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第二部「創世神降臨」編
フルーリエの町
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その後、無事に山を越え、フルーリエの町に辿り着いた。
途中、ディアナが滑って転ぶなど、些細なアクシデントはあったが・・・。
「まあ、大した問題じゃないよね?」
「・・・ディアナの自業自得。」
「私を怒らせたクロトのせいでしょっ!?」
確かに、ディアナを猛らせたのはクロトだが、転んだのはディアナ自身なのに。
フルーリエの町は、その町並みにたくさんの花が見られる。
事前情報は敢えて入手しないようにしているので、中々に驚いた。
この驚きも、旅の醍醐味というやつだろうか。
花のいい香りが漂っており、和やかな空間となっている。
買い物をすると、小さな花がおまけに付いてくることもある。
イエラシアの町で見掛けなかったのは、途中に氷山があるからだろう。
「ところでディアナ、別荘みたいなのは無いの?」
「あるわけないでしょ?別にお嬢様という訳でも無いんだから・・・。」
「・・・それは残念。」
「ヴィオラは何を残念がっているのよ・・・。」
「・・・拠点を探す手間が省ける。」
ヴィオラの正直な思惑に、ディアナは呆れて何も言えない。
そんな中クロトは、あることを考えていた。
「なるほど・・・。もしそうなら、ディアナお嬢様、か・・・。」
「なっ!?その言い方はやめて!何故か・・・凄くムズムズするのよ!」
「うん、僕もそう思う。全くもって似合わないよね。」
「・・・なんか、それはそれで、釈然としない。」
自分で言っておきながら、不満げな表情になるディアナであった。
ディアナ達と別れ、適当に宿を取って、明日からの事を考える。
まずは太陽の花畑に行くとして、その後はどうするのか。
すぐに帰ってしまうというのも味気ない。
(・・・まあ、最終決定は、花畑から帰ってきてからでいいかな?)
隣で安心し切ったような顔で、クロトに抱き着きつつ眠るヴィオラ。
彼女を見ながら、そう結論をだしたクロト。
クロトもヴィオラを抱き締めて、眠りに落ちたのだった。
翌日、簡単に情報収集を済ませてから、太陽の花畑へ向かったクロトとヴィオラ。
聞いた話では、花畑の中には魔物が生息しておらず、周辺に弱い魔物が居るだけ。
つまり、花畑に辿り着くまで何の障害も無かった、ということだ。
まあ、町に花が溢れている段階で、そうではないかと推測していたのだが。
太陽の花畑は、その名の通り、大変美しい花畑であった。
色とりどりの花が、隙間なく咲いている。
太陽の恩恵を受けているという表現も、決して過大だとは思えない。
(ただ、太陽の力云々は、あまり正しくない、のかな・・・?)
別段、空にある太陽には何も感じないクロト。
そして、花々からも妙なものは感じない。
だとしたら、一体何処に、これほどの花畑が出来る原因があるのだろうか。
クロトが考えている間に、ヴィオラは花を摘んでいく。
たくさん咲いているとはいえ、取り過ぎないのは当然のマナー。
プレゼントに丁度良さそうなものを厳選して摘んでいく。
やがて、予備も合わせて二束分になったので、摘むのをやめる。
そして、クロトの居る場所へ戻り、ある提案をした。
「・・・クロト。摘み終わったから、あそこで一緒に休まないか・・・?」
ヴィオラが指さすのは、花畑の端っこにある、一本の木。
木陰ができていて、とても涼しそうな場所である。
「うん、いいよ。昼寝でもしよっか?」
「・・・私も、そうしたい。」
二人とも、互いの提案に異存はないようで、木へと向かう。
そして、その根元へ敷物を敷いて座り、すぐに横になる。
すると、すぐに眠くなり、ウトウトとし始める。
クロトは寝ぼけ眼で、ヴィオラに軽いキスをした。
「・・・んっ。クロト、おやすみ・・・。」
「ああ。ゆっくりおやすみ、ヴィオラ。」
クロトの返事を聞いて、スヤスヤと眠りだすヴィオラ。
次第に、自分の瞼も重たくなってきたクロトは、瞳を閉じる。
その時の心地良さは、大地の恵みを受けているような感覚。
そこで、あることに気づいたクロトだが、時すでに遅し。
余りにも眠いため、仮説の確認については、目を覚ましてから。
警戒の魔法陣を起動し、そのまま眠気に身を任せ、眠りに落ちた。
当然、ヴィオラを抱き締めることは忘れない。
クロトが目を覚ましたとき、既に辺りは夕暮れ時となっていた。
(ちょっと寝すぎたかな・・・?ヴィオラも起こさないとね。)
夜眠れなくなられても困るので、軽くヴィオラをゆすって起こすのであった。
途中、ディアナが滑って転ぶなど、些細なアクシデントはあったが・・・。
「まあ、大した問題じゃないよね?」
「・・・ディアナの自業自得。」
「私を怒らせたクロトのせいでしょっ!?」
確かに、ディアナを猛らせたのはクロトだが、転んだのはディアナ自身なのに。
フルーリエの町は、その町並みにたくさんの花が見られる。
事前情報は敢えて入手しないようにしているので、中々に驚いた。
この驚きも、旅の醍醐味というやつだろうか。
花のいい香りが漂っており、和やかな空間となっている。
買い物をすると、小さな花がおまけに付いてくることもある。
イエラシアの町で見掛けなかったのは、途中に氷山があるからだろう。
「ところでディアナ、別荘みたいなのは無いの?」
「あるわけないでしょ?別にお嬢様という訳でも無いんだから・・・。」
「・・・それは残念。」
「ヴィオラは何を残念がっているのよ・・・。」
「・・・拠点を探す手間が省ける。」
ヴィオラの正直な思惑に、ディアナは呆れて何も言えない。
そんな中クロトは、あることを考えていた。
「なるほど・・・。もしそうなら、ディアナお嬢様、か・・・。」
「なっ!?その言い方はやめて!何故か・・・凄くムズムズするのよ!」
「うん、僕もそう思う。全くもって似合わないよね。」
「・・・なんか、それはそれで、釈然としない。」
自分で言っておきながら、不満げな表情になるディアナであった。
ディアナ達と別れ、適当に宿を取って、明日からの事を考える。
まずは太陽の花畑に行くとして、その後はどうするのか。
すぐに帰ってしまうというのも味気ない。
(・・・まあ、最終決定は、花畑から帰ってきてからでいいかな?)
隣で安心し切ったような顔で、クロトに抱き着きつつ眠るヴィオラ。
彼女を見ながら、そう結論をだしたクロト。
クロトもヴィオラを抱き締めて、眠りに落ちたのだった。
翌日、簡単に情報収集を済ませてから、太陽の花畑へ向かったクロトとヴィオラ。
聞いた話では、花畑の中には魔物が生息しておらず、周辺に弱い魔物が居るだけ。
つまり、花畑に辿り着くまで何の障害も無かった、ということだ。
まあ、町に花が溢れている段階で、そうではないかと推測していたのだが。
太陽の花畑は、その名の通り、大変美しい花畑であった。
色とりどりの花が、隙間なく咲いている。
太陽の恩恵を受けているという表現も、決して過大だとは思えない。
(ただ、太陽の力云々は、あまり正しくない、のかな・・・?)
別段、空にある太陽には何も感じないクロト。
そして、花々からも妙なものは感じない。
だとしたら、一体何処に、これほどの花畑が出来る原因があるのだろうか。
クロトが考えている間に、ヴィオラは花を摘んでいく。
たくさん咲いているとはいえ、取り過ぎないのは当然のマナー。
プレゼントに丁度良さそうなものを厳選して摘んでいく。
やがて、予備も合わせて二束分になったので、摘むのをやめる。
そして、クロトの居る場所へ戻り、ある提案をした。
「・・・クロト。摘み終わったから、あそこで一緒に休まないか・・・?」
ヴィオラが指さすのは、花畑の端っこにある、一本の木。
木陰ができていて、とても涼しそうな場所である。
「うん、いいよ。昼寝でもしよっか?」
「・・・私も、そうしたい。」
二人とも、互いの提案に異存はないようで、木へと向かう。
そして、その根元へ敷物を敷いて座り、すぐに横になる。
すると、すぐに眠くなり、ウトウトとし始める。
クロトは寝ぼけ眼で、ヴィオラに軽いキスをした。
「・・・んっ。クロト、おやすみ・・・。」
「ああ。ゆっくりおやすみ、ヴィオラ。」
クロトの返事を聞いて、スヤスヤと眠りだすヴィオラ。
次第に、自分の瞼も重たくなってきたクロトは、瞳を閉じる。
その時の心地良さは、大地の恵みを受けているような感覚。
そこで、あることに気づいたクロトだが、時すでに遅し。
余りにも眠いため、仮説の確認については、目を覚ましてから。
警戒の魔法陣を起動し、そのまま眠気に身を任せ、眠りに落ちた。
当然、ヴィオラを抱き締めることは忘れない。
クロトが目を覚ましたとき、既に辺りは夕暮れ時となっていた。
(ちょっと寝すぎたかな・・・?ヴィオラも起こさないとね。)
夜眠れなくなられても困るので、軽くヴィオラをゆすって起こすのであった。
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