76 / 174
王都へ戻る
こんにゃく指輪?いいえ、婚約指輪ですよ?
しおりを挟む
「何やらこんにゃく指輪つうらしいんだが・・・何の事だ?」
「こ・・・・こんにゃく指輪?どう見ても金属でできていますよ?」
「・・・・る・・・・ルドメロのあほお!!こんにゃく指輪じゃない!」
「あ・・・・わかりました・・・・ルドメロ様、それはきっと、婚約指輪ですよ?」
「あ?何だ食えんのか・・・・」
「どう突っ込んだらいいのかわからないけれど、心の声は何て言ってるの?」
「ちょっとまて・・・・まだいるのか?」
【あと15秒ぐらい・・・・】
「これって婚約指輪つうやつか?」
【そうです。ああそれと、何かあれば神の助言をつかうといい。そういうスキルを取得してますからね。私はそうそう出てこれませんからね・・・・では!】
「おいまてごるああ!」
・・・・反応が無い・・・・何だよコンチクショー!
「婚約指輪らしい・・・・」
「はい!」
・・・・なあ、何だデイフェリア、その手は・・・・
「あ、ずるい!私も!」
「・・・・デイフェリア、エウラリア、何してんの?」
「何って・・・・ほら、指輪、私達の指にはめなさいよ!!」
勢いよく言い放つエウラリア。
「自分ではめろ!何で俺様がそんな面倒な事をしないといけないんだ?」
それに対抗するように反論するルドメロ。
「まあ、儀式みたいなものではないでしょうか?私の場合、口づけでしたけど・・・・形のある物もいいですね!」
いつも冷静なデイフェリア。
「なあ、それ私達のもあんのか?」
ここまで静観していたエメリナだが・・・・思わず聞いてしまう。
「あ?8つあるぞ?」
「ちょうどわたし達の・・・・って多いですよ?ねえエメリナ、どう思う?」
落ち着いているローサが同じエルフに尋ねる。
「どうって・・・・こいつの中の人が何もんか知らねえが、もし予知持ちなら、一つは本人として・・・・7人と婚約するっつう事じゃねえのか?」
「そうなのですか?ルドメロ様!まだほかにも女性が・・・・?」
「あ?知らねえぞ?まあそれより、どれがどれだか分かんねえ!どれでもいいか?」
「「「「駄目です!」」」」
こういう所は一致団結だった・・・・
「あの、よければ私が見てみましょうか?何かマジックアイテムの類かもしれませんしね。」
「ではローサさんお願いします。」
「お願いされました。ではルドメロさん、一度私に見せて下さいな。」
「ああいいぞ、ほれ・・・・机に並べるぞ?」
机に並んだ指輪は、すべて同じ形状。
「あ・・・・これは・・・・この指輪、何か付与されていますね。しかも、指輪をはめる人が指定されています・・・・」
「こ・・・・こんにゃく指輪?どう見ても金属でできていますよ?」
「・・・・る・・・・ルドメロのあほお!!こんにゃく指輪じゃない!」
「あ・・・・わかりました・・・・ルドメロ様、それはきっと、婚約指輪ですよ?」
「あ?何だ食えんのか・・・・」
「どう突っ込んだらいいのかわからないけれど、心の声は何て言ってるの?」
「ちょっとまて・・・・まだいるのか?」
【あと15秒ぐらい・・・・】
「これって婚約指輪つうやつか?」
【そうです。ああそれと、何かあれば神の助言をつかうといい。そういうスキルを取得してますからね。私はそうそう出てこれませんからね・・・・では!】
「おいまてごるああ!」
・・・・反応が無い・・・・何だよコンチクショー!
「婚約指輪らしい・・・・」
「はい!」
・・・・なあ、何だデイフェリア、その手は・・・・
「あ、ずるい!私も!」
「・・・・デイフェリア、エウラリア、何してんの?」
「何って・・・・ほら、指輪、私達の指にはめなさいよ!!」
勢いよく言い放つエウラリア。
「自分ではめろ!何で俺様がそんな面倒な事をしないといけないんだ?」
それに対抗するように反論するルドメロ。
「まあ、儀式みたいなものではないでしょうか?私の場合、口づけでしたけど・・・・形のある物もいいですね!」
いつも冷静なデイフェリア。
「なあ、それ私達のもあんのか?」
ここまで静観していたエメリナだが・・・・思わず聞いてしまう。
「あ?8つあるぞ?」
「ちょうどわたし達の・・・・って多いですよ?ねえエメリナ、どう思う?」
落ち着いているローサが同じエルフに尋ねる。
「どうって・・・・こいつの中の人が何もんか知らねえが、もし予知持ちなら、一つは本人として・・・・7人と婚約するっつう事じゃねえのか?」
「そうなのですか?ルドメロ様!まだほかにも女性が・・・・?」
「あ?知らねえぞ?まあそれより、どれがどれだか分かんねえ!どれでもいいか?」
「「「「駄目です!」」」」
こういう所は一致団結だった・・・・
「あの、よければ私が見てみましょうか?何かマジックアイテムの類かもしれませんしね。」
「ではローサさんお願いします。」
「お願いされました。ではルドメロさん、一度私に見せて下さいな。」
「ああいいぞ、ほれ・・・・机に並べるぞ?」
机に並んだ指輪は、すべて同じ形状。
「あ・・・・これは・・・・この指輪、何か付与されていますね。しかも、指輪をはめる人が指定されています・・・・」
30
あなたにおすすめの小説
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる