異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ

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ここは何処なんだ?

ここは何処なんだ?

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・・・・ここは何処なんだ?

何もねえな。

どっかの島か?

目の前は砂浜?

波が押し寄せてっから、海だな・・・・

後ろは?崖かよ・・・・

どうせえっちゅうねん!

俺様困ったぞ・・・・

まあ水と食べもん持ってっから、何とかなるか?

それより早く寝てえな・・・・疲れたぞ?


しかし・・・・ここに居ても何もできんからな・・・・崖でも上るか・・・・


ルドメロはひたすら崖を登った。

・・・・
・・・
・・



ふう・・・・やっと着いたぜ・・・・

疲れた・・・・

俺様、何か音がうるせえなとか思いながらウトウトしてると・・・・

「おい貴様!何処からやって来た!ここで何をしておる!」

・・・・ん?何だ?誰かが俺様に話しかけてんのか?

「あ?何だてめえは!俺様に何の用だってんだ!」

「・・・・おいクソガキ!てめえどっからきやがった!」

「ほれ、その下から登ってきたんだぞ!」

「馬鹿を言うな!人が・・・・しかもこんな子供に登れるわけがねえだろう!しかも下は何もねえんだぞ?」

「んな事言ったってなあ・・・・気が付いたらそこにいたんだ。」

「まあいい。話はあとで聞く!おい!こいつを連れてけ!」

「はっ!」


「何処の国の間者か知らんが、よもやこんな所に侵入を許すとはな・・・・」

「おい!いてえんだよ!何しやがんだ!」

「痛くて当たり前だ!」

・・・・なあ・・・・俺様なんかしたんか?

こうしてルドメロは誰ともわからぬ輩に捕まったのだった・・・・

・・・・
・・・
・・



ぐご・・・・ぐご・・・・・

「何なのだろうななこのクソガキ。部屋に放り込んだとたん寝やがったぞ?」

「ただの阿呆じゃありませんかね?」

「どっちみち結界を超えやがったんだ!ただのクソガキって事はあるまい。」

「一応冒険者ギルドで身元を確認させましょうか?」

「そうしてくれ!まさかそんな事で身元が分かるとは思えねえがな。」

暫くして・・・・


「身元が分かりましたよ?」

「あん?何でわかんだ?」

「こことは別の大陸の出身のようですね。」

「はあ?何で別の大陸の人間がこんな所に居るんだ?」

「わかりませんが・・・・諜報活動をしているようには見えませんがね・・・・あ?こいつララインサル商会の息子らしい・・・・」

「うわ・・・・また厄介な奴だな・・・・じゃあなんだ?商売しに来たつうこったか?既に一人来てるだろう?何でもう1人来るんだ?」

「さあ?私にはわかりませんが・・・・見たところ何も持っていないようでうす。本当に何しに来たのでしょうね?」

「おいおいマジかよ?あんな所に荷物なしって・・・・どうやって来たんだ?」

「それを調べてるんじゃないのですか?」

うん?なんか頭の近くがうっせえな?


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