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ジュリグー魔法学院
第101話 神界に強制送還した後でも厄介者
ここで話をほんの少し戻らねばならない。
2柱が下界に降臨する直前になるが、この時名のない神が美醜の逆転を解除した。
マージャンの賭けで負けた対価に2柱から要求され、このタイミングで実行したのだ。
参考 98話
神が世界の理を狂わす時、変化がある。
丁度その時2柱が降下を開始した。
通常であれば自身を祭る神殿なり祭壇なりに一度降臨するのだが、この時2柱はショースケの頭上に落下するという選択を。
本来ある程度制御できるのだが、美醜逆転の解除を実行中の為神力に揺らぎが発生。
2柱は自身の神力を制御できず、そのまま恐ろしい勢いで地面へ激突してしまった。
だがここで終わらないのが2柱だ。
何とここで想定外の出来事が発生する。
凄まじい速度で地面に激突してしまったせいで、2柱の神力が噴き出した液体と共にこの世界に放たれてしまったのだ。
通常あり得ない出来事。
しかしそれをやってのけるのが2柱クオリティ。
その時運がよかったのか悪かったのか、ショースケをはじめサティ4姉妹とニネットがその液体を、しかも一番神力の濃厚な部分を浴びてしまったのだ。
そうとは知らずショースケ達は寮へと戻り、外での汚れを風呂で落とし6人が集まった。
ショースケ以外は微妙な顔つきで。
・・・・
・・・
・・
・
「ショースケ様、何だか変なんです。」
いきなりのコラリーヌさんからの言葉に困惑するショースケ。
だが他の女性は皆頷いて居る。
何の事?僕だけ何か分からない出来事が発生しているの?
「何が変なんですか?僕には何の事かさっぱりなんだけど。」
何故か女性陣は全員ショースケの顔をじっと見ている。
「その、言いにくいのですが、いいですか?」
益々分かりません。
「遠慮なく言ってくれないかな。」
決心がつかないのか、言い難そうにしている。
「ショースケ様はショースケ様、ですよね?」
何を言っているのだろう。
「ごめん僕推理とか苦手なので、ズバッと言ってほしい。」
「では言います。私にはショースケ様が私よりずいぶん年上に見えるのです。しかも髪の色や目の色、肌の色も変わってしまっていますが、あの液体の所為でしょうか?」
僕は立ち上がり、鏡が置いてある所に向かいました。
そう言えばあれから鏡を見てなかったっけ。
僕はコラリーヌさんが手を繋いでくれたので、一緒に鏡を見ました。
そこには毎日のように見た顔がありました。
特に何もおかしな感じはしません。
「この顔に何か?いつもの顔だよ。」
「ええ?そんなはずはありませんわ!だって今のショースケ様の姿はどう見ても異界のそれです。黒髪に少し黄色い感じの肌、瞳の色も黒いですわ。」
日本人なら当たり前だと思うのですが何を言いたいのかな?
「日本人だったら黒い髪に黒い瞳、この少し色のある肌はごく普通だと思うけど。」
「ショースケ様、私の顔をよーく見て下さい。」
うわ、美少女の顔をこんなに近くでまじまじと見るとか恥ずかしいんだけど。
コラリーヌさんを見下ろす態勢で見ます。
うわあ、その上目使い破壊力抜群!
僕は思わずじーっと見つめましたが、あれ?何だか違和感がある。
いつもはコラリーヌさんを見上げていたんだけど、なんで今は僕が見下しているの?
いや、コラリーヌさんを見下しているわけじゃないよ?
ただいつも下から見上げていたのが、なんで今はコラリーヌさんが見上げているのだろうと。
もう一度鏡を見るもやっぱり違和感はありません。
ただ隣に並んだコラリーヌさんの背が妙に低いのが気になりました。
いつもは頭一つ分僕の方が低いのにどうして?
「コラリーヌさん、背が縮んだ?」
思わず聞いてしまいました。
「私が縮んだのではなく、ショースケ様の背が伸びたのです。」
一体何を言っているのだろう?
この時ショースケはコラリーヌさんの上目使いの破壊力が凄かったので、思考能力が大幅に低下、気付く事の出来るはずの事が気が付かないのだった。
ショースケはこの世界に転生するに当たり、元の顔の造形は大きな変化を受ける事なく転移した。
だが肌の色、髪の毛の色、目の色等はこの世界に準じた人種となるように変化していた。
その事をすっかり失念していたショースケだった。
2柱が下界に降臨する直前になるが、この時名のない神が美醜の逆転を解除した。
マージャンの賭けで負けた対価に2柱から要求され、このタイミングで実行したのだ。
参考 98話
神が世界の理を狂わす時、変化がある。
丁度その時2柱が降下を開始した。
通常であれば自身を祭る神殿なり祭壇なりに一度降臨するのだが、この時2柱はショースケの頭上に落下するという選択を。
本来ある程度制御できるのだが、美醜逆転の解除を実行中の為神力に揺らぎが発生。
2柱は自身の神力を制御できず、そのまま恐ろしい勢いで地面へ激突してしまった。
だがここで終わらないのが2柱だ。
何とここで想定外の出来事が発生する。
凄まじい速度で地面に激突してしまったせいで、2柱の神力が噴き出した液体と共にこの世界に放たれてしまったのだ。
通常あり得ない出来事。
しかしそれをやってのけるのが2柱クオリティ。
その時運がよかったのか悪かったのか、ショースケをはじめサティ4姉妹とニネットがその液体を、しかも一番神力の濃厚な部分を浴びてしまったのだ。
そうとは知らずショースケ達は寮へと戻り、外での汚れを風呂で落とし6人が集まった。
ショースケ以外は微妙な顔つきで。
・・・・
・・・
・・
・
「ショースケ様、何だか変なんです。」
いきなりのコラリーヌさんからの言葉に困惑するショースケ。
だが他の女性は皆頷いて居る。
何の事?僕だけ何か分からない出来事が発生しているの?
「何が変なんですか?僕には何の事かさっぱりなんだけど。」
何故か女性陣は全員ショースケの顔をじっと見ている。
「その、言いにくいのですが、いいですか?」
益々分かりません。
「遠慮なく言ってくれないかな。」
決心がつかないのか、言い難そうにしている。
「ショースケ様はショースケ様、ですよね?」
何を言っているのだろう。
「ごめん僕推理とか苦手なので、ズバッと言ってほしい。」
「では言います。私にはショースケ様が私よりずいぶん年上に見えるのです。しかも髪の色や目の色、肌の色も変わってしまっていますが、あの液体の所為でしょうか?」
僕は立ち上がり、鏡が置いてある所に向かいました。
そう言えばあれから鏡を見てなかったっけ。
僕はコラリーヌさんが手を繋いでくれたので、一緒に鏡を見ました。
そこには毎日のように見た顔がありました。
特に何もおかしな感じはしません。
「この顔に何か?いつもの顔だよ。」
「ええ?そんなはずはありませんわ!だって今のショースケ様の姿はどう見ても異界のそれです。黒髪に少し黄色い感じの肌、瞳の色も黒いですわ。」
日本人なら当たり前だと思うのですが何を言いたいのかな?
「日本人だったら黒い髪に黒い瞳、この少し色のある肌はごく普通だと思うけど。」
「ショースケ様、私の顔をよーく見て下さい。」
うわ、美少女の顔をこんなに近くでまじまじと見るとか恥ずかしいんだけど。
コラリーヌさんを見下ろす態勢で見ます。
うわあ、その上目使い破壊力抜群!
僕は思わずじーっと見つめましたが、あれ?何だか違和感がある。
いつもはコラリーヌさんを見上げていたんだけど、なんで今は僕が見下しているの?
いや、コラリーヌさんを見下しているわけじゃないよ?
ただいつも下から見上げていたのが、なんで今はコラリーヌさんが見上げているのだろうと。
もう一度鏡を見るもやっぱり違和感はありません。
ただ隣に並んだコラリーヌさんの背が妙に低いのが気になりました。
いつもは頭一つ分僕の方が低いのにどうして?
「コラリーヌさん、背が縮んだ?」
思わず聞いてしまいました。
「私が縮んだのではなく、ショースケ様の背が伸びたのです。」
一体何を言っているのだろう?
この時ショースケはコラリーヌさんの上目使いの破壊力が凄かったので、思考能力が大幅に低下、気付く事の出来るはずの事が気が付かないのだった。
ショースケはこの世界に転生するに当たり、元の顔の造形は大きな変化を受ける事なく転移した。
だが肌の色、髪の毛の色、目の色等はこの世界に準じた人種となるように変化していた。
その事をすっかり失念していたショースケだった。
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