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第三章 カンザキ商会
◇ローンは計画的にというけれど。
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カイナはあの熊人の男を見る事に因って、過去の封印した記憶が甦り、それと同時に幼い頃の恐怖が蘇ってしまったようだった。
普段勝ち気に振る舞うのも、無意識にその恐怖を打ち消すためだったのだろう。
「本当に、もう大丈夫だから……二階の受付に行きましょう」
よろよろと立ち上がったカイナが、階段に向かおうとする。その弱々しい姿に面食らい、戸惑う俺とタンガは顔を見合わせてしまう。
「まあ、カイナがそう言うなら……したいようにさせよう」
タンガの言葉に頷き、俺達もカイナの後を追い掛けた。
それにしても、あの熊人の男。カイナの記憶の通りに、本当にカイナ達姉妹の両親を殺害した真犯人なら……。
だが、タンガが言うように昔の事なので、確かな証拠を見つけ出すのも無理だろう。あるのは、カイナが物心がつく前に見たというあやふやな記憶だけ。しかも相手は、サンタール家と同じく、このグラナダを実質支配する評議委員七家の内の一家、モルガン家の獣人頭だ。俺達だけで軽々しく動ける話でもない。
これは、サラに相談すべきだろうな。
カリナの元気の無い姿には、少々調子が狂ってしまう思いだが、気丈に振る舞うカイナを見るにつけ、何とかしてやりたいとも思ってしまう。
カイナは今、何を思い考えているのだろうか。
前を歩くカイナの背中を見て、そんな事を考えていると、いつしか二階の受付カウンターへとやってきていた。
「あっ、あなた方は……」
受付には、この間と同じ女性が座っていた。あの騒ぎの時には直ぐ側にいたため、タンガ達獣人と前ギルド長のバーリントンとの争いに巻き込まれてしまい、瀕死の怪我を負っていた。だから俺は、霊薬を与えてその怪我を癒したのだが……。
――何か、若返ってないか?
艶然と微笑むその女性は華やいだ雰囲気を纏い、まるで十代にも見える。
「もう、大丈夫なのか?」
「あっ、はい。その節はありがとうございました。お陰様で、前より元気になったぐらいです」
うぅん、これも霊薬の効果なのだろうか。後で、ちゃんと口止めしておこう。
しかし、そのお陰なのか、前とは違って、かなり親しげな態度で接してくれる。
「私は、受付係りの主任を任されているアマンダと申します。今日はどういったご用でしょうか」
「えぇと、このグラナダの商業ギルドが発行する、商人の鑑札が欲しいのですけど」
「おや、リュウイチ様はサンタール家の家人になられたのでは……それが、今度は商人ですか?」
「はい、今回はサンタール家の後ろ楯を得まして、ピメントの仕入れにモルダ島へ行こうと思いましてね」
俺の言葉に、アマンダは全てを察したようで、満面の笑みを浮かべる。
「それは、私たち商業ギルドでも願ってもない事です。あなた方なら、きっと……」
アマンダは魔族騒ぎの事は口止めされ、騒ぎの途中からも覚えていない。だが、俺達が騒ぎを治めたことは予想が付いているらしく、俺達ならと期待してるようだ。
そして、形の良い眉を潜めたアマンダが、尚も話し掛けてくる。
「前のギルド長のバーリントンさんがあのような事になり、今度きたギルド長は……だから、私達ギルドの職員は、これから先のことを憂慮してたのですよ。私達からもお願いします、どうか新緑祭までに……」
逆に俺は、お願いされてしまった。それにしても、一階でもそうだったが、新任のギルド長は職員達とも、色々と軋轢を起こしてるようだ。ギルドの職員さん達も大変なようですね。
そういう訳で、商人の鑑札自体はあっさりと発行してくれるようだ。本来はギルドへの貢献度や、どこかの商人に付いて経験するなど色々と制約があったようだが、サンタール家の後ろ楯とアマンダの協力で、もらえる事になったのだ。
しかし、沢山の書類が、カウンターの上に山積みされた。
――えぇと、何これ?
それは、誓約書やギルドと交わす契約書など、その他諸々。提出用の事業計画書の関係書類等、目を通さなければいけない書類が、山と積まれていたのだ。
「本当は審査やその他で一月ほど掛かるのですが、新緑祭まで日にちがありません。今日一日で済ますにはどうしてもね……」
アマンダさんが、申し訳なさそうにしていた。
異世界に来ても、お役所に山のような書類を出さなきゃいけないのかよ。俺は「はぁ」とため息をこぼす。
「分かりました。私が目を通して書類を分けますので、リュウイチさんは署名をお願いします」
すっかりとしおらしくなったカイナが、てきぱきと書類を捌いていく。
そっと、横顔を窺うとまだ顔色は青白い。後ろにいるタンガを見ると、頷いているので任せる事にした。
なんだかなぁ……カイナの豹変振りに、調子が狂うよな。しかし、今は何か仕事をさせて、何も考えさせない方が良いのかね。もういっそのことサラにお願いして、カイナは秘書役として側にいてもらうかな。その方が良いかも知れないな。俺がモルダ島に行ってる間、タンガは未だしも、カイナが軽はずみな行動をするかも知れないからな。
俺はあの魔眼持ちの熊人の男を、脳裏に思い描く。
あいつは、ゲームと同じなら何らかの固有スキルを持っているはず。カイナがもし、敵討ちにでも行こうものなら、返り討ちに合う可能性が大だ。もし、カリナやカイナの姉妹が敵討ちをしたいと言うなら、俺も手助けはしてやりたい。
それも、サラ次第だが……。
しばらくして、署名するのにも一段落する。もっとも、俺はカイナが差し出す書類に署名するだけなのだが。確かに、色々あったけど、カイナを連れて来て良かったよ。俺とタンガだけなら大変だったな。
そのタンガは俺達の後ろで、欠伸を噛み殺して暇そうにしている。
――ホントに、この脳筋馬鹿はこういう時には役にたたないな。
俺は後ろのタンガにむっとしながら、商船についてもアマンダに尋ねてみる。
「中古の商船で、良い船は無いかなぁ」
商船については、サンタール家が手に入れてくれると申し出てくれたが、丁重にお断りした。あまり、サンタール家に借りばかり作るのも、どうかと思ってだ。
それに、出来るだけ自分の力で手に入れ、この地に確固たる居場所も作りたかった。今回は船を新造するにも時間がない。それに、新造ともなると、さすがに一億でも足りないだろう。だから、中古船を探す事にしたのだ。
「……船ですか、ご予算はいかほどですか?」
「そうですね。仕入れのお金も残さないといけないので、五千から六千万といったところでしょうか」
「うぅん、それはさすがにちょっと。かなりの老朽船でも、一億前後は……」
えっ、それだと、有り金全部を吐き出す事に……参ったな。中古船でも、そんなにするのかよ。
「分かりました。今回は事情も事情です。リュウイチ様の後ろにはサンタール家もいる事ですので、ギルドが肩代わりしましょう。今回は頭金として五千万。残りは分割払いで、どうですか?」
「えっ、良いのかな。アマンダさんにそこまでの……」
「大丈夫です。ここだけの話、私の旦那が会計局にいるので、無理でも通します」
アマンダさんが、胸を張り太鼓判を押す。
えぇと、旦那さんがいたんですね。ちょっと残念。
でも、本当に良いのかなぁ……まぁ、いざとなったらサンタール家もいることだし、良いか。それにしても、異世界に来ても、ローンを組む事になるとは。そういや、日本でも車のローンが残ってたけど、今はどうなってることやら。
俺はまた「はぁ」と、ため息を溢していた。
「それで、中古船ですが、ちょうど良い商船の出物が有りますよ。最近の海賊騒ぎで、海路から陸路に切り替えた商人がいまして、今も桟橋に停泊していますが、見に行かれてはどうですか」
ほぅ、それは早速、見に行かないと。だけど……横に座るカイナに目を向ける。
「良いわよ。後の書類はあなたの署名がいるのはなさそうだし」
タンガもいることだし、後は任せても良いか。後ろを振り向くと、何故かタンガも嬉しそうに、俺と一緒に行こうとしていた。
いや、お前は駄目だろ。さすがに、今のカイナひとりを残しては行けないだろ。
「タンガはここでカイナと一緒に、書類に目を通しておいてくれ」
たまには、筋肉で出来たその脳味噌を使うんだな。俺は驚き固まるタンガを残して、桟橋にあるギルドの分所に向かうことにした。
普段勝ち気に振る舞うのも、無意識にその恐怖を打ち消すためだったのだろう。
「本当に、もう大丈夫だから……二階の受付に行きましょう」
よろよろと立ち上がったカイナが、階段に向かおうとする。その弱々しい姿に面食らい、戸惑う俺とタンガは顔を見合わせてしまう。
「まあ、カイナがそう言うなら……したいようにさせよう」
タンガの言葉に頷き、俺達もカイナの後を追い掛けた。
それにしても、あの熊人の男。カイナの記憶の通りに、本当にカイナ達姉妹の両親を殺害した真犯人なら……。
だが、タンガが言うように昔の事なので、確かな証拠を見つけ出すのも無理だろう。あるのは、カイナが物心がつく前に見たというあやふやな記憶だけ。しかも相手は、サンタール家と同じく、このグラナダを実質支配する評議委員七家の内の一家、モルガン家の獣人頭だ。俺達だけで軽々しく動ける話でもない。
これは、サラに相談すべきだろうな。
カリナの元気の無い姿には、少々調子が狂ってしまう思いだが、気丈に振る舞うカイナを見るにつけ、何とかしてやりたいとも思ってしまう。
カイナは今、何を思い考えているのだろうか。
前を歩くカイナの背中を見て、そんな事を考えていると、いつしか二階の受付カウンターへとやってきていた。
「あっ、あなた方は……」
受付には、この間と同じ女性が座っていた。あの騒ぎの時には直ぐ側にいたため、タンガ達獣人と前ギルド長のバーリントンとの争いに巻き込まれてしまい、瀕死の怪我を負っていた。だから俺は、霊薬を与えてその怪我を癒したのだが……。
――何か、若返ってないか?
艶然と微笑むその女性は華やいだ雰囲気を纏い、まるで十代にも見える。
「もう、大丈夫なのか?」
「あっ、はい。その節はありがとうございました。お陰様で、前より元気になったぐらいです」
うぅん、これも霊薬の効果なのだろうか。後で、ちゃんと口止めしておこう。
しかし、そのお陰なのか、前とは違って、かなり親しげな態度で接してくれる。
「私は、受付係りの主任を任されているアマンダと申します。今日はどういったご用でしょうか」
「えぇと、このグラナダの商業ギルドが発行する、商人の鑑札が欲しいのですけど」
「おや、リュウイチ様はサンタール家の家人になられたのでは……それが、今度は商人ですか?」
「はい、今回はサンタール家の後ろ楯を得まして、ピメントの仕入れにモルダ島へ行こうと思いましてね」
俺の言葉に、アマンダは全てを察したようで、満面の笑みを浮かべる。
「それは、私たち商業ギルドでも願ってもない事です。あなた方なら、きっと……」
アマンダは魔族騒ぎの事は口止めされ、騒ぎの途中からも覚えていない。だが、俺達が騒ぎを治めたことは予想が付いているらしく、俺達ならと期待してるようだ。
そして、形の良い眉を潜めたアマンダが、尚も話し掛けてくる。
「前のギルド長のバーリントンさんがあのような事になり、今度きたギルド長は……だから、私達ギルドの職員は、これから先のことを憂慮してたのですよ。私達からもお願いします、どうか新緑祭までに……」
逆に俺は、お願いされてしまった。それにしても、一階でもそうだったが、新任のギルド長は職員達とも、色々と軋轢を起こしてるようだ。ギルドの職員さん達も大変なようですね。
そういう訳で、商人の鑑札自体はあっさりと発行してくれるようだ。本来はギルドへの貢献度や、どこかの商人に付いて経験するなど色々と制約があったようだが、サンタール家の後ろ楯とアマンダの協力で、もらえる事になったのだ。
しかし、沢山の書類が、カウンターの上に山積みされた。
――えぇと、何これ?
それは、誓約書やギルドと交わす契約書など、その他諸々。提出用の事業計画書の関係書類等、目を通さなければいけない書類が、山と積まれていたのだ。
「本当は審査やその他で一月ほど掛かるのですが、新緑祭まで日にちがありません。今日一日で済ますにはどうしてもね……」
アマンダさんが、申し訳なさそうにしていた。
異世界に来ても、お役所に山のような書類を出さなきゃいけないのかよ。俺は「はぁ」とため息をこぼす。
「分かりました。私が目を通して書類を分けますので、リュウイチさんは署名をお願いします」
すっかりとしおらしくなったカイナが、てきぱきと書類を捌いていく。
そっと、横顔を窺うとまだ顔色は青白い。後ろにいるタンガを見ると、頷いているので任せる事にした。
なんだかなぁ……カイナの豹変振りに、調子が狂うよな。しかし、今は何か仕事をさせて、何も考えさせない方が良いのかね。もういっそのことサラにお願いして、カイナは秘書役として側にいてもらうかな。その方が良いかも知れないな。俺がモルダ島に行ってる間、タンガは未だしも、カイナが軽はずみな行動をするかも知れないからな。
俺はあの魔眼持ちの熊人の男を、脳裏に思い描く。
あいつは、ゲームと同じなら何らかの固有スキルを持っているはず。カイナがもし、敵討ちにでも行こうものなら、返り討ちに合う可能性が大だ。もし、カリナやカイナの姉妹が敵討ちをしたいと言うなら、俺も手助けはしてやりたい。
それも、サラ次第だが……。
しばらくして、署名するのにも一段落する。もっとも、俺はカイナが差し出す書類に署名するだけなのだが。確かに、色々あったけど、カイナを連れて来て良かったよ。俺とタンガだけなら大変だったな。
そのタンガは俺達の後ろで、欠伸を噛み殺して暇そうにしている。
――ホントに、この脳筋馬鹿はこういう時には役にたたないな。
俺は後ろのタンガにむっとしながら、商船についてもアマンダに尋ねてみる。
「中古の商船で、良い船は無いかなぁ」
商船については、サンタール家が手に入れてくれると申し出てくれたが、丁重にお断りした。あまり、サンタール家に借りばかり作るのも、どうかと思ってだ。
それに、出来るだけ自分の力で手に入れ、この地に確固たる居場所も作りたかった。今回は船を新造するにも時間がない。それに、新造ともなると、さすがに一億でも足りないだろう。だから、中古船を探す事にしたのだ。
「……船ですか、ご予算はいかほどですか?」
「そうですね。仕入れのお金も残さないといけないので、五千から六千万といったところでしょうか」
「うぅん、それはさすがにちょっと。かなりの老朽船でも、一億前後は……」
えっ、それだと、有り金全部を吐き出す事に……参ったな。中古船でも、そんなにするのかよ。
「分かりました。今回は事情も事情です。リュウイチ様の後ろにはサンタール家もいる事ですので、ギルドが肩代わりしましょう。今回は頭金として五千万。残りは分割払いで、どうですか?」
「えっ、良いのかな。アマンダさんにそこまでの……」
「大丈夫です。ここだけの話、私の旦那が会計局にいるので、無理でも通します」
アマンダさんが、胸を張り太鼓判を押す。
えぇと、旦那さんがいたんですね。ちょっと残念。
でも、本当に良いのかなぁ……まぁ、いざとなったらサンタール家もいることだし、良いか。それにしても、異世界に来ても、ローンを組む事になるとは。そういや、日本でも車のローンが残ってたけど、今はどうなってることやら。
俺はまた「はぁ」と、ため息を溢していた。
「それで、中古船ですが、ちょうど良い商船の出物が有りますよ。最近の海賊騒ぎで、海路から陸路に切り替えた商人がいまして、今も桟橋に停泊していますが、見に行かれてはどうですか」
ほぅ、それは早速、見に行かないと。だけど……横に座るカイナに目を向ける。
「良いわよ。後の書類はあなたの署名がいるのはなさそうだし」
タンガもいることだし、後は任せても良いか。後ろを振り向くと、何故かタンガも嬉しそうに、俺と一緒に行こうとしていた。
いや、お前は駄目だろ。さすがに、今のカイナひとりを残しては行けないだろ。
「タンガはここでカイナと一緒に、書類に目を通しておいてくれ」
たまには、筋肉で出来たその脳味噌を使うんだな。俺は驚き固まるタンガを残して、桟橋にあるギルドの分所に向かうことにした。
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