128 / 300
新たな仲間と共に
第128話 ドラゴン
しおりを挟む
100層のボス部屋に再び入ると、先程とは違い20体のドラゴンが待ち受けていた。
奥にいる個体はひときわ大きく、恐らくこのボス部屋の中で一番強い個体。
「どうするデルク?」
まだ扉は閉まっていない状態。そんな時レイナウトがデルクに確認するように聞いてくる。
「今まで通りで行こう。」
デルクは短く答える。
「一撃で仕留めるの?」
流石のセシルもドラゴン相手に今まで通りの戦いができるのか不安になったのでデルクに確認する。
「そうだね、流石にドラゴン相手にできるか分からないけれど、今の皆ならできるよきっと。」
何故か確信じみた返答をして来るデルクにロースが反応。
「どうしちゃったの?相手はドラゴンよ?」
「だけどできるよ。自信を持って?」
デルクがそう言い終わると、それに合わせたかのように扉が閉まっていく。
デルクは成程デルタさんの修復作業はここにも影響があったんだ、というかボス部屋が故障していた?
そして扉が閉まり、それに合わせドラゴンが一斉に動き出す。
ロースは予め精霊を呼び出しており、一体を除き一斉にドラゴンに向かっていく。残りの一体はロースの警護。
そしてセシルとレイナウトはそれぞれに対し近い所にいたドラゴン目指し一気に駆け、剣を首に向け振りぬく。
あまりに素早い動きと、ドラゴン自体がまだ本格的に動き出していなかった事もあり、ドラゴンは抵抗する間もなく頭が床に落ちる。その後暫くして体が倒れる。
デルクはそれを見て、流石はセシルとレイナウト。僕もやってみようかな?と考えてしまう。
デルクも駆け・・・・勢いがありすぎ、自分が思ったよりも奥に進んでしまい、目の前には一番大きな個体が。
あ!っと思ったけれど、そのまま剣を抜き、振りぬく。
実際には剣がドラゴンに当たる事はなく、斬撃を放つ。
するとそのままドラゴンは身体が真っ二つになり、そのまま倒れドロップアイテムになってしまう。
そして精霊達はあっという間にドラゴンをドロップアイテムに変えていく。
そして気が付けば、ドラゴンは全滅していた。
「え?ドラゴンって大した事ない?」
レイナウトは手ごたえを感じなかった。
「弱い・・・・」
セシルもそう感じる。
「何かおかしくない?」
ロースも疑問に思う様子。
デルクは一瞬ボス部屋に出現したドラゴンの能力をデルタが調整したのかとも思ったのだが、単にデルク達が強くなりすぎた事であっさりドラゴンを仕留めたという、つまり人外の力を手に入れた4人はその事実に対し未だ自覚がない。
何せワイバーンの方が強く感じてしまうぐらいだから・・・・ただ、ワイバーンを仕留めた時よりそれぞれレベルが上がっているせいで、ドラゴン相手に無双できたのをまだ4人は知らない。
そして、4人はここにきてレベルアップ。
普通4人で20体のドラゴンを相手にすれば、あっという間に人間側が全滅するのが筋。
それが逆に無双するのだから4人がいかに規格外になってしまったのかわかるというもの。
そして4人はドロップアイテムを回収していく。
ドロップアイテムを回収し終わると、奥の扉の手前にいつの間にか何かが安置してあるのに気が付く。
【宝箱】
今までボス部屋に無かった宝箱。
何故ここだけに?
奥にいる個体はひときわ大きく、恐らくこのボス部屋の中で一番強い個体。
「どうするデルク?」
まだ扉は閉まっていない状態。そんな時レイナウトがデルクに確認するように聞いてくる。
「今まで通りで行こう。」
デルクは短く答える。
「一撃で仕留めるの?」
流石のセシルもドラゴン相手に今まで通りの戦いができるのか不安になったのでデルクに確認する。
「そうだね、流石にドラゴン相手にできるか分からないけれど、今の皆ならできるよきっと。」
何故か確信じみた返答をして来るデルクにロースが反応。
「どうしちゃったの?相手はドラゴンよ?」
「だけどできるよ。自信を持って?」
デルクがそう言い終わると、それに合わせたかのように扉が閉まっていく。
デルクは成程デルタさんの修復作業はここにも影響があったんだ、というかボス部屋が故障していた?
そして扉が閉まり、それに合わせドラゴンが一斉に動き出す。
ロースは予め精霊を呼び出しており、一体を除き一斉にドラゴンに向かっていく。残りの一体はロースの警護。
そしてセシルとレイナウトはそれぞれに対し近い所にいたドラゴン目指し一気に駆け、剣を首に向け振りぬく。
あまりに素早い動きと、ドラゴン自体がまだ本格的に動き出していなかった事もあり、ドラゴンは抵抗する間もなく頭が床に落ちる。その後暫くして体が倒れる。
デルクはそれを見て、流石はセシルとレイナウト。僕もやってみようかな?と考えてしまう。
デルクも駆け・・・・勢いがありすぎ、自分が思ったよりも奥に進んでしまい、目の前には一番大きな個体が。
あ!っと思ったけれど、そのまま剣を抜き、振りぬく。
実際には剣がドラゴンに当たる事はなく、斬撃を放つ。
するとそのままドラゴンは身体が真っ二つになり、そのまま倒れドロップアイテムになってしまう。
そして精霊達はあっという間にドラゴンをドロップアイテムに変えていく。
そして気が付けば、ドラゴンは全滅していた。
「え?ドラゴンって大した事ない?」
レイナウトは手ごたえを感じなかった。
「弱い・・・・」
セシルもそう感じる。
「何かおかしくない?」
ロースも疑問に思う様子。
デルクは一瞬ボス部屋に出現したドラゴンの能力をデルタが調整したのかとも思ったのだが、単にデルク達が強くなりすぎた事であっさりドラゴンを仕留めたという、つまり人外の力を手に入れた4人はその事実に対し未だ自覚がない。
何せワイバーンの方が強く感じてしまうぐらいだから・・・・ただ、ワイバーンを仕留めた時よりそれぞれレベルが上がっているせいで、ドラゴン相手に無双できたのをまだ4人は知らない。
そして、4人はここにきてレベルアップ。
普通4人で20体のドラゴンを相手にすれば、あっという間に人間側が全滅するのが筋。
それが逆に無双するのだから4人がいかに規格外になってしまったのかわかるというもの。
そして4人はドロップアイテムを回収していく。
ドロップアイテムを回収し終わると、奥の扉の手前にいつの間にか何かが安置してあるのに気が付く。
【宝箱】
今までボス部屋に無かった宝箱。
何故ここだけに?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
963
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる