20 / 54
第1章〔地球編〕
past5 電話の相手
しおりを挟む
日は変わり真夜中の三時。私はアースフィール。不死鳥モデルの赤く輝くWEGSだ。
那賀龍神は自室で生徒名簿とにらめっこをしていた。
「龍神さま、まだ寝ないのですか?」
「だあ~~っ!話しかけんじゃねぇ!忘れちまったじゃねぇか!」
私の問いかけに那賀龍神が怒鳴り返した。
「ようやく二十人目まで覚えかけたのに……」
那賀龍神は今日の授業迄に三十人の生徒達の名前と顔を、覚えようと奮起していた。
普段はこの時間は寝ているのが普通なのだが、何故か那賀龍神は奮起している。
「子供が好きなんて長年の付き合いですが知らなかったです」
「いや、俺も知らなかった。まあ、今まで子供とふれあう事がなかったからな、正直、俺も戸惑っているぜ」
那賀龍神が何かに夢中になるなんて今まであまりなく、私自身もここに来れて良かったと思える。
「ところでこの男子二人、双子なんだが苗字が違うのは何故だ?」
那賀龍神が私に質問するのもあまりない。
「産まれてすぐに両親が離婚し、兄のノリヒコくんは父方の姓を、弟のテルくんは母方の姓になっているのです」
「離婚してか……、まあ、俺も似たようなもんか」
「龍神さまは結婚する前ですから……」
那賀龍神が複雑な表情で呟くと、私はすぐに慰めにもならないフォローをした。
那賀龍神には婚約者がいたのだか、ある理由で破局したのだ。それは那賀龍神にとり、思い出したくない傷である。
「話しが反れちまった。生徒全員を覚えるまで話しかけんじゃねぇぞ!話しかけたらスクラップにするぞ!」
そうぶっきらぼうに言うと、那賀龍神は再び生徒名簿を見ながら集中した。
午前七時。那賀龍神が結局寝入ったのは午前五時半過ぎで、七時には起こさないといけなかった。
私は那賀龍神を起こそうとすると、突然私の頭部に内蔵された電話が響いた。
私には、というか全てのWEGSには様々な機能が備わってあり、時計、居場所探知や簡易な医療能力やら様々な機能だ。その一つに移動中でも連絡ができる電話機能もあり、それが私の頭部でバイブ機能となり響いたのだ。
私の機械の眼部から液晶で誰がかけて来たかが解る。
「杉並優菜……さま」
私は電話の相手の名前を思わず言ってしまった。
那賀龍神は目の前で寝ている。いや、起きてしまった。私が思わず言ってしまった人物の名前に敏感に反応して……
「龍神さま、今、優菜さまから電話が……」
「出んじゃねぇぞ!」
「もう、出てしまいました……」
「なっ、バっ!」
那賀龍神は怒り任せに私の頭部を殴った。
「もしもし、龍神?」
「………………………」
私の頭部から女性の声が響くと私の機械の目が光り、壁に向かって美しい女性が映し出された。
杉並優菜、その人である。
日下部弥生と同じように美女でスタイルもよく、ストレートの髪は背中まで伸びており、那賀龍神や日下部弥生と同じように長髪であった。
「な、なんだよ?俺は忙しいんだよ」
「そうね。後一時間で授業が始まるしね」
「おま、な、なんで知ってんだよ!?」
杉並優菜の一言に那賀龍神が驚愕する。
「お前か?ポンコツ!?」
「いえ、違います!」
那賀龍神はすぐさま私を疑ったが、私は那賀龍神の相棒であり、良き理解者のつもりだ。絶対に私ではない。
「アースフィールは言ってないわ。でもアースフィールが貴方の居場所を教えてくれた」
「居場所探知機か?」
那賀龍神の発言に杉並優菜が首肯く。
「あまりそんな態度をとらないでほしいわ。貴方と別れて……「用件はそんな事か?」
杉並優菜の寂しそうな表情に那賀龍神は溜息混じりに答えた。
「……本題に入らないと、いつでも切りそうね。本題は惑星ガニメラの半分以上を壊滅した貴方を差し出せと……」
杉並優菜の映像電話をかけた理由はそれだった。
「でもあれは……「解っているわ。あれは龍神の正当防衛だし、ガニメラ人を殺らなければ、私達の地球が……、だから貴方を不当解雇した幹部達には責任をとってもらった」
「……だったら?ガニメラ人に俺を差し出す理由なく、お前らで戦争でもなんでもやれよ!俺はもうお前らの為に動かない!」
「差し出せと命令したのは、ガニメラ人じゃないわ」
杉並優菜の発言に那賀龍神は睨み付けながら、無言で次の発言を待った。
「六英雄星の一団、惑星タームの皇帝が……」
「六英雄星団!……よりによって……」
私は思わず言葉にしてしまった。限りなく拡がるこの広大なる宇宙に暗躍する恐怖と混沌の勢力が、まさかあのガニメラでの出来事によって相棒に目をつけるとは……
「詳しくは貴方に会いに行き、説明するわ」
「来なくていい!来るんじゃねぇぞ!」
「これは私の問題じゃないわ、米国四騎士も来るわ」
「アメリカン・ナイト・フォー?アイツらが?」
その言葉に那賀龍神は絶句した。
そして、杉並優菜は二、三と話しをしたが那賀龍神の耳には入らなかったと私は思考した。そして杉並優菜は電話を切った。
那賀龍神は教室の前に立ち、ゆっくり深呼吸をし、教室の中へと入った。
「おはよう!みんな!」
那賀龍神は何事もなかったように笑顔で生徒達に挨拶をした。
那賀龍神は自室で生徒名簿とにらめっこをしていた。
「龍神さま、まだ寝ないのですか?」
「だあ~~っ!話しかけんじゃねぇ!忘れちまったじゃねぇか!」
私の問いかけに那賀龍神が怒鳴り返した。
「ようやく二十人目まで覚えかけたのに……」
那賀龍神は今日の授業迄に三十人の生徒達の名前と顔を、覚えようと奮起していた。
普段はこの時間は寝ているのが普通なのだが、何故か那賀龍神は奮起している。
「子供が好きなんて長年の付き合いですが知らなかったです」
「いや、俺も知らなかった。まあ、今まで子供とふれあう事がなかったからな、正直、俺も戸惑っているぜ」
那賀龍神が何かに夢中になるなんて今まであまりなく、私自身もここに来れて良かったと思える。
「ところでこの男子二人、双子なんだが苗字が違うのは何故だ?」
那賀龍神が私に質問するのもあまりない。
「産まれてすぐに両親が離婚し、兄のノリヒコくんは父方の姓を、弟のテルくんは母方の姓になっているのです」
「離婚してか……、まあ、俺も似たようなもんか」
「龍神さまは結婚する前ですから……」
那賀龍神が複雑な表情で呟くと、私はすぐに慰めにもならないフォローをした。
那賀龍神には婚約者がいたのだか、ある理由で破局したのだ。それは那賀龍神にとり、思い出したくない傷である。
「話しが反れちまった。生徒全員を覚えるまで話しかけんじゃねぇぞ!話しかけたらスクラップにするぞ!」
そうぶっきらぼうに言うと、那賀龍神は再び生徒名簿を見ながら集中した。
午前七時。那賀龍神が結局寝入ったのは午前五時半過ぎで、七時には起こさないといけなかった。
私は那賀龍神を起こそうとすると、突然私の頭部に内蔵された電話が響いた。
私には、というか全てのWEGSには様々な機能が備わってあり、時計、居場所探知や簡易な医療能力やら様々な機能だ。その一つに移動中でも連絡ができる電話機能もあり、それが私の頭部でバイブ機能となり響いたのだ。
私の機械の眼部から液晶で誰がかけて来たかが解る。
「杉並優菜……さま」
私は電話の相手の名前を思わず言ってしまった。
那賀龍神は目の前で寝ている。いや、起きてしまった。私が思わず言ってしまった人物の名前に敏感に反応して……
「龍神さま、今、優菜さまから電話が……」
「出んじゃねぇぞ!」
「もう、出てしまいました……」
「なっ、バっ!」
那賀龍神は怒り任せに私の頭部を殴った。
「もしもし、龍神?」
「………………………」
私の頭部から女性の声が響くと私の機械の目が光り、壁に向かって美しい女性が映し出された。
杉並優菜、その人である。
日下部弥生と同じように美女でスタイルもよく、ストレートの髪は背中まで伸びており、那賀龍神や日下部弥生と同じように長髪であった。
「な、なんだよ?俺は忙しいんだよ」
「そうね。後一時間で授業が始まるしね」
「おま、な、なんで知ってんだよ!?」
杉並優菜の一言に那賀龍神が驚愕する。
「お前か?ポンコツ!?」
「いえ、違います!」
那賀龍神はすぐさま私を疑ったが、私は那賀龍神の相棒であり、良き理解者のつもりだ。絶対に私ではない。
「アースフィールは言ってないわ。でもアースフィールが貴方の居場所を教えてくれた」
「居場所探知機か?」
那賀龍神の発言に杉並優菜が首肯く。
「あまりそんな態度をとらないでほしいわ。貴方と別れて……「用件はそんな事か?」
杉並優菜の寂しそうな表情に那賀龍神は溜息混じりに答えた。
「……本題に入らないと、いつでも切りそうね。本題は惑星ガニメラの半分以上を壊滅した貴方を差し出せと……」
杉並優菜の映像電話をかけた理由はそれだった。
「でもあれは……「解っているわ。あれは龍神の正当防衛だし、ガニメラ人を殺らなければ、私達の地球が……、だから貴方を不当解雇した幹部達には責任をとってもらった」
「……だったら?ガニメラ人に俺を差し出す理由なく、お前らで戦争でもなんでもやれよ!俺はもうお前らの為に動かない!」
「差し出せと命令したのは、ガニメラ人じゃないわ」
杉並優菜の発言に那賀龍神は睨み付けながら、無言で次の発言を待った。
「六英雄星の一団、惑星タームの皇帝が……」
「六英雄星団!……よりによって……」
私は思わず言葉にしてしまった。限りなく拡がるこの広大なる宇宙に暗躍する恐怖と混沌の勢力が、まさかあのガニメラでの出来事によって相棒に目をつけるとは……
「詳しくは貴方に会いに行き、説明するわ」
「来なくていい!来るんじゃねぇぞ!」
「これは私の問題じゃないわ、米国四騎士も来るわ」
「アメリカン・ナイト・フォー?アイツらが?」
その言葉に那賀龍神は絶句した。
そして、杉並優菜は二、三と話しをしたが那賀龍神の耳には入らなかったと私は思考した。そして杉並優菜は電話を切った。
那賀龍神は教室の前に立ち、ゆっくり深呼吸をし、教室の中へと入った。
「おはよう!みんな!」
那賀龍神は何事もなかったように笑顔で生徒達に挨拶をした。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる