異世界で、生きてます。まぁ、どうにかなるのかなぁ。

こまたろ

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やっぱり、趣味って大事だよね。4

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カウンター越しに、おねぇさんがここに触れてねと、カウンターの上の何かを指しながら言う。

だが、身長がまったく足りなく見えない。

ブーブーブー(`・з・)、口を尖らせてみる。

そんな、あたしを見て笑いながらも、セザールお兄様が抱き上げてくれた。

カウンターの上の何かをみる。

何かの本みたいなものに、手を置いてみる

すると本が淡く光だす。


「光が消えるまで手を置いててね」

「はい」


光が消えて本がどうなってるのか、何なんだろうとじーっと見てる。


本を開くと文字が羅列されて一ヶ所に集まる


面白い、なんだコレは(*´ω`*)


球状になったと思ったら、おねぇさんが

何か不思議な言葉と指の動きをすると

パッと球状のモノがなくなり薄いカードがあらわれる。


「すごーい。魔法みたい」

「ふふ、魔法だからね」

「そうなの?」


セザールお兄様と話をしてたら、おねぇさんから手に置かれたカード。

嬉しくてニコニコしてたら、じいじが来て抱っこしてくれた。

セザールお兄様のカード作りもよく見えて、カードが出来ると1人拍手をする。


「あはは、アオイ喜び過ぎ」

「だって、不思議なんだよ。ぽぁってしてバーってなって、ぶわっとしたらぎゅっとなって、パッとカードになるの。すごい」


じいじとばぁばとセザールお兄様に、微笑ましいなぁとニコニコされていた。

ハッとしておねぇさんを見ると、おねぇさんまでもニコニコしていらっしゃる。


ぐぬぬ、魔法の凄さが伝わらない。

うーん、素晴らしいのにねぇ

伝わらない、この切なさ( ´_ゝ`)


そう言えば、この日を待ちわびて待ちわびて

集めてた物を思い出す。

森に行くたびに、アッチコッチ行って

探しては、採っての繰り返しだった。


「あっ、おねぇさん。薬草って売れますか?」

「持ってるの?」

「ちょっと待ってください」


ポシェットの中から薬草を取り出す。

みんなが驚いた。


「アオイのポシェット」

「ん?」

「インベントリ」

「うん、なんか特典みたいです」

「特別な、特典だ」

「気を付けなきゃ駄目ね」

「インベントリなんて、便利な物を持ってるからね」


じいじとばぁばとセザールお兄様が、それぞれ言いながら頭を撫でる。

ベビースリングから、みんなが顔を出して言い出す。


『アオイから、このポシェットを奪おうとしても無駄だよ』

『うん、うん』

「ファーファとマモちゃん?」

『アオイしか触れない』

「ん、そうなの?」


じいじがポシェットに触ってみようとすると、普通に無いものの様に触れない。


「そう言えば、抱っこしても邪魔に感じてなかったな」

「へぇ、なら安心?でも、アオイが拐われたらこわいね」

『ボク達が居るから大丈夫』

『そんなことされない』

『僕も、アオイを守るよ』


小さなナイト達が可愛すぎて、デレデレしてしまう。


「うちの子達、カッコいいなぁ」

「アオイの事は、じいじとばぁばが守る」

「そうよ、まかせなさい」

「僕も、一緒に居るからね」

「ありがとうございます」


ニッコリ笑うとみんなも笑う。


「あの、どくけし草とかもあるんですけど…」

「あら、よく見つけたのね。偉いわ」


おねぇさんが、また頭を撫でてくる。

そして、ギルドカードにお金を貯めてくれる。


アオイ(木花 葵)

迷い人

6歳

レベル:4

HP:55

MP:???

精霊使い

契約してる精霊 ファーファ・マモ・マロン

1000G


ん?

薬草そんなに高いの?


「おねぇさん、薬草とどくけし草売った金額って」

「薬草30本どくけし草30本で、600Gよ」


頭で声が響いて驚く。


アオイに、ボーナスじゃよ。


『『『神様だね』』』

「うわぁー。ありがとうございます」


≪ボーナス貰えた。幸せなう。ディ様ありがとうございます!≫


心の青い鳥さんに、つぶやく。










そして、いつも読んで下さりありがとうございますm(._.)m

やっと手に入れたギルドカード!

フフフ(*´ω`*)と笑う葵が目に浮かびます。


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