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1巻
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しおりを挟む第一話 45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
吾輩はおっさんである。
名前は白河小次郎(四十五歳)。
漱石さんには昔、たくさん世話になったな。その前は博文さんか。今の人は英世さんだよなあ。いや、柴三郎さんだったか。
初めて聞いたときは誰よそいつって思ったが、皆知っていたのだろうか。
何の話かって? まあ、分からなかったらいいよ。
さてと、今後のことにも影響があるかもしれないからちゃんと自己紹介をしておくよ。
見た目は中肉中背のいたって普通のおっさんといった感じ。
若いときは線が細くて顔も悪くはなかったとは思うんだけどね。体も細かったしね。
ただね……おっさん、身長が低いのよ。百六十センチなのよ。
昔は百六十·六センチとかでね、若干百六十センチを超えてたんだけど、今じゃあ百五十九·六センチとか……ギリギリ四捨五入で百六十センチといったところ。
だけど、このせいでねえ、昔でいうところの三高(懐かしい響きだ)とかには、引っかからないんだよ、おっさん。
まあ、中身で勝負ってやつさ。
趣味は読書(海外文学、ファンタジーの『指輪……』とか『ドラゴン……』シリーズとか)、音楽鑑賞(クラシック、特にベートーヴェンさん、シューベルトさんやチャイコフスキーさんとかもいいよね)。
それに家庭菜園、パソコン(自作を使っているよ。でも、やることは写真と動画の編集とネットぐらいだな)、写真撮影(結婚前は全国の花火大会の写真を撮りにいきまくっていた。あとは風景写真だ。間違っても女の子の写真は撮らなかったぞ! 人物は専門外だ!)。
地元の高校を出て就職してはや二十六年、ひたすら電車通勤している。
十年ほど前に結婚して二児の父親。
結婚してすぐに妻の実家をぶっ壊して新築したよ。
いわゆる二世帯住宅だね。
絶賛ローンレンジャー中さ。
ちなみに、上の子は小学生で、下の子はもうすぐ一歳。
家族との関係は良好。
まあ、下の子供がハイハイするようになってからは、夫婦水入らずの時間もなかなか取れなくてね。
具体的に何かって、そりゃあ……ゆっくり映画でも見たりとかさ、そういうの。
最近は夜中にこっそり……録りだめたドキュメンタリーを見たり、趣味の写真整理をしたりしているよ。
え? おっさんの話なんて興味ない、だって?
そりゃすまんね。そろそろ本題に入ろうか。
今日の朝なんだけどさ、いつものように家族に見送られて車に乗り込み、駅に向かったわけ。
あんなことになるとは想像すらしていなかったよ。
◇
俺はいつも、最寄り駅が始発の電車の、同じ車両の同じ座席に座るようにしている。
そのために少々早く駅のホームに到着しておき、電車を一本スルーしてから乗っている。
待っている間はスマホをポチポチしていればいいから、時間を持て余すこともなく便利な世の中になったな、とおっさんは思うわけなんだわ。
で、電車が到着して、着席してもしばらくはスマホをポチポチ。
発車する頃にはスマホをポケットに押し込み、カバンは膝の上に置いて腕を組み目を瞑る。
そうするとすぐに眠れる。一時間近くかかるからね、寝ておかないと。
たまに目の前に綺麗なお姉さんがいると、思わず見惚れて眠るのをやめてしまうけど、男なら仕方ないよな。
とまあ、こんな感じで三十分ほど経って、どこかの駅に到着したときにふっと起きてしまってね。
人が降りたあとの座席の取り合いをしているのか、おっさんの足に誰かのカバンが当たって、それで起きたのさ。
で、ふっと周りを見渡すと、目の前にスラッとした立ち姿の美しい女性がいた。
年の頃は二十代半ばぐらいだろうか。
おっさんはまだ降りないので、その位置にいたらお姉さんはいつまで経っても座れないなあと気になってしまった。
おっさん、下を向くと首が痛くなるので顔を上げて座るんだけど、するとちょうどお姉さんの胸元が目の前に来るので、変に意識しないように努めた。
まだしばらくはかかるからすぐにまた目を瞑る。
しかしそのとき、ふいに目の前が明るくなったかと思ったら、突然尻餅をついてしまった。
「あ? なんでだ。電車の座席に座ってたのに、なんで床に尻餅ついてんの」
身構えずに高さが五十センチ近くあるところからドスンと落ちたから、尻は痛いわ肺の空気は全部抜けたようになるわで、息苦しい。
怪我してないよな……と思いながら目を開けてみる。
あれ、電車の中じゃないぞ。
で、何やら柔らかいものが顔に触れている。
どうやらさっきの美しいお姉さんが支えをなくして、おっさんの方に倒れ込んできていたようだ。
お姉さんの胸元が、偶然にもおっさんの顔のすぐ近くに……いや、当たっている。
これは不可抗力だが、非常にまずい。
おっさんだって男だ、意識しないわけがない。
しかし、ここで下心を見せるのは論外。
腕を動かしなんとかこの状況を切り抜けようとするが、お姉さんがすごい力で抱きついてきている。う、腕が抜けない。
柔らかな感触が顔と腕に伝わってくる。
お姉さんがおっさんに「ごめんなさい」と何度も謝ってくるけど、こちらも混乱していて「いえ、大丈夫ですか」としか言えない。
で、しばらく状況が掴めないままお姉さんと見つめ合った後、周りを見渡す。
石造りの建物の中みたいだ。とても日本とは思えない。
ここどこだ、なんだこれ。
お姉さんも状況が分かっていないようだ。
ふと右隣を見ると、若い男性が床に座り込んで背中を擦っていた。
あ、こいつは隣に座っていた男性か。
他にも二十人近い人がいる。いや、もっと多いかもしれない。
お姉さんがまだこちらに寄りかかっているため、周囲がよく見えない。
それにしても、いつまでこんなにすごい力で抱きついてくるんだろう。
今も、顔と腕はお姉さんの柔らかな感触の中だ。
おっさんは妻子がいるんだから、この状況は何とかしないとまずいよな。
……しかも、よりにもよってこんなタイミングでトイレに行きたくなってしまった。
変な意味じゃないんだからね。おしっこがしたいんだよ。
それからしばらくすると、周りの人たちが「どこだここ」とか、「何が起こった」とか騒ぎ始めた。
おっさんは野郎には関心がないから、とりあえず目の前のお姉さんにだけ声をかけることにした(ちなみに、抱きついた状態からは既に解放済みだ)。
何せ男性陣はパニックになりかけてる。
こういうとき、慌てた方が負けなのだ。
そうだよね、紫電改。
「お姉さん、乗客の中に知り合いはいるのかな。いないならとりあえず俺から離れないで。何かおかしいよ」
お姉さんは、怯えたような瞳でこちらを見上げ、小さく頷いた。
何が起きたのか分からない状態で、いきなり年上の中年男性に「離れるな」と言われ、戸惑いつつも藁にもすがるような思いになったのかもしれない。
「は、はい、私は一人で通勤していますから、知り合いはいません。でも何なんでしょう、これ」
「俺も一人なんだ。とにかく状況が分かるまで絶対に一人にならないようにね」
俺が念を押すと、お姉さんは再びこくりと頷き、おっさんの腕を掴んだ。
あー、周囲の女の子たちは結構泣いているね。おっさんだって泣きそうだけど。
と、ここで離れた場所から声が聞こえた。
「ようこそ! インダルチャンス王国へ!」
なんだよ、インダルチャンスって。
インダァルヂャンス……道楽の国、か?
喋ってる奴、ニヤニヤしていてなんだか気持ち悪いな。
つーか、マジどこだよ、ここ。
……早くトイレに行きたい。
「我が名はフーリッシュ・フォン・ストゥール、この国で宰相を務めておる」
……おいおい、ようこそとか言っときながら、次は上から目線で自己紹介かよ。
「そなたらを召喚したのは他でもない、魔王討伐に協力してもらいたいからだ。そのために、我が国の国王であらせられるガーベージ三世陛下の命により、我が国が誇る魔術師どもに召喚させたのである。この世界は長らく魔王の脅威に晒されており、民は疲弊し、勇者の力も及ばぬ状況が続いておる。そこで、異世界より新たな力、すなわち『スキル』を持つ者を召喚し、この窮状を打破する一助とすることになったのだ。スキルとは、そなたら異世界人が持つ特有の能力……我らの世界の魔法や常識とは一線を画す、強力なものがそなたらには発現するとされておる」
召喚とか言っちゃってるよ、こいつ。
それに、魔王だの勇者だの、いきなり物騒な話が出てきたな。
スキルってのは、まあ、ゲームとかでよく聞くアレか。
隣のお姉さんを見ると、青ざめた顔で小さく震えている。無理もない。
「陛下がそなたらにもったいなくも直接お声をかけてくださる! このようなことは平民であれば末代までの栄誉である」
……おいおい、なんかこいつら、急に片膝をついて頭を伏せたぞ。
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「余がインダルチャンス王国の国王である。後のことはこの者たちから聞くがよい」
なんやあのおっさん、喋り終わったと思ったら隣の女にヘラヘラして。
信用ならない国王だな。
近くにいる若い男が頷いているけれど、あれは息子か?
中学生か高校生ぐらいだな。
あ、一人、二十代後半ぐらいのものすごい美女がいる。
もの悲しそうな表情をしている。
他の奴とは対照的な感じだ。むしろ好感が持てるぞ。
「それでは、これよりスキル担当大臣のライヤーより説明がある。そなたらも今の状況が知りたいであろう。ライヤー大臣、後は任す」
宰相を名乗る男がまた変なことを言ったぞ。スキル担当大臣って、なんだそりゃ。
「はっ! 宰相閣下、お任せください」
……ところで、どうでもいいけれど、俺たちずっとこのままなのか。
せめて椅子とかに座らせてくれないのか。
石の床は冷たくて硬くて嫌なんだけど。
それにいい加減トイレにも行きたいし。あー、ここのトイレに洗浄機能はあるのか。
今は小だからいいが、大をしたくなって洗浄機能がなかったらどうすんだよ!
外国にはないところがまだまだあるって言うし。
まさかトイレットペーパーすらないとか言わないよな。
「では、よろしいかな。私は召喚された皆さんが元の世界に戻るまで世話をするライヤーという者だ。ああ、心配ない、今回の召喚は本当は一人だけが目的で、他の者は巻き込まれただけだ。……ああ、静かにしてくれないかな。そう、それでよい。その者さえ確保できれば、他の者は無事に元の世界に戻すと約束しよう」
戻れるんか。
めっちゃ怪しいぞ。
あ、スーツを着ている奴らが騒いでるな。
「おい、本当に戻れるんだろうな」
「会社に遅れるじゃないか。どうしてくれるんだ!」
「大事な会議があるんだぞ!」
あ、高校生もなんか言ってるな。
「遅刻しちゃったら内申に響くんだけど、どうしてくれるの。推薦狙いだから内申大事なんだけど」
「急に場所が変わったからスマホ落っことして画面割れちゃった。修理代払ってくれる?」
うーん、みんな自分勝手なことばかり言ってるなー。
つーかまずは本当に無事に帰れるのかどうか、安全かどうか見極めないとだろう。
こういうときは目立たないようにするのが一番さ。
「お姉さん、この国の奴ら怪しいから、目立たないようにしといた方がいいよ」
俺が小声で言うと、お姉さんはびくりと肩を震わせたが、すぐに俺の意図を察したのか、神妙な顔で頷いた。
「は、はい。分かりました。そういえばあなたのこと、なんとお呼びすればいいのでしょうか」
「おっさんは白河小次郎って言うんだ。とりあえずは白河さんとかでいいよ。お姉さんはどう呼べばいいかな」
「は、はい、杉浦香苗と言います」
「香苗ちゃんだね」
俺がにこやかに言うと、香苗ちゃんは少しだけ表情を和らげたように見えた。
意識して気さくに話しかけてみたのだが、少しは警戒心を解いてくれたのだろうか。
とまあ、そんな風にコソコソと話をしつつ、お姉さんこと杉浦香苗ちゃんの名前をゲットしたのだった。
「皆の言いたいことは分かるが、安心してほしい! こちらでどれだけ時間が経っても、向こうに戻るのは召喚された直後となる。話を進めるが、先ほども言ったように今回の我らの目的は一人でな、それはこの腕輪で見つけ出せるのだ」
そう言ってライヤーが取り出したのは、精巧な意匠がこらされた腕輪だった。
「これを手首に装着してもらって我が呪文を唱えれば、そなたらが目的の人物かどうか分かる。この魔道具にそなたらの情報が伝わるのだ。その際、少しばかり体が怠くなるようなのだが、一時的なものなので心配はいらない」
このおっさん、最初は私って言ってなかったか。今、我って言ったぞ。
それに怠くなるって本当に大丈夫なのか。
「ただ、この腕輪は大変貴重な品で一つしかない。そのため、調べるのに時間がかかってしまうが、そのあたりは許してほしい」
あかん、そろそろ限界や、トイレ行かせてほしい。
目立ちたくはないが、正直に言うか……。
そう思っていると、ポケットに入れているスマホが振動し始めた。
あ、目覚ましでもかけていたかな。
どれどれ、スーッとな。
うん? 何か画面に見慣れない表示が出ているな。
なんだこれは。
誤って変な操作でもしてしまっていたか。
画面にさっきの腕輪みたいな絵が出ているな。
そしてその下には、その絵の説明文みたいな文章が書いてある。
〈名称:強奪の腕輪〉
〈効果:対象の人物に装着し、呪文を唱えれば対象のスキルを強奪できる。
この間、対象の身体能力は著しく低下する〉
〈種類:魔道具〉
〈素材:不明〉
〈作製者:不明〉
あ? 何これ。
え? え? どういうことだ。
ここに書いてあることが本当なら、やばいやつやん、あの腕輪。
もうスーツ組が何人か装着してしまっているぞ。
装着した奴ら、なんかすげーふらついているやん。
そのままどっかに連れていかれたし。
やばいやばいやばいやばい! 考えろ考えろ考えろ!
お! またスマホが鳴ったぞ。確認するか。
えっと、どれどれ……これ香苗ちゃんか? 香苗ちゃんの情報が表示されているようだ。
〈名前:杉浦香苗・すぎうらかなえ〉
〈種族:人間〉
〈年齢:25〉
〈性別:女性〉
〈職業:労働者〉
〈力:弱い〉
〈体力:貧弱〉
〈知力:高い〉
〈精神力:低い〉
〈俊敏:普通〉
〈魅力:高い〉
〈運:普通〉
〈保有スキル:調理・裁縫・調合・清掃・運転・社交・言語〉
〈称号・賞罰:ミス中部市〉
なんだこれ。
どこから突っ込めばいいか分からん。
つーかなんでスマホにこんなの表示してんの。
しかもこんな情報が見られるの、いろんな意味でやばくないか。
……年齢二十五歳。
いや、この状況でそこまでハッキリ表示されると、逆になんかこう、身も蓋もないというか……って、そんなこと考えてる場合じゃないわ!
ここは考えないといけない。
あの腕輪から逃れるためにどうしたらいいか。
考えるための時間を少しでも稼がなくては。
よし、決めた。トイレに行こう!
この行動が、今の絶望的な状況を打開する一手になるかは分からない。
だが、何もしなければ、あのスーツの連中と同じようにスキルを奪われて終わりだ。
それだけは、絶対に避けなければならない。
向こうも現時点でこちらに疑いを持たれたくないだろうから、トイレに行かせないということはないだろう。
その間に打開策を考えるんだ。
それに、少しでも状況を動かして様子を見たい。
まあ実際、尿意を我慢できないというのもあるけど……。
「トイレに行きたいから案内してくれないか」
スキル大臣に向かって、俺はそう言ってしまった。
さて、どうなるか。
「む、トイレか。我慢できないか」
「ムリムリ。ここに来た時点でしたかったんだ。さっさと済ませるから連れてってくれ」
「分かった。誰か手が空いてる者はいないか」
「わたくしが案内いたしましょう」
そこで名乗り出たのは、先ほどもの悲しそうな表情をしていた美女。
「ふん、何もできぬ無能の王女が出しゃばりおって」
「何かおっしゃいましたか、スキル大臣」
「いえいえ、何も。国王陛下がなんとおっしゃることやら」
「国王陛下、わたくしが案内するのに、何か不都合でもありますか」
「うーむ、どう思う、アラガントゥ」
美女の問いかけを受けて、国王は隣の后に目を向ける。
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