職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!

よっしぃ

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デルク

第300話 そうだ!旅に出よう!

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 セシルから言われた気分転換。
 そう言えばずっと教会関連、選定問題等があったのでダンジョン以外でセシルと2人っきりで過ごすなんて事がなかったなあ。
 あ、今は子供もいるから3人で、だけど。

 家族だけで過ごす平穏な日々。

 いい。
 すごくいい。

 だけどどうしたら?

「デルク、提案があるんだ。」
 何だろう、提案って。

「何だい?何か行きたい場所とか、やってみたい事とかあるの?」
 僕は気軽な感覚でセシルに問いました。

「今まで使った事が無いが、デルタさんから貰ったこのダンジョンを行き来できる機能、使ってみないか?」

 ・・・・そう言えば他のダンジョンへ行き来できるんだったっけ。
 行きたいと思った事がなかったから今まで気にしてなかったけれど、実はすごい機能だよね。

 今いる場所から、例えば徒歩で数ヶ月もかかるような他のダンジョンに、一瞬で行けるんだから。

「この子も連れて・・・・行けるのかな?」
 勿論無理なら諦める。我が子を置いてセシルと2人で遠くに行くなんて考えられない。

「駄目?」

 そんな上目使いで見られると・・・・
「ちょっと出掛けてくる。」

 デルタさんの連絡先はダンジョン。

 道具で交信できると思うけれど、直接話した方がいいかなと思ったので、早速デルタさんに連絡を試みます。

【なんでしょうデルク様。】
【今から確認したい事があるので、そちらへ行ってもいいでしょうか?】
【なんでしょう?こちらはいつでも問題ありませんが。】
【では今から向かいます。】
【お待ちしております。】
 一瞬で行けるんだから便利だよね。
「セシル、一寸デルタさんと話してくるね。」
「気を付けて行ってくるといい。」

 僕はデルタさんの所へ向かいました。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「・・・・そういう事でしたら、新たな登録ができる機能がありますので、そちらで認証すればデルク様のお子様も自由に行き来できるようになります。但し申し訳ありませんが、デルク様のお子様には単独での機能はお付けする事ができません。」

「デルタさん、子供は成人するまでは僕かセシルと行動を共にしますから問題ありません。それに、もし僕達4人以外にこうした機能を付与してもらうのであれば、それは自らの力で此処まで到達してもらう必要があるのでは、と思うので親としても何でもかんでも与えてしまうのは、今後の影響を考えるとできれば避けたいと思っています。」
「ご理解感謝いたします。」

 この後もいくつか最近の出来事を話し合い、僕達家族の目指す先を決めていきました。
 教会の影響が少ないか、志を持って取り組んでいる場所が何処かや、戦争の有無など。

 その結果幾つかの候補が上がったので、セシルと話し合う事になりました。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「・・・・なるほど。色々な国があるのだな。」
 子供を寝かしつけてから色々話し合った結果、結局どこへ向かうか絞り切れませんでした。

「まあ、今すぐに決める必要は無いから、暫く考えてみようよ。」

 こうして数日が過ぎ・・・・

「デルク!候補に挙がった国を順番に向かってみたらどうだ?どうせ時間はある。」
「・・・・そうだね!別に新たな住処を探す訳じゃないんだし・・・・そうだ!旅に出よう!気晴らしって言うから色々考えたけれど、旅行に行けばいいんだよ!期間は特に決めなくてもいつでも戻れるからね!それに泊まる場所がなければここまで戻れば問題ないし。」

「それがいい。」

 よし!善は急げ!

 僕とセシルは早速準備を整えました。
 と言っても収納かばん等があるから荷物はカバン1つ身1つ。
 後は子供の為の色々な買い出しのみ。

 こうして僕達家族はレイナウト夫妻にだけ状況を説明し、旅へ出ました。

 レイナウトとロースは念の為翌日にトゥーニスさんに連絡を。
 そしてすぐに国王陛下の知る所に。

「なにい!デルクがいなくなっただと!」
 明らかに狼狽える国王。
「単に旅行に出掛けた、と聞いておりますが。」

 冷静な振りをするも動揺を隠しきれない宰相。

 そこに王妃がやってくる。
「あなた!いい加減デルク離れですわ!」
「なん・・・・だ・・・・と!余がデルクに・・・・そんなに依存しておったか?」
「それはもう、選定問題に関し全て丸投げでしたわね。教会関連もそれに関する事でしたから、結果デルクには荷が重い・・・・旅に出るのも仕方ありませんね。今後はあなたが・・・・本来あなたは国王なのですから、あなたが全てを判断すればよろしかったのですわ!」

「ぐう・・・・そうじゃな。デルクに伝言は頼めるだろうか?『こちらの事は気にせず、何年でも満足いくまで旅を満喫するよう』にと。」

 デルクとセシル夫妻は可愛い子供と共に旅立った。
 その後レイナウト夫妻も後を追うように姿を消した。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「これは・・・・何なのだ?」
「一寸待ってね・・・・うーん、何これ?」
《キッシャー商会が誇る星空を征く事の出来る中距離恒星間航行船だゾ!これで彼女もメロメロよ!真っ赤に輝く星雲を見せればあっという間に心は蕩けちゃう!さあ貴方もこのお船で星の彼方にレッツラゴー!》

 ・・・・意味不明です。
 そう言えば以前も【勝利の女神はほほえむ】と言うアイテムがあったと思うのですが、それもキッシャー商会とか記載があった気が?

「パパだっこ!」

「あ、ごめんごめん、ほらたかいたかーい!」
「きゃあパパすごーい!」

 家族と過ごす事の幸せ。
「デルクと一緒でよかった。」
「僕もセシルと出会た事に感謝だよ。」
「パパママだ―すき!」




 職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!

 Fin

 短い間ですが、お付き合いいただきありがとうございました。

 もっと色々と、選定の事や教会の事、皇国との今後も投稿したかったのですが、何か別の機会があれば、と思います。

 ありがとうございました。
 
 300話を一気に投稿する事でホットランキング1位を獲得できるかと思いましたがそれもかなわず、作者である私の力不足が露呈してしまいました。
 申し訳ありません。

 今後じっくりと次回作を検討し、折を見て投稿していきたいと思います。




 
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感想 28

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みんなの感想(28件)

Sodium23
2025.08.31 Sodium23

私がバカでした

解除
Sodium23
2025.08.31 Sodium23
ネタバレ含む
2025.08.31 よっしぃ

えと、解決してよかったです

解除
Sodium23
2025.08.31 Sodium23

78話12パラ
「いや、そんな無駄なことは~」
おい、あっただろうが!それも最初の最初に!
(商人×3で鑑定を重ねがけするくだり)
どうやら主人公は頭があまりよろしくない設定のようです

解除

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