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第二部「創世神降臨」編
青い島の探索
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ヤドカリは、岩の内部に籠ったまま、動かない。
特殊なスキルは深海魔法くらいだが、防御力が高い。
ただし、魔力は低めであるので、魔法防御は低いと思われる。
ヤドカリが籠っている岩は、深海岩という名称で、貴重品。
出来れば岩を破壊せずに倒したいところ。
「そんな訳で・・・・・・・・・という作戦を考えたんだけど、どうかな?」
「・・・いけると思います。」
アクアは少し考えた後、問題なしと判断し、肯定の返答をした。
手順は簡単。
岩からヤドカリが出てこないように、岩を水圧で押さえつける。
岩の内部空間に、超高温のお湯を流し込む。
ヤドカリがゆで上がるまで待機。
「水神魔法・水神圧!」
まずは、自由に圧力を変化させられる魔法で、岩が壊れない程度の圧力をかける。
「・・・・・・?」
天眼で確認する限り、ヤドカリに動きは無い。
何か様子が変だとは思っているが、それならそれで、余計に引きこもる判断か。
その判断はクロトの予想通り。
生物は緊急時に、行動と思考を止める傾向にある。
車にはねられそうな時が、いい例だ。
外へ飛び出してきて岩を盾にされるのも嫌なため、この作戦。
続いて、仕上げの魔法を発動。
「水神魔法・灼熱神湯!」
岩の内部へ超高温の熱湯を生成し、ヤドカリを茹でる。
普通の人間であれば、一瞬で溶けてしまうほどの高温。
「・・・!・・・!?!?」
ヤドカリは熱湯に驚き脱出を試みるが、岩がピクリとも動かずに動揺。
激しく暴れだした・・・・・・がしかし、熱湯の中でもがいているだけ。
・・・数分後、ヤドカリは茹で上がり、討伐も完了したのだった。
岩の為とはいえ、酷い倒し方もあったものだ。
ヤドカリからは素材一式と深海結晶を手に入れ、深海岩も無事に入手。
周囲の岩も解析で確認してみたが、普通の岩としか出ない。
長時間ヤドカリに使われた岩でないと、深海岩にはならないようだ。
「やっぱり、壊さないように気を遣って正解だったね。」
「えっと・・・酷い倒し方でしたが、そうですね・・・?」
アクアはヤドカリが可哀そうに思えて来たらしく、言葉がつっかえている。
クロトはアクアの様子を見て、揶揄うことに決めた。
「まあ、その酷い倒し方をしたのはアクアなんだけどね。」
「そっ、それは・・・そうですがっ・・・!」
「僕もアクアを怒らせたら、同じ目にあうのかも?」
「なっ!?そんなことはしませんっ!?」
「本当かなぁ・・・?」
「本当です!」
アクアはあり得ないとばかりに断言した。
「それは、僕が何をしても、同じことが言えるのかな?」
「はい!クロトさんは、私が本気で怒るようなことはしませんから!」
その意見は、おおよそ的を射ている。
だが、一つ大事なことを忘れていることには気づかない。
クロトは笑みを浮かべて、こう告げた。
「じゃあ、僕が今みたいにアクアのことを揶揄っても、怒らないよね?」
「・・・え?」
ポカンとした表情を浮かべるアクア。
やがて、その言葉の意味が浸透していき・・・大至急否定する。
怒ることも出来ないままに揶揄いが加速するのは阻止したかったのだろう。
「えええええっ!?それは違いますよっ!?」
「あれ?もしかして、嘘を吐いたの?」
「そういうわけではっ!?ですがっ・・・!」
「ですが・・・何?」
「ですが・・・ううぅ・・・むぅっ!」
クロトの瞳に見据えられて、何も言えなくなったアクア。
やむをえず、頬を膨らませて睨むことに。
それがクロトの真の狙いだとは知らずに。
「うん、やっぱりアクアのその顔は最高だね。」
「っ!?・・・クロトさんっ!」
クロトは怒られてしまった。
周囲に魔物が居ないからといって、よくここまでイチャつけるものだ。
「ところで、アクアって耳が弱いの?」
「ッッ!?」
戦闘前のことを思い出したのか、怒りから羞恥へ感情が切り替わった。
顔を真っ赤にして俯いてしまったアクア。
ここまで見通して揶揄い始めたのだから、その思考力は健在だ。
最近は、戦闘でそこまでの思考をせずとも勝てるようになったので、珍しい。
戦闘においての頻繁な高速思考は、外側の世界までおあずけだろう。
「なんなら、次からは耳にも触れてあげようか?」
「・・・・・・はぃ。」
消え入りそうな声ではあるが、そう返事をしたアクア。
どうやら、羞恥よりも欲望が勝ったようである。
なお、クロトがアクアを揶揄っている間に、魔法存在が解体を進めた。
ほんの一部しか終わらなかったが、海亀から循環結晶と凍結結晶、その他の素材。
深海大魚から、深海結晶などを手に入れた。
特殊なスキルは深海魔法くらいだが、防御力が高い。
ただし、魔力は低めであるので、魔法防御は低いと思われる。
ヤドカリが籠っている岩は、深海岩という名称で、貴重品。
出来れば岩を破壊せずに倒したいところ。
「そんな訳で・・・・・・・・・という作戦を考えたんだけど、どうかな?」
「・・・いけると思います。」
アクアは少し考えた後、問題なしと判断し、肯定の返答をした。
手順は簡単。
岩からヤドカリが出てこないように、岩を水圧で押さえつける。
岩の内部空間に、超高温のお湯を流し込む。
ヤドカリがゆで上がるまで待機。
「水神魔法・水神圧!」
まずは、自由に圧力を変化させられる魔法で、岩が壊れない程度の圧力をかける。
「・・・・・・?」
天眼で確認する限り、ヤドカリに動きは無い。
何か様子が変だとは思っているが、それならそれで、余計に引きこもる判断か。
その判断はクロトの予想通り。
生物は緊急時に、行動と思考を止める傾向にある。
車にはねられそうな時が、いい例だ。
外へ飛び出してきて岩を盾にされるのも嫌なため、この作戦。
続いて、仕上げの魔法を発動。
「水神魔法・灼熱神湯!」
岩の内部へ超高温の熱湯を生成し、ヤドカリを茹でる。
普通の人間であれば、一瞬で溶けてしまうほどの高温。
「・・・!・・・!?!?」
ヤドカリは熱湯に驚き脱出を試みるが、岩がピクリとも動かずに動揺。
激しく暴れだした・・・・・・がしかし、熱湯の中でもがいているだけ。
・・・数分後、ヤドカリは茹で上がり、討伐も完了したのだった。
岩の為とはいえ、酷い倒し方もあったものだ。
ヤドカリからは素材一式と深海結晶を手に入れ、深海岩も無事に入手。
周囲の岩も解析で確認してみたが、普通の岩としか出ない。
長時間ヤドカリに使われた岩でないと、深海岩にはならないようだ。
「やっぱり、壊さないように気を遣って正解だったね。」
「えっと・・・酷い倒し方でしたが、そうですね・・・?」
アクアはヤドカリが可哀そうに思えて来たらしく、言葉がつっかえている。
クロトはアクアの様子を見て、揶揄うことに決めた。
「まあ、その酷い倒し方をしたのはアクアなんだけどね。」
「そっ、それは・・・そうですがっ・・・!」
「僕もアクアを怒らせたら、同じ目にあうのかも?」
「なっ!?そんなことはしませんっ!?」
「本当かなぁ・・・?」
「本当です!」
アクアはあり得ないとばかりに断言した。
「それは、僕が何をしても、同じことが言えるのかな?」
「はい!クロトさんは、私が本気で怒るようなことはしませんから!」
その意見は、おおよそ的を射ている。
だが、一つ大事なことを忘れていることには気づかない。
クロトは笑みを浮かべて、こう告げた。
「じゃあ、僕が今みたいにアクアのことを揶揄っても、怒らないよね?」
「・・・え?」
ポカンとした表情を浮かべるアクア。
やがて、その言葉の意味が浸透していき・・・大至急否定する。
怒ることも出来ないままに揶揄いが加速するのは阻止したかったのだろう。
「えええええっ!?それは違いますよっ!?」
「あれ?もしかして、嘘を吐いたの?」
「そういうわけではっ!?ですがっ・・・!」
「ですが・・・何?」
「ですが・・・ううぅ・・・むぅっ!」
クロトの瞳に見据えられて、何も言えなくなったアクア。
やむをえず、頬を膨らませて睨むことに。
それがクロトの真の狙いだとは知らずに。
「うん、やっぱりアクアのその顔は最高だね。」
「っ!?・・・クロトさんっ!」
クロトは怒られてしまった。
周囲に魔物が居ないからといって、よくここまでイチャつけるものだ。
「ところで、アクアって耳が弱いの?」
「ッッ!?」
戦闘前のことを思い出したのか、怒りから羞恥へ感情が切り替わった。
顔を真っ赤にして俯いてしまったアクア。
ここまで見通して揶揄い始めたのだから、その思考力は健在だ。
最近は、戦闘でそこまでの思考をせずとも勝てるようになったので、珍しい。
戦闘においての頻繁な高速思考は、外側の世界までおあずけだろう。
「なんなら、次からは耳にも触れてあげようか?」
「・・・・・・はぃ。」
消え入りそうな声ではあるが、そう返事をしたアクア。
どうやら、羞恥よりも欲望が勝ったようである。
なお、クロトがアクアを揶揄っている間に、魔法存在が解体を進めた。
ほんの一部しか終わらなかったが、海亀から循環結晶と凍結結晶、その他の素材。
深海大魚から、深海結晶などを手に入れた。
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