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やっぱり、趣味って大事だよね。5
しおりを挟む1G=10円みたいです。
この国は、わかりやすい。
なぜならみんなカードで、ほぼお金のやり取りをしてる。
ギルドカードや貴族の人達も名刺の様なものをもっている。
それが身分証明書になるって言っていたし…
平民って分けるのは嫌だけど、だってあたしだって日本で言えば平民だからね。
この町の人たちの様な商売してたり働いている人は、みんなギルドカードを持ってる。
専用のICカードでの支払いのような感じで、タッチをすればお金を払うことが出来る。
お金は、ギルドで入れられる。
これって、チャージだよね。
もちろん、お金でのやり取りもできるよ。
お金を持ち歩くよりも便利だから、ギルドカードで支払う人が多いみたい。
クレジット機能もあるみたいだが、どんなのかはよくわからない。
また、近いうちにアルお兄様に、クレジットの話も聞きたいと思う。
どの職業ならっていうのは、確実に言えないけど
稼いでる商業の人とかよく利用してるみたい。
日本みたいだと思ったら、便利な事を取り入れてみたとディ様が笑いながらこの前話していた。
ギルドカードは、奪えないそういう仕組みになってるとディ様が言っていた。
犯罪が起こらないのは、すごくいいと思う。
今日は、念願のギルドカードを作れたし
帰りに、行きたかった露店による。
「お野菜買っていきたいわ」
「お庭にあったのに?」
「お庭に無いものを、買うのよ」
セザールお兄様と手を繋いで、話を聞く。
じいじの腕にばぁばがくっついて、二人で野菜を選んでる。
お肉は家にあるから大丈夫らしい。
家に帰る前に、ジュースとお肉の焼いたものを買ってもらい食べた。
普通に、素材の美味しさ勝負って感じでした。
おいしいよ、うん。(¯―¯٥)
おいしいんだけど、ね。(´・ω・`)...
調味料のお店でおじさんに醤油とか味噌の話をしたが、ここにはそういう物はないな…と言われた。
残念だが、ギルドカードを手にした今日から
あたしの本格的なおいしい食べ物探しの始まりだ!(`・ω・´)キリッ
家について、庭の野菜を食べるだけ収穫して、キッチンに居るばぁばの元へ届ける。
セザールお兄様は、じいじと剣の稽古中です。
一度部屋に戻ってタブレットを、ポシェットから取り出す。
‘ちりん’
「ん?」
タブレットをスワイプしてロックを解除する。
アプリが増えてる!?
「にゃんぽろり?猫だらけの水泳大会ぽろりもあるよ!とかじゃないよね?」
とりあえず‹神ーと›してディ様と話をしよう。
アプリをタッチすると、いつもの画面があらわれる。
しばらくお待ちください
「アオイ、待たせたな」
「ディ様、ボーナスありがとうございます!」
「誕生日だったからな」
「いつも、ありがとうございます」
「もうひとつアプリを新しく入れておいた」
「にゃんぽろり?」
「そうじゃ。スマホでアプリを開いてみてくれ」
ディ様から言われたので、ポシェットからスマホを出してアプリをタッチする。
「あー、小説書けるアプリだ!」
「ほほほ、たまには書いてみたいはずじゃ。アオイのやってみたい事だったはず。ワシからの誕生日プレゼントだ」
「うわぁお、確かに気になってたアプリです。あいてる時間に書こうかな」
「アオイも、こちらの世界に少しずつ馴染んで、落ち着いてきたからこういうアプリも楽しめると思ってな」
「妄想族としては、ありがたいです。うへへ」
アオイには、話して無いのだが〈 にゃんぽろり〉に書くと、日本の無料で使える小説サイトにアップされるようにしてあるんだな。
いやーん、ぽろってのっけてるこのアプリって言うのが本当なんだが...
それを変えてにゃんぽろりとな。
いや、この名前はワシが考えたんじゃないぞ。
この国にアオイとユーリを連れてきてしまったあやつが考えたんだからな。
アプリの名前はワシじゃなく、あやつがつけてる。
〈神ーと〉もあやつがつけた。
名前はふざけているけど、反省はしているようだ。
連れてきたからには、この世界を楽しんでもらやなきゃって色々あやつも頑張ってるからなぁ。
アオイの書く話を遠くの日本の人にも、みてもらえたりしたらいいと思う。
「そうかそうか。良かった。アオイそろそろセザールが帰ってくるから、また話そう」
「はい、ディ様。また話を聞いてくださいね」
‹神ーと›を終えてポシェットに、スマホとタブレットをしまう。
ファーファ達は、帰ってきて専用ベッドに連れてくと、沢山の人に疲れたのかみんなくっついて寝てる。
可愛いんです!癒される。
いつも読んで下さりありがとうございますm(._.)m
新しいアプリ、葵はどんな妄想を書くのかな。
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