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泣き虫
しおりを挟むもう、泣かないの
私がいなくてもきっと
あなたは大丈夫だから笑って。
そう言って桜と共に
いなくなった君を今でも
愛してる僕はなんなんだろう。
会えない会えないと分かっていても
君と歩いた道
君と行ったカフェ
ずっと毎日一緒だと思っていた
何気ない日々が頭から離れない
どこに行けば会えるだろう。
僕なんかより君の方が怖かっただろう
悲しかっただろう、でも僕は
君のことを考える余裕すら持てなかった
ごめんね。こんな子供な僕でも
誓えることが一つあるよ
君のことを忘れない
君のことをずっと愛してる。
そういって眺めた青空は
少し寂しげで少し嬉しそうな
君の表情が映ったように見えた。
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