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第一章カトリの街
エピソード10 魔女の郵便配達員
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腰まで伸びた白髪に翠色の瞳、黒い襟付きワンピース。至って普段と変わらぬ格好ですが今日は一つだけいつもと違う点があります。
「どのくらい配ったでしょうか。げ、まだまだある」
私は今絶賛初お仕事中で首から郵便物が山ほど入った赤い鞄をぶら下げています。
鞄を受け取った時は、飛んで行けばすぐに終わると思いましたが意外と量も多く、時々迷ったりで中々に上手く進みません。
「それにしても寒いですね⋯⋯。空の上だと余計寒いです」
「そう、だよね。寒い、よね。」
今途切れ途切れですが声が聞こえた気が。ここ、空の上ですよ?聞き間違いですよね?
「あれ、聞こえてない。話しかけちゃダメだったかな」
また聞こえた!?
「ここ、ここだよ」
なんだか後ろから声が聞こえた様な気がして恐る恐る振り返ってみると、三角帽子と黒いローブを身にまとった紫色の髪と薄紫色の瞳をした少女がいました。歳の頃は私よりも幼くも見えます。
そして驚く事に彼女はホウキにまたがって宙に浮いていました。ホウキは掃除をするために使うもので飛ぶための道具ではないですよね。ええこんがらがる。
「ど、どうも。あの一つ質問していいですか?」
「うん。どうぞ」
「なんで宙に浮いてるんですか?人間は地に足をつけた生き物だと思っていたんですが」
不思議そうな顔をして見つめる私にホウキに乗った少女も不思議そうな顔をして見つめ返してきます。いや不思議なのこっちです。
「だって、私魔法使いだから」
「魔法使い?人間って魔法使えるんですか?」
どうやら彼女が説明してくれた口ぶりからするに、才能のある人間が、かなりの努力をして使えるようになるそうです。つまり目の前の彼女は才女ということでしょうか。
ちなみにお勉強の方でしたら私もそこそこ優秀でした。
「貴女の口ぶりからすると、貴女は人間じゃないみたいだね。羽あるし」
「すみません、あまり進んでは言いたくないです」
「他の人は騙せても、私たち魔法使いは騙せないよ。だって貴女が放つ魔力は見たことがない。明らかに人間じゃないんだもの」
天使である事のカミングアウトはちょくちょくしちゃっていますが、あまり進んで言うことでもないような気がします。というか騙したって、騙したつもりなんてないんですけど?
「貴女と関わっているといつかは正体が分かるかな。」
「別にそこまで隠している訳でもないんですけどね」
「じゃあ教えて」
「教えててって言われると⋯⋯」
彼女はムスッとした顔をして見つめて来ました。そんな顔されると余計教えたくなくなってしまいます、もしかして今日の私ひねくれ気味?
「まあいいや、お仕事頑張ってね。私もまだ配り終わってないし」
あ、貴女も郵便配達員だったんですね。ホウキに目を取られすぎていて、せっかく目立つ赤い郵便物の入った鞄をしているのに気が付きませんでした。
「ええ、ありがとうございます。今夜は冷えますから風邪をひかない様にしてくださいね」
「ん、その心配はないよ。私はこの仕事についてから一度も風邪を引いていないから」
それなら良いのですが、ユイさんと関わってからどうも年下を見ると老婆心を抱いてしまいます。
「それじゃあね。あ、私の名前言っていなかったね。私はカム、よろしくね」
「レミリエルです。よろしくお願いします」
私が名乗り終えるとカムさんは満足したようにホウキに乗って次の配達に行ってしまいました。いいなぁ私もホウキに乗ってみたい。
「私もそろそろ行きますか」
文句を垂れる訳では無いのですが、今のやりとりでそこそこ時間をロスしてしまいました。風も強く、私が風邪を引いてしまいそうなので急ぐとしますか。
「目を凝らしてみるとチラホラと魔法使いの方が見えますね」
カムさん以外にも空を飛び回っている魔法使いさんたちがいたので通り過ぎる度会釈をして、その日の業務を終えました。
私はその日以降、お仕事の合間によく一方的に話しかけてくるカムさんとお喋りをして、いつの間にかお家にお邪魔させて頂く程の仲になりました。そして個人的には人生で指折り数える程度の友人が増えたことに感動を覚えました。
カムさんは聞くところによるとお一人で暮らしているようで、家に行くといつも手際よく家事をこなし、料理を出してくれたりと私より幼いだろうに凄いなぁと感心してしまいます。
「レミリエルさん、美味しい?」
「若いのに凄いなぁと感心する程度に美味しいです」
「なにそれ。レミリエルさんだってまだ若いよ」
カムさんの作ってくれたパンをかじりながら素直に思った事を伝えます。
私達は時折おかしな会話をし、クスクスと笑い合いました。時折、両親はどうしたんですか?と聞きたい気にもなりますが、どうしても聞き出すことが出来ませんでした。
稀に、会話の最中に光の無い目をする事に気が付いてから何となく聞いてはいけないことを察しました。
「ねえ、今日のお仕事が終わったらどこかに遊びに行こうよ。私、あんまり一人では遊びに出ないから」
「ええ、夜遊びはよくありませんよ?カムさんはまだ子供なんですから寝ませんと。背も伸びませんよ?」
「いつも子供扱いするけど、私と三つしか違わないじゃん。それに背はレミリエルさんだって小さいじゃん」
その三つに天と地ほどの差があることを分からない時点で子供なんですよと喉から出かけましまが、何とか引っ込めました。流石に大人気ないですからね。
あと私は大器晩成型なので背はこれから伸びるんですよ。
私達はお互い二手に別れて郵便物を配り終えてから、待ち合わせ場所で再開し2人で足並みを揃えて帰路に着きだしました。
「あれ 、レミ?仕事の帰り道?お疲れ様」
暗闇を歩いていると聞き慣れた声がして振り返ってみると「ちょっとお腹すいちゃって私も外に出てたんだよ」とエリルが立っていました。手にはパンが山ほど入った袋を持っていました。
「レミリエルさん、この人、誰?」
ああ、カムさんはエリルに会ったこと無かったんでしたっけ。警戒心と不安が混じったような顔でこちらを見つめてきています。
「私の古くからのお友達です」
「いやいや、恋人かもね~」
茶化すように私の腕を組んでくるエリル。勘違いされても困るのでやめて欲しい限りです。
「離れて」
「ん?今なんて?」
「だから!レミリエルさんから離れて!」
急に荒く、鋭い声を上げるカムさん。何事?と驚いたようにエリルの方を向きましたが、エリルは特に驚きましていないようで「断る!」なんてふざけたノリを展開しています。
普段はあまり声量がなく落ち着いた様子のカムさんだったので、今のような声は聞いた事がなく正直焦ります。怒らせるような事をしてしまったんでしょうか。
「レミリエルさんは貴女のものじゃないんだから!触らないで」
「いや、そうだけどさぁ。でも君に言われることじゃないよね」
正気を早くカムさんに取り戻して欲しかったので、内心煽っていくエリルに舌打ちをしつつも、昔から悪気なしに火に油を注いでいく所があったので半ば諦めている自分もいました。
「離れてくれないと、痛い目見てもらうから」
「へえ、受けて立つよ?」
スっと懐から杖を取り出すカムさん。ヤバい、これ止めないと。
というかエリルもエリルで受けて立つとか軽はずみに言わないで欲しいです。どんだけ考え無しに生きてるんですか。
こんな時、どうしたら⋯⋯。そうだ!
「ちょ!私のために争わないで!!」
しばしの沈黙の後、私の叫びが虚しくも決戦の火蓋を切ってしまったようで、戦闘が始まってしまいました。
「どのくらい配ったでしょうか。げ、まだまだある」
私は今絶賛初お仕事中で首から郵便物が山ほど入った赤い鞄をぶら下げています。
鞄を受け取った時は、飛んで行けばすぐに終わると思いましたが意外と量も多く、時々迷ったりで中々に上手く進みません。
「それにしても寒いですね⋯⋯。空の上だと余計寒いです」
「そう、だよね。寒い、よね。」
今途切れ途切れですが声が聞こえた気が。ここ、空の上ですよ?聞き間違いですよね?
「あれ、聞こえてない。話しかけちゃダメだったかな」
また聞こえた!?
「ここ、ここだよ」
なんだか後ろから声が聞こえた様な気がして恐る恐る振り返ってみると、三角帽子と黒いローブを身にまとった紫色の髪と薄紫色の瞳をした少女がいました。歳の頃は私よりも幼くも見えます。
そして驚く事に彼女はホウキにまたがって宙に浮いていました。ホウキは掃除をするために使うもので飛ぶための道具ではないですよね。ええこんがらがる。
「ど、どうも。あの一つ質問していいですか?」
「うん。どうぞ」
「なんで宙に浮いてるんですか?人間は地に足をつけた生き物だと思っていたんですが」
不思議そうな顔をして見つめる私にホウキに乗った少女も不思議そうな顔をして見つめ返してきます。いや不思議なのこっちです。
「だって、私魔法使いだから」
「魔法使い?人間って魔法使えるんですか?」
どうやら彼女が説明してくれた口ぶりからするに、才能のある人間が、かなりの努力をして使えるようになるそうです。つまり目の前の彼女は才女ということでしょうか。
ちなみにお勉強の方でしたら私もそこそこ優秀でした。
「貴女の口ぶりからすると、貴女は人間じゃないみたいだね。羽あるし」
「すみません、あまり進んでは言いたくないです」
「他の人は騙せても、私たち魔法使いは騙せないよ。だって貴女が放つ魔力は見たことがない。明らかに人間じゃないんだもの」
天使である事のカミングアウトはちょくちょくしちゃっていますが、あまり進んで言うことでもないような気がします。というか騙したって、騙したつもりなんてないんですけど?
「貴女と関わっているといつかは正体が分かるかな。」
「別にそこまで隠している訳でもないんですけどね」
「じゃあ教えて」
「教えててって言われると⋯⋯」
彼女はムスッとした顔をして見つめて来ました。そんな顔されると余計教えたくなくなってしまいます、もしかして今日の私ひねくれ気味?
「まあいいや、お仕事頑張ってね。私もまだ配り終わってないし」
あ、貴女も郵便配達員だったんですね。ホウキに目を取られすぎていて、せっかく目立つ赤い郵便物の入った鞄をしているのに気が付きませんでした。
「ええ、ありがとうございます。今夜は冷えますから風邪をひかない様にしてくださいね」
「ん、その心配はないよ。私はこの仕事についてから一度も風邪を引いていないから」
それなら良いのですが、ユイさんと関わってからどうも年下を見ると老婆心を抱いてしまいます。
「それじゃあね。あ、私の名前言っていなかったね。私はカム、よろしくね」
「レミリエルです。よろしくお願いします」
私が名乗り終えるとカムさんは満足したようにホウキに乗って次の配達に行ってしまいました。いいなぁ私もホウキに乗ってみたい。
「私もそろそろ行きますか」
文句を垂れる訳では無いのですが、今のやりとりでそこそこ時間をロスしてしまいました。風も強く、私が風邪を引いてしまいそうなので急ぐとしますか。
「目を凝らしてみるとチラホラと魔法使いの方が見えますね」
カムさん以外にも空を飛び回っている魔法使いさんたちがいたので通り過ぎる度会釈をして、その日の業務を終えました。
私はその日以降、お仕事の合間によく一方的に話しかけてくるカムさんとお喋りをして、いつの間にかお家にお邪魔させて頂く程の仲になりました。そして個人的には人生で指折り数える程度の友人が増えたことに感動を覚えました。
カムさんは聞くところによるとお一人で暮らしているようで、家に行くといつも手際よく家事をこなし、料理を出してくれたりと私より幼いだろうに凄いなぁと感心してしまいます。
「レミリエルさん、美味しい?」
「若いのに凄いなぁと感心する程度に美味しいです」
「なにそれ。レミリエルさんだってまだ若いよ」
カムさんの作ってくれたパンをかじりながら素直に思った事を伝えます。
私達は時折おかしな会話をし、クスクスと笑い合いました。時折、両親はどうしたんですか?と聞きたい気にもなりますが、どうしても聞き出すことが出来ませんでした。
稀に、会話の最中に光の無い目をする事に気が付いてから何となく聞いてはいけないことを察しました。
「ねえ、今日のお仕事が終わったらどこかに遊びに行こうよ。私、あんまり一人では遊びに出ないから」
「ええ、夜遊びはよくありませんよ?カムさんはまだ子供なんですから寝ませんと。背も伸びませんよ?」
「いつも子供扱いするけど、私と三つしか違わないじゃん。それに背はレミリエルさんだって小さいじゃん」
その三つに天と地ほどの差があることを分からない時点で子供なんですよと喉から出かけましまが、何とか引っ込めました。流石に大人気ないですからね。
あと私は大器晩成型なので背はこれから伸びるんですよ。
私達はお互い二手に別れて郵便物を配り終えてから、待ち合わせ場所で再開し2人で足並みを揃えて帰路に着きだしました。
「あれ 、レミ?仕事の帰り道?お疲れ様」
暗闇を歩いていると聞き慣れた声がして振り返ってみると「ちょっとお腹すいちゃって私も外に出てたんだよ」とエリルが立っていました。手にはパンが山ほど入った袋を持っていました。
「レミリエルさん、この人、誰?」
ああ、カムさんはエリルに会ったこと無かったんでしたっけ。警戒心と不安が混じったような顔でこちらを見つめてきています。
「私の古くからのお友達です」
「いやいや、恋人かもね~」
茶化すように私の腕を組んでくるエリル。勘違いされても困るのでやめて欲しい限りです。
「離れて」
「ん?今なんて?」
「だから!レミリエルさんから離れて!」
急に荒く、鋭い声を上げるカムさん。何事?と驚いたようにエリルの方を向きましたが、エリルは特に驚きましていないようで「断る!」なんてふざけたノリを展開しています。
普段はあまり声量がなく落ち着いた様子のカムさんだったので、今のような声は聞いた事がなく正直焦ります。怒らせるような事をしてしまったんでしょうか。
「レミリエルさんは貴女のものじゃないんだから!触らないで」
「いや、そうだけどさぁ。でも君に言われることじゃないよね」
正気を早くカムさんに取り戻して欲しかったので、内心煽っていくエリルに舌打ちをしつつも、昔から悪気なしに火に油を注いでいく所があったので半ば諦めている自分もいました。
「離れてくれないと、痛い目見てもらうから」
「へえ、受けて立つよ?」
スっと懐から杖を取り出すカムさん。ヤバい、これ止めないと。
というかエリルもエリルで受けて立つとか軽はずみに言わないで欲しいです。どんだけ考え無しに生きてるんですか。
こんな時、どうしたら⋯⋯。そうだ!
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