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模擬戦とダンジョン
第258話 この後どうするか
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いよいよダンジョンへ戻ります。
今の僕達は90層のボス部屋付近に建っている休憩所付近へ直接移動できるので、90層に移動しました。
そして目指すは92層。
すると・・・・やっているやっている!
陛下達が92層でレベリングをしていました。
遊び人部隊は67層でレベリングをしていますが、陛下達は67層ではまるでレベリングにならないので、特別に92層で頑張ってもらっています。
まあよほど馬鹿な事をしでかさない限りは五体満足でいられると思うのですが、さてさて・・・・
「そろそろ出るぞ!辛抱たまらん!」
「あなたいけません。無理ですわ。」
「そうよ!どう考えてもあの魚にやられるだけですわ!」
案の定、陛下は2人の奥様に止められている所です。
どうやら外に出て魚と戦いたいようです。
うーん、どうなんだろう。
陛下は実際素早さは然程ありません。
どちらかと言えばパワー特化。
そしてスキルによる先見があるので大抵の敵には対処できると思うのですが、この魚は相性が悪すぎます。
そうでなければ若い頃に67層をノーダメージで攻略できていたはず。
「離すのじゃ!今の余なら行ける!」
「陛下、気を確かに!67層で無理だったではないですか!それなのにこの階層では絶対無理ですぞ!」
「宰相、貴様裏切るのか!」
「いえ、陛下の戯れで私は怪我をしたくないだけでございますれば。」
「くそう宰相覚えておれよ!」
「そう言われましても・・・・あ、すこしお耳を・・・・ごにょごにょ・・・・」
「・・・・まことか!」
「勿論でございます。」
「分かった諦めよう。」
・・・・宰相閣下は陛下に一体何を伝えたのでしょうか?
しかも奥様方が背後に控えているというのに。
そしてご機嫌な陛下。いったい何が!
「何だかすごい場面に出くわしたようだが、早速僕達もするのかい?」
「問題ないと思う。ただ商人のレベルを上げた後、どうするかなんだよね。」
「どうするってデルクどういう事?このまま神聖騎士でセカンドとサードでレベリングすればいいのじゃないのか?」
それぞれレイナウトとセシルが疑問に思っているようです。
「レイナウトとセシルは戦闘職。そしてロースは精霊使いという後衛特化の、自身は何もできなく精霊に全てを委ねる職業だ。それぞれの長所を伸ばすべきか、生産系にも関わったほうがいいのかと思ってね。そうそう、ロースは別だね。先ずは身体強化を図ったほうがいい。」
「ちょっと何で私だけ別なの!」
ロースが何でって顔しているけれど、何か不測の事態があれば真っ先に死ぬのがどう考えてもロース。
少しでも生存率を上げておかないといけないよね。
「・・・・まあそういう訳だよ。もし精霊を召喚できなかったり近くに居なかったら、ロースは無力になるからね。」
「わかったわ。少し考えるわ。」
さて、どんなジョブがいいのやら。
今の僕達は90層のボス部屋付近に建っている休憩所付近へ直接移動できるので、90層に移動しました。
そして目指すは92層。
すると・・・・やっているやっている!
陛下達が92層でレベリングをしていました。
遊び人部隊は67層でレベリングをしていますが、陛下達は67層ではまるでレベリングにならないので、特別に92層で頑張ってもらっています。
まあよほど馬鹿な事をしでかさない限りは五体満足でいられると思うのですが、さてさて・・・・
「そろそろ出るぞ!辛抱たまらん!」
「あなたいけません。無理ですわ。」
「そうよ!どう考えてもあの魚にやられるだけですわ!」
案の定、陛下は2人の奥様に止められている所です。
どうやら外に出て魚と戦いたいようです。
うーん、どうなんだろう。
陛下は実際素早さは然程ありません。
どちらかと言えばパワー特化。
そしてスキルによる先見があるので大抵の敵には対処できると思うのですが、この魚は相性が悪すぎます。
そうでなければ若い頃に67層をノーダメージで攻略できていたはず。
「離すのじゃ!今の余なら行ける!」
「陛下、気を確かに!67層で無理だったではないですか!それなのにこの階層では絶対無理ですぞ!」
「宰相、貴様裏切るのか!」
「いえ、陛下の戯れで私は怪我をしたくないだけでございますれば。」
「くそう宰相覚えておれよ!」
「そう言われましても・・・・あ、すこしお耳を・・・・ごにょごにょ・・・・」
「・・・・まことか!」
「勿論でございます。」
「分かった諦めよう。」
・・・・宰相閣下は陛下に一体何を伝えたのでしょうか?
しかも奥様方が背後に控えているというのに。
そしてご機嫌な陛下。いったい何が!
「何だかすごい場面に出くわしたようだが、早速僕達もするのかい?」
「問題ないと思う。ただ商人のレベルを上げた後、どうするかなんだよね。」
「どうするってデルクどういう事?このまま神聖騎士でセカンドとサードでレベリングすればいいのじゃないのか?」
それぞれレイナウトとセシルが疑問に思っているようです。
「レイナウトとセシルは戦闘職。そしてロースは精霊使いという後衛特化の、自身は何もできなく精霊に全てを委ねる職業だ。それぞれの長所を伸ばすべきか、生産系にも関わったほうがいいのかと思ってね。そうそう、ロースは別だね。先ずは身体強化を図ったほうがいい。」
「ちょっと何で私だけ別なの!」
ロースが何でって顔しているけれど、何か不測の事態があれば真っ先に死ぬのがどう考えてもロース。
少しでも生存率を上げておかないといけないよね。
「・・・・まあそういう訳だよ。もし精霊を召喚できなかったり近くに居なかったら、ロースは無力になるからね。」
「わかったわ。少し考えるわ。」
さて、どんなジョブがいいのやら。
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