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3章
164 悩みと最新データ
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ヨミとの交渉が終わり、分配も終了した。
最終的に手に入ったのは、<深紅の刺突剣>というレア武器。
合成獣の紅蓮毛皮、炎熱獅子の牙という素材。ただし後者は大量に。
全てが終わった後、深紅の刺突剣が本命だったことを明かしたら、ヨミがしばらく口をきいてくれなくなった。そのため料理を御馳走したところ、簡単に機嫌が直った。チョロイ。
刺突剣はしばらく保留にすることが決まっている。
闘技大会が終わった後にでも腰を据えて鍛えるつもりだ。
投槍は・・・完成した時期で決めよう。
合成獣の紅蓮毛皮はレインにアドバイスを求め、炎熱獅子の牙はミアに売却。牙の方は沢山(四十個くらい)あるので投擲用ナイフにでもならないかと期待している。
ナイフも短剣カテゴリに一部所属しているので短剣術も取得するべきなのかと悩んでいるのだが、刺突剣も手に入ってしまったのでこちらも保留。
武器スキルが多くなりすぎるからな。
逆に、魔法スキルの不足を感じるので、そちらを検討したいくらいだ。
というのも、現在覚えている魔法は二種類。
火焔魔法、幻影魔法だけだ。
幻影魔法にダメージを与える魔法は無く、影魔法では火力が足りない。
シャドウムーブはとても役に立っているが、シャドウエッジは微妙なのだ。
火焔魔法は火力が取柄なので不足を感じたことはないが、さっき戦ったキメラのような火属性が効きづらい相手には有効とは言えない。火炎無効なんてスキルもあったしな。
幻影魔法Lv10呪文アーツ『ファントムペイン』もダメージを与えられない。
この呪文は例えば、幻影のナイフが刺さった場所に痛みを発生させる、というような使い方ができる。
・・・そう。痛いだけでダメージはない。
ここまであまり使ってこなかったのにはそういう理由がある。
そんな訳で、魔法による攻撃の手数不足が浮き彫りになったのだ。
新しく属性魔法を取得することも選択肢の一つ。
そして、ミレアが土魔法使いを勧めてきたことから、そちらに傾きつつある。
とにもかくにも、今日中には答えを出したいところだな。
それはさておき。
「それでねっ、水の都ウルズがあるエリアの東端にも扉があったよ!」
「へぇ・・・風の都と同じか。ということは・・・北と南にもありそうだな」
「北方第二エリアのイノーザンから更に北。
そこにいる境界ボスは倒したけど、探索には少し時間が掛かるかも?」
ほう?美鈴がそんなことを言い出すとは、少し厄介な場所らしいな。
南が火の都っぽいから、北は土の都か?氷とか雷かもしれないけど。
「とにかく山が険しくて、戦闘するだけでも一苦労!」
「ああ、地形の問題か。そりゃあ大変だよな・・・」
南の方には同種の魔物だけを狩り続けると上位種が現れるという初見殺し染みたトラップがあったが、地形のことはあまり気にならなかったな。気温は高かったが戦闘に支障は無いし。
そういえば、獅子だけじゃなく虎にも似たようなことが起こるのだろうか。
試してみたい気もするが・・・どうしよう?
・・・町の開放を優先して拠点を確保した方がいいかもしれないな。
「そういうお兄ちゃんは今どこで何してるの?」
「ん?南でレッドプレイヤーとパーティー狩りしてるぞ?」
「ゴホッ!?」
まあ、普通驚くよな。
でも、足手纏いにならない相手ってそんなに居ないんだよ。
ヨミとのコンビネーションは悪くない・・・どころかかなり良い。狩りの効率はソロでやっている時と桁違いだ。つまり、意外と居心地がいいんだよな、これが。
「はぁ・・・相変わらずだね。お兄ちゃんのそういうところ、大好きだよ」
「そいつはどうも。僕も美鈴が大好きだぞ」
「むぅ・・・そういうのは優香に言えばいいのに」
そんなことそう簡単に言えるわけないだろ。
どういう意味を込めるにしろ、恥ずかしいことこの上ない。
そこは両親を見習いたいところだな。
あの人たちはそういうのをあまり恥ずかしがらないから。特に父親は。
〇〇〇
ログインすると、運営から最新データが送られてきていた。
イベント前日とは、気が利いているのかいないのか、判断に迷うところだ。
久しぶりなのだし、ちょっとだけ見てみようか。
まず、プレイヤー総数は32500人と、随分増えていた。
マップが広いので全然気にならなかったが、過密にならないのを祈るばかりだ。
プレイヤーレベルは31が最高で、人数は一人。
誰のことでしょうね?
次いで、レベル26が一人とレベル25が一人。
レベル24が二人。レベル23が三人。
レベル22が六人。レベル21が十四人。レベル20が二十五人。
大分ばらけてきた感じはあるんだが・・・廃人が多いな。
ボリュームゾーンは・・・レベル10前後かな?
続いて、分類別スキル取得数。
魔法スキルを八種類も取得してるのはどこのどいつだ?
武器スキルの方も八種類取得している奴が一人いる。
マスタースキルを数に含めるとしても多すぎじゃないだろうか。
器用貧乏になっても知らんぞ?
・・・うん?マスタースキルも含むのか。
剣術、中級剣術、上級剣術、槍術、中級槍術、上級槍術、投擲術、中級投擲術。
全部で八つだな。こちらは僕のことでしたとさ。
スキルの総合数では・・・一位が七十八個と他を圧倒している。
二番手が三十個に満たないのでダブルスコアだ。
マスタースキルを含めて個数を数えてみると・・・七十七個。
あれ?数え間違えたか?面倒だしもう一度数えはしないけど。
職業別のデータに面白い内容を発見。
水紋魔法士と操嵐魔法士が一人ずつと、上級槍士を一人確認した。
どうにも身近なプレイヤーな気がしてならない。
他にも富豪ランキングやらクリティカルランキングやらを見た。
大抵僕と思しき存在がランクインしているんだが、気にしない方向で。
ポータル開放数ランキングなんて知りませんね。
それで、だ。
ギルドにも色んなランキングが存在していたのだが、これがまた興味深い。
例えば・・・NPC好感度ランキング、とか。
最終的に手に入ったのは、<深紅の刺突剣>というレア武器。
合成獣の紅蓮毛皮、炎熱獅子の牙という素材。ただし後者は大量に。
全てが終わった後、深紅の刺突剣が本命だったことを明かしたら、ヨミがしばらく口をきいてくれなくなった。そのため料理を御馳走したところ、簡単に機嫌が直った。チョロイ。
刺突剣はしばらく保留にすることが決まっている。
闘技大会が終わった後にでも腰を据えて鍛えるつもりだ。
投槍は・・・完成した時期で決めよう。
合成獣の紅蓮毛皮はレインにアドバイスを求め、炎熱獅子の牙はミアに売却。牙の方は沢山(四十個くらい)あるので投擲用ナイフにでもならないかと期待している。
ナイフも短剣カテゴリに一部所属しているので短剣術も取得するべきなのかと悩んでいるのだが、刺突剣も手に入ってしまったのでこちらも保留。
武器スキルが多くなりすぎるからな。
逆に、魔法スキルの不足を感じるので、そちらを検討したいくらいだ。
というのも、現在覚えている魔法は二種類。
火焔魔法、幻影魔法だけだ。
幻影魔法にダメージを与える魔法は無く、影魔法では火力が足りない。
シャドウムーブはとても役に立っているが、シャドウエッジは微妙なのだ。
火焔魔法は火力が取柄なので不足を感じたことはないが、さっき戦ったキメラのような火属性が効きづらい相手には有効とは言えない。火炎無効なんてスキルもあったしな。
幻影魔法Lv10呪文アーツ『ファントムペイン』もダメージを与えられない。
この呪文は例えば、幻影のナイフが刺さった場所に痛みを発生させる、というような使い方ができる。
・・・そう。痛いだけでダメージはない。
ここまであまり使ってこなかったのにはそういう理由がある。
そんな訳で、魔法による攻撃の手数不足が浮き彫りになったのだ。
新しく属性魔法を取得することも選択肢の一つ。
そして、ミレアが土魔法使いを勧めてきたことから、そちらに傾きつつある。
とにもかくにも、今日中には答えを出したいところだな。
それはさておき。
「それでねっ、水の都ウルズがあるエリアの東端にも扉があったよ!」
「へぇ・・・風の都と同じか。ということは・・・北と南にもありそうだな」
「北方第二エリアのイノーザンから更に北。
そこにいる境界ボスは倒したけど、探索には少し時間が掛かるかも?」
ほう?美鈴がそんなことを言い出すとは、少し厄介な場所らしいな。
南が火の都っぽいから、北は土の都か?氷とか雷かもしれないけど。
「とにかく山が険しくて、戦闘するだけでも一苦労!」
「ああ、地形の問題か。そりゃあ大変だよな・・・」
南の方には同種の魔物だけを狩り続けると上位種が現れるという初見殺し染みたトラップがあったが、地形のことはあまり気にならなかったな。気温は高かったが戦闘に支障は無いし。
そういえば、獅子だけじゃなく虎にも似たようなことが起こるのだろうか。
試してみたい気もするが・・・どうしよう?
・・・町の開放を優先して拠点を確保した方がいいかもしれないな。
「そういうお兄ちゃんは今どこで何してるの?」
「ん?南でレッドプレイヤーとパーティー狩りしてるぞ?」
「ゴホッ!?」
まあ、普通驚くよな。
でも、足手纏いにならない相手ってそんなに居ないんだよ。
ヨミとのコンビネーションは悪くない・・・どころかかなり良い。狩りの効率はソロでやっている時と桁違いだ。つまり、意外と居心地がいいんだよな、これが。
「はぁ・・・相変わらずだね。お兄ちゃんのそういうところ、大好きだよ」
「そいつはどうも。僕も美鈴が大好きだぞ」
「むぅ・・・そういうのは優香に言えばいいのに」
そんなことそう簡単に言えるわけないだろ。
どういう意味を込めるにしろ、恥ずかしいことこの上ない。
そこは両親を見習いたいところだな。
あの人たちはそういうのをあまり恥ずかしがらないから。特に父親は。
〇〇〇
ログインすると、運営から最新データが送られてきていた。
イベント前日とは、気が利いているのかいないのか、判断に迷うところだ。
久しぶりなのだし、ちょっとだけ見てみようか。
まず、プレイヤー総数は32500人と、随分増えていた。
マップが広いので全然気にならなかったが、過密にならないのを祈るばかりだ。
プレイヤーレベルは31が最高で、人数は一人。
誰のことでしょうね?
次いで、レベル26が一人とレベル25が一人。
レベル24が二人。レベル23が三人。
レベル22が六人。レベル21が十四人。レベル20が二十五人。
大分ばらけてきた感じはあるんだが・・・廃人が多いな。
ボリュームゾーンは・・・レベル10前後かな?
続いて、分類別スキル取得数。
魔法スキルを八種類も取得してるのはどこのどいつだ?
武器スキルの方も八種類取得している奴が一人いる。
マスタースキルを数に含めるとしても多すぎじゃないだろうか。
器用貧乏になっても知らんぞ?
・・・うん?マスタースキルも含むのか。
剣術、中級剣術、上級剣術、槍術、中級槍術、上級槍術、投擲術、中級投擲術。
全部で八つだな。こちらは僕のことでしたとさ。
スキルの総合数では・・・一位が七十八個と他を圧倒している。
二番手が三十個に満たないのでダブルスコアだ。
マスタースキルを含めて個数を数えてみると・・・七十七個。
あれ?数え間違えたか?面倒だしもう一度数えはしないけど。
職業別のデータに面白い内容を発見。
水紋魔法士と操嵐魔法士が一人ずつと、上級槍士を一人確認した。
どうにも身近なプレイヤーな気がしてならない。
他にも富豪ランキングやらクリティカルランキングやらを見た。
大抵僕と思しき存在がランクインしているんだが、気にしない方向で。
ポータル開放数ランキングなんて知りませんね。
それで、だ。
ギルドにも色んなランキングが存在していたのだが、これがまた興味深い。
例えば・・・NPC好感度ランキング、とか。
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