異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ

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ダンジョンが近くにある街・アグルトン

受付嬢たちの疑問

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ねえ、あれって・・・

ララインサル商会の御曹司だって?
あほな子って噂だけど?
だけど、私達皆にドラゴンの鱗配るってさ?

ええ・・・・ドラゴンの鱗?凄い値段だよね?」

だけど、貰ってもね・・・・
そのかわり、一晩抱かせてって言うんじゃないの?

これだから男ってのは・・・・ってちょっと?どこ行くの?

「助平野郎にお灸をすえてくる!」

「ちょっとちょっと待って!駄目よ?本当は、純粋に親切にしてくれてるだけかもしれないじゃない?」

「そんな人間見た事ない!」

あーあ、行っちゃったよ・・・・

・・・・
・・・
・・


「あれ?どうしたの?」

「そこの助平野郎に話がある!」

「あん?それって俺様の事か?何だ?話って?あ、ねーちゃん、従魔契約だっけ?やっといてくれっ・・・・て!ひっぱるんじゃない!」

なんだなんだ?このじょうちゃん、何処へ連れていく気だ?

(ふん・・・・個室に入れば、本領発揮するだろう・・・・さあ襲って来い!)

「えっと、何かな?話って?俺様、来たばかりだから、何も知らんぞ?」

「ふん!ドラゴンの鱗で私達を抱こうなんて、あさましいにもほどがある!」

「ああ?その事か?あさましいってどういう意味だ?じゃあまあ、ご厚意に応えて、だきっ!」

「ぎゃー!やっぱり助平野郎か」

「む・・・・何だじょーちゃん、尻、あんまむっちりじゃねえな。おっぱいもちいっせえじゃねえか!もっとバインむっちりになってから誘いやがれってんだ!」

ふん・・・・俺様お子様には興味なしよ!

「なにを!同い年のくせに!」

「あん15か?それなら仕方ねえな!後5年してから誘ってくれたまえ。」

「屈辱・・・・第二王女である私が、このような屈辱を・・・・」

「あん?第二王女??じゃああれか、デイフィリアのねーちゃんなわけ?」

「何?貴様、何故デイフィリアを知ってる?」

「知ってるも何も、さっき婚約した。」

「え?どういう事だ?あいつは今頃、ララインサル商会の本店に向かっているはずだが・・・・」


「ああ、途中で会った。」

「馬鹿を抜かせ!ここからどれだけ距離があると思ってるんだ?」

「そんなのは知らん!知ってるのは、デイフィリアが俺にキスをして、その後俺はポチに乗ってここまで来ただけだ!」

「なん・・・・だ・・・・と!じゃあ貴様は、ララインサル商会の御曹司か?」

「御曹司って何か知らんが、父はララインサル商会の店長だな。」

「なんと・・・・妹が、こんな変態の毒牙にかかっていたとは・・・・」

「まあそういうなって。泣くんじゃない。ほれ、この下着やるから、どうこれ?どんな体型にもフィットするんだぜ?自動調節機能付き!」

「・・・・さっき私の下着が無くなった気がするのだが・・・・」

「見得張って大きめの胸当てつけると、かえって小さく見えるぜ!ぴったりのサイズが一番さ!」

「何故・・・・それを・・・・?」

「あ、それとな、もっとおっぱいをいたわった方がいい!あんながちがちのごわごわでは、おっぱいが泣くぜ!」

「・・・・こんな阿呆と話した私が泣きそうだ・・・・いや、既に泣いたか・・・・」

・・・・何が言いたかったんだ?将来の妹?姉??
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