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ロキュス・目覚める
第128話 分身と酔っ払い?
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僕が先頭を切って進むの?陛下を前にして。
いいのかな?
「ほれロキュス殿、何を迷うている?余は何処にスライムが埋まっているのか知らぬのだ。早く案内せよ。」
心配無用でした。
「あっちよね?」
ちょっとレネーさんは僕から離れようか?
さり気なく引き離しにかかりましたが・・・・余計にしがみ付かれただけでした。
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいのよ?あと3年もすれば私達・・・・」
えーどこだっけ?確かあっち・・・・ってレネーさん何?
「あ、ごめんスラちゃん達何処かなって思っていたから聞こえなかった。」
「や!何でロキュスさん鈍感属性持ちになっちゃっているのよ!早くスライムに治してもらって。」
僕は寝ている間に耳が悪くなったのかな?
・・・・
・・・
・・
・
僕がスラちゃん達がいると思われる付近に到着すると、途端に地面が盛り上がっていきました。
真っ先に出てきたのはやはりスラちゃん。
その後スラちゃんを初めてテイムした頃そっくりな姿の、小さなスライム達がわんさかと出てきたのでびっくりしました。
【久しぶりでしたので、沢山増えました。今回は分身を中心としましたので、今後ご主人様をお守りすべく活動させて頂きます。なお、分身は私の初期状態同様の能力で御座います。】
何だかスラちゃんらしからぬ受け答えで、僕は少し戸惑っちゃいました。
で、地面から出てきたスライムは、分身10体。
そして・・・・紫色?生っていた果物と同じ色かな?何だかフラフラとした動きのスライムが3体います。
そしてつやつやな赤いスライムも3体。
後は元々いた分身スライムかな?スラちゃんと一緒に埋まっていたようで、ひょっこり出てきました。その後に色々なスライムが。たぶん今までもいた種類のスライムだよね。
【ご主人様、今後分身スライムが今まで私が行っていた増殖を承ります。私は今後ご主人様をお守りすべく、体内に入らせて頂きます。これにより今後切られるような事態に遭遇いたしましても、私でお守りできます。】
「ああうん、まあ切られたくはないけれど、どうするの?」
【ご主人様の体内全てに私が移動できるよう微細な状態となりまして、毛穴より硬化いたします。そして今後はより学習しつつ、ご主人様に助言を差し上げようと存じます。もう暫くいたしましたらもう1段階進化いたしますので、それまではこの状態で我慢を。そして伴侶の女性にも分身スライムによる護衛を行います。】
「え?そんな事が出来るの?」
「私の進化後に分身といたしましたスライムに関しては、10体まで取り込めますので、青や白い眷属の効果を常時発動いたします。」
つまり常に綺麗な状態を保て、お肌が常にいい状態?
うん、凄くいい。
「でもそれって今後欲しがる人がいるよね?」
【それは不可能に御座います。分身は今回ずっと行っていなかったからこそ沢山増えましたが、今後は1日2体までが限界。それに私は今後分身はご主人様に必要と判断するまで増やすつもりはございません。】
よくわからないけれど、分身はそうそう増やせられない上に、スラちゃんは沢山増やしたくない様子。
まあ、様子を見よう。
あ、フラフラなスライム・・・・なんだかお酒臭い?
【その子は果物より果実酒を生み出します。】
何ていう事!お酒がスライムから出るって事?
因みに今回増えたスライム、
紫色 :果物より果実酒を得られる。固形物はドロッとしており、こちらも酒として利用できる。
艶のある赤:酵母とお酢を得られる
酵母って何だっけ?後お酢って?
ちなみにこの赤いスライム、お酢は口から、酵母は乾燥した状態で固形物として落としてくれるようです。
紫色の落とす固形物は・・・・白ワインと言われる酒の元となるようです。
更に残った物体は何処かで有効利用できるのかな?それとも肥料?
今後色々検討しないと駄目ですね。
あ、そろそろスライムはいいかな?
アスワムちゃん達を見に行かないと。
そう思った瞬間、天ちゃんと念話かな?繋がり、
【今から其方へ向かおう。すぐに着く。】
直ぐに着くって・・・・念話が切れたと思った直後に何やら音がし始め、天ちゃん達天馬が勢ぞろいしていました。
いいのかな?
「ほれロキュス殿、何を迷うている?余は何処にスライムが埋まっているのか知らぬのだ。早く案内せよ。」
心配無用でした。
「あっちよね?」
ちょっとレネーさんは僕から離れようか?
さり気なく引き離しにかかりましたが・・・・余計にしがみ付かれただけでした。
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいのよ?あと3年もすれば私達・・・・」
えーどこだっけ?確かあっち・・・・ってレネーさん何?
「あ、ごめんスラちゃん達何処かなって思っていたから聞こえなかった。」
「や!何でロキュスさん鈍感属性持ちになっちゃっているのよ!早くスライムに治してもらって。」
僕は寝ている間に耳が悪くなったのかな?
・・・・
・・・
・・
・
僕がスラちゃん達がいると思われる付近に到着すると、途端に地面が盛り上がっていきました。
真っ先に出てきたのはやはりスラちゃん。
その後スラちゃんを初めてテイムした頃そっくりな姿の、小さなスライム達がわんさかと出てきたのでびっくりしました。
【久しぶりでしたので、沢山増えました。今回は分身を中心としましたので、今後ご主人様をお守りすべく活動させて頂きます。なお、分身は私の初期状態同様の能力で御座います。】
何だかスラちゃんらしからぬ受け答えで、僕は少し戸惑っちゃいました。
で、地面から出てきたスライムは、分身10体。
そして・・・・紫色?生っていた果物と同じ色かな?何だかフラフラとした動きのスライムが3体います。
そしてつやつやな赤いスライムも3体。
後は元々いた分身スライムかな?スラちゃんと一緒に埋まっていたようで、ひょっこり出てきました。その後に色々なスライムが。たぶん今までもいた種類のスライムだよね。
【ご主人様、今後分身スライムが今まで私が行っていた増殖を承ります。私は今後ご主人様をお守りすべく、体内に入らせて頂きます。これにより今後切られるような事態に遭遇いたしましても、私でお守りできます。】
「ああうん、まあ切られたくはないけれど、どうするの?」
【ご主人様の体内全てに私が移動できるよう微細な状態となりまして、毛穴より硬化いたします。そして今後はより学習しつつ、ご主人様に助言を差し上げようと存じます。もう暫くいたしましたらもう1段階進化いたしますので、それまではこの状態で我慢を。そして伴侶の女性にも分身スライムによる護衛を行います。】
「え?そんな事が出来るの?」
「私の進化後に分身といたしましたスライムに関しては、10体まで取り込めますので、青や白い眷属の効果を常時発動いたします。」
つまり常に綺麗な状態を保て、お肌が常にいい状態?
うん、凄くいい。
「でもそれって今後欲しがる人がいるよね?」
【それは不可能に御座います。分身は今回ずっと行っていなかったからこそ沢山増えましたが、今後は1日2体までが限界。それに私は今後分身はご主人様に必要と判断するまで増やすつもりはございません。】
よくわからないけれど、分身はそうそう増やせられない上に、スラちゃんは沢山増やしたくない様子。
まあ、様子を見よう。
あ、フラフラなスライム・・・・なんだかお酒臭い?
【その子は果物より果実酒を生み出します。】
何ていう事!お酒がスライムから出るって事?
因みに今回増えたスライム、
紫色 :果物より果実酒を得られる。固形物はドロッとしており、こちらも酒として利用できる。
艶のある赤:酵母とお酢を得られる
酵母って何だっけ?後お酢って?
ちなみにこの赤いスライム、お酢は口から、酵母は乾燥した状態で固形物として落としてくれるようです。
紫色の落とす固形物は・・・・白ワインと言われる酒の元となるようです。
更に残った物体は何処かで有効利用できるのかな?それとも肥料?
今後色々検討しないと駄目ですね。
あ、そろそろスライムはいいかな?
アスワムちゃん達を見に行かないと。
そう思った瞬間、天ちゃんと念話かな?繋がり、
【今から其方へ向かおう。すぐに着く。】
直ぐに着くって・・・・念話が切れたと思った直後に何やら音がし始め、天ちゃん達天馬が勢ぞろいしていました。
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