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ロキュス・目覚める
第130話 鉱山へ
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天ちゃん達が乗り物を曳いてくれたお陰で、20人以上の大所帯となった見学者?を無事アスワムちゃんがいると思われる鉱山へ連れて行く事が出来ました。
尤も僕も初めて来る場所なのですが。
恐らく天馬の能力でしょうが、欲に揺れる事なく1時間程で鉱山の近くへ到着しました。
小高い山といった感じですが、この山には何が眠っているのでしょう。
護衛の方が先に鉱山周囲を確認しにどこかへ消えていきました。
鉱山周囲には薬草も豊富にあるようで、早速スライム達が騒ぎ始めています。
因みに僕が所有していたカバンは、僕が行方不明になった時にその場に残っていなかったようで、では僕が発見された時にスライムが一緒に確保していたのかなあとも思いましたが、あったのは切られたカバンの残骸。
背中からバッサリ斬られたようで、その時カバンのヒモも切られて、一部カバン自体も切られたのかな?結局使い物にならなかったそうです。
収納かばんは完全に行方知れず。
セルファースという僕を切りつけた本人も知らないそうでしたので・・・・斬られた時に地面に埋まったのかな?
そのせいで今僕は新たなカバンを手に入れ、スライム達を入れているんです。
そのかばんの口を開けると、スライム達は勢いよく何処かへ行ってしまいました。
えっと、ポーションとかどうやって回収しよう?
そう思ったら、
【ご主人様、分身にお任せあれ。】
僕と一緒に?僕を直接囲ったスライムの事ですが、その分身が何とかしてくれるみたい。
言われた分身スライムですが、今スラちゃんは僕の体内に居て、スラちゃんが昨晩地面に潜った時、僕の所に居たスライムの事なんです。
何やらピョンピョン跳ねて、何処かへ行ってしまった眷属スライム達を追いかけていきました。
何だか忙しいね、スライム達。
さて、何処にいるのかな?
僕が見た訳じゃないのでさっぱり分かりません。
地面で普段と違う活動をしているワームを見つける手段を、僕は持ち合わせていません。
【我が主よ、こちらだ。】
そういえば天ちゃんは一緒に居たんだった。
「じゃ案内頼むよ。」
天ちゃんが移動を開始したので、僕は天ちゃんい付いて行きます。
天ちゃんが僕を背に乗せなかった事から、直ぐ近くにアスワムちゃん達がいるようです。
わざわざ乗せるまでもない、という事なのでしょう。
暫く進むと、天ちゃんが止まりました。
【この直ぐ先だ。】
僕は天ちゃんの前に行きました。
すると直ぐに地面が盛り上がり、
【ご主人様、お迎えありがとうございます。貴重な鉱物を確保いたしましたのでお納め下さい。】
え?いくらなんでもそれは駄目でしょ?
ここは僕の鉱山ではありませんし。
地面からはアスワムちゃんの他、沢山のワーム達が出てきました。
皆口に何かを咥えていて、どうやら掘り当てた?鉱物のようです。
でも、何か違う気がします。
既にいわゆるインゴットになっていたからです。
うーん、いいのかなこれ?
すると陛下が近くに来て、アスワムちゃんが地面に置いたインゴットを手にして、
「ほう、インゴットか・・・・何?こ、これは・・・・」
え?何?もしかして危険なものだった?
尤も僕も初めて来る場所なのですが。
恐らく天馬の能力でしょうが、欲に揺れる事なく1時間程で鉱山の近くへ到着しました。
小高い山といった感じですが、この山には何が眠っているのでしょう。
護衛の方が先に鉱山周囲を確認しにどこかへ消えていきました。
鉱山周囲には薬草も豊富にあるようで、早速スライム達が騒ぎ始めています。
因みに僕が所有していたカバンは、僕が行方不明になった時にその場に残っていなかったようで、では僕が発見された時にスライムが一緒に確保していたのかなあとも思いましたが、あったのは切られたカバンの残骸。
背中からバッサリ斬られたようで、その時カバンのヒモも切られて、一部カバン自体も切られたのかな?結局使い物にならなかったそうです。
収納かばんは完全に行方知れず。
セルファースという僕を切りつけた本人も知らないそうでしたので・・・・斬られた時に地面に埋まったのかな?
そのせいで今僕は新たなカバンを手に入れ、スライム達を入れているんです。
そのかばんの口を開けると、スライム達は勢いよく何処かへ行ってしまいました。
えっと、ポーションとかどうやって回収しよう?
そう思ったら、
【ご主人様、分身にお任せあれ。】
僕と一緒に?僕を直接囲ったスライムの事ですが、その分身が何とかしてくれるみたい。
言われた分身スライムですが、今スラちゃんは僕の体内に居て、スラちゃんが昨晩地面に潜った時、僕の所に居たスライムの事なんです。
何やらピョンピョン跳ねて、何処かへ行ってしまった眷属スライム達を追いかけていきました。
何だか忙しいね、スライム達。
さて、何処にいるのかな?
僕が見た訳じゃないのでさっぱり分かりません。
地面で普段と違う活動をしているワームを見つける手段を、僕は持ち合わせていません。
【我が主よ、こちらだ。】
そういえば天ちゃんは一緒に居たんだった。
「じゃ案内頼むよ。」
天ちゃんが移動を開始したので、僕は天ちゃんい付いて行きます。
天ちゃんが僕を背に乗せなかった事から、直ぐ近くにアスワムちゃん達がいるようです。
わざわざ乗せるまでもない、という事なのでしょう。
暫く進むと、天ちゃんが止まりました。
【この直ぐ先だ。】
僕は天ちゃんの前に行きました。
すると直ぐに地面が盛り上がり、
【ご主人様、お迎えありがとうございます。貴重な鉱物を確保いたしましたのでお納め下さい。】
え?いくらなんでもそれは駄目でしょ?
ここは僕の鉱山ではありませんし。
地面からはアスワムちゃんの他、沢山のワーム達が出てきました。
皆口に何かを咥えていて、どうやら掘り当てた?鉱物のようです。
でも、何か違う気がします。
既にいわゆるインゴットになっていたからです。
うーん、いいのかなこれ?
すると陛下が近くに来て、アスワムちゃんが地面に置いたインゴットを手にして、
「ほう、インゴットか・・・・何?こ、これは・・・・」
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