異世界隠密冒険記

リュース

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第三部「全能神座争奪戦」編

ステータスの変化

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 クロトはシロナの話の後、自分のステータスを表示してみた。



名前 クロト・ミカゲ
種族 黒天人(黒天神)
性別 男性
年齢 19
レベル 125
HP  D+(8230)
MP  D+(8060)
筋力  D (B-)
防御力 D (B-)
魔力  D (B-)
速力  C-(B )
幸運  D-(D-)

創世スキル
『隠密神』

ユニークスキル
〖黒天人(神)化10〗〖始祖天剣術・速10〗
〖天神法術10〗〖神の瞳9〗〖神界突破4〗

レアスキル
<天感10><天力10><翼魔闘法10><汎用魔法10>

スキル
「格闘術10」「闇魔法10」

スキルポイント 残り25



 クロトの視界にはこんな具合のものが表示されている。

 なお、『隠密神』の部分をタッチすると・・・


『隠密神』ー気配遮断5/5ー暗殺  3/3
                    \
     ー魔力遮断5/5ー魔法遮断3/3ー暗殺魔法2/2 
                    \      \
     -存在遮断5/5ー存在創造3/3ー魔法存在2/2ー必殺の一撃1/1
             \      \         
     -隠密者応用5/5ー隠密者3/3ー隠密神0/1
            /       /
     -絶対遮断5/5ー絶対絶命0/3
            /
     -圧縮遮断5/5


 というふうに展開された。


「アルファベット表記、だね・・・。」

「そ。見る人次第で文字は変わるみたいだけど、意味は同じになるよっ!」

「このDとかD+が素の能力値評価で、(B-)というのが、受動系強化スキルを含めた値になる、ということだね。」

「あっ、私にも見せてっ!」


 シロナはクロトに可視化するようお願いして、ステータスを見せてもらった。


「――――うわわわわっ!? 強化値なら素の私と同じくらい!?それなのにまだこのレベルって、流石クロトとしか言えないね。スキル・・・多いね。」


 クロトにはシロナが本気で驚いているように見えた。
 それは、主に黒天人化による強化値のことだろう。
 それ以外なら他の人間とそう変わらないはずなのだ。


「そういうシロナのステータスは?」

「おっと、女性の秘密を探るものじゃ―――」

「別に見せたくないならそれでいいからね?」

「今のは嘘!だからちゃんと見てっ!クロトに見せるのは問題ないからぁっ!!」


 シロナは軽い冗談のつもりだったのだが、クロトのツンとした態度に慌てた。

 こちらでは対人戦も多いので、ステータスの内容は生命線。
 そのため、信じている人でも早々教えはしないのだ。

 だが、クロトがシロナに簡単に見せたように、シロナもクロトになら見られてもいいと思っている。
 それなのに冗談を受け取らず、そんな態度を取られては、まあ慌てる。


「そう?じゃあ、お言葉に甘えて・・・。」

「・・・クロト、そんな風に人を揶揄う子に育てた覚えはないよっ!?」

「僕としても、シロナに育てられた覚えなんてないけどね。」


 あっという間にクロトの揶揄いだったと看破したシロナ。
 初めてだった故に引っ掛かったが、多分次は無いだろうと思われる。

 ・・・油断しない限りは。


 それはさておき。

 シロナをあしらったクロトは可視化されたステータスを覗き見た。



名前 シロナ・ヒュウガ
種族 白天神・運命神代行
性別 女性(女神)
年齢 ???
レベル 151
HP  B-(16000)
MP  C+(14000)
筋力  B-(A )
防御力 B-(A )
魔力  B-(A )
速力  B-(A )
幸運  どんなもんだい!(SS+)

創世スキル
『運命神』ー????
『白天神』ー天神魔法5/10
     ー白神剣術5/10ー始祖天剣術・白10
              ー始祖烈剣術・導10
     ー神気  1/5 ー白天神化(全能力値+200%)

ユニークスキル
〖神運〗〖転生者10〗〖神殺者1〗〖神界突破7〗



 こんな具合に表示されていたのだが・・・。


「ツッコミどころは多々あるけど、この幸運値の『どんなもんだい!』って何?」

「えっ、そういう風に見えてるの? あはは・・・変な感じ。」


 クロトはその部分については深く聞かないことにして、次に移る。


(〖転生者〗は成長補正。〖神運〗と〖神界突破〗も分かる。でも、この〖神殺者〗という不穏なスキルは一体・・・?)


 そんなクロトの疑問は顔に出ていないが、シロナは察して聞かれる前に答えた。


「その〖神殺者〗のスキルは・・・試練を課すだけで何もしようとしない、どこぞの『運命神』が顕現した時に、我慢できずに全力勝負で殺しちゃってね。その時に手に入れたスキルだよ。」

「相変わらずお人好しだね。種族の『運命神代行』というのもそれ繋がり、か。」


 クロトは突拍子もない説明に易々と納得し、持っていた疑問が晴れた。
 きっと、誰かを助けようとした結果なのだろう、と。

 そして、


(白天神化は少しずつHPとMPを消耗するから普段は使用していない、と。つまり、HPMP以外ならボクとシロナの評価に殆ど差は無いということだね。)


 と、結論付けたのだった。

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