悪行を重ねた令息は断罪されたくないので生き方を変えました。誰の愛も欲しがらないと決めたのに、様子がなんだか変なんです

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最終章

レオ視点 ショーンの結婚式前夜

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 下は肌着も放り出されているのに、シャツは中途半端なままだ。普段は几帳面なくせに、僕を抱く時のアランは余裕のない時が多い。
 そこがまた可愛いと思ってしまうところなんだけど――。

「……あっ!」
 ピクンと体が大げさに跳ねた。
 アランが、僕の乳首に吸い付いていた。口に含んだそれを舌で舐め回したかと思ったら、甘噛みをする。

「ん……っ、や、アラン……」
 
 下半身のうずきとピクピクと跳ね続ける体を止めたくて、アランの腕を握りしめた。爪が立ってしまったかもしれないけどそんなことを気にしてる余裕なんてなかった。

「かわいい」
「……っ、なに」

 僕のことを可愛いなんて言うのはアランくらいだ。見た目が冷たく愛嬌もない性格だから、遠巻きにされることが多い。かわいげなんて全く無いっていうのに。

「あっ!」

 アランの手が前に伸びてゆっくりと扱き始めた。やんわりとしたその動きに、下半身にじくじくと熱がこもりはじめた。
 空いているほうの手で、アランが僕の頬にかかっている髪をはらりとよけた。

「可愛い、好きだよ」
 
 僕の瞳をじっと覗きこむアランの瞳は優しく細められ、普段では見られないとろけるような表情だ。いつもは、生真面目を絵に描いたように感情をあまり表に出さない人なのに。
 これが僕にしか見せない顔だと思うと、優越感を覚える。

 アランはとろけるような目で僕を見ながら僕の頬を気持ち良さそうに撫でる。それから唇を啄ばんで、体を起こした。
「アラン……」

 離れるな、と抗議しようとした声は嬌声に飲み込まれた。アランが僕の足を広げて、入り口に指を入れたからだ。

「……ふっ、あ……」

 ぐるりと内壁を撫でられると、高い声が出た。恥ずかしすぎる……。

 だけどアランは僕のこういう声を聞くのが好きなんだよな。

 もっと夢中になってくれるのなら、どんな姿を見せても良いとさえ思う。アランは令嬢たちに人気で、既に結婚して僕のものだというのに未練タラタラにしている令嬢たちが多いから。

「っ……んっ、……あっ!」

 中は丁寧に丁寧にほぐされて、指が少しずつ中に入っていく。そしてある一定のところにたどり着いたとき、僕の体はピクンと大きく跳ねた。一番感じて、僕が乱れる場所だ。
 アランは嬉しそうに口角を上げて、その場所を何度も何度も撫でた。

「……っ、あ、アラン……っ」
「なに?」
 僕が何を言いたいかなんてわかっているはずなのに、こういう時のアランは少しだけ意地悪だ。目を細めて楽しそうに、それでいて指は止まらない。

「も、もう焦らさないで……、欲し……い。アラン」

 アランが息をのんだのがわかった。
 荒々しく噛みつくようなキスをした後、僕の足を押し広げ蕾に熱い塊が触れる。
 
 だが、アランはすぐには入ってこなかった。唇をかみしめ眉を寄せて、必死で激情を抑えた後ゆっくりと僕の中に入ってきた。

「理性なんて……放っちゃえばい……のに」
「なに……言ってるんだ。とっておきなものを……じるためには……必要なことだ」
「……?」

 内壁をゆっくりこすりながら入ってくるそれは少しずつ質量が大きくなってきているような気がする。
 じわじわと広がる疼きに、はあはあと荒くなる息、汗ばむ額。
 熱い、熱くて仕方がない。緩慢な動きに熱が疼く下腹部が焦れてたまらない。

「可愛いな、もっと乱れて」
「あっ……!」

 僕の一番弱いところをこすられてビクンビクンと体が跳ねる。恥ずかしい声も後を絶たなかった。

「あぁ、……っ、んん……、ああっ……っっ」
「かわいい、好きだ愛してる。もっと……聞かせて」 

 奥の奥まで埋めたあと、引いてまた突き上げられた。

 尽きない愛を注がれて、僕はアランにすがりつき嬌声をあげ続けた。
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