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14章

298 生まれ変わった神器

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レヴァン 視点

神器を製作する際に強力な光が発生するので対策を取らなければならない…

数分後光は収まった。

「あー…」(º﹃º)ちーん…

キラティアは呆然と涎を滴らし創造神様の腕の中に抱かれていた。

「うむ、ちゃんと定着しておるのう。これならティーちゃんの攻撃も問題ないじゃろう。」

「はい…」

何事もなかったように神器を鑑定している創造神様を横目に倒れて返事をする自分だった。

恐らくあの光は一般人で数日間昏睡。神族でも数時間は動けないだろう。実際、俺は当分動けない。

「レヴァン。天凱直ったぞ!!」ペシペシ!!

俺は頭だけ創造神様に向けると何故か天凱から金属のような手が出ていて創造神様を叩いていた。

「創造神様…叩かれてますけど?」

「うむ!どうやらティーちゃんのアホ毛を使ったからなのか、ワシに悪戯をするようじゃ!」ペシペシ!!

「はぁ…」

「この可愛い奴め!!」すりすり!

ポトッ!

天凱は創造神様にホッペすりすりされた瞬間、剣ブローチのなり落ちた。

「なんじゃ…スキンシップは終わりかのう?仕方ない本物を堪能するかの?ではレヴァンさらばじゃ!」

そう言って創造神様は俺の背中の上に天凱を置き。
去って行った。
…キラティアを連れて。
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