ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ

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ポーテート

第46話 水魔法

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 よく分からんがこの魔物、アイテムをドロップしているのか?

 元はダンジョンに居た魔物。

 ダンジョン産の魔物は死体が残らないが、アイテムをドロップするだったはず。

 普通ダンジョン産の魔物は、ダンジョンの外には行かないのだが、こういう場合どうなんだ?

「何だか変な玉がいっぱい落ちていますよ?」

 ヘインチェちゃんがそう言うが、確かにオークを仕留めた後に地面に見慣れない玉が転がってる事がある。

「魔石ともども拾っとけ。金になるかもしれんからな。」

 エリーザベトさんがそう言いつつ、魔物を仕留めていく。

 たまにアイテムも落ちているようだが、ま、俺には何か分からんが拾っとこう。

 実際鑑定しながらとか、そんな余裕はあまりないんだがな。
 何せ魔物はどんどんやってくる。

 しまいには面倒に、いやいや疲れるんだよな。

 元チームのメンバーも目に見えて疲労の色が濃い。

 もうかれこれ数時間飲まず食わずだからな。

 ここは起死回生で魔法を使ってみるか?まあそこまで切羽詰まってはいないんだが。

「なあ、水魔法って攻撃に使えるのか?」

 俺が誰とはなく聞くと、

「勿論ですよ?水を思いっきり勢いよく放出すれば、ほら男の人がおし「それ以上言わんでいい!」」

 綺麗な顔して何を言おうとしてるんだヘインチェちゃん。

「そうは言うがな、女も勢いよくすると跳ね返りが凄いんだ。」

 あんた折角の美人なのに、何て事を言うんだエリーザベトさん。
 男の夢が台無しだぞ!

「それはどうでもいい。ぶっつけ本番で魔法って、使えるのか?」

「水魔法取ってますよね?火魔法はいきなりだと危ないので、ランナルさん一度使ってみては?」

「どうすればいいんだよ、俺はそんな知識はないぞ?水よ・・・・吹きだせ・・・?」

 何となくこんな感じ?と思ったら、

 うわ!!!

 指から水が噴き出てるぞ?

 たまたま指を向けた先がオークだったが・・・・げ!腹を貫通しやがった!!あぶねえ!

 周りもオークだっかたらいいがこれ人だったらやばかったぞ?指を左右に振るとおおう!オークがどんどん真っ二つになる。
 うげ!なんちゅう威力だよ!とんでもねえなこれ?

 味方が居ない所をどんどん指を向けて魔物を仕留める。

 すげー魔法サイコー!

 そう思って調子こいていたが、突然膝にきた。

 がくっと崩れ落ちる。
 その瞬間魔法も打ち止め。

 そして、よくわからんまま天と地がひっくり返る。

 身体か頭に何だか衝撃を受けた気がしたが、

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・


 ・・・・あれ?此処は何処だ?

 俺は寝ていた?

 は?あれ?夢でも見てたのか?

 だが何だこの枕はなんだかすごく気持ちがいいぞ。
 こう何て言うのかこの枕?凄く肌触りが良くてすべすべってううおおお!!これはもしやまさかの女の太ももではないか?

「ら、ランナルさん駄目ですう、人が見ていますう。」


 うん?何だ?

 見上げれば顔を真っ赤にしているヘインチェちゃんがいた。

「おい大丈夫かランナル。君は魔力を使いすぎたのだ。だが、おかげで魔物はあらかた仕留めた。それにオークジェネラルとやらが紛れ込んでいたようだな。ほれこの金の玉を見て見ろ!」

 それオークのですよね??よく触るな?それに金色だと金●?
 口に出すのが憚られる!

 俺は立ち上がろうとしたんだが、まだ頭がクラクラしやがる。

「おっと、まだ無理だろう?大人しくしていろ。」

 エリーザベトさんに抱きついてしまったようだ。
 そしてその先の何かは意外と?柔らかいしいい匂いがするなあ。

「ちょ!ちょっと何してるんですか!」

 ヘインチェちゃんに怒られました。
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