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テイマーになりました
第14話 ベアトリクスさんとマルセルさん
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《引き続き草原と森の境目・スライムを埋めた場所》
「きゃああ!こ、これよこれ!ねえロキュスさん、この子達よね?」
青と白の小さなスライムを見て興奮するベアトリクスさん。
ただこの子達が危険かどうかはまだ分かりません。
「スラちゃん、この子達は大丈夫なの?」
従魔のスラちゃんに聞いてみます。
従魔になると人の言葉が理解できるようになるようで、言葉を発する事はできませんが、何故か念話は通用します。
【だいじょうぶだよーぼくのこのこだからねー】
子の子って、人で言うなら孫?まだいまいち言葉足らずで理解しにくいですが。
但しスライムの場合は少し違う気がするのですが。
スラちゃんが最初に分裂した時、増殖かな?スラちゃんから増えた訳で、あれはスラちゃんの分身なのか本当に子なのかよくわからないのです。
但し増えたスライムはスラちゃんの言う事を聞いてくれて、僕に従ってくれているようです。
ただ、今回増えたスライム達がどうなるかは様子を見ないと。
しかしながら僕の心配は杞憂に終わりました。
何故ならば、増えたスライム達はその前に埋めた親スライム?とでも言うのか、その個体と共に僕の周りでピョンピョン跳ね始めたので、どうやら問題はなさそうです。
「ロキュス君、スライムの増殖とは驚きだよ。僕もこうして見るのは初めてだ。土に埋めるのかい?」
僕はどうやって判断したのかをマルセルさんに伝えましたが、実際にスライムの増殖に成功した人は、過去何年にもわたり現れなかったようです。
何が足りなかったのでしょうか?
「それにしてもよくこんな薬草の群生地を見つけたわね。」
ベアトリクスさんも薬草の群生地を見てそう感じたようですが、
「見つけた訳じゃないんです。」
「違うの?ではどうやって存在しているのかしら?」
ここで僕はワームをテイムし、アスワムちゃんと名付け従魔にしている事を伝えました。
その影響で、こうして薬草が驚くような成長を遂げた、と。
「ええ?ワームをテイムしたのかい?信じられないな。」
驚くマルセルさん。まあ実際に見てもらいましょう。
僕は頭の中でアスワムちゃんに出てくるように呼びかけます。
【いまむかうよー!まっていてー!】
暫くして地面からアスワムちゃんが姿を現します。
「うわ!本当にワームじゃないか!いや待てよ。この個体は本当にワームなのかい?ドラゴンの幼生体ではないのかい?」
「その、この子はアスワムちゃんって命名したのですが、そこまで知能がある訳ではなく、自分をワームと思っているようで、僕は鑑定を持っていませんから調べようがないのです。」
この後、実際にスライム達が薬草を体内に取り込み、容器を差し出すと中に吐き出していき、液体で満たされた品質は・・・・うん、色が中々に濃いですね。
「凄いね。昨日ベアトリクスが持ち込んでくれたポーションを見た時には驚いたのだが、本当にCランクのポーションだ。」
用意していた容器がスライム達の吐き出した液体で満たされたので、次の案件に移りました。青と白のスライムです。
「青いスライムが人間の皮膚を、それも汚れを食べるんだって?そして白いスライムは人間の排泄した汚物を処理してくれる?では少し待ってくれないかい?この場で用を足そうじゃないか。」
そう言ってマルセルさんは、森に生えている木の根元で用を足していきます。
そして白いスライム達がマルセルさんの出し終えた汚物の中に入っていきました。
見る見るうちに水たまりが消えていき、白いスライム達が外に向かって液体を放出しはじめました。
「この液体は?」
何故かマルセルさんは手持ちの小さな容器に、その液体を受けています。いつの間に用意をしていたのでしょうか。
「ほう、これは飲める水だね。汚物を取り込んで浄化をしているのかい?そんなスライムがいるとは・・・・このスライム達は一所にずっと居続けられるのかい?つまりトイレの中でずっと居たままでいられるのか、と言う意味なんだが。」
どういう事でしょうか?
人が住んでいる住居のトイレにスライムを入れて、処理させるという事でしょうか?
一応スラちゃんに聞いてみるも、
【まいにちたくさんのこうぶつをくれるの?ただたまにだしてあげないとしんじゃうよー】
試してみないと分かりませんが、できるかも?
この後マルセルさんは昨日のベアトリクスさん同様、青いスライムに全身を隅々まで触れてもらっていました。
予め聞いていたのか、そして先に用を足していたので失禁する事もなく、気を失う事もなく青いスライムの好きにさせていました。
青いスライムが僕の所に戻った後に・・・・結局増えたスライムを含め、全員?カバンの中に入り込んでいきました・・・・マルセルさんが一言、
「この青いスライム、借りる事は出来ないかな?」
この一言が僕の人生を大きく左右する事になろうとは、この時は思ってもみませんでした。
後に行う事になるレンタル従魔、これが最初のきっかけだったのです。
「きゃああ!こ、これよこれ!ねえロキュスさん、この子達よね?」
青と白の小さなスライムを見て興奮するベアトリクスさん。
ただこの子達が危険かどうかはまだ分かりません。
「スラちゃん、この子達は大丈夫なの?」
従魔のスラちゃんに聞いてみます。
従魔になると人の言葉が理解できるようになるようで、言葉を発する事はできませんが、何故か念話は通用します。
【だいじょうぶだよーぼくのこのこだからねー】
子の子って、人で言うなら孫?まだいまいち言葉足らずで理解しにくいですが。
但しスライムの場合は少し違う気がするのですが。
スラちゃんが最初に分裂した時、増殖かな?スラちゃんから増えた訳で、あれはスラちゃんの分身なのか本当に子なのかよくわからないのです。
但し増えたスライムはスラちゃんの言う事を聞いてくれて、僕に従ってくれているようです。
ただ、今回増えたスライム達がどうなるかは様子を見ないと。
しかしながら僕の心配は杞憂に終わりました。
何故ならば、増えたスライム達はその前に埋めた親スライム?とでも言うのか、その個体と共に僕の周りでピョンピョン跳ね始めたので、どうやら問題はなさそうです。
「ロキュス君、スライムの増殖とは驚きだよ。僕もこうして見るのは初めてだ。土に埋めるのかい?」
僕はどうやって判断したのかをマルセルさんに伝えましたが、実際にスライムの増殖に成功した人は、過去何年にもわたり現れなかったようです。
何が足りなかったのでしょうか?
「それにしてもよくこんな薬草の群生地を見つけたわね。」
ベアトリクスさんも薬草の群生地を見てそう感じたようですが、
「見つけた訳じゃないんです。」
「違うの?ではどうやって存在しているのかしら?」
ここで僕はワームをテイムし、アスワムちゃんと名付け従魔にしている事を伝えました。
その影響で、こうして薬草が驚くような成長を遂げた、と。
「ええ?ワームをテイムしたのかい?信じられないな。」
驚くマルセルさん。まあ実際に見てもらいましょう。
僕は頭の中でアスワムちゃんに出てくるように呼びかけます。
【いまむかうよー!まっていてー!】
暫くして地面からアスワムちゃんが姿を現します。
「うわ!本当にワームじゃないか!いや待てよ。この個体は本当にワームなのかい?ドラゴンの幼生体ではないのかい?」
「その、この子はアスワムちゃんって命名したのですが、そこまで知能がある訳ではなく、自分をワームと思っているようで、僕は鑑定を持っていませんから調べようがないのです。」
この後、実際にスライム達が薬草を体内に取り込み、容器を差し出すと中に吐き出していき、液体で満たされた品質は・・・・うん、色が中々に濃いですね。
「凄いね。昨日ベアトリクスが持ち込んでくれたポーションを見た時には驚いたのだが、本当にCランクのポーションだ。」
用意していた容器がスライム達の吐き出した液体で満たされたので、次の案件に移りました。青と白のスライムです。
「青いスライムが人間の皮膚を、それも汚れを食べるんだって?そして白いスライムは人間の排泄した汚物を処理してくれる?では少し待ってくれないかい?この場で用を足そうじゃないか。」
そう言ってマルセルさんは、森に生えている木の根元で用を足していきます。
そして白いスライム達がマルセルさんの出し終えた汚物の中に入っていきました。
見る見るうちに水たまりが消えていき、白いスライム達が外に向かって液体を放出しはじめました。
「この液体は?」
何故かマルセルさんは手持ちの小さな容器に、その液体を受けています。いつの間に用意をしていたのでしょうか。
「ほう、これは飲める水だね。汚物を取り込んで浄化をしているのかい?そんなスライムがいるとは・・・・このスライム達は一所にずっと居続けられるのかい?つまりトイレの中でずっと居たままでいられるのか、と言う意味なんだが。」
どういう事でしょうか?
人が住んでいる住居のトイレにスライムを入れて、処理させるという事でしょうか?
一応スラちゃんに聞いてみるも、
【まいにちたくさんのこうぶつをくれるの?ただたまにだしてあげないとしんじゃうよー】
試してみないと分かりませんが、できるかも?
この後マルセルさんは昨日のベアトリクスさん同様、青いスライムに全身を隅々まで触れてもらっていました。
予め聞いていたのか、そして先に用を足していたので失禁する事もなく、気を失う事もなく青いスライムの好きにさせていました。
青いスライムが僕の所に戻った後に・・・・結局増えたスライムを含め、全員?カバンの中に入り込んでいきました・・・・マルセルさんが一言、
「この青いスライム、借りる事は出来ないかな?」
この一言が僕の人生を大きく左右する事になろうとは、この時は思ってもみませんでした。
後に行う事になるレンタル従魔、これが最初のきっかけだったのです。
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