149 / 600
ダンジョン
第149話 デカいバッファロー?
しおりを挟む
イベッテの言う通り、肉がいた・・・・いや、肉じゃなく、肉をドロップする魔物?魔獣?
見た目はバッファロー・・・・・・だけど、大きさがおかしい。
動物園でしか見た事ないけど、象ほどの大きさ。
そして、バッファロー、突進してくる。あ、鑑定すると、バイソンと出てる。
しかし、あのいかつい顔と、大きさ、そして大きさに似合わない速度。
マジすか?肉を得るのに、こんな苦労をしないといけないの?
まあやるけどね。
久しぶりに石投げるか。
適当に転がってる石を拾い、突進してくるバイソンに投げる。
見事頭に命中。だが・・・・ここで想定外の出来事が。
バイソン、頭に穴開けてるのに、止まらないのだ、いやマジで。。
あんなのに当たったら、怪我じゃあ済まないだろうな、とか思いつつ、皆で避ける。
そのまま通り過ぎるバイソン。
何と森の木々をなぎ倒して進んで行く。
そして、大きな岩がバイソンの行く手に。
ドガン!と地面が揺れる勢いでぶち当たり、バイソンは倒れた。
恐ろしい・・・・
「しもんさん、お肉ですよ?しかもこんなに大きい。」
ありがとう、せつ。
そして、ぶっとい叫びがあちこちで・・・・
”黒い奴”が肉に反応してる。
何だよ、まともに肉食べてないのか?
「まあまあしもんさん、育ち盛りですから、仕方ないですわ。」
ああ、さわ、奴らは何が育つんだ?ナニか?
そんな事を内心思いながら、どんどん向かってくるバイソンを仕留める。
何だよこいつら?あほの一つ覚えで突進してくるし。
そんな事を思いながら、各々数体ずつ仕留め、どんどん肉をカバンに入れる。
「もうお肉はいいだろう。流石に疲れた。」
「休む?膝枕してあげようか?」
魅力的な提案をしてくるみつえ。
「しもんさん?もう少し先に安全地帯がありますが、そちらへ向かいますか?」
イベッテが聞いてくる。
「そうだなあ・・・って何でそんなに安全地帯とかあるんだ?」
「さあ?私は知りませんよ?シビルさんは何かご存知ですか?」
「私もあまり詳しくは分かりませんが、一説によれば、ダンジョンは生きているとか。そして、魅力的なドロップアイテム、宝箱、繰り広げられる魔物との戦い・・・・冒険者を魅了するこれらの報酬等を餌に、ダンジョンにおびき寄せてるのだとか。そして、誰もダンジョンから戻ってこなければ、誰もダンジョンに入りませんが、ダンジョンに入った冒険者が、お宝を発見したり、魔物を仕留め、レベルが上がったり、ドロップアイテムを獲得したり・・・・こういった魅力をわざと外へ広めさせ、どんどん深層へと冒険者をいざなうダンジョン・・・・」
えらくシビルがしゃべる。
何だよ、詳しいじゃないか。
見た目はバッファロー・・・・・・だけど、大きさがおかしい。
動物園でしか見た事ないけど、象ほどの大きさ。
そして、バッファロー、突進してくる。あ、鑑定すると、バイソンと出てる。
しかし、あのいかつい顔と、大きさ、そして大きさに似合わない速度。
マジすか?肉を得るのに、こんな苦労をしないといけないの?
まあやるけどね。
久しぶりに石投げるか。
適当に転がってる石を拾い、突進してくるバイソンに投げる。
見事頭に命中。だが・・・・ここで想定外の出来事が。
バイソン、頭に穴開けてるのに、止まらないのだ、いやマジで。。
あんなのに当たったら、怪我じゃあ済まないだろうな、とか思いつつ、皆で避ける。
そのまま通り過ぎるバイソン。
何と森の木々をなぎ倒して進んで行く。
そして、大きな岩がバイソンの行く手に。
ドガン!と地面が揺れる勢いでぶち当たり、バイソンは倒れた。
恐ろしい・・・・
「しもんさん、お肉ですよ?しかもこんなに大きい。」
ありがとう、せつ。
そして、ぶっとい叫びがあちこちで・・・・
”黒い奴”が肉に反応してる。
何だよ、まともに肉食べてないのか?
「まあまあしもんさん、育ち盛りですから、仕方ないですわ。」
ああ、さわ、奴らは何が育つんだ?ナニか?
そんな事を内心思いながら、どんどん向かってくるバイソンを仕留める。
何だよこいつら?あほの一つ覚えで突進してくるし。
そんな事を思いながら、各々数体ずつ仕留め、どんどん肉をカバンに入れる。
「もうお肉はいいだろう。流石に疲れた。」
「休む?膝枕してあげようか?」
魅力的な提案をしてくるみつえ。
「しもんさん?もう少し先に安全地帯がありますが、そちらへ向かいますか?」
イベッテが聞いてくる。
「そうだなあ・・・って何でそんなに安全地帯とかあるんだ?」
「さあ?私は知りませんよ?シビルさんは何かご存知ですか?」
「私もあまり詳しくは分かりませんが、一説によれば、ダンジョンは生きているとか。そして、魅力的なドロップアイテム、宝箱、繰り広げられる魔物との戦い・・・・冒険者を魅了するこれらの報酬等を餌に、ダンジョンにおびき寄せてるのだとか。そして、誰もダンジョンから戻ってこなければ、誰もダンジョンに入りませんが、ダンジョンに入った冒険者が、お宝を発見したり、魔物を仕留め、レベルが上がったり、ドロップアイテムを獲得したり・・・・こういった魅力をわざと外へ広めさせ、どんどん深層へと冒険者をいざなうダンジョン・・・・」
えらくシビルがしゃべる。
何だよ、詳しいじゃないか。
6
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる