ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる！

大型アップデート？

第18話 ３人でデート？

　よく分からんが、どうやらヘインチェちゃんはエリーザベトさんの担当でもあるらしい。

　昼は結局３人で食べる事になった。

　知らなかったが、二人は仲がいいらしい。

　そして、エリーザベトさんの強い勧めで超高級店、それも個室で食事をする事になった。

「なあ・・・・一寸食事をしながら、じゃなかったのか？」

　俺は思わず突っ込んだ。

「し・・・・仕方ないだろう！人に聞かれては困る話なんだろう？」

　エリーザベトさんが何やら慌てた様子で力説する。

「別にいいんだが・・・・一寸凄すぎだろここ？」

　俺はそう言ったが・・・・２人はきょとんとしている。

「込み入ったお話があれば、こういう所での食事はよくある事じゃないですか？」

　ヘインチェちゃんはそう言うがな・・・・一度の食事に金貨１枚（十万円）って普通じゃねえだろ！

「君、今金はたっぷりあるんだろう？そう細かい事を気にしていてはモテないぞ？」

　そう言うエリーザベトさんだが・・・・

「俺にはエリーザベトさんがいるからな・・・・モテなくったっていいんだぞ？」

　と言ってみた。
　ついからかってみたくなったんだ。

「えええ！い・・・いつから私は君とそ・・・・その・・・・そう言ったお付き合いをしていたのだ？」

「今日、たった今から？」

「そ・・・・そうなのか？そ・・・・その・・・・私はそう言った事に疎くてな、よろしく頼む。」

　え？よろしく頼む？ええ？この女性・・・・こんなすげえ美貌の持ち主なのに・・・・相手いないのか？もしかしてボッチか？ボッチなのか?

「えええ？エリーザ、ランナルさんとお付き合いしちゃうの？」

「へ？は？・・・・え？そうじゃないのか？」
　うわ、思ったより混乱しているようだな。
　すまん、ほんの出来心だったのだが、こうした話に免疫がなかったようだな。

「え？えええ？あの高嶺の花と言われ続けたエリーザちゃんが・・・・こうもあっけなく陥落するなんて・・・・さすがはランナルさん。」

　・・・・あれ？え？マジ？彼女いない歴２０年超えの俺が？こんな別嬪さんを？おかしい・・・・何かがおかしいぞ？

「あの、私の方が先に目をつけていましたし、アピールしてましたよね？私もお願いします！」

　モテ気到来？え？マジで？どうなってるんだこれ？こんなバカな事があるのか？

「まあそれは置いといてだ・・・・・」

「置いていかれるのですね・・・・」

「エリーザベトさん、見ての通り、月シリーズで全部揃えた。一週間で、だ。」

　とたんに空気が変わる。

　あの変な空気が一瞬にして、だ。

「うん・・・・確かに・・・・しかし、信じられないな・・・・まだ揃えている奴はいないはずだぞ。」


「そうなのか？」

「ええ・・・・ギルドでも確認できていないようですよ？」

「そうなのか？じゃあ俺はどうなんだ？」

「ええとですね・・・・実は私、調べてあるんですよ。」

　ヘインチェちゃんがそう言う。何を調べたんだ？