異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

107 気配遮断と魔力遮断

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 境界地帯に到着。

 途中でブランシュがMPのやり繰りに苦心していたので、格安でMPポーションを提供しておいた。
 高品質のものを渡したら更に好感度が上がった。もう上がらなくていいから。

 境界ボスは・・・予想通りリザードマンだったのだが、少しおかしい。



 リザードマンソーサラー Lv5
 魔物 上位種Ⅱ 格下
 スキル 水流魔法 水耐性



 こいつが二体居るのだが、どちらにも境界ボスの表記が無い。
 となると・・・どこかに隠れてるのか?
 気配感知を集中して使用。

 ・・・いた!反応は薄いが向かって右手の茂み!



 リザードマンスカウト Lv6
 境界ボス 魔物 上位種Ⅱ 格下
 スキル 中級剣術 気配遮断 魔力遮断



 なるほどな。
 リザードマンソーサラーへ前衛が向かっている間に、後衛の後ろから、グサッ、とやろうとしてたわけか。
 他にも戦い方はありそうだが、見つかってしまっては意味が無い。

 解析ウィンドウを共有しながらブランシュと相談する。


「ブランシュって前衛スキルは・・・?」

「生憎、取得しておりません。ですので、私一人ですとスカウトを抑えきれないと思います」


 まあ、回復担当に接近戦を求めるのは酷だよな。
 かといって、ソーサラー相手に二対一というのも難しいだろう。
 そんなことが出来るなら立ち往生などしないだろうし。

 つまり、僕がブランシュを護衛しながら戦う必要があるということだ。
 かといって、折角一緒なのに一人で挑むのも味気ない。
 ブランシュと一緒に戦った方が絶対楽しいし、いい経験にもなる。

 ・・・・・・いいこと思いついた。


「ブランシュ、肩車しよう」

「・・・・・・へっ?」


 目をぱちくりさせているが、何か良くない部分でもあったか?
 ブランシュを護衛しやすいし穴の無い提案だと思ったんだが・・・。


「・・・なるほど。その手でいきましょう!」

「理解してもらえたようでなによりだ」


 と、いうわけで、ブランシュを肩車する。
 おい、リザードマンソーサラー。「何やってんのコイツら?」みたいな表情をするんじゃない!

 では、戦闘開始だ。

 瞬発と歩法、縮地を駆使してソーサラーの片方に急接近。


「イエローステップ!トリニティ・ロード!」


 上級槍術アーツを叩き込む。


《熟練度が一定に達し【先手】スキルがLv9になりました》
《マスタースキル【瞬発】【歩法】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【瞬動】が追加されました》


 その後は、位置取りに気を付けながら動く。
 HPを削ったソーサラーをもう片方のソーサラーとの間に挟むようにステップを踏みつつ移動して、スカウトの位置も常に把握しておく。
 ・・・って、言ってる傍からスカウトの位置を見失った!?
 気配遮断と魔力遮断が危険過ぎる!


「シャッ!」

「っ!」

「ライトヒール!」


 背後に気配を察知して回避を試みたがダメージを喰らってしまった。
 ほぼノータイムで回復してくれたブランシュに感謝。

 スカウトだけなら集中して見ていれば何とかなりそうなのだ。
 だが、ソーサラーの存在が邪魔で見失ってしまう。
 ソーサラーには殆ど仕事をさせていないが、スカウトのちょっかいがあるせいで中々ダメージを積めない。


「アスト様!スカウトのことは気にせずにソーサラーを仕留めることを優先すべきかと思います!」

「大ダメージ覚悟で、ということか。了解、回復は頼んだぞ?」

「お任せくださいませ!」


 そういう訳で、スカウトのことは気にせずにソーサラーを責める。
 背後に気配が出現しても無視。


「シャッ!」

「ぐっ・・・オラクレア・ペンタグラム!」

「エレキスタン!シャイニングハイヒール!」


 背中を切り裂かれて大ダメージを負ったが、直ぐに回復してくれた。


「トリプルスラスト!」

「シャイニングハイヒール!ライトヒール!」


 回復に無駄がなく、ソーサラーの牽制もなんのその。
 実に素晴らしい。










 ソーサラーを二体とも倒し、最後のスカウトにも水飛沫の槍で止めの一撃。


「パワースラスト!」

「キシャアアッ!?」


 リザードマンスカウトはポリゴンの欠片になって爆散。


《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv4になりました》
《熟練度が一定に達し【空間把握】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【忍び足】スキルがLv6になりました》

《第二境界ボス『リザードマンスカウト』が初討伐されました》
《討伐者は初回討伐報酬を獲得しました》
《境界ボス初討伐ボーナスとしてスキルポイントを3獲得しました》


 最初はどうなることかと思ったが、無事に勝利。
 終わってみれば案外余裕?
 いや、ブランシュの回復なしでは面倒な手順が必要になっていただろうな。


「お疲れ様、ブランシュ。絶妙なタイミングでの回復と阻害、助かったよ」

「いえ、私だけでは何もできないままやられていたでしょうから・・・」


 いや、ソーサラー二体だけならいい線いっていたかもしれないぞ。
 と、まずはブランシュを下ろさなければ。


「あっ・・・肩車はもうおしまいですか・・・。残念ですね・・・。」

「ん?してほしければいつでもするが?」

「そう、ですか・・・。では、またの機会にお願いいたします」

「了解」







【蜥蜴人斥候のローブ】防具アイテム レア度5
 物理防御力+5 魔法防御力+2 隠密効果[中] 品質8
 リザードマンスカウトの力が宿った黒いローブ。
 纏う者が所持する隠密系スキルの効果を高める。



「「・・・・・・」」


 しばらく無言で見つめ合った結果、ブランシュが大枚をはたいて半分の代金を支払い買い取りすることになりました。
 ちょっとだけ欲しかったかもしれないが、まあいいだろう。






 名前 アスト

 種族 人間 Lv26
 第一職業 上級剣士 Lv2
 第二職業 火焔魔法士 Lv1
 第三職業 舞闘家 Lv2
 スキルポイント25

 アナザースキル
 加速Lv8  

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
 料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
 中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
 中級槍術Lv20〔Master〕気配察知Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕    
 暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
 迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
 軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
 遠見Lv10〔Master〕歩法Lv10〔Master〕
 聴覚強化Lv10〔Master〕触覚強化Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 火魔法耐性Lv10〔Master〕
 水魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕
 視覚強化Lv10〔Master〕
 火傷耐性Lv10〔Master〕
 予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
 受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
 立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
 軌道予測Lv20〔Master〕縮地Lv20〔Master〕
 アクロバットLv20〔Master〕反応Lv20〔Master〕
 水中歩行Lv20〔Master〕水中機動Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅢ
 影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕

 スキル 
 上級剣術Lv6 上級槍術Lv5 火焔魔法Lv4
 中級錬金Lv12 中級料理Lv9 解体Lv16
 大発見Lv19 分析Lv18 気配感知Lv4
 梟の目Lv13 空間把握Lv14 先手Lv8
 忍び足Lv6 闘気Lv6 舞闘Lv6 連携Lv5
 空中機動Lv3 

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
 ジャイアントキリング レイドボス討伐者
 アイシスキラー 熟練戦士 小金持ち
 クリティカルマスター 上級剣士 強奪者

 基礎能力値

 物理攻撃力 22(+26)
 物理防御力 18(+24)
 魔法攻撃力 20(+14)
 魔法防御力 26(+10)
 平均速力  23(+22)

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