パラレルワールド

滝川蓮

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世界の違い

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 ある時、日和は凛太郎に悩みを相談した。
『私ね、実はほうきの使い方が下手なの。どうしたらうまくいくか教えてくれない?』
 この文を読んで凛太郎は吹き出しそうになってしまった。からかっているのだろうと思い、
『そうなの!?可哀想に・・・・・・それ面白いね』
 と送ると、
『冗談じゃなくて本当に困ってるの!お願い!教えて!』
 凛太郎は彼女が本気で言っているのかもしれないと思い、
『ほうきの使い方は、まずそんなに力は要らないから楽に持って、そこにあるものを払い飛ばすつもりで使うといいよ。』
 日和は急いでほうきを掴み、庭に出た。今度こそできるかもと興奮しながらすぐに言われた通りにやろうとした。
「そこにあるものって空気のことだよね」
 と確認しながら、ほうきに乗ると体が中を浮き、思い思いの方へ動くことが出来た。日和は嬉しさのあまりほうきに乗ったまま部屋に突っ込み、携帯を手に取り、
『言われた通りにやったらうまく出来たよ!本当にありがとう!!!』
 凛太郎はこんな事で良いのかと苦笑いをしながら
『おめでとう!よかったね』
 と送った。
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