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デルク
第289話 いきなりですか?
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どうやら全員集まったようで、宰相閣下が進行役みたいです。
「デルク・コーネイン、前へ。」
「は、はい。」
今までにないこの流れ。何が起こるのだろう。
「デルクよ、其方の選定における我が国、いや全世界に与える影響、そして功績を鑑み、其方をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国伯爵に叙す。」
・・・・あの国王陛下が真面目だ!
そして・・・・え?伯爵って言った?
「デルクよ、【謹んで拝受いたします】と言うのだ。」
トゥルースさんがそっと耳打ちしてくれます。
何故かトゥーニスさんは今、僕の隣に居るんです。反対側はセシル。
「つ・・・・謹んで拝受いたします?」
思わず声が裏返ってしまった・・・・
「うむ。今後の活躍にも大いに期待しておるぞ。」
「は、はあ・・・・」
これは困った。いきなり伯爵。
僕は困惑しているんだけど、さらに追い打ちをかけるように今度はセシルが。
「次にセシル・ヴァウテウス。其方のデルクへの献身的な補佐、そして活躍により選定に於いての其方の功績を鑑み、其方をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国子爵に叙す。なお、其方には女子故我が国では一代限りの子爵となるが、デルクとの間に子を設ければ、次男に子爵位を引き継がす事ができる。当然ながら長男は伯爵を継ぐ事となる。」
今度はユスティネさんがセシルの隣で耳打ちを。
「・・・・つ・・・・謹んで・・・・拝・・・・受・・・・い・・・・致します。」
今何かとんでもない事を陛下は言っていた気がするけれど、セシルまで子爵!
「次にレイナウト・モレナール並びにロース・ランブレヘツの2名も前へ。」
今度は2人同時に?
「「は、はい!」」
「レイナウト並びにロースよ。其方達2人のデルクの幼馴染として、かつ良き友人として選定に於いて並々ならぬ功績を残した事を余は高く評価しておる。それ故に2人共・・・・其方等をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国子爵に叙す。なお先程セシルに語ったように、其方等に子が授かった場合、長男はレイナウト、次男はロースの爵位を受け継ぐ事となる。」
「「つ、謹んで拝受いたします。」」
うわ・・・・何だか凄い事になっている・・・・どうしちゃったの?
「次にヴィーベ・クンスト、並びにリニ・ゾンネフェルトの2名、前へ。」
「え?俺?」
ヴィーベさんの間抜けな声が響き渡る・・・・スパッ!
「いてえ!何するんだリニ!」
リニさんは無言でヴィーベさんを引っ張っていきます。
「ヴィーベ並びにリニ、其方等はデルクの兄弟子としてデルクをより良い方向に導いてくれた。そして選定時においても其方等の尊い自己犠牲・・・・結果的には犠牲ではなかったが、未知の領域に躊躇なくその身を差し出した心意気、余は深く感銘した。そして其方等の功績を鑑み、其方等をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国男爵に叙す。なお先程同様、長男にはヴィーベの爵位を、次男にはリニの爵位を引き継がす事ができる。」
「「謹んで拝受いたします!!」」
・・・・これは大変な事になった!
しかも陛下はしれっと僕達の子供云々って。まだ気が早いし僕はセシルと婚約すら・・・・結婚出来たら嬉しいんだけど。
あ、でもヴィーベさんとリニさんって・・・・
因みに最近レイナウトとロースは婚約したらしい。
あれ?じゃあ今のは的外れな言葉じゃないんだ・・・・
僕はセシルと小声で会話を。
「セシル、大丈夫?」
「・・・・デルクとの間に子を設ければ・・・・で、デルクとの間に子が・・・・きゃああ!!!!」
どうやらセシルは何か分からないけれど、空想してしまっています。妄想?
「セシル?」
「は!すまないデルク。」
「何だか大変な事になったね。」
「そ、そうだな・・・・デルクは、そ、その、子を望むのか?」
「え?そりゃあ結婚したら、できれば子供は欲しいよ。セシルは?」
「わ、私も欲しい・・・・だが私はまだ婚約すらしていない。」
あ、僕は何か勘違いをしていた。
セシルが必ずしも僕と結婚する訳じゃない。
何やら宰相閣下が何か言っているけれど、もはや耳に入らない。どうやらセシルもその様子。
僕はこの時どうにかなってしまっていたのでしょう。
後になってなんであの時あの場でこんな事をしてしまったのかと。
もっと違う場、違う時があっただろうに。
「デルク・コーネイン、前へ。」
「は、はい。」
今までにないこの流れ。何が起こるのだろう。
「デルクよ、其方の選定における我が国、いや全世界に与える影響、そして功績を鑑み、其方をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国伯爵に叙す。」
・・・・あの国王陛下が真面目だ!
そして・・・・え?伯爵って言った?
「デルクよ、【謹んで拝受いたします】と言うのだ。」
トゥルースさんがそっと耳打ちしてくれます。
何故かトゥーニスさんは今、僕の隣に居るんです。反対側はセシル。
「つ・・・・謹んで拝受いたします?」
思わず声が裏返ってしまった・・・・
「うむ。今後の活躍にも大いに期待しておるぞ。」
「は、はあ・・・・」
これは困った。いきなり伯爵。
僕は困惑しているんだけど、さらに追い打ちをかけるように今度はセシルが。
「次にセシル・ヴァウテウス。其方のデルクへの献身的な補佐、そして活躍により選定に於いての其方の功績を鑑み、其方をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国子爵に叙す。なお、其方には女子故我が国では一代限りの子爵となるが、デルクとの間に子を設ければ、次男に子爵位を引き継がす事ができる。当然ながら長男は伯爵を継ぐ事となる。」
今度はユスティネさんがセシルの隣で耳打ちを。
「・・・・つ・・・・謹んで・・・・拝・・・・受・・・・い・・・・致します。」
今何かとんでもない事を陛下は言っていた気がするけれど、セシルまで子爵!
「次にレイナウト・モレナール並びにロース・ランブレヘツの2名も前へ。」
今度は2人同時に?
「「は、はい!」」
「レイナウト並びにロースよ。其方達2人のデルクの幼馴染として、かつ良き友人として選定に於いて並々ならぬ功績を残した事を余は高く評価しておる。それ故に2人共・・・・其方等をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国子爵に叙す。なお先程セシルに語ったように、其方等に子が授かった場合、長男はレイナウト、次男はロースの爵位を受け継ぐ事となる。」
「「つ、謹んで拝受いたします。」」
うわ・・・・何だか凄い事になっている・・・・どうしちゃったの?
「次にヴィーベ・クンスト、並びにリニ・ゾンネフェルトの2名、前へ。」
「え?俺?」
ヴィーベさんの間抜けな声が響き渡る・・・・スパッ!
「いてえ!何するんだリニ!」
リニさんは無言でヴィーベさんを引っ張っていきます。
「ヴィーベ並びにリニ、其方等はデルクの兄弟子としてデルクをより良い方向に導いてくれた。そして選定時においても其方等の尊い自己犠牲・・・・結果的には犠牲ではなかったが、未知の領域に躊躇なくその身を差し出した心意気、余は深く感銘した。そして其方等の功績を鑑み、其方等をアウフスタイン・シャーク・ノルベルト・ルドルフ・ヴィッテヴェーンの名に於いてヴィッテヴェーン王国男爵に叙す。なお先程同様、長男にはヴィーベの爵位を、次男にはリニの爵位を引き継がす事ができる。」
「「謹んで拝受いたします!!」」
・・・・これは大変な事になった!
しかも陛下はしれっと僕達の子供云々って。まだ気が早いし僕はセシルと婚約すら・・・・結婚出来たら嬉しいんだけど。
あ、でもヴィーベさんとリニさんって・・・・
因みに最近レイナウトとロースは婚約したらしい。
あれ?じゃあ今のは的外れな言葉じゃないんだ・・・・
僕はセシルと小声で会話を。
「セシル、大丈夫?」
「・・・・デルクとの間に子を設ければ・・・・で、デルクとの間に子が・・・・きゃああ!!!!」
どうやらセシルは何か分からないけれど、空想してしまっています。妄想?
「セシル?」
「は!すまないデルク。」
「何だか大変な事になったね。」
「そ、そうだな・・・・デルクは、そ、その、子を望むのか?」
「え?そりゃあ結婚したら、できれば子供は欲しいよ。セシルは?」
「わ、私も欲しい・・・・だが私はまだ婚約すらしていない。」
あ、僕は何か勘違いをしていた。
セシルが必ずしも僕と結婚する訳じゃない。
何やら宰相閣下が何か言っているけれど、もはや耳に入らない。どうやらセシルもその様子。
僕はこの時どうにかなってしまっていたのでしょう。
後になってなんであの時あの場でこんな事をしてしまったのかと。
もっと違う場、違う時があっただろうに。
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