だらだら生きるテイマーのお話

めぇ

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第6章

第167話 シンボル

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オーダーメイドもできると言う事なので、今回は色だけ決めてマークは後日考えることにして、魔クマのサドルを3個注文して、この場は解散となった。

ーーーーーーーー

侍女様達は次のお店に出て行き、私は魔猛禽用の何かを買いたいなと思うけど、魔猛禽たちがつけてくれるか・・・と思うのと、魔リスにも何か買って行きたいなって思うのと、みんなでも何か同じの持ちたいなって思ってしまった。

なんならそれが通行証みたいにするとか?みんなが認めた人のみというよりね?うーん・・・でもそれが盗まれたらなぁ?あー血で絆を作ってもらって同じ人物じゃないと使えない様に付与すればいいかな?

住民板的な役割を持たせるのがいい、しかも本人のみ使用。できるかな?やってみるか。それ加えて私が許可した人物のみの通行可の付与を与えればもうめんどくさくないんじゃない?

そして魔法とスキルを使った人は追い出す感じにすれば最高なのでは?目指すはスローライフとオート化だからね。行動は最小限にしたいから、最初が肝心だ。だから考えるのが大変でも、無理やりでも、がんばって考える。

魔猛禽たちに魔鶏を探すようにお願いしておく。王都から不毛の地より外側にあることを伝えて、明日か明後日狩りに行く予定だからお願いね、もし見つけて持ってこれそうなら緑の地に置いといて欲しいことも伝えておく、もちろん生け捕りで!

オスは1羽メス5羽ぐらいが理想なことも伝えておく。

特に何時に帰ろうとは決めてはいないけど、ふらふらと王都を散策して、ビーチチェアを3個ぐらい作れるように素材を買って、どーせ王太子は入り浸るだろうけど、私たちと同じ平民の布を使って!と思って居たら。

兄が

「俺のを作って王太子のはお古でいいだろ」

と、突然覚醒したのか王太子に対しての耐性がついたのかわからないけど、そんなことを言ってくるものだから、兄の好きな布を選んでもらった。

確かにそう。お友達として扱うことにしよう。違うけど・・・

やることも特にないかな?という感じになり、意外と日帰りでいいのかもしえないなと思う。ファルコは今日は私の側に居たかったらしく近くまで付いてきてたので、ファルコを呼び寄せる。色がピンクだから気楽に王都まで呼び寄せられていい。

侍女様と護衛騎士に先に帰ることを伝えて欲しいとメモを書いて渡してもらうことにする。ファルコはとても嬉しそうに咥えて飛んで行った。

だんだん飼い鳥のような感じになってきたなと思う。ファルコだけなんだけど個体差の気質なのかな?私も嬉しいけどね可愛がらせてくれるのは、慕ってくれて嬉しいなとも思う。

兄に帰ろうと言うとほんの少し寂しそうな顔をしているから、私一人で帰るよ?って言うとさすがにそれはダメだと思ったらしく、一緒に帰ると言うからなんだか申し訳ない気持ちになる・・・

申し訳ないけど、今日は帰りたい気分なので帰らせてもらうことにした。なんだか疲れたんだよね。

せめて少しでも面白くと思って、魔クマの全力疾走で帰ろうかという話になり、来た道を3匹で駆け巡る。一応遠慮して街道から少し離れた場所を走ったよ。

まだ子魔クマと言っていいのかわからないけど、子魔クマはサドルがないからただ走ってくるだけで、私と兄は一緒に魔クマに乗っている。

もうすぐで緑の地にたどり着くかな?というところまで来たら、何やら人影と大量の資材が見えるじゃないの。

何だろうな?と遠目から見ていると、向こうに気づかれてしまいこちらに走ってくるじゃない。光魔法で姿を見せない様にしとけばよかった!と思ったけどもう遅い。

相手の人は若干顔が引き攣りつつ、挨拶をしてきた

「こんにちは、とある貴族の方から家を建設するように言われたのですが、場所はこの辺でよろしいのでしょうか?」

もう家を建てに来たの?早くない?王都の家だって用意してたし、用意周到すぎない?それとも王太子が一言いえばこんなに物事は早く進むもの?よくわからないけど、展開が早くてついて行けないな・・・

この人を緑の地に入れる気は無いので、付与がしてある傍まで行き入れないよとは親切に教えるつもりはなかったので、ここから向こう側に作ってくださいとお願いした。

でも気になったので、まずはどの家から作るのか?と聞いてみたらさるお方の家は後で作ってもう一軒の方を先に作るように言われていると言うじゃないの!やったね!なので、この辺に作ってほしいと指定した。

どの位の広さになるのかと聞いたら、私が想定していた家の10倍ぐらい広くて・・・そんなに必要ないのでは?と少し考えてしまった・・・

兄もえぇ・・・そんなに広いの?って顔をしているし

「あの、人が4人住む家で料理人を雇ったりメイドを雇うつもりはないんです、この様子の家だと広すぎませんか?」

なぜか汗が噴き出してくる建築の人。ん?なんでこんなに焦ってるのか?怪しくない?じっと見つめていると、目を反らして作業を始めようとするので、今ここで隠している事、言うなと言われたことを言わないと作業をするのは難しいと思う。

貴方には何の恨みも無いけど、貴族が信用できないことを伝えると。

貴族の方も一緒の家に住むと言って・・・いずれメイドなども雇い入れる予定だから、使用人が住む部屋も多く作っておいてくれと言われたと言い始めて、私は一瞬意識が飛んでしまったよ・・・

何考えてるんだ・・・ダメに決まってるじゃない。

大変申し訳ないのだけど、その家をここに建てることはできないし、貴族の方と一緒に住むつもりも無ければ、使用人たちをここに招き入れるつもりは一切ないこと。そして、貴族の方も今後出入り禁止とさせていただくことを伝えて欲しいとお願いして本日はお帰り頂くことにした。

家を建てる人は沢山資材を置いて行ったけど、私が使っちゃうぞと思ったけど、私では正直手に余るから持って買って行って欲しかったな・・・・・

思わず兄と二人でため息をついてしまい、今度どうしたらいいんだろうね?って思わずつぶやいてしまったよ・・・全然人の話聞いてないじゃない!やっぱり貴族なんて信用できないね。

しばらくしてから侍女様と護衛騎士が帰ってきたので、事の顛末を話て今後どうするかも何も無いけど、王太子出入り禁止とさせていただくことと、何か証明を持っていたらこの緑の地に入れるようにしようと思うことを伝えた。

もちろん4人は何も持っていなくても出入り自由だけど同じものを持つのも仲間って感じがしていいんじゃないかと伝える。他の人が証明を持っていたとしても、収納巾着のように血を一滴たらしてもらって使用者限定の証明にするから、もし盗まれたとしても悪用はできない様にすることを伝えるとその方が今後楽ですねと言ってくれたので、その方向で話を進めることにした。

あとは、シンボル作ろうよ!と私が持ちかけるも、みんながそれぞれ作りたい柄があって、それなら全部採用して、侍女様が認めた人には侍女様が決めたシンボルを渡す、護衛騎士なら護衛騎士の、兄なら兄、私なら私と言ったように、みんな好きなシンボルを作ればいいじゃないと言う話に落ち着いた。

ただし色はグリーンにという縛りだけはお願いした。

みんな自分のシンボルはどれにしようかと紙とペンを出して書き込んでいるけど、みんななかなかの絵心でこれなら街の絵描きさんにお願いして書いてもらおうか・・・という少し残念な結果になった。

自分ができないことは人に頼もうね。

ただしこれだけは言って置く

「レオンには絶対に渡さない様に」

侍女様と兄はもちろんと言ってくれたけど、護衛騎士は難しそうな顔をしている。もしその約束ができないなら・・・うん、こっそり破られても腹立つので血の付与をするときは必ず私が居る時にすることを伝える。独裁者のような事を決めたけど、レオンはもう勘弁して欲しい。
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