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いつもは夫婦の寝室で寝るので、自分だけのベッドは久しぶりかも・・・「なんか‥ムカムカする・・・。」やたらリンデルにくっついてべたべたして、勝ち誇ったようにこっちを見るアンジェラ様にもイライラしたし、私をまるっと無視しているかのようなリンデルにも腹が立ってしょうがなかった。
ゴロン・・とベットに横になって考える・・・。でもなんでこんなに腹が立つんだろう?私のことを二人して無視するから?いや、アンジェラ様は思いっきりこっちを意識してリンデルにベタベタしてるから、無視はしてないか・・・。
そうか・・・!アンジェラ様に早く領主館を出て行ってもらうと言っていたリンデルが私になんの相談もなく、何故かその考えを変えてしまったから腹が立つんだわ!!
ガチャガチャ・・とドアを開けようとする音がするのでそちらを見た。夫婦の部屋に続くドアだ。リンデル・・・何の用?とシラ~とした目で見てしまった。暫くガチャガチャとドアノブを回そうとする音や、コンコンと控えめなノックが続いたけれど、べッドから動かずドアを見ていると、諦めたのか音はしなくなった。
と、廊下側のドアがノックもなく突然開いて、ビックリして起き上がり、そちらを見るとそっとドアを閉めて中に入って来るリンデルと目が合った。
「ノックしないんだ・・・。」思わず呟くと、「ごめんね・・」とリンデルがこちらの方に歩いてくる。
「何か御用でしょうか?」言い方が冷たくなってしまうのは仕方ないと思う、イライラとムカムカは続いていたし。
「ごめん、ルビアーナ、怒ってるよね?」
「そうですね、怒ってると思います。」
「はぁ・・・」リンデルは私の前にしゃがむと手と取ってこちらをジッと見た。
「アンジェラが王都で面倒なことをしてくれてね・・・不本意だが、しばらくここに滞在させることになったんだ。」
「でもなるべく早く出ていかせるようにするから、私を信じて待っていて欲しい。」
「それは、アンジェラ様が出ていくのを待つということ?」
「それもそうだし、ルビアーナを私の妻として誰もが認めてくれるってことかな」
???・・・「結婚は三年で解消するのでは?」
「ルビアーナ次第だよって話してたよね、普通三年しても子ができないと離婚が認められるから。そのために避妊しているわけだしね」
「今日は一緒に寝てくれないの?」ジッとこちらを見てくる。
「申し訳ありません、今日はこちらで休ませていただきます。」顔を赤くしないで言えたのは我ながら頑張ったと思う。「なんだか体調もあまり良くないので・・・」
「シマエーガで風邪を引いてしまった?寒かったの?」
「風邪ではないと思うんですけど、なんだか少しだるくてムカムカするので・・」貴方たちのせいで!とは言わなかった。
「わかった。シマエーガから帰ったばかりだし、今日はゆっくり休むといいよ。」
リンデルは私の頭をやさしくなでると廊下側ではなく、夫婦の部屋につながるドアから出て行った。
ゴロン・・とベットに横になって考える・・・。でもなんでこんなに腹が立つんだろう?私のことを二人して無視するから?いや、アンジェラ様は思いっきりこっちを意識してリンデルにベタベタしてるから、無視はしてないか・・・。
そうか・・・!アンジェラ様に早く領主館を出て行ってもらうと言っていたリンデルが私になんの相談もなく、何故かその考えを変えてしまったから腹が立つんだわ!!
ガチャガチャ・・とドアを開けようとする音がするのでそちらを見た。夫婦の部屋に続くドアだ。リンデル・・・何の用?とシラ~とした目で見てしまった。暫くガチャガチャとドアノブを回そうとする音や、コンコンと控えめなノックが続いたけれど、べッドから動かずドアを見ていると、諦めたのか音はしなくなった。
と、廊下側のドアがノックもなく突然開いて、ビックリして起き上がり、そちらを見るとそっとドアを閉めて中に入って来るリンデルと目が合った。
「ノックしないんだ・・・。」思わず呟くと、「ごめんね・・」とリンデルがこちらの方に歩いてくる。
「何か御用でしょうか?」言い方が冷たくなってしまうのは仕方ないと思う、イライラとムカムカは続いていたし。
「ごめん、ルビアーナ、怒ってるよね?」
「そうですね、怒ってると思います。」
「はぁ・・・」リンデルは私の前にしゃがむと手と取ってこちらをジッと見た。
「アンジェラが王都で面倒なことをしてくれてね・・・不本意だが、しばらくここに滞在させることになったんだ。」
「でもなるべく早く出ていかせるようにするから、私を信じて待っていて欲しい。」
「それは、アンジェラ様が出ていくのを待つということ?」
「それもそうだし、ルビアーナを私の妻として誰もが認めてくれるってことかな」
???・・・「結婚は三年で解消するのでは?」
「ルビアーナ次第だよって話してたよね、普通三年しても子ができないと離婚が認められるから。そのために避妊しているわけだしね」
「今日は一緒に寝てくれないの?」ジッとこちらを見てくる。
「申し訳ありません、今日はこちらで休ませていただきます。」顔を赤くしないで言えたのは我ながら頑張ったと思う。「なんだか体調もあまり良くないので・・・」
「シマエーガで風邪を引いてしまった?寒かったの?」
「風邪ではないと思うんですけど、なんだか少しだるくてムカムカするので・・」貴方たちのせいで!とは言わなかった。
「わかった。シマエーガから帰ったばかりだし、今日はゆっくり休むといいよ。」
リンデルは私の頭をやさしくなでると廊下側ではなく、夫婦の部屋につながるドアから出て行った。
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