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現実と希望
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初めてやり取りをしてからもう1年が経っていた。
ある時、凛太郎は
『そろそろ1度会ってみないか?』
と送った。どうしてか、心臓の鼓動が早いテンポで体中に響いていた。
日和は急に顔が熱くなった。なぜそうなったのかは分からなかったが、気持ちが一層明るくなったようだった。
『うん!待ち合わせは駅にあるおっきい噴水の前でいい?』
凛太郎は、噴水って大きかったっけ・・・と思いながらも、
『うん、いいよ。楽しみだね』
2人はその日が待ち遠しくてならなかった・・・・・・
約束の日になった。2人は朝早くから目を覚まし、期待に胸をふくらませて用意をしていた。凛太郎は約束の5分前についた。まだ、辺りにそれらしき人はいなかった。日和が着いたとき、そこには誰もいなかった。違う世界の2人が出会えるわけもなく、互いの世界で互いを待ち続けた。周りの人はどんどん入れ替わる。どうして来ないのか、何かに巻き込まれたのか、様々なことを考えながら待つことしか出来なかった。日が昇りきり傾いていく。心配をしていたがそれは孤独を紛らわすための1つに過ぎなかった。辺りは暗くなり、2人とも諦めて帰った。
帰った2人はなぜ来なかったのかの問い詰め合いになった。そこで日和は、
『私、1日中魔法街道駅の噴水の前にいたもん!』
すると、凛太郎は
『そんな名前の駅があるわけないだろ!魔法なんて!』
と送った。少し間があき、返信が来た。
『何言ってるの?魔法が無いわけないじゃない!』
凛太郎は、彼女の言っている意味が分からなかった。困惑した。
しばらく経ち、凛太郎と日和は話し合い、ついに2人は違う世界にいると考えた。日和は少し間を置いてから
『別の世界なんじゃ会うことは出来ない・・・よね』
と送った。すると、凛太郎は、
『俺は嫌だ。俺さ、今日、君を待っていて分かったことがあるんだ。まだ、あったこともない、顔も知らない。でも、俺は君が好きなんだ!だから、俺は君に会いたい。あって直接言いたい。俺は諦めたくない。』
少しの間、日和からの返信がなかった。凛太郎は顔を赤くした。そこに日和から返信が来た。
『私も嫌!今日まで、考えたこともなかった。でも、今ははっきりと分かる。私もあなたのことが好き。あなたに会いたい』
『でも、世界が違うんじゃ会うことはやっぱり・・・』
と日和は言った。凛太郎はすぐに
『大丈夫!SNSで繋がっているんだ。きっとあるはずだ。現実世界でも繋がる方法が!』
凛太郎と日和は考えた。いくつもの可能性を。すると、日和は独り言のように
『原因不明の事故』
と送ってきた。
『そっちの世界でも多発しているのか!?』
凛太郎は驚きを隠せずにいた。
『それで間違いないんじゃないかな』
凛太郎は嬉しくなった。一筋の希望が見えたから・・・。凛太郎は、決意を固め、
『絶対に会おう』
と送った。
ある時、凛太郎は
『そろそろ1度会ってみないか?』
と送った。どうしてか、心臓の鼓動が早いテンポで体中に響いていた。
日和は急に顔が熱くなった。なぜそうなったのかは分からなかったが、気持ちが一層明るくなったようだった。
『うん!待ち合わせは駅にあるおっきい噴水の前でいい?』
凛太郎は、噴水って大きかったっけ・・・と思いながらも、
『うん、いいよ。楽しみだね』
2人はその日が待ち遠しくてならなかった・・・・・・
約束の日になった。2人は朝早くから目を覚まし、期待に胸をふくらませて用意をしていた。凛太郎は約束の5分前についた。まだ、辺りにそれらしき人はいなかった。日和が着いたとき、そこには誰もいなかった。違う世界の2人が出会えるわけもなく、互いの世界で互いを待ち続けた。周りの人はどんどん入れ替わる。どうして来ないのか、何かに巻き込まれたのか、様々なことを考えながら待つことしか出来なかった。日が昇りきり傾いていく。心配をしていたがそれは孤独を紛らわすための1つに過ぎなかった。辺りは暗くなり、2人とも諦めて帰った。
帰った2人はなぜ来なかったのかの問い詰め合いになった。そこで日和は、
『私、1日中魔法街道駅の噴水の前にいたもん!』
すると、凛太郎は
『そんな名前の駅があるわけないだろ!魔法なんて!』
と送った。少し間があき、返信が来た。
『何言ってるの?魔法が無いわけないじゃない!』
凛太郎は、彼女の言っている意味が分からなかった。困惑した。
しばらく経ち、凛太郎と日和は話し合い、ついに2人は違う世界にいると考えた。日和は少し間を置いてから
『別の世界なんじゃ会うことは出来ない・・・よね』
と送った。すると、凛太郎は、
『俺は嫌だ。俺さ、今日、君を待っていて分かったことがあるんだ。まだ、あったこともない、顔も知らない。でも、俺は君が好きなんだ!だから、俺は君に会いたい。あって直接言いたい。俺は諦めたくない。』
少しの間、日和からの返信がなかった。凛太郎は顔を赤くした。そこに日和から返信が来た。
『私も嫌!今日まで、考えたこともなかった。でも、今ははっきりと分かる。私もあなたのことが好き。あなたに会いたい』
『でも、世界が違うんじゃ会うことはやっぱり・・・』
と日和は言った。凛太郎はすぐに
『大丈夫!SNSで繋がっているんだ。きっとあるはずだ。現実世界でも繋がる方法が!』
凛太郎と日和は考えた。いくつもの可能性を。すると、日和は独り言のように
『原因不明の事故』
と送ってきた。
『そっちの世界でも多発しているのか!?』
凛太郎は驚きを隠せずにいた。
『それで間違いないんじゃないかな』
凛太郎は嬉しくなった。一筋の希望が見えたから・・・。凛太郎は、決意を固め、
『絶対に会おう』
と送った。
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