16 / 174
ダンジョンが近くにある街・アグルトン
ダンジョンの近くの街へやってきた
しおりを挟む
迷った・・・・ここは何処だ?
俺様、ここには初めて・・・・というか、今まで住んでいた町?街もろくに外に出てなかったからなあ?
だから、街はどのようになってるとか、分からんのだよ、これが。
”モニターで見ればいいのではないのか?”
「え?何だよシロ、そのもにたーって?」
”其方出せるだろう?そこに街の案内もある筈だが?”
「そうなのか、そりゃあ便利だな。あーこうか?お・・・・おおう?なんか出たぞ?えーギルド?」
するとどうだろう?地図?が出てきて、今居る場所?が赤く出て、目的地?のギルドが緑で出てるのか?
「よっしゃやっぱ俺様天才じゃん!行くぜ者ども!」
俺は意気揚々と歩き始めた。
道行く人々が、俺達を変な目で見てたが、そんなのは知らん。
しばらく歩くと、緑が近づいてくる。
お?ここか?早速入ってみるか。
・・・・広い・・・・あれ、受付のね-ちゃん達か?10人はいるんじゃねえ?
それに・・・・何だか人も多いぞ?
シャーねえ、空いてる受付に・・・・って、なんだ?みんなかわいい顔してんじゃんかよ?変な顔は一人もいねえとか、どういう事だ?
「ようこそ、ギルドへ。どのようなご用件でしょうか?」
「あ、これはご丁寧にどうも。って違うわ!俺様今この街にやってきたんだが、どうしたらいいか分かんなくってな。」
「お客様、カードの提出をお願いいたします。」
・・・・どうするんだ?
「もしかして・・・・冒険者になったばかり?」
・・なんだ?急に丁寧な喋りから、ためになったぞ?
「ああ、今日15になってな。カード作って、この街にやってきた。」
「あら、じゃあ分からない事だらけね。まず、カードと念じれば、出せるよ。」
むむ・・・・カード!いでよカードよ!我の元に!
「そんなに気張らなくても出るよ?」
気張ったら糞が出るじゃないか?
お・・・・出たぞ?
「じゃあ拝見しましょうか・・・・?え・ララインサル商会の御曹司?」
「おんぞうしってなんぞや?親父はララインサル商会って店やってっけど?」
「まあそれはそれは、もうあの事故から5年ですか・・・・ようこそおこしを!あ、その前に・・・・その小さいの、ペット?魔獣?」
「ああ、こいつら俺様のペット”おい我らは魔獣ぞ”・・・・魔獣です・・・・」
「じゃあ、従魔登録してください。」
「従魔登録?何それ?」
「えっと・・・・ルドメロさん、あなた未だそのぺ・・・・魔獣をテイムしたばかりですよね?」
「あ?テイムだあ?それは知らんが、今日こいつらをペットにしたばかりだぞ?」
「ペット・・・・じゃなくってですね、テイムした魔獣は、テイマー登録をしないといけないんですよ?良く門からここに通って来られましたね?」
「ああ、それはだな、一寸賄賂を渡したからだぜ?」
「・・・・流石はララインサル商会の御曹司、普通はそんな事言わないのですよ?」
「そうか?ねーちゃんもあげようか?あの門番、めっちゃ喜んでたぜ?」
俺様、かさばってる鱗を1枚取り出し、ねーちゃんに渡す。
「ほおれ、これだ。硬いから何かに使えるんじゃないか?門番これ見せたら喜んでたぞ?」
(それさっき聞きました・・・・この人、あほな子なのかしら?・・・・って・・・・ええ?こ・・・・これって・・・・?)
「ちょ・・・・一寸待って下さい!これ、ひょとしてドラゴンの鱗では?」
「あ?ドラゴン?いやトカ・・・・ポチのだぞ?」
俺様ドラをトカゲと言おうとした事があるが、すんげえ怒られた。
「ポチ・・・・ですか・・・・?折角ですから預かっておきますが・・・・」
「そう?じゃあ持ってってよ?ほら、まだこんなにあるんだぜ?よかったらここに居るねーちゃん皆にあげるぜ?」
俺はどんどん出して、ついにはテーブルから落ち始める。
「ストップ!ルドメロさん、ストップですよ?」
「あ、何で?まだ半分も出してねえぞ?」
「え?これでまだ半分出てない・・・・?じゃあえっと、10枚は・・・・預かりますが・・・・後は売却でよろしいですか?」
「あ?別にいいけど?こんなトカゲの鱗なんて売れんのか?」
ドゴ!
いてえ・・・・ポチが思いっきり蹴りやがった。
俺様、ここには初めて・・・・というか、今まで住んでいた町?街もろくに外に出てなかったからなあ?
だから、街はどのようになってるとか、分からんのだよ、これが。
”モニターで見ればいいのではないのか?”
「え?何だよシロ、そのもにたーって?」
”其方出せるだろう?そこに街の案内もある筈だが?”
「そうなのか、そりゃあ便利だな。あーこうか?お・・・・おおう?なんか出たぞ?えーギルド?」
するとどうだろう?地図?が出てきて、今居る場所?が赤く出て、目的地?のギルドが緑で出てるのか?
「よっしゃやっぱ俺様天才じゃん!行くぜ者ども!」
俺は意気揚々と歩き始めた。
道行く人々が、俺達を変な目で見てたが、そんなのは知らん。
しばらく歩くと、緑が近づいてくる。
お?ここか?早速入ってみるか。
・・・・広い・・・・あれ、受付のね-ちゃん達か?10人はいるんじゃねえ?
それに・・・・何だか人も多いぞ?
シャーねえ、空いてる受付に・・・・って、なんだ?みんなかわいい顔してんじゃんかよ?変な顔は一人もいねえとか、どういう事だ?
「ようこそ、ギルドへ。どのようなご用件でしょうか?」
「あ、これはご丁寧にどうも。って違うわ!俺様今この街にやってきたんだが、どうしたらいいか分かんなくってな。」
「お客様、カードの提出をお願いいたします。」
・・・・どうするんだ?
「もしかして・・・・冒険者になったばかり?」
・・なんだ?急に丁寧な喋りから、ためになったぞ?
「ああ、今日15になってな。カード作って、この街にやってきた。」
「あら、じゃあ分からない事だらけね。まず、カードと念じれば、出せるよ。」
むむ・・・・カード!いでよカードよ!我の元に!
「そんなに気張らなくても出るよ?」
気張ったら糞が出るじゃないか?
お・・・・出たぞ?
「じゃあ拝見しましょうか・・・・?え・ララインサル商会の御曹司?」
「おんぞうしってなんぞや?親父はララインサル商会って店やってっけど?」
「まあそれはそれは、もうあの事故から5年ですか・・・・ようこそおこしを!あ、その前に・・・・その小さいの、ペット?魔獣?」
「ああ、こいつら俺様のペット”おい我らは魔獣ぞ”・・・・魔獣です・・・・」
「じゃあ、従魔登録してください。」
「従魔登録?何それ?」
「えっと・・・・ルドメロさん、あなた未だそのぺ・・・・魔獣をテイムしたばかりですよね?」
「あ?テイムだあ?それは知らんが、今日こいつらをペットにしたばかりだぞ?」
「ペット・・・・じゃなくってですね、テイムした魔獣は、テイマー登録をしないといけないんですよ?良く門からここに通って来られましたね?」
「ああ、それはだな、一寸賄賂を渡したからだぜ?」
「・・・・流石はララインサル商会の御曹司、普通はそんな事言わないのですよ?」
「そうか?ねーちゃんもあげようか?あの門番、めっちゃ喜んでたぜ?」
俺様、かさばってる鱗を1枚取り出し、ねーちゃんに渡す。
「ほおれ、これだ。硬いから何かに使えるんじゃないか?門番これ見せたら喜んでたぞ?」
(それさっき聞きました・・・・この人、あほな子なのかしら?・・・・って・・・・ええ?こ・・・・これって・・・・?)
「ちょ・・・・一寸待って下さい!これ、ひょとしてドラゴンの鱗では?」
「あ?ドラゴン?いやトカ・・・・ポチのだぞ?」
俺様ドラをトカゲと言おうとした事があるが、すんげえ怒られた。
「ポチ・・・・ですか・・・・?折角ですから預かっておきますが・・・・」
「そう?じゃあ持ってってよ?ほら、まだこんなにあるんだぜ?よかったらここに居るねーちゃん皆にあげるぜ?」
俺はどんどん出して、ついにはテーブルから落ち始める。
「ストップ!ルドメロさん、ストップですよ?」
「あ、何で?まだ半分も出してねえぞ?」
「え?これでまだ半分出てない・・・・?じゃあえっと、10枚は・・・・預かりますが・・・・後は売却でよろしいですか?」
「あ?別にいいけど?こんなトカゲの鱗なんて売れんのか?」
ドゴ!
いてえ・・・・ポチが思いっきり蹴りやがった。
43
あなたにおすすめの小説
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
【本編完結】転生隠者の転生記録———怠惰?冒険?魔法?全ては、その心の赴くままに……
ひらえす
ファンタジー
後にリッカと名乗る者は、それなりに生きて、たぶん一度死んだ。そして、その人生の苦難の8割程度が、神の不手際による物だと告げられる。
そんな前世の反動なのか、本人的には怠惰でマイペースな異世界ライフを満喫するはず……が、しかし。自分に素直になって暮らしていこうとする主人公のズレっぷり故に引き起こされたり掘り起こされたり巻き込まれていったり、時には外から眺めてみたり…の物語になりつつあります。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でほぼ同時投稿しています。
※残酷描写は保険です。
※誤字脱字多いと思います。教えてくださると助かります。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる