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第1章 異世界へ
第1話 転生
しおりを挟む異世界で1人、目を覚ました私は一言。
「異世界きたぁぁぁ!!」
私は神崎美那 前世は日本でごく普通の女子大生だった
家は貧乏でもお金持ちでもなかったから生活は楽だったけど、両親との仲がとにかく最悪だった
機嫌が悪い時は暴力を振るう父親に見て見ぬふりをする母親
覚えてる限りでは抱きしめられたことも頭を撫でられたことも、ましてや褒められたことすらない
そんな中の癒しが本と近所の犬や猫だった
本はいろんな冒険を体験できたし、愛されない寂しさを埋めてくれる気がしたから好きだった
犬や猫は私が可愛がった分だけそれが返ってくるのが凄く嬉しかった。今思えば愛されたかっただけなのかも
だから話題になった異世界転生/転移の小説にハマるのもすぐだった
厨二病続いてんのかってぐらい、異世界への夢が膨らんで妄想するのに夢中になって階段を踏み外した
落ちながら(あれ?このまま死んだら、異世界いけるんじゃね?)と思った私は末期だと思う
まぁその願いが届いたのか神様のところに案内されたけど、全力で謝罪された
神様曰く、力加減ミスったせいで私がいた階段の辺りの時空が歪んでそこに落ちたらしい
そんで存在が消滅しかけてて魂だけしか助けられなかったらしい
私は話聞きながら内心、(え、それなんて小説??異世界行ける?チート?ひゃっほぉぅう!!)って感じだったんだけど、なぜかチートは世界のバランスが崩れるから貰えないみたい
「え?チートないの?私、神様のせいで殺されたのに??私の命安くない?神様にとって人間ってそんな価値しかないの?ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ!!」
と聞いて(脅して)みたところ、条件付きで認めてくれた よっしゃあ!
その条件が①多くの人の前で使わない
②貴族、王族などに協力はしない
③光魔法以外の魔法(火、水、土、風、闇、無)は中級まで、その代わりスキルをいくつか与える
という感じだったので、即了承!スキルはもちろん鑑定とアイテムボックス、探査、剣術をもらった。定番だね!
消滅した肉体は代わりのものを用意してくれるらしい。可愛い感じにしてと頼んでおいた
話し合いが済んだあと神様は若干疲れたような顔をしながら手を振って送り出してくれたので、満面の笑みで手を振り返しておいた
そして冒頭に戻る
ステータスはあとで確認するとして…
とりあえず森の中だし、探査で安全確保が先かな?
「サーチ!」
ふむふむ、とりあえず近くに小動物系の魔物と異世界小説定番のゴブリンが5匹ぐらいいるなぁ
剣ないし魔法で倒しておくか
感知した場所まで行ってファイアーボールでゴブリン3匹を塵に変えたら、そのうちの1匹が剣を持ってたみたいで剣ゲットできた
その剣で残りの2匹と小動物系の魔物も倒しておく
「グロいけど案外大丈夫だな…耐性でもつけてくれたのかな?」
耐性について考えながらゴブリンたちを燃やしておく
安全確保出来たので、アイテムボックスを簡単に確認する
中には手紙と小さめの剣、手鏡、替えの服、こっちの世界のお金らしきものが結構沢山入っていた
お金があるっぽいので街に向かおう
それから定番の冒険者ギルドへ!!
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