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ランナル、男爵になる!
第98話 王都へ向け出発
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俺の結婚云々はさておき、ラーテートに向かわないといけないので、暫く色々と準備をしたりしていた。
そして、結婚を急がない代わりに、お互いを知るために俺は何故か3人と日替わりでデートをする事になった。
せめてこれで妥協するように、そしてこうしてデートをする事でより結婚を早めようとの魂胆がミエミエだが、美女とのデートは素晴らしかった、とだけ言っておく。
念の為俺はまだ童貞だとだけ付け加えておく。勿論この世界でのランナルとして、だが。
3週間ほど経った。ぼちぼち王都へ向かわないといけないので、ポーテートのダンジョンに向かう事になった。
で・・・・ポーテートのダンジョンの100層、その奥のファイさんがいる場所に、ゲートが設置してある。
今更100層、一から進むのは時間がかかるので、置いてある。
で、もう片方のゲートを今俺達がいる拠点に置いた。
今回は親方達にも同行してもらうからだ。
何故か親方達にも同行するようにと後から別便で連絡があったらしい。
謎親方達まで呼ばれたのかは分からんが、仮にもこの国の国王からの呼び出しだ、行かないと色々問題があるだろうからな。
それとこの3週間と言う時間は、服を新調するのに必要だったりした。
当然ながら俺達元Nハンターが立派な服を持っているはずがなく、超特急で仕立ててもらった。
何せ金はあるからな、無いのは時間だったりするから金に物を言わせての強行。
尤も貴族と言うのは得てしてこんなもんらしい。
あまりこんな事で貴族としての権力を使いたくはないがな。
ちなみに、今回は子爵様も同行するらしい。
何で?と思ったが・・・・一応俺の後継人?寄り親?らしいので、来るようにと命令があったようだ。
しかし・・・・普通なら数週間かかる道のり。
俺はずるをして一瞬で行くつもりなんだが・・・・
この情報がわかれば・・・・ゲートを欲しがるだろうな・・・・だからこそ3週間と言う時間を置いたのだが。
・・・・
・・・
・・
・
【お久しぶりですランナル様、それに御一行様。一名見慣れない方がお見えのようですが・・・・】
「ああファイさん、気にしないでくれ。ちょっと王都まで行きたいんだ。ラーテートの王都の近くのダンジョンってわかる?」
【少々お待ち下さい・・・・ラーテート・・・・ありました。ラーテートの首都ラーテート付近のダンジョンですね。こちらへ行かれますか?】
「ああ、頼むよ。それとちょっといいか?」
【何でしょうか?】
「ファイさん、少しだけ俺に時間をくれ。あんたにしか言えないお願いと言うかなんというか・・・・」
【よくわかりませんが、他の方に聞かれると困るのですね。ではこちらへどうぞ。】
俺はファイさんの案内で仕切られた空間にやってきた。
【ここではあらゆる空間と遮断していますので、秘匿するような話でも問題ありません。】
「話が早くて助かる。特に女性になのだが、いや全員にだな、俺が転移者である事は秘密にしておいてほしいんだ。」
【事情は分かりませんが、承りました。西塔様と言うのを知られないようにすれば宜しいのですね。】
「ああそうだ。ただ3人が俺の事を知ってしまえば隠す必要がなくなるが、俺の元居た国の結婚事情は分かるか?」
【データベースに存在しております。珍しい一夫一妻制ですね。それとランナル様、知らないようですのでお教えいたしますが、日本からこの世界に転移する人は意外と多いのですよ。但し記憶を取り戻す人は相当少ないのですが、そして私のこのデータベースの日本の事柄ですが、これらは各地のダンジョンで転移者が活動していましたのでそこからの知識です。】
知らなかった。俺以外にもいるんだ転移者って。
この後俺はみんなの元に戻り、ファイさんにラーテートへの準備をしてもらう。
【改めまして承りました。向こうの管理者と繋げますので、少々お待ち下さい・・・・・・・許可が下りました。ここと同じような部屋に出ますので、到着後、魔法陣にて外へ出れば、王都ラーテートは目の前となります。】
意外とあっさりと許可が下り、俺達は・・・・ラーテートのダンジョンの、最下層?の部屋に転送された。
・・・・
誰もいないな。
まあそれはいいか。
多分同じ作りなんだろう。
ポーテートのダンジョンと同じと思い、魔法陣があると思う場所へ向かう。
あった。魔法陣だ。
順番に魔法陣で外へ出る。
俺達は馬車で収集艦かかる筈の道のりを、一瞬でやって来た。
目の前は・・・デカい街、これが・・・・王都ラーテート。
そして、結婚を急がない代わりに、お互いを知るために俺は何故か3人と日替わりでデートをする事になった。
せめてこれで妥協するように、そしてこうしてデートをする事でより結婚を早めようとの魂胆がミエミエだが、美女とのデートは素晴らしかった、とだけ言っておく。
念の為俺はまだ童貞だとだけ付け加えておく。勿論この世界でのランナルとして、だが。
3週間ほど経った。ぼちぼち王都へ向かわないといけないので、ポーテートのダンジョンに向かう事になった。
で・・・・ポーテートのダンジョンの100層、その奥のファイさんがいる場所に、ゲートが設置してある。
今更100層、一から進むのは時間がかかるので、置いてある。
で、もう片方のゲートを今俺達がいる拠点に置いた。
今回は親方達にも同行してもらうからだ。
何故か親方達にも同行するようにと後から別便で連絡があったらしい。
謎親方達まで呼ばれたのかは分からんが、仮にもこの国の国王からの呼び出しだ、行かないと色々問題があるだろうからな。
それとこの3週間と言う時間は、服を新調するのに必要だったりした。
当然ながら俺達元Nハンターが立派な服を持っているはずがなく、超特急で仕立ててもらった。
何せ金はあるからな、無いのは時間だったりするから金に物を言わせての強行。
尤も貴族と言うのは得てしてこんなもんらしい。
あまりこんな事で貴族としての権力を使いたくはないがな。
ちなみに、今回は子爵様も同行するらしい。
何で?と思ったが・・・・一応俺の後継人?寄り親?らしいので、来るようにと命令があったようだ。
しかし・・・・普通なら数週間かかる道のり。
俺はずるをして一瞬で行くつもりなんだが・・・・
この情報がわかれば・・・・ゲートを欲しがるだろうな・・・・だからこそ3週間と言う時間を置いたのだが。
・・・・
・・・
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【お久しぶりですランナル様、それに御一行様。一名見慣れない方がお見えのようですが・・・・】
「ああファイさん、気にしないでくれ。ちょっと王都まで行きたいんだ。ラーテートの王都の近くのダンジョンってわかる?」
【少々お待ち下さい・・・・ラーテート・・・・ありました。ラーテートの首都ラーテート付近のダンジョンですね。こちらへ行かれますか?】
「ああ、頼むよ。それとちょっといいか?」
【何でしょうか?】
「ファイさん、少しだけ俺に時間をくれ。あんたにしか言えないお願いと言うかなんというか・・・・」
【よくわかりませんが、他の方に聞かれると困るのですね。ではこちらへどうぞ。】
俺はファイさんの案内で仕切られた空間にやってきた。
【ここではあらゆる空間と遮断していますので、秘匿するような話でも問題ありません。】
「話が早くて助かる。特に女性になのだが、いや全員にだな、俺が転移者である事は秘密にしておいてほしいんだ。」
【事情は分かりませんが、承りました。西塔様と言うのを知られないようにすれば宜しいのですね。】
「ああそうだ。ただ3人が俺の事を知ってしまえば隠す必要がなくなるが、俺の元居た国の結婚事情は分かるか?」
【データベースに存在しております。珍しい一夫一妻制ですね。それとランナル様、知らないようですのでお教えいたしますが、日本からこの世界に転移する人は意外と多いのですよ。但し記憶を取り戻す人は相当少ないのですが、そして私のこのデータベースの日本の事柄ですが、これらは各地のダンジョンで転移者が活動していましたのでそこからの知識です。】
知らなかった。俺以外にもいるんだ転移者って。
この後俺はみんなの元に戻り、ファイさんにラーテートへの準備をしてもらう。
【改めまして承りました。向こうの管理者と繋げますので、少々お待ち下さい・・・・・・・許可が下りました。ここと同じような部屋に出ますので、到着後、魔法陣にて外へ出れば、王都ラーテートは目の前となります。】
意外とあっさりと許可が下り、俺達は・・・・ラーテートのダンジョンの、最下層?の部屋に転送された。
・・・・
誰もいないな。
まあそれはいいか。
多分同じ作りなんだろう。
ポーテートのダンジョンと同じと思い、魔法陣があると思う場所へ向かう。
あった。魔法陣だ。
順番に魔法陣で外へ出る。
俺達は馬車で収集艦かかる筈の道のりを、一瞬でやって来た。
目の前は・・・デカい街、これが・・・・王都ラーテート。
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