すべし。

【粘体生物の斧】武器アイテム レア度5
 物理攻撃力+7 魔法攻撃力+4 品質8
 ビッグフォーススライムの力が宿った斧。
 通常の斧よりも軽いという特徴がある。



 初回討伐報酬のマジックタブレットは沢山ある。
 魔法士垂涎のアイテムだと思うのだが・・・ディアスは欲しがるか?


「戦利品の分配・・・どうする?」

「俺はタブレットをもらっても仕方ないんだよなぁ・・・。タブレットは全部アストにやるから、斧の方をもらえねぇか?」

「僕はそれでも構わないが・・・斧なんてどうするんだ?」


 ディアスが斧・・・ミスマッチだと思う。


「アランあたりと物々交換出来ねぇかと思ってな。最悪売り払ってもいいし」

「ふーん?・・・ま、ディアスがそれでいいなら決まりで」


 かくして、大量の四色タブレットを手に入れた。
 現状では赤色しか用が無いのだが、大事にとっておこう。
 それと、製作の方も試してみよう。何となく見当はついているし。
 それでも成功するかどうかは未知数なのだが。


「あっ、そろそろ昼食だ。一度ログアウトしてくるよ」

「もうそんな時間か。俺も一旦落ちるわ。今日はありがとよ!」

「それはこちらこそ、だな」


 ディアスと軽く挨拶を交わして、現実世界へと帰還した。











「お兄ちゃんが時間に間に合わないのは珍しいね?もう少し掛かりそう?」

「すまん美鈴。もう少しで完成だから我慢してくれ」

「はーい!あ、つくってもらってる立場なんだし、謝らなくてもいいよ?食べさせてもらえるだけで十分贅沢なんだし」

「そういうものかね・・・?」


 ボスが固かったのと色々確認が重なったせいで遅くなってしまった。
 少しだけ反省しておく。


「・・・よし。自家製オムライスの完成だ。美鈴、運んでもらえるか?」

「はーい!おおっ、美味しそうなふわとろオムライスだ!」


 実にいい笑顔だ。美鈴はふわとろのオムライスが好きだもんな。
 作れるようになるまで少し苦労したのは良い思い出だ。


「では・・・いただきます」

「いただきまーす!」


 美鈴は勢いよくパクついている。急いで食べ過ぎてむせるなよ?


「んんーっ!すっごく美味しいよ、お兄ちゃん!」

「そう言ってもらえて嬉しいよ」


 美鈴が幸せそうだと、こっちまで幸せな気分になってくるから不思議だ。
 オムライスを頬張る姿を見ていると、今でも初めてオムライスを食べてもらった日の事を思い出す。確か美鈴がまだ小学生の頃だったか。
 まだちっちゃな美鈴は、それはそれは愛らしかった。
 勿論、今でも可愛いのだが。


「・・・美鈴はずっと最高に可愛いままだな」

「ぶはっ!ゴホッ・・・!?お兄ちゃん・・・!?」


 何かおかしなことを言ったか?

 そして、むせてもオムライスを吐き出さない執念、実にあっぱれだ。


「お兄ちゃん・・・実はわざとやってるんじゃないかなー、なんて」

「うん?」


 それは何の話だ?





 名前 アスト

 種族 人間 Lv25
 第一職業 上級剣士 Lv1
 第二職業 火炎魔法士 Lv19
 第三職業 舞踏家 Lv19
 スキルポイント15

 アナザースキル
 加速Lv7  

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
 料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
 中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
 中級槍術Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕    
 暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
 迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
 軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
 遠見Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 火魔法耐性Lv10〔Master〕
 水魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕
 視覚強化Lv10〔Master〕
 火傷耐性Lv10〔Master〕
 予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
 受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
 立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
 軌道予測Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅢ
 影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕

 スキル 
 上級剣術Lv4 上級槍術Lv2 火焔魔法Lv3
 中級錬金Lv12 中級料理Lv9 解体Lv16
 気配察知Lv19 大発見Lv17 分析Lv17
 反応Lv18 縮地Lv19 アクロバットLv19
 梟の目Lv9 水中歩行Lv14 水中機動Lv14
 空間把握Lv3 闘気Lv5 舞闘Lv4 連携Lv4

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
 ジャイアントキリング レイドボス討伐者
 アイシスキラー 熟練戦士 小金持ち
 クリティカルマスター 上級剣士

 基礎能力値

 物理攻撃力 21(+26)
 物理防御力 17(+24)
 魔法攻撃力 19(+14)
 魔法防御力 25(+10)
 平均速力  19(+22)

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