Absolute(公) ~異世界転生はテンプレと共に~

イル

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2章

1、王立学園入試

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王立学園入試の日になった。
王立学園はヒスタミン王国にあり、身分が関係ないものとなっている。
完全実力主義で、試験の結果が優秀な者ほど上に行ける。
学園にいる間、夜にリリアからの報告が来るので大丈夫だ。
ちなみに、クランや商会の方の面接は絶対鑑定機を使ってやっている。
絶対鑑定機とはその人がどういう人か、全てを見通す機械で、どんな人が来たのがわかる。
自動的に人柄のいい人が選出されるようになっている。
実際、最初に募集した時もやった


いろいろ考えていると、学園に着いた


「アカイルです。どこに入試を受けに来たのですが、どこに行けばいいですか?」


『貴方がアカイル様ですね。貴方は学園長室に言ってください』


「わかりました」




ーー学園長室ーー


ーーコンコン


「アカイルです」


『入っていいよ...君がアカイル=アピュート君だね』


「まあ、まだ隣の国の王ってことはあんまり知られてないですがね。永世中立国も箝口令をひいて、王ってことをあまり多くの人が知らないようにしていますから、国民も知っていますが偉そうにしててもあまり意味はないので普通に城下町歩いたりしてます」


『襲われたらどうするのかい?』


「企業秘密です」
「うちの兵士は10人で一国くらい落とせるので、兵士に守りは任せてます」


『...へ、へぇ~すごいんだね。じゃあここでテスト受けて行ってね。魔法のテストと武術のテストは免除していいって国王陛下から言われてるから筆記だけでいいよ』


「では、筆記終わったあとに同世代がどれぐらいの力があるか見ていっていいですか?」


『それぐらいは構わない。じゃあ、始めようか!始め!』




「終わりました」


『早くないかい?まだ3分しか経ってないよ?見直しとか...』


「50回ほどしたので大丈夫です」


『わ、わかった』


「では、見てきます」




『実力は本物か?ガラギよ』


『はい、実際入った時にこっちを見られました。あとペンを動かしてる動きが見えませんでした』


『だろうね』


『テスト中に短剣を抜こうとした時はものすごい威圧が飛んで来ました』


『それは本当か』


『はい』


『と、とんだ化け物だね...アカイル=アピュートは...ありがとうガラギよ』


『今回は死ぬかと思いました』



ーー武道室ーー


『おっ、受験生か?』


「いえ、見に来ただけです」


『そ、そうか。端の方で見ておいてくれ』

「わかりました」


言われた通り端の方で見ておく。




受験生が沢山来た。
大体の受験生魔法が届くか届かないかギリギリ届くくらいだった。
なんか魔法を撃っていた人達が叫び出した

『キャー!ギリス様よ!』


そこに居たのはイケメンの金髪だった


『あちらにいるのは、ナタリア王女殿下だ!』


ナタリーはこっちを見て手を振った
そして周りが騒がしくなった
『王女殿下が手を振ってる人誰だ?』
『同じ入試受けた人じゃないか?』
『あんな人いたか?』


『そこの君!』


なんか面倒くさそうな人が声をかけてきた。


「何がようですか?」


『王女殿下とはどんな感じなのかな?』


「まあ、助けた仲って感じですね」


『ふぅ~ん。勝負しないかい?』


「...勝負?」


『そうだな、魔法でどっちがすごいかを決めよう』


「そこにどういうメリットが?」


『君の実力を見ておきたくてね』


「じゃあいいです。魔法うったら面倒なので」


『侯爵家の僕のことを無下にするのかい?』


「後片付けが面倒なんですよ」


『では、負けた方が後片付けを使用じゃないか』


「はぁ~...仕方ないですね。1発だけですよ」


そう僕が言うとギリスはニヤっとした


『ではここから撃とう。じゃあ僕から」


ギリスは詠唱を始めた


『...<ファイアーランス>...はぁ、はぁ、どうだ』


『流石ギリス様!』『流石ギリス様!』周りの人が口々に言う


「じゃあ、撃っていいか?」


『はぁ、はぁ、いいぞ』


まだギリスの息はキレているようだった


「<ファイアーボール>」


そうアカイルが言うと極小のファイアーボールが飛んでいった。すごい遅い


『なんだあのヘナチョコなファイアーボールは!(笑)』
『ギリス様にあんな口聞いておいてそんなもんかよ!』
そう彼らはそう言った
ナタリーは少し離れていた


ーーバーン


的は消えて、それだけではなく武道室の壁も1部消えていた
周りで見ている人達はポカーンとしている。ナタリーは何故か自慢げだ。


「だから撃ちたくなかったのにな~」


『お、お前、い、今のはなんだ。』


「なんだって言われてもファイアーボールって言ったんだからファイアーボールですよ?」


少し首を傾げて言ってみる


『今の威力は上級魔法だろう!嘘をつくんじゃない!』


「まずファイアーボールなんて初めて撃ったし、こんな感じかなって」


...


『なんだねこの揺れは!』


学園長登場


「僕がファイアーボール撃ったらこうなりました」


『だからあれほど国王陛下から言われたのに...』


学園長は頭を抱えてる


「それについては学園長大丈夫ですよ!そこにいるギリス君が負けた方が後片付けをすることで決まってますから」


ギリスの顔は真っ青になる


『も、もちろん。や、やりますとも』


『では家に請求しておく、頼んだよ!ギリス君!』


そうして、王立学園の入試は幕を閉じた。
ちなみにギリスは親にたっぷり怒られましたとさ




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